京都市内、壬生寺の近くにある「八木邸(八木家)」は、新撰組誕生の地(最初の屯所)として人気の観光スポット。土方歳三や沖田総司によって芹澤鴨の暗殺が行われた八木家の主屋には、当時の刀傷が残り、幕末期の遺構(残存する古い建築物)として京都市指定有形文化財に指定されています。
そんな「八木邸(八木家)」の主屋は、説明ガイド付きで見学ができます。
本記事では「八木邸(八木家)」の見学方法や公開時間、見学ルートなど、公式サイトだけでは分からない詳細と見学レビューをお伝えします。
なお、本記事はこんな方に向けた記事です。
- 初めて「八木邸(八木家)」の存在を知ってどんな場所か知りたい方
- 入場料1,100円を出してでも見る価値があるのか知りたい方
- 公式サイトを見てもガイドの案内時間がわからず困っている方
- 屯所餅がどんなお菓子なのか知りたい方
- 「八木邸(八木家)」への生き方や周辺の観光スポットを知りたい方
目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
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新撰組屯所跡・八木邸はどんなところ?
八木邸(八木家)の外観
上の写真の竹の結界の奥に見えるのが、見学ができる主屋があるエリアです。
主屋の手前には、八木家が営む京菓子店「京都鶴屋鶴寿庵」があります。(上の写真の右側の建物がお菓子屋さん)
こちら↑の長屋門をくぐった右側に「八木邸(八木家)」の主屋があります。
長屋門は1804年(文化元年)建造。京都市指定有形文化財です。
長屋門とは:門の扉口の両側に部屋が連なる形式の門。
こちら↑が実際に見学する主屋。江戸時代後期の武家屋敷風の建物です。
八木邸(八木家)が新選組屯所となった理由は?
八木邸がある壬生村は京都の街に隣接し二条城が見える開けた土地で、壬生菜や藍などが盛んに栽培される京都屈指の農地でした。
八木家は、新撰組にかかわる以前から、京都守護職や京都所司代ともつながりを持つ名家で、当時の当主・八木源之烝は壬生郷士の長老的な役割をつとめていたため、八木家が拠点の一つに選ばれたといわれています。
八木邸(八木家)を屯所として使った新選組メンバーは?
八木邸(八木家)を宿舎(屯所)として利用したメンバーは次の13名です。
- 芹澤鴨
- 新見錦
- 近藤勇
- 土方歳三
- 沖田総司
- 山南敬助
- 井上源三郎
- 永倉新八
- 原田左之助
- 藤堂平助
- 野口健司
- 平山五郎
- 平間重助
新撰組屯所・八木邸(八木家)の基本情報
拝観方法と予約の有無
新選組の壬生屯所旧跡「八木邸(八木家)」 | |
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拝観方法 | ガイド付きの見学+お店で抹茶と和菓子(屯所餅)で一服までがセット ※ガイド開始時間は土日祝日と平日で異なります(詳細はこちら) ※高校生以下はガイド付き見学のみも選択可能 |
予約の有無 | 事前予約不要・当日受付 |
新選組の壬生屯所旧跡「八木邸(八木家)」の拝観は、案内ガイド付きの見学+お店で抹茶と屯所餅で一服がセットになっています。(中高生と小学生以下は見学のみも選択可能)
新撰組の屯所、芹澤鴨暗殺現場となった建物内を見学した後に、八木家が運営する和菓子屋さん(京都鶴屋鶴寿庵)で、お抹茶と和菓子(屯所餅)で一服します。
(↑見学後に頂くお抹茶と屯所餅)
事前予約は不要です。
案内ガイド付きの見学が始まる前に見学受付を済ませればOK。
ガイド付き見学が開始時間は決まっています。
土日祝日と平日では開始時間が異ります。(この後詳細を紹介します)
公開日・公開時間(ガイド付き見学開始時間)
新選組の壬生屯所旧跡「八木家」 | |
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公開日 | 月~日曜日(不定休) |
公開時間 | 9:00~17:00(最終受付16:00) ※上記時間内で平日は45分間隔、土日祝日は30分間隔で解説ガイド付きの見学が開始となる |
ガイド付き見学 開始時間 |
【土日祝日】 9:00~/9:30~/10:00~/10:30~ 11:30~/12:00~/12:30~ 13:00~/13:30~/14:00~/14:30~ 15:00~/15:30~/16:00~ |
【平日】 9:00~/9:45~/10:15~/11:00~/11:45~ 12:30~/13:15~/14:00~/14:45~ 15:15~/16:00~ |
