特別拝観

【京の冬の旅2023】東本願寺「僧侶が案内する諸殿」と「大寝殿・白書院」の違いを比較表で紹介!(公開エリア・撮影可能箇所・公開日時・拝観受付など)

第57回京の冬の旅の公式サイトやパンフレットをみて、東本願寺の「僧侶が案内する諸殿(2000円)」と「大寝殿・白書院(800円)」の違いはいったいなんなの?と首を傾げたのは私だけではないはず!

同じ疑問を持ったあなたのために、実際に「僧侶が案内する諸殿」に参加してわかった2つの違いを紹介していきます。

こんな方のお役に立てれば幸いです。

  • 「僧侶が案内する諸殿」のキャンセル待ちをするか迷っている方
  • 2つの違いがよく分からずモヤモヤしている方

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてくださいませ。
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比較表:東本願寺「僧侶が案内する諸殿」と「大寝殿・白書院」の違い(公開エリア・撮影可能箇所・公開日時・ガイドによる説明など)【第57回京の冬の旅2023】

比較一覧表

僧侶が案内する諸殿 大寝殿・白書院
拝観料 2000円 800円
予約の
有無
完全予約制 予約不要(事前予約も可能)
※混雑時は事前予約優先
公開日 2023年
1月:7、13、14、20、21、27、28日
2月:3、4、10、11、17、18、24、25日
3月:3、4、10、11日
2023年
1月7日(土)~3月16日(木)
拝観
時間
【1回目】9:00~
【2回目】15:30~
※1日2回で所要時間 約60分
※10分前集合
【1月・2月】
・10:00~16:00
(15:30受付終了)
【3月】
・10:00~16:30
(16:00受付終了)
公開
エリア
【通常公開エリア】
・阿弥陀堂、御影堂、境内、参拝接待所ギャラリー展示

【通常非公開エリア】
・大寝殿、白書院、白書院前の能舞台(外観のみ)
撮影可能
エリア
本堂・阿弥陀堂以外OK
拝観
受付
「参拝接待所」の前
チケット
デザイン
拝観チケットは共通のデザイン
拝観
方法
・指定の時間に集まって僧侶の案内と共に見学(約60分)
※約60分の僧侶のガイドが終わった後も首からかける参加証を「諸殿用」から「大寝殿・白書院用」に変更してもらえば、非公開エリアに戻って気が済むまで拝観可能(非公開エリアの出入口に参加証返却受付があるのでそこで変えてもらう)
・拝観時間内に個人で自由に見学
説明
案内


・僧侶による説明案内
⇒基本台本を読みながらの説明

⇒僧侶の声が離れても聞けるようイヤホンガイドの貸し出しあり
・特別公開エリアに説明員が配置されメインの場所は解説あり
⇒基本的には暗記した内容の説明(担当者によって内容に違いあり)
⇒ガイドを担当する会社は寺院によって異なる(多いのは京都SKY観光協会のシニアガイドの方々)
⇒質問すれば答えてもらえるが担当会社や担当者によって知識にバラつきあり
・僧侶の説明対象エリア
阿弥陀堂、御影堂、阿弥陀堂と御影堂を繋ぐ廊下に設置された、
・京の冬の旅ガイドの説明対象エリア
非公開エリア「大寝殿」「白書院」
その他 ・チラシ・付箋・しおりなどが入ったお土産袋の配布あり
・60分のガイドのラストに僧侶より慶讃法要(きょうさんほうよう)のボランティア募集のお知らせタイムあり

※上記の内容が拝観日によっては変更になる場合もあります。

違いの結論を端的にいうならこの2つ!

