京都府八幡市にある国宝・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は京都の裏鬼門(西南の方角)の守護神で、厄除開運・必勝祈願のパワースポット。
そんな石清水八幡宮でいただける御朱印には、知る人ぞ知る「鳩(ハト)の隠れ御朱印」があるんです。他にも季節ごとに変わる「刺繍(ししゅう)の御朱印」が人気です。
今回は、鳩(ハト)の隠れ御朱印の頼み方、石清水八幡宮で授与される4種の通常御朱印や刺繍御朱印12種のデザインや料金、受付時間や朱印所の場所に加え、オリジナルの御朱印帳などを紹介していきます。
では、目次を開いて気になる項目から読み進めてくださいませ♪
【石清水八幡宮】鳩(はと)の隠れ御朱印の頼み方と注意点!
鳩(はと)の隠れ御朱印の頼み方
まず最初に1番気になる隠れ御朱印の頂き方について紹介しますね。
石清水八幡宮の朱印所で鳩バージョンの隠れ御朱印をお願いするときは次のように伝えればOKです。
御本社の御朱印とは、こちら(↓)の御朱印のことです。
↑御本社の御朱印(通常版)
「御本社の御朱印」通常バージョンと鳩バージョンを比較できるように2つを並べた写真も載せてておきますね。
八幡大神の「八」の文字が鳩の形(イラスト)になるのが、隠れ御朱印です。
ただ、こちらの隠れ御朱印をいただく際に事前に知っておきたい2つの注意点があるので紹介しておきますね。
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鳩(はと)の隠れ御朱印 2つの注意点
注意点1:鳩のデザインは書き手によって異なる!
鳩の御朱印をSNSなどにアップされている方の画像を見ると、鳩の形(イラスト)は書き手さんによってデザインが違います。
鳩文字の御朱印をお願いした際に「どんな鳩(神の使い)が手元にきてくださるか」という楽しみ方ができます。
SNSにアップされた鳩の御朱印からイラストの違いがわかるものをピックアップしてみました。参考にしてみてください。
石清水八幡宮 京都府八幡市
八幡大神を祀る 開運、必勝のご利益のある
パワースポットです。
今月も月参りし鳩文字にて(日付も)御朱印を
頂きました😊 pic.twitter.com/Yb3l7j8Z7h
— Kazu.k (@Kazu102709) October 21, 2022
8月10日(ハトの日)に御朱印を頂くとどうなるのか気になりますね。
日本三大八幡の一社、石清水八幡宮。
国史見在社、二十二社、旧官幣大社、勅祭社、国宝本殿。
京都の裏鬼門を鎮護し、社殿の北東には鬼門封じのため石垣が切り取られてます。
社務所で申し出れば鳩の御朱印を頂けます。今回の鳩はなかなか活きが良かったです。
本来8/10の鳩の日に参拝したかったけど。 pic.twitter.com/m1npd5JGPJ— 伊穂明 (@an_ioaki) August 29, 2020
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同じ書き手の方であっても1回1回の「鳩」には魂がこもり、唯一無二というのがまたいいですね。
今回いただいた白抜きの鳩バージョンは、SNSであまり見かけなかったので、もしかしたらかなりレアなのかもしれません!(もしくは書き手の方が新しい方か)
注意点2:鳩バージョンの御朱印は御朱印所の見本にないけど焦らない!