拝観料と所要時間
新選組の壬生屯所旧跡「八木家」 | |
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拝観料 | 【大人】 1,100円(税込)(ガイド付き見学・抹茶・屯所餅付き) |
【中高生】2パターンから選択可能 ・1,100円(税込)(ガイド付き見学・抹茶・屯所餅付き) ・600円(税込)(ガイド付き見学のみ) |
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【小人】2パターンから選択可能 ・800円(税込)(ガイド付き見学・抹茶・屯所餅付き) ・300円(税込)(ガイド付き見学のみ) |
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所要時間 | 約35~40分 ・建物内の見学(ガイド付き)が約30分(全員共通) ・和菓子店内の御休み処での一服が約5~10分(個々で自由) |
新撰組の屯所跡「八木邸(八木家)」は、和菓子屋さんを営まれているので、屯所跡(主屋)の見学の後、お店でお抹茶と和菓子で一服までがワンセットの拝観料になっています。
大人(大学生含む)は、見学と抹茶と和菓子(屯所餅)で一服のセットのみですが、高校生以下は見学のみも選べます。
拝観の所要時間は、屯所跡、建物の見学が約30分(解説ガイド付き)で、そのあとの一服は制限時間は決められていませんが、お休憩券をお店の方に渡してからお菓子を食べ終わるまで、早ければ5分くらいです。
拝観者が多いと、お抹茶とお菓子がでてくるまで少し待つかもしれませんが、10分で食べ終われると思います。
もちろん、友達や家族とゆっくりおしゃべりしていれば一服時間は長くなります。
(↑見学後にいただく屯所餅とお抹茶セット)
撮影の可否
残念ながら、新選組の屯所跡「八木邸(八木家)」の建物内は全面撮影禁止です。
長屋門をくぐったあとは写真が取れません。
新撰組屯所・八木邸(八木家)の拝観受付の場所と流れ
拝観受付の場所は2か所
店内の拝観受付 | お店の前(店外)の拝観受付 |
(↑クリック・タップで拡大します)
新選組に住まいを提供した八木家のご子孫は、和菓子屋さんを営まれています。
なので、拝観受付は店内とお店の前(店外)の2か所にあります。
どちらで受付をしてもOKです。
(↑店内の拝観受付)
店内拝観受付は、店舗の奥の方にあります。和菓子店の奥が新選組グッズ売り場になっていて、「拝観券券売所」のパネルが置かれている場所が拝観受付です。
受付に人がいないときは、和菓子売り場にいる方に拝観希望だと伝えれば対応していただけます。
拝観受付の流れ
STEP1:拝観料のお支払と配布物の受け取り
拝観料支払以後に、「八木邸(八木家)」の解説資料(A4サイズのリーフレット)と御休憩券(お抹茶+お菓子引換券)を受け取ります。
上の写真の拝観料のパネルの下に置いてあるのが解説資料(リーフレット)と御休憩券です。
(↑ご休憩券)
STEP2:見学開始時刻まで待機
リーフレットとお休憩券を受け取ったら、見学開始時間まで店内の休憩所で待ちます。
↓こちらの赤い毛氈がかけられたイス(床几台)で座って待つことが出します。
STEP3:屯所跡の建物へ
(↑八木家長屋門)
見学時間になったら、いよいよ屯所跡の建物へと向かいます。
上の写真にある長屋門をくぐった右手側に新選組屯所跡の建物(主屋)があります。
玄関幕にある家紋は、八木家の家紋で「三つ木瓜紋」です。
(↑八木邸主屋)
↑こちらが見学する屯所跡の主屋。
前述しましたが、写真が撮れるのはここまでです。
引き続き、見取り図を使って公開エリアと見学ルート、見どころを紹介します。
新撰組屯所・八木邸の公開エリアと見学ルート・見どころ
公開エリアと見学ルート
新選組の壬生屯所旧跡「八木家」拝観ルートと概要 | |
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①奥の間 | ・座ってガイドさんの解説を聞く →パイプ椅子が6個用意されています →解説内容は八木家と新選組の関係、新選組の成り立ち、芹澤鴨暗殺について |
②縁側 | ・縁側からお庭を見た後、現存する刀傷を見学 →上の見取り図内の赤丸部分、鴨居に刀傷あり |
③芹澤鴨絶命の部屋 | ・芹澤鴨がとどめを刺された部屋を見学 →暗殺当日どのような状況だったのかガイドさんの解説あり |
