二条城の非公開エリア「香雲亭(こううんてい)」で行われる特別昼食2023に参加してきました!
これから行ってみようかな?とちょっと迷ってる方に向けてレポート記事を紹介しますね。
公式サイトには書かれていないけど、もう少し細かく知りたい!そんな方にお勧めの記事です。
最新の開催情報や予約方法が知りたい方は別記事のこちらをご覧ください。
目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をクリック/タップすると該当箇所にスクロールします)
メニュー(献立)を当日の写真で紹介より詳しく紹介【香雲亭・特別昼食2023年1月レポ】
当日頂いた献立表(1月版)
当日のお料理と共にいただいた献立はこちらです。
こちらの内容をお料理の写真と共に紹介していきますね。
香雲亭には、水屋などの水道設備はありますが、ガスコンロなどの火を使う調理器具は使えないため、IHを持ち込み調理されています。そのため、逸品料理は順番に提供され最初と最後でタイムラグが発生します。
三段重一の段:取肴一式の詳細(画像つき)
三段重の1番上、一の段「取肴一式」の詳細はこちらです。
お猪口から右回りに紹介していきます。
- 猪口
⇒お猪口に入っているのは湯葉 - 出汁巻き玉子
- 鰆小串
- 海老旨煮
- 自家製ピクルス
⇒茗荷の酢づけ - 栗甘露煮
- ゆば揚げ浸し
- 松風(松風焼き)
⇒表面にけしの実を振り焼き上げたもの
三段重二の段:炊き合せの詳細(画像つき)
三段重の2番目、二の段「炊き合せ」の詳細はこちらです。
中央下の青み(京いんげん)から右回りで紹介します。
- 青み
⇒京いんげん - 小巻ゆば
- 梅麩
⇒梅の形のお麩 - 海老芋
⇒里芋の仲間でエビのように反った形なので海老芋と言われる
京都を中心に関西でよく使われる - 湯葉真丈
⇒京料理いそべのオリジナル商品
湯葉で作った”がんもどき” - 棒鱈
⇒マダラの干物 - 慈姑
三段重三の段:油物の詳細(画像つき)
三段重の3番目、三の段「油物」の詳細はこちらです。
手前の抹茶塩は省略して、1番右の酢橘から左に紹介します。
- 酢橘
- 梅丸十の素揚げ
⇒梅の形に切ったサツマイモ
サツマイモを丸十と呼びます - 堀川牛蒡海老真丈射込み
⇒堀川牛蒡は京都では有名な直径が太いゴボウ
- 湯葉の香煎餅揚げ
- 青唐の素揚げ
逸品料理:聖護院かぶら蒸しの詳細(画像つき)
- 聖護院かぶら
- 梅人参
⇒梅の形に切ったニンジン - うぐいす菜
⇒京の伝統野菜のひとつで蕪(かぶ)の一種
⇒高級料理に使用される商品でほとんど市場に出回ることが少ない - 柚子
なお、2023年の2月の回に予約をすると逸品料理は「ゆばと甘鯛の豆乳鍋」に変わります。
ご飯:たけのこ炊き込みご飯の詳細(画像つき)
香の物の詳細(画像つき)
- 昆布山椒煮
お吸い物(留椀):白みそ仕立て汁の詳細(画像つき)
献立表に記載がないのですが、お料理にお吸い物(留椀)がありました。
※献立になかったのはこの年(2023年)だけ特別に提供されたメニューだったからだそうです。
- 白みそ仕立て汁
⇒に小さな球体のお餅がはいっていました。
⇒京都のお正月に食べる白みそのお雑煮という感じですね。
<スポンサーリンクの下に記事が続きます>
飲み物の詳細
新春の昼食では、飲み物は暖かいお茶が提供されます。
2023年の1月は、コロナの影響で最初だけ湯のみに入ったお茶がテーブルに置かれ、スタッフの方にお願いすると継ぎ足してもらえるすたいるでした。
※現在は各テーブルに土瓶が置かれ自由に継ぎ足しができます。
もし、お薬を飲む用などでお水が欲しい場合、スタッフの方にお願いするといただけます。
デザートの詳細
※平日のデザートはコロナの影響により平日の来城者が激減していた時の特典で2024年以降はデザートはなくなったそうです。
デザートは自家製豆乳プリンで、平日のみ提供されます。
残念ながら休日に行ったのでデザートはなく、お写真は撮れませんでした。
<スポンサーリンクの下に記事が続きます>
お料理の量(ボリューム)【香雲亭・特別昼食2023年1月レポ】
かなりお腹いっぱいになります。
11時30分の回に参加するので朝食をごくわずかにして行きましたが、かなりお腹いっぱいで苦しいくらいでした。
印象としてはお魚系がずっしりとしていてお腹に貯まる感じです。
<スポンサーリンクの下に記事が続きます>
室内の様子【香雲亭・特別昼食2023年1月レポ】
香雲亭内の様子
室内は上の写真のようにテーブルと椅子がおかれ、パーテーションで区切られています。
テーブルは8卓で定員は28名までです。
2名で予約した場合には、横並びで座るようになります。