(2022年11月19日に撮影した見本表)
石清水八幡宮の御朱印所には上の画像にあるように御朱印の見本が掲示されています。
鳩文字バージョンはあくまで隠れ御朱印なので、見本には掲載されていませんので、焦らずに「鳩文字でお願いします」と伝えてみてくださいね。
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【石清水八幡宮】御朱印の種類(通年4種+刺繍13種)と料金一覧
通年いただける通常の御朱印4種の料金一覧
石清水八幡宮で通年いただける御朱印は次の4種類です
- 「御本社」の御朱印(300円)
⇒八幡大神の墨文字
⇒朱印帳への直書き
⇒隠れ御朱印「鳩」に変更可能 - 「摂社・石清水社」の御朱印(300円)
⇒中央の墨文字無し、岩清水社の朱印のみ
⇒1牧書き(書置き)のみ - 「摂社・武内社」の御朱印(300円)
⇒中央の墨文字無し、武内社の朱印のみ
⇒300円・1牧書き(書置き)のみ - 「摂社・高良社」の御朱(300円)
⇒中央の墨文字無し、高良社の朱印のみ
⇒1牧書き(書置き)のみ
本殿の祭神と縁の深い神様を祀る社のこと
御本社 |
摂社・石清水社 | 摂社・武内社 | 摂社・高良社 |
詳細へ | 詳細へ | 詳細へ | 詳細へ |
(2022年11月19日に撮影した見本表)
石清水八幡宮の朱印所には見本の一覧が掲示されているので(上の画像)、見本を見ながらお願いすることができます。
通常の御朱印をいただく前の参拝場所
御朱印をいただく前に参拝するなら、こちらのマップを参考にしてくださいませ。
石清水八幡宮の昇殿参拝でいただいたパンフレットの地図に書き込みしています。
標高143メートルの男山いったいが石清水八幡宮になっています。
麓・中腹・山頂に参拝場所があります。
御朱印を頂く前の参拝場所
御本社(本殿) | 男山の山頂 |
---|---|
摂社・武内社 | 本殿内部にお祀りされているので、御本社同じ場所での参拝 |
摂社・高良神社 | 男山の麓、石清水八幡宮の駐車場の前 |
摂社・石清水社 | 男山の東斜面の中腹 |
男山の山頂に石清水八幡宮の本殿があります。
「摂社・武内社」は本殿の内部にお祀りされているので、石清水八幡宮の本殿で参拝すれば問題ありません。
「摂社・高良神社」は男山の麓にあり石清水八幡宮の駐車場の前にあります。
「摂社・石清水社」は男山の東斜面の中腹にあります。
季節でデザインが変わる「刺繍御朱印」12種の料金一覧
「刺繍御朱印」の料金は1枚1000円で、1枚書き(書置き)のみになります。
参拝する時期によって選べるデザインが異なります。
- 刺繍御朱印(春)3種(各1,000円)
⇒3・4・5月のみ授与
⇒「桜と蝶」「梅と鶯」「松と鳩」の3種 - 刺繍御朱印(夏)3種(各1,000円)
⇒6・7・8月のみ授与
⇒「椿と鶺鴒」「牡丹と蜻蛉」「杜若と鴫」の3種 - 刺繍御朱印(秋)3種(各1,000円)
⇒9・10・11月のみ授与
⇒「紅葉と鹿」「菊と鶴」「橘と鷹」の3種 - 刺繍御朱印(冬)3種(各1,000円)
⇒12・1・2月のみ授与
⇒「竹と鳳凰」「水仙と雉子」「南天と兎」の3種
(2022年11月19日に撮影した見本表)
石清水八幡宮の御朱印所にいくと上の画像のような見本があります。
参拝月が3.4.5月なら春、6.7.8月なら夏、9.10.11月なら秋、12.1.2月なら冬の中から欲しい御朱印を伝えます。
刺繍御朱印の四季(春夏秋冬)の区切り
春 | 3.4.5月 |
---|---|
夏 | 6.7.8月 |
秋 | 9.10.11月 |
冬 | 12.1.2月 |
刺繍部分のデザインの詳細は後ほどお伝えしますね。
すぐに確認したいかたはこちらをクリックすると該当記事にジャンプします。
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【石清水八幡宮】通常御朱印4種の墨文字や朱印に書かれている文字