④土間 | ・部屋の中から土間を見学 →ここでガイドさんの解説は終了 |
⑤休息所へ | ・お抹茶とお菓子で一服しに店舗の休息所(御休み処)へ |
見学ルートに合わせて見どころ紹介
本玄関で靴を脱いで奥の間へ
(引用元:八木家のリーフレットより)
本玄関で靴を脱ぎ、奥の間に進みます。
奥の間では、ガイドさんの解説を聞きます。
奥の間にはパイプ椅子が6個用意されているので座って解説を聞くことができます。
椅子がうまったら畳の上に座って聞きます。
ちなみに、上の写真の1番奥に見えているのが奥の間です。
写真にはテーブルがありますが、見学時にはおいてありません。
ガイドさんの解説は、八木家と新選組の関係、新選組の成り立ち、芹澤鴨暗殺についてなどです。
解説を聞いたらすぐに縁側に出るので、あまり奥の間をゆっくり見ることはありません。
ちなみに、この奥の間は、芹澤鴨が暗殺される日に寝ていた部屋になります。
庭
縁側から主屋の北側にある庭を見ながら当時の壬生の解説を聞きます。
現在は、塀があり外は見えませんが新選組が屯所として使っていた当時はあたり一面田んぼで、二条城が直接見えたそうです。
ちなみに、「八木邸(八木家)」から二条城までは直線距離で約1.8kmです。
鴨居の刀傷と芹澤鴨絶命の部屋
縁側からまず、芹澤鴨暗殺日についた刀傷を見学します。
その後、芹澤鴨が絶命した部屋に入り、当時の様子についての解説があります。
剣豪だった芹澤がつまづき、命を落とす原因となった「文机」は当時のものだそうです。
逃亡しようと試みた芹沢鴨がつまずいたという文机
当時の様子はぜひ、「八木邸(八木家)」のガイドさんの解説で詳しくきいてくださいね。
芹澤鴨が絶命したこの部屋は、武家屋敷の特徴である「家紋入りの提灯箱」も見どころです。
提灯箱は提灯をしまう箱なのですが、武士の家でないと作ってはいけないものだったそうです。
勝手口・土間
勝手口と土間は、室内から障子の間から覗く形で見学します。
本玄関
(引用元:週刊京都を歩くNO19 講談社)
本玄関には、魔除けの弓が飾られているのでぜひチェックしてください。
京菓子店のお休み処で一服
母屋の見学後は、八木家が営む和菓子屋さんの休憩処でお茶とお菓子(屯所餅)を頂きます。
こんな感じで店内と軒下に赤い毛氈がかけられたイス(床几台)が用意されています。
空いている好きな場所に座って、拝観受付時にもらった御休憩券をお店の方に渡します。
抹茶と屯所餅を頂いて、八木家の見学は終了です。
新選組グッズや京菓子のお買い物もオススメ
(2023年4月28日撮影)
八木邸オリジナルグッズ(上の画像・下段左から) | |
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京手ぬぐい | 600円+税 |
誠ハンドタオル | 600円+税 |
新撰組クリアファイル | 300円+税 |
新撰組コースター | 500円+税 |
石田散豆(お菓子の豆) | 900円+税 |
石田散飴(お菓子の飴) | 700円+税 |
八木邸オリジナルグッズ(上の画像・中段左から) | |
御朱印帳 | 2,000円+税 |
湯のみ(大) | 650円+税 |
マグカップ | 700円+税 |
はちまき | 300円+税 |
道中巾着 | 600円+税 |
誠耳かき | 500円+税 |
絵葉がき | 800円+税 |
誠の白 | 1,400円+税 |
八木邸オリジナルグッズ(上の画像・上段左から) | |
扇子 | 600円+税 |
タペストリー | 500円+税 |
お守り | 600円+税 |
誠のしずく(琥珀糖のお菓子・大) | 540円(税込) |
誠のしずく(琥珀糖のお菓子・小) | 756円(税込) |
グッズは画像に写っているもののみ記載しています。
グッズの入れ替えもされているので、訪問されるときには記載のものがなかったり、他のグッズが増えていたりします。
新撰組屯所・八木邸の見学レビュー
行ってよかったこと・残念だったこと
行ってよかったこと
「八木邸(八木家)」の見学に行って1番よかったのは、新撰組の歴史やなぜ八木家の屋敷が屯所になったのかガイドさんの説明で概要がつかめたこと。
新撰組を扱った漫画「風光る(渡辺多恵子)」をずっと読んでいましたが、結構内容を忘れていたので、ガイドさんの凝縮された説明がわかりやすくありがたかったです。
京都で新選組巡りをするなら、八木家のガイドを聞いてからめぐるのが推すすんです。
残念だったこと
特段これが残念!ということは個人的にはありませんでした。
拝観料1100円の価値はある?