席は事前に決まっていて係の方が案内してくれます。
おそらく早く予約した方からお庭側中央から埋めているのだと思います。
今回、予約開始から3時間後に電話したからか、お庭側の中央よりの席に案内していただけました。
香雲亭の特別昼食のチラシには「庭を眺めながら」とありますが、暖房を聞かせるためにガラス障子はすべてしまった状態です。※現在は雪見障子付のガラス戸をアクリル板式の戸をはめ込んで外が見えるようになっています。
雪見障子の下側は開けてあるのでそこから覗くとこんな感じでお庭が見えます。
(2023年1月撮影)
<スポンサーリンクの下に記事が続きます>
当日の流れ(タイムスケジュール)【香雲亭・特別昼食2023年1月レポ】
1日の流れの概要
- 開始10分前集合*
*開催時期により集合時間は変更になることがあります
⇒香雲亭前の竹の結界前で待ちます。
⇒集合時間になるとスタッフの方が結界をあけてくれます - 順番に受付(支払い)
⇒お支払い(現金のみ)を済ませると部屋の中に案内されます
⇒あらかじめ席は決まっています - 京料理いそべさんの挨拶
- お食事スタート
⇒2023年1月はコロナを加味して黙食を推奨されていました - 京料理いそべさんの挨拶
⇒この後の撮影タイムのオススメスポットなどを教えてもらえます - お庭や室内の撮影タイム・各自解散
⇒2023年1月はコロナを加味してスタッフの方に撮影をお願いするのはNGでした
1日の流れを画像と共に紹介
1.開始10分前集合
お食事当日、集合時間まで下の写真にある場所で待ちます。
何度かお伝えしていますが、席は事前に決まっているので早く行っても席を選べません。
2.順番に受付(支払い)
受付とお支払いは香雲亭の階段を上がったところでします。(支払いは現金のみ)
下の画像で人が立ってる場所がそうです。
受付を済ませたら、室内でテーブルの場所を案内されます。
予約順に席が決められています。
3.京料理いそべさんのご挨拶
全員が席に着いたら、お料理提供元の「京料理いそべ」さんからご挨拶があります。
4.お食事スタート
挨拶が終わったら食事のスタートです。
暖かいお料理は順番に配膳されます。
ご飯は暖かいものが配膳されます。
白みそのお出しに小さな球体のお餅がはいったお椀ものも暖かくいただけます。
聖護院かぶら蒸しは湯気が立つほどアツアツでした!
5.京料理いそべさんからおはなし
だいたいの方が食事を終えるとお料理提供元の「京料理いそべ」さんからご挨拶があります。
この時に、撮影ポイントなどを教えていただけます。
撮影ポイント:庭のハートと隠れミッキー
6.お庭や室内の撮影タイム・各自解散
撮影タイムは室内もお庭も自由に撮影させていただけます。
床の間です。
違い棚です。
皆さん思い思いに記念撮影されます。
(2023年1月撮影)
この角度から見たお庭かっこよくないですか?↑
茶房前田の建物も撮れちゃいます。↑
ハート | ミッキー |
こちら↑が撮影スポットのハートと隠れミッキーです。
思う存分写真を撮ったら、各自解散です。
<スポンサーリンクの下に記事が続きます>
参加しての感想【香雲亭・特別昼食2023年1月レポ】
感想は一言、大満足です!
京料理いそべさんの店舗でお料理をいただく方が、温かくてよりおいしいのでしょうが、普段は入れない貴重な空間で食事ができたのは何にも代えがたい貴重な体験です。
清流園は香雲亭がある方から見るのが本来のかたちなので、特別昼食に参加しないと見られない景色なのでとても貴重です。
これまで何度も清流園を見てきましたが、やはり正面からちゃんと見ると美しさがちがいますね。
また、今回天気予報が雨だったにもかかわらず、参加した時間は晴れて日差しがとても暖かかったので、年末から「都七福神めぐり」して満願した御利益だな!と勝手に満足していました。
良いものにたくさん触れるとそれだけ自分に返ってくるので、迷われてる方はぜひお申込みしてみてくださいね♪
<スポンサーリンクの下に記事が続きます>
空調設備【香雲亭・特別昼食2023年1月レポ】
香雲亭内の空調設備(寒さ対策)
香雲亭は二条城の中の建物のなかで唯一冷暖房が完備された建物とのことで、夏は冷房、冬は暖房をつけてもらえます。
京都の冬の寒さは尋常じゃないせいかテーブルの下にはホットカーペットが敷かれていました。※現在はアクリル板式の戸にして空調がききやすくなったのでホットカーペットは敷かないそうです。
<スポンサーリンクの下に記事が続きます>
あなたにオススメの記事
記事で紹介した内容は執筆時の情報です。変更になることもありますので合わせて二条城や京料理いそべの公式サイトもご確認ください。