1.御本社の御朱:墨文字や朱印解説
石清水八幡宮「御本社の御朱印」墨文字や朱印の詳細
右側列 | 上の朱印の文字 | 奉拝 |
---|---|---|
下の朱印の文字 | 國寶(国宝) | |
墨文字 | 洛南男山 | |
中央の列 | 墨文字 | 八幡大神 ※八の文字が鳩のシルエット |
朱印の文字 | 石清水八幡宮 | |
左側の列 | 墨文字 | 参拝日(元号●年●月●日) |
料金 | 300円 | |
御朱印タイプ | 朱印帳への直書き |
八幡大神は日本と皇室の守護神で、第15代天皇として数えられる応神天皇が神格化された存在です。
石清水八幡宮の御祭神はこちら(↓)。
- 応神天皇(誉田別命)
⇒第15代天皇 - 神功皇后(息長帯比賣命)
⇒応神天皇の母 - 比咩大神(多紀理毘賣命 /市寸島姫命/多岐津毘賣命)
⇒『古事記』と『日本書紀』に登場する三女神で海(水)にまつわる女神
石清水八幡宮は、皇室が先祖に対して祭祀を行う廟(=特定の人物を祀る建物)なので、応神天皇と神宮皇后が祀られています。
八幡大神は皇室の祖先であると考えられていたため、天皇や上皇が崇拝してきた歴史があります。
御祭神が祀られている石清水八幡宮の本殿の様子は公式Instagramにあったのでシェアしますね。
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↓石清水八幡宮の本殿
- 社殿の10棟が国宝
⇒平成29年に指定:
本殿、摂社武内社本殿、瑞籬、幣殿及び舞殿、 楼門、東門、西門、 廻廊3棟 - 現在の社殿は寛永11年(1634年)徳川三代将軍家光の造替によるもの
- 現存する八幡造の本殿の中で最古かつ最大規模
- 日本三大八幡宮の一社で二所宗廟のひとつ
・皇室が先祖に対して祭祀を行う廟(=特定の人物を祀る建物)のこと
・伊勢神宮と石清水八幡宮を指す
本殿は、昇殿参拝を申し込むと神職の方のガイド付きでご本殿内を見学できます。
・料金:1000円
・開催時刻:11時の回、14時の回の2回
※この時間以外も対応可能の場合もありとのこと
・所要時間:各30分
※事前予約なし、当日境内の「おふだお参り授与所」にて申し込み
※行事などで休止日あり、お正月期間はなし
2.摂社・石清水社:墨文字や朱印解説
摂社・石清水社の読み方は「せっしゃ・いわしみずしゃ」で、御朱印の墨文字や朱印はこのように書いてあります。
左上の朱印の文字 | 奉拝 |
---|---|
中央上段の朱印の文字 | 石清水八幡宮摂社 |
中央下段の朱印の文字 | ・石清水社印 ・瓢箪柄の中:霊泉 |
右側の墨文字 | 参拝日(元号●年●月●日) |
料金 | 300円 |
朱印のタイプ | 1枚書き(書置き)のみ |
摂社・石清水社の社前から湧き出る「石清水」は、厳冬にも凍らず、ひどい日照り(大旱)の時にも涸れない霊泉と言われているため、瓢箪の中に「霊泉」の文字があります。
↓摂社・石清水社
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石清水社本殿、井戸を含む神水舎および鳥居は京都府指定文化財です。
石造りの神明鳥居には、松花堂昭乗の書による銘文が刻まれており、境内に完全な形で残る鳥居としては最古のものです。
当宮にて斎行される年間100余の祭典には、当日早朝に汲み上げられた「石清水」が御神前に献供されています。
(引用元:石清水八幡宮公式サイト)
摂社・石清水社は男山の東斜面の中腹にあります。
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3.摂社・武内社の御朱印:墨文字や朱印解説
石清水八幡宮本殿のに祀られている応神天皇(15代)と神功皇后に使えた家臣・武内宿禰を祀る武内社の御朱印です。
摂社・武内社の読み方は「せっしゃ・たけうちしゃ」で、御朱印の墨文字や朱印はこのように書いてあります。
右側列 | 上の朱印の文字 | 奉拝 |
---|---|---|