東本願寺「僧侶が案内する諸殿」と「大寝殿・白書院」の違いを簡潔にいうなら次の2点。

  1. 「僧侶が案内する諸殿」にはお土産がつく(チラシ・付箋・しおり)
  2. 「僧侶が案内する諸殿」は一般公開エリアの「阿弥陀堂」「御影堂」「尾神嶽殉難おがみだけじゅんなん」の解説がある

上記以外は、見学できるエリアも写真を撮れるエリアも変わりません。全く同じです。

「僧侶が案内する諸殿」の見学内容に「阿弥陀堂」「御影堂」が含まれますが、「阿弥陀堂」「御影堂」は一般公開されているエリアなので、「大寝殿・白書院」で拝観する方も自由に見学ができるため、見学できるエリアが同じになります。

そして、非公開エリアは全員写真を撮っていいのでこちらも違いがありません。

また、非公開エリアには京の冬の旅のガイドさんが要所要所に立つので、作品や建物の説明もしていただけます。

僧侶と京の冬の旅のガイドさん、両方の説明を聞きましたが内容はほぼ同じです。
私が参加した日は、僧侶しかしらないアレコレみたいな内容はありませんでした。
台本を読み上げながらの説明でした。

Kico
Kico
「僧侶が案内する諸殿」の方は僧侶の案内が終了したあとに、「諸殿」の参加証から「大寝殿・白書院」の参加証に変えてもらえば、引き続き非公開エリアの見学が可能です。

僧侶だからこその解説をしいてあげるなら、白書院前の能舞台でとある有名歌手がコンサートをしたことくらいでしたね。(ネタバレ防止のために誰なのかはあえて伏せて書いています)

ただ、阿弥陀堂と御影堂を繋ぐ回廊に展示されている「尾神嶽殉難おがみだけじゅんなん」のジオラマや毛綱、橇の説明は「僧侶が案内する諸殿」に参加しないと聞けないものでした。

京の冬の旅コールセンターで、東本願寺「僧侶が案内する諸殿」と東本願寺「大寝殿・白書院」の拝観は、拝観エリアが別物と案内されていたらそれは間違いです。上記の京に書いた通りどちらも同じ場所が拝観できます。

Kico
Kico
今回初めてコールセンターに質問の電話をしてみましたが短期バイトの方なのかあまりよくわかってないようで、間違った内容を案内されてしまいました。この経験から、京都が好きで貴重な時間とお金を特別な体験に使おうとする読者の方々のお役にたてるよう、より詳しく記事を書いていこうと思いました。

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撮影可OKエリアとNGエリア一覧:東本願寺「僧侶が案内する諸殿」と「大寝殿・白書院」【第57回京の冬の旅2023】

撮影可OKエリアとNGエリア一覧

東本願寺「僧侶が案内する諸殿」と「大寝殿・白書院」、どちらの拝観も撮影可能エリアは同じです。

1.一般公開エリア
阿弥陀堂内 撮影:×
※外観は撮影OK
御影堂内
境内 撮影:〇
参拝接待所ギャラリー展示
2.非公開エリア
大寝殿外観・内部・庭園 撮影:〇
白書院外観・内部・庭園
白書院前の能舞台(外観)

※上記の内容が今後変更になる場合もあります。

こちらは大寝殿の様子。ガラス越しですが間近で写真が取れます。

Kico
Kico
昔はガラスは設置されてなかったそうですが、とある理由からガラスで作品を保護するようになりました。その理由は拝観時に説明を聞くと教えてもらえますよ!

東本願寺「僧侶が案内する諸殿」と「大寝殿・白書院」の拝観受付の場所【第57回京の冬の旅2023】

「僧侶が案内する諸殿」と「大寝殿・白書院」の拝観受付の場所は同じです。

東本願寺の御影堂門をくぐって右側にある「参拝接待所」の前、向かって左側に「京の冬の旅拝観受付」のテントがあります。

境内図で紹介するなら上の画像の★印が「京の冬の旅拝観受付」です。
東本願寺は「阿弥陀堂門」と「御影堂門」の2つの入り口がありますが、御影堂門から入る方が受付がすぐに見え、分かりやすいです。

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こちらで紹介している情報は記事執筆時点のもので変更になることもあります。
お出かけ前に公式サイトや公式SNSでご確認のうえ、お出かけくださいませ。
それでは素敵な京都旅を♪