下の文字 | 國寶(国宝) | |
中央の列 | 上の朱印の文字 | 石清水八幡宮摂社 |
下の朱印の文字 | 武内社 笹のイラスト |
|
左側の列 | 墨文字 | 参拝日(元号●年●月●日) |
料金 | 300円 | |
朱印タイプ | 1枚書き(書置き)のみ |
武内社は国宝にしていされているため国宝の朱印があります。
なお、天皇に使えた家臣と言っても、古事記や日本書紀に登場する伝承上の人物です。
↓摂社・武内社
(引用元:八幡市公式サイト)
武内社は本殿内の北面にあり、昇殿参拝(有料)に参加すると見ることができます。
上の画像の瑞籬(朱色の柱と緑の格子部分)の奥左手にあるのが武内社です。
本殿など聖域と一線をひくために造られた垣根や塀のこと
武内社は国の重要文化財に指定されています。御祭神の武内宿禰は本宮主祭神の応神天皇と神功皇后に仕え、300年以上生きたと伝わる武人で延命長寿の神としても篤く信仰されています。なお、武内社へのご参拝は御本殿前にてお参りください。
(引用元:石清水八幡宮公式サイト)
・料金:1000円
・開催時刻:11時の回、14時の回の2回
※この時間以外も対応可能の場合もありとのこと
・所要時間:各30分
※事前予約なし、当日境内の「おふだお参り授与所」にて申し込み
※行事などで休止日あり、お正月期間はなし
4.摂社・高良社の御朱印:墨文字や朱印解説
摂社・高良社の読み方は「せっしゃ・こうらしゃ」で、御朱印の墨文字や朱印はこのように書いてあります。
右側列 | 上の朱印の文字 | 奉拝 |
---|---|---|
下の文字 | 徒然草 第五十二段の地 | |
中央の列 | 上の朱印の文字 | 石清水八幡宮摂社 |
下の朱印の文字 | 高良神社 | |
左側の列 | 墨文字 | 参拝日(元号●年●月●日) |
料金 | 300円 | |
朱印タイプ | 1枚書き(書置き)のみ |
石清水八幡宮の摂社・高良社は「高良神社」のことで、八幡地区の氏神さまです。
高良神社は『徒然草』にも登場し、徒然草 第五十二弾で、仁和寺の法師が石清水八幡宮と間違えて参拝したエピソードがあるため御朱印に「徒然草 第五十二段の地」と書かれています。
↓摂社・高良社
高良神社は摂社の中でも、八幡地区の氏神として篤い崇敬を受けています。 創建は、貞観2(860)年とも同11(869)年ともいわれ、慶応4(1868)年の鳥羽伏見の戦いの兵火によって炎上しましたが、その後、幾度かの再建・移築を経て、現社殿は明治39年に元の位置に再興されたものです。
(引用元:石清水八幡宮公式サイト)
高良神社は男山の東側の麓、石清水八幡宮の一ノ鳥居をくぐって100mほど進んだところ、ちょうと石清水八幡宮の駐車場の前にあります。
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【石清水八幡宮】季節で絵柄が変わる「刺繍御朱印」12種詳細
刺繍御朱印:料金と基本デザイン(印や墨文字について)
刺繍御朱印の料金は1,000円で1枚書き(書置き)のみになります。
左上と右下の刺繍の組み合わせが12種あり、参拝する月によって選べる種類が変わります。(後ほど詳細を紹介)
右側列 | 上の朱印 | 奉拝 |
---|---|---|
下の朱印 | 國寶(国宝) | |
墨文字 | 洛南男山 | |
下の刺繍 | 動物や昆虫の刺繍 ※選んだデザインによって異なる ※上の画像は鷹(たか) |
|
中央の列 | 墨文字 | 八幡大神 ※八の文字が鳩のシルエット |
朱印 | 石清水八幡宮 | |
左側の列 | 刺繍 | 花の刺繍 ※選んだデザインによって異なる ※上の画像は橘(たちばな) |
墨文字 | 参拝日(元号●年●月●日) | |
料金 | 各1,000円 | |
朱印タイプ | 1枚書き(書置き)のみ |
刺繍御朱印は、和紙に供花神饌の刺繍を施した御朱印で、書置きのみになっています。
1枚1000円です。
刺繍のモチーフ供花神饌(きょうかしんせん)とは?
刺繍御朱印の左上と右下にある刺繍のモチーフは、石清水八幡宮で9月15日に行われる勅祭「石清水祭放生会(石清水祭)」で、神様のお食事(神饌)と共にお供えされる「供花神饌」で使われるモチーフです。
天皇の勅使(使者)が派遣されて執行される神社の祭祀のこと
↓実際の供花神饌
供花神饌は御花神饌、造り花とも呼ばれます。
供花神饌は神前にお供えして神さまにご覧いただき、御心を慰めていただくためのもので、他の神社ではほとんど例を見ない特殊な神饌(神様のお食事)とのことです。
上の画像にある供花神饌は実物の展示用です。
実際には下のInstagramのようにお供えされます。
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供花神饌は12種ありそのモチーフがそのまま刺繍御朱印12種になっているわけですね。
ひとつ例をお見せするとこうなります。
↑上の画像の供花神饌のモチーフ「紅葉と鹿」が ↓下の画像のように刺繍御朱印のモチーフになっています |
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刺繍部分のデザイン12種を詳しく紹介
石清水八幡宮の朱印所はタイミングによっては長蛇の列になり、ゆっくり見本を見ながら考える時間がないかもなので、先に決めておくのをお勧めします。
どれにするか決めやすいように各季節の刺繍の詳細を紹介しておきますね。
刺繍御朱印「春」の絵柄:授与期間は3・4・5月 | |
桜と蝶 | |
梅と鶯 | |
松と鳩 | |
刺繍御朱印「夏」の絵柄:授与期間は6・7・8月 | |
椿と鶺鴒 | |
牡丹と蜻蛉 | |
杜若と鴫 | |
刺繍御朱印「秋」の絵柄:授与期間は9・10・11月 | |
紅葉と鹿 | |
菊と鶴 | |
橘と鷹 | |
刺繍御朱印「冬」の絵柄:授与期間は12・13・14月 | |
竹と鳳凰 | |
水仙と雉子 | |
南天と兎 |
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【石清水八幡宮】オリジナルの御朱印3種の料金とサイズ
石清水八幡宮では次の3つのオリジナル御朱印を授与されています。
- 西陣織朱印帳(通年販売:2,000円)
- 本蒔絵朱印帳(通年販売:3,000円)
- 石清水灯燎華限定 蒔絵 御朱印帳(5月4日限定販売:3,000)
それぞれのデザインやサイズはこの後紹介しますね。
通年販売されている「西陣織朱印帳」と「本蒔絵朱印帳」
(2022年11月18日に撮影した見本)
西陣織 御朱印帳 | ・絵柄:石清水祭 神幸行列 ・料金:2,000円 ・縦16cm×横11cm |
---|---|
本蒔絵 御朱印帳 | ・絵柄:国宝 御本社 絵柄 ・料金:3,000円 ・縦16cm×横11cm |
※どちらの御朱印帳も中は白紙のみで御朱印は別途いただく必要があります。
石清水八幡宮:西陣織 御朱印帳(2,000円)
西陣織 御朱印帳 | ・絵柄:石清水祭 神幸行列 ・料金:2,000円 ・サイズ:縦16cm×横11cm |
---|
石清水八幡宮の西陣織の御朱印帳には、日本三大勅祭の1つの石清水祭での行列(神幸行列)の様子が刺繍されています。
石清水祭は清和天皇の貞観5(863)年、旧暦の8月15日に「石清水放生会」と称し、八幡大神様が男山の裾を流れる放生川のほとりにお臨みになって生ける魚鳥を放ち「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀として始められました。そしてこの石清水祭が勅祭として斎行されたのは、天暦2(948)年の勅使御差遣に始まるとされています。
その後、円融天皇の天延2(974)年には朝廷の諸節会に準じ楽人舞人が舞楽を奏することなどが定められ、さらに延久2(1070)年には当日の太政官勤務の最上位たる上卿が勅使を兼ね、参議以下朝廷の諸官を率いて参向し、神輿の渡御を行わせ給うなど益々荘厳の度を加えることとなりました。
(引用元:石清水八幡宮公式サイト)
石清水八幡宮:本蒔絵 御朱印帳(3,000円)
本蒔絵 御朱印帳 | ・絵柄:国宝 御本社 絵柄 ・料金:3,000円 ・縦16cm×横11cm |
---|
石清水八幡宮の本蒔絵 御朱印帳には、国宝の御本社が描かれています。
漆工芸の代表的な加飾技法、蒔絵の御朱印帳です。
蒔絵は、漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、漆が乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法です。
【お取り扱いについて】
日本独自の伝統工芸である蒔絵を施した朱印帳です。
熟練した職人がひとつひとつ丹精を込めておつくりいたしました。
お手入れは湿らせた柔らかい布で軽くお拭きください。
(引用元:朱印帳付属の取り扱い説明書)
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毎年5月4日限定販売「石清水灯燎華限定 蒔絵 御朱印帳」
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石清水灯燎華限定 蒔絵 御朱印帳 |
・絵柄:石清水灯燎華で月夜に浮かぶ御本社 ・料金:3,000円 |
---|
※どちらの御朱印帳も中は白紙のみで御朱印は別途いただく必要があります。
5月4日限定の御朱印帳には、月と国宝の御本社が描かれています。
こちらも漆工芸の代表的な加飾技法、蒔絵の御朱印帳です。
石清水灯燎華開催時間:5月4日 19時~21時
(御朱印帳は5月4日当日 午前8時30分からお受けいただけます)
※2022年は中止
引用元:石清水八幡宮公式サイト
石清水灯燎華は、石清水八幡宮が勧請されて1140年となった平成11年(1999年)以降開催されている恒例行事です。
ロウソクやかがり火などで石清水八幡宮本殿や境内を照らし出し、日本古来の伝統美を堪能してもらう目的で開催されます。
神仏の分霊を請(しょう)じ迎えること
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東京から京都に移住したのでこういう1日限りの催しにも気軽に行けて嬉しい限りです♪
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【石清水八幡宮】御朱印をいただける朱印所の場所と受付時間・(境内図あり)
石清水八幡宮の南総門を背にして右側にある建物「おふだ・お守り授与所」の右側で御朱印をいただくことができます。
朱印所の場所 | おふだ・お守り授与所(向かって右手側) |
---|---|
御朱印受付時間 | 9:00~16:00(1/20~12/31) ※年末年始は変動 |
南総門開閉門時間 | 6:00~18:00(1/20~12/31) ※年末年始は変動 |
※時間は変更になる可能性が高いのでお出かけ前に公式サイトにてご確認ください
御朱印所の場所をイラストマップで上から位置を見るとこんな感じです(下の画像赤丸部分)。
御朱印の受付時間は『おふだ・お守り授与所』の受付時間と同じ、9時~16時(1月20日~12月31日)で、年末年始は変動があります。
年末年始については次の通り公式サイトに掲載がありました。
年末年始のおふだ・お守り授与所開設時間
12月31日 9:00~閉設なし
1月1日 終夜~21:00
1月2日・3日 6:30~20:00
1月4日・5日 7:30~18:00
1月6日~10日 8:00~18:00
1月11日~19日 8:30~18:00
1月20日~ 9:00~16:00
※社頭状況により変更する場合がありますので、何卒ご了承ください。
(引用元:石清水八幡宮公式サイト)
前述していますが、御朱印をいただく場所はこんな感じで御朱印の見本が掲載されています。
(2022年11月19日撮影)
こちらの見本をを見ながらお願いできますが、人が多いと焦ってしまうので事前に決めて行くのがおすすめです。
右手の巫女さんが御朱印の書き手さんで、左手の巫女さんが受付&授与担当さんでした。
御朱印帳と引き換えに番号札などは渡されません。(2022年11月19日現在)
御朱印帳の引き換え札はなく、巫女さんが「こちらの御朱印帳でお待ちの方~」と声をかけるだけなので、他の方の御朱印帳と間違えないようにする必要があります。
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【石清水八幡宮】御祭神(祀られている神さま)とご利益をサクッと紹介
御祭神 | ・応神天皇(誉田別命) ⇒第15代天皇 |
---|---|
・比咩大神(多紀理毘賣命 /市寸島姫命/多岐津毘賣命) ⇒『古事記』と『日本書紀』に登場する三女神で海(水)にまつわる女神 |
|
・神功皇后(息長帯比賣命) ⇒応神天皇の母 |
|
ご利益 | 国家鎮護、厄除開運、必勝、交通安全、安産、病気平癒 |
石清水八幡宮は、京都の裏鬼門(南西の方角)に位置し、古くから都の守護神・国家安泰の神として朝廷や武将からの篤い信仰を受けてきた神社です。
平安時代中期から中世の頃には、朝廷(国)が天変地異が起きたときに神前に供物を捧げた22の第一級神社のひとつでした。
また、源氏の氏神として崇められ、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という名だたる武将からの信仰もあつく武将の聖地と言ってもいい場所です。
現代では松下幸之助(パナソニック)、鳥井信治郎(サントリー)、出光佐三(出光)をはじめ多くの文化経済人にもゆかりが深い神社です。
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【石清水八幡宮】見どころをサクッと簡単に紹介
さて、石清水八幡宮でいただける御朱印の魅力を感じてもあとは実際に行こう!と思えるかどうかですよね。
参拝前にチェックしておきたい、石清水八幡宮の歴史や特徴・見どころも簡単に紹介しておきます。
石清水八幡宮の基本情報
ざっくり概要を知りたい方のためにまずは基本情報を一覧で紹介します。
正式名称 | 石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう) |
---|---|
愛称/旧称 | やわたのはちまんさん/男山八幡宮 |
創始 | ・貞観元年(859)僧侶・行教 ・宇佐八幡宮で受けた神託に従い山城国男山山頂に八幡大菩薩を迎えた |
御祭神 | ・応神天皇(誉田別命) ・比咩大神(多紀理毘賣命 /市寸島姫命/多岐津毘賣命) ・神功皇后(息長帯比賣命) |
ご利益 | 国家鎮護、厄除開運、必勝、交通安全、安産、病気平癒 |
神使 | 鳩 |
札所等 | 神仏霊場巡拝の道第81番(京都第1番) |
文化財 | ・織田信長公寄進の「黄金の雨樋(建造物)」 ・左甚五郎作の欄間彫刻「目貫の猿」 |
石清水八幡宮の歴史・特徴・見どころで押さえておきたい5点!
石清水八幡宮の参拝・拝観に行く前に押さえておきたいポイントは次の5点です。
- 最大最古の八幡造で国宝の「社殿」
⇒創建以来、何度か再建を繰り返し、
現在の社殿は寛永11年(1634年)に徳川3代将軍・家光が修造
⇒本殿正面の龍や虎、鳩の彫刻がかわいい! - 武将が奉納した樹齢700年超えの「大楠」
⇒鎌倉時代から室町時代初期に活躍した
武将・楠木正成(くすのき まさしげ)が
必勝祈願参拝の折りに奉納したと伝わる - 本殿をぐるっと囲む織田信長寄進の「信長塀」
⇒天正8年に織田信長が寄進したと伝わる築地塀
⇒築地塀は泥土をつき固めて作った塀耐久に優れる - 最も聖なる場所「摂社・石清水社」
⇒石清水八幡宮総研前に霊水「石清水」が湧き出ていたところ
⇒冬に凍らず夏に涸れない霊泉として聖なる場所 - 「エジソン記念碑」
⇒エジソンが白熱電球に使った竹は男山周辺の真竹!
⇒エジソンの娘が「これほど立派な記念碑はアメリカでも見たことがない」と感激
本殿の周りをぐるっと見るだけでもいろいろな摂社や末社があり、鎌倉時代以降の灯篭がずらっと並んでいたりと歴史あるすごいものがサラッとたくさんあるというのが石清水八幡宮の印象でした。神事やイベント行事も本格的に行われているので、何度も訪れたくなる神社です。
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【石清水八幡宮】交通アクセス・最寄駅から徒歩コースかケーブルカーで!
【石清水八幡宮】最寄り駅は2つ!
住所 | 〒614-8588 京都府八幡市八幡高坊30 |
---|---|
最寄り駅 | 京阪電車(京阪本線) 「石清水八幡宮駅」下車、 徒歩約30~40分 |
京阪石清水八幡宮参道ケーブル 「ケーブル八幡宮山上」駅下車、徒歩5分 ※京阪電車「石清水八幡宮駅」下車後、改札を出て参道ケーブルへ乗り換える。参道ケーブルの麓の駅名は「ケーブル八幡宮口」 |
石清水八幡宮の本殿は男山(標高142.5M)の山頂に鎮座しているため、阪急電車の「石清水八幡宮駅」から徒歩で向かうと約30分程かかります。
さすがに徒歩で階段や登り坂は辛い!という方には参道ケーブル(ケーブルカー)を使って「ケーブル八幡宮山上駅」まで行くのがおすすめです。
ケーブル八幡宮山上駅まで行けばそこから本殿までは徒歩約5分です。
では、徒歩コース、参道ケーブルコース、それぞれの行き方を紹介します。
【石清水八幡宮】徒歩で本殿(山頂)まで行くなら「石清水八幡宮駅」から徒歩約30分
最寄り駅 | 京阪電車(京阪本線) 「石清水八幡宮駅」下車、徒歩約30分 |
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石清水八幡宮駅の改札を出て左手に進むとバスロータリーがあるので、歩道(エジソン通り)を歩いて「一ノ鳥居」を目指します。
「石清水八幡宮駅」から一ノ鳥居までは3分くらいです。そこから約27分ほどかけて本殿を目指します。
徒歩ルートの場合、「一ノ鳥居」から本殿までは「表参道ルート」か「裏参道ルート」かで山頂の本殿を目指します。
(もちろん、別ルートでも大丈夫です)
裏参道ルートの場合、階段が急なので足元に十分な注意が必要です。足に自信がない方やお子様連れの方は「表参道ルート」か「参道ケーブル」がおすすめです。
下の地図上の黄緑色の点線が「表参道ルート」、オレンジの点線が「裏参道ルート」(途中、摂社石清水経由)です。
参考地図1: 一ノ鳥居にある地図に書き込みしたもの |
参考地図2: 石清水八幡宮パンフレット地図に書き込みしたもの |
表参道や裏参道を歩いていく場合、人気が無いこともあるので不安な方は参道ケーブルで山頂まで行くのをおすすめします。
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【石清水八幡宮】ケーブルカーを使って本殿に行くなら「八幡宮山上駅」から徒歩約5分
駅名 | 山頂の駅:「ケーブル八幡宮山上」駅 (麓の駅:「ケーブル八幡宮口」駅) |
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運行時間 | 8:10~18:15 ※9時台~17時台は、00分から15分間隔 |
運賃 | 片道きっぷ:大人300円/子ども150円 往復きっぷ:大人600円/子ども300円 ⇒山頂の駅にきっぷ売り場(発券機)はないので帰りも乗るなら先に往復きっぷの購入が必要 ⇒もし、買い忘れたら山頂の駅でそのまま乗って麓の駅で現金精算 ※子どもは6歳以上12歳未満の小学生 ※ICカード利用可 |
定員 | 145人 |
所要時間 | 片道 約3分 |
TEL | 06-6945-4560 京阪電車お客さまセンター 9:00~19:00 ※土・日・祝・休日は17:00まで ※年末年始(12月30日~1月3日)は除く |
参道ケーブルで山頂まで行く場合、阪急本線「石清水八幡宮駅」の改札を出た後、右手に進み参道ケーブルの麓の駅「ケーブル八幡宮口駅」へ向かいます。
2つの駅の間隔は歩いて2分の近距離です。
(↓参道ケーブルの麓の駅「ケーブル八幡宮口」)
参道ケーブルで山頂の駅まで行った後は、ひたすら緩やかな登坂と階段を約5分くらい歩きます。
(山頂の駅を出たところ↓)
参道ケーブルについてもっと確認したい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
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【石清水八幡宮】御朱印情報まとめ
- ご朱印の授与場所:おふだ・お守り授与所
- 受付時間:9:00~16:00(1/20~12/31)※年末年始は変動
御本社 300円・直書き |
御本社(鳩Ver.) 300円・直書き ※ 隠れ御朱印 |
刺繍御朱印 (全12種) 各1000円・書置き |
摂社・竹内社 300円・書置き |
摂社・高良社 300円・書置き |
摂社・石清水社 300円・書置き |
こちらで紹介している情報は記事執筆時点のもので御朱印の種類や料金などは変更になることもあります。
お出かけ前に公式サイトや公式SNSでご確認のうえ、お出かけくださいませ。
それでは素敵な京都旅を♪