「八木邸(八木家)」は、見学できるエリアがとても少ないので拝観料が高い!と感じる人はいるかもしれません。
ただ、新選組の隊士たちが実際に寝泊まりしていた部屋を見学できるのは、新選組ファンや幕末好きにはプライスレスですよね。
歴史的事件があった空間に価値を見出せる方には1100円の価値があると思います。
ちなみに、京都のお寺でも和菓子とお抹茶つきの拝観料は800~1200円くらいなので、歴史的価値の高い建物の見学+和菓子とお抹茶の1100円なら高すぎるということはないですね。
芹沢鴨の暗殺事件の裏側
八木家当主の妻が目撃していた
芹沢鴨暗殺の当日、八木家当主・源之丞の奥さんと子どもたちは芹沢鴨たちと同じ建物で寝ていました。
奥さんは事件を目撃し、しかも芹沢鴨が息絶えたのは2人の息子が寝ている布団の上だったというので驚きです。
明治になってから真実が明かされる
芹沢鴨の暗殺は、今では新選組の土方歳三や沖田総司などの主要メンバーによる粛清だと知られていますが、実際に事件があった当時は長州派に襲撃され暗殺されたと伝えられていました。
明治に入ってから新撰組の生き残りである永倉新八や当時5歳だった八木家の息子・八木為三郎が「今なら話せる」と証言したためです。
息子の八木為三郎は、実際に暗殺現場を目撃していた母親から聞いた話を「新選組遺聞(子母澤寛 著)」で語っています。
新撰組屯所・八木邸はいつ行くのがオススメ?
桜の季節に行くのがオススメ!です。
新撰組屯所・八木邸:交通アクセス
基本の交通アクセス(住所・バス停・駅)
最寄りバス停 | ・京都市営バス(市バス)「壬生寺道」駅下車、徒歩約5分 |
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最寄り駅(鉄道) | ・阪急電鉄「大宮」駅下車、徒歩約10分 ・京福電鉄「四条大宮」駅下車、徒歩約10分 |
住所 | 京都市中京区壬生梛ノ宮町24 |
阪急電車も京福電車も「京都駅」には止まらない路線なので、京都駅から八木邸に行く場合は、バスがおすすめです。
この後京都駅からバスで行く場合の詳細もお伝えします。
京都駅からのオススメ交通アクセス
バスがオススメ
京都駅からバスで八木邸(八木家)へ行く場合 | |
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C6乗り場 (京都タワー側のバス停) |
・28号系統の京都市営バス「嵐山・大覚寺行き」 ・6番目の停留所「壬生寺道」バス停で下車 ・所要時間:約14分 ・運賃:230円 ・バスの本数:1時間に約3本 |
D3乗り場 (京都タワー側のバス停) |
・26号系統の京都市営バス「御室仁和寺・山越行き」 ・9番目の停留所「壬生寺道」バス停で下車 ・所要時間:約20分 ・運賃:230円 ・バスの本数:1時間に約3本 |
八木邸は京都市営バス(市バス)「壬生寺道」からすぐなので、京都駅からバスで行くのがおすすめです。
京都タワーがある方のバスターミナルで、C6乗り場で28番のバス、D乗り場で26番のバスで「壬生寺道」を目指します。
ちなみに、京都駅からどうしても電車で行きたい場合、京都駅でJRに乗って「丹波口」駅下車、約11分歩く方法もあります。
新撰組屯所・八木邸:駐車場・駐輪場
駐車場 | ・駐車可能 ・八木家運営の和菓子(京都鶴屋鶴寿庵)店舗横 ※和菓子店で買い物した方は30分無料 |
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駐輪場 | ・駐輪可能 |
自転車で八木邸(八木家)に行く場合、専用の自転車駐輪場所はないので、お店の方にどこに止めたらいいか確認が必要です。
新撰組屯所・八木邸と合わせていきたいおすすめスポット
5分圏内:新選組ゆかりのスポット
旧前川邸 | 壬生寺 | 新徳寺 |
旧前川邸(新選組屯所跡)
・新選組が屯所として利用した前川邸跡
・現在は個人宅のため、土日祝日の10:00-17:00に勝手口(土間)で新選組グッズを販売
・勝手口(土間)は、雨の日に新選組隊士が稽古に利用した場所
京の夏の旅2023で「東の蔵」も公開
2023年7月8日(土)~9月30日(土)/10:00-16:30(16:00受付終了)
壬生寺
・新選組が大砲などの修練場として利用した寺院
・境内の「壬生塚」には、近藤勇や土方歳三の胸像があり、新選組隊士の墓地もある
京の夏の旅2023で特別公開実施中
2023年7月8日(土)~9月30日(土)/10:00-16:30(16:00受付終了)
新徳寺
・新選組の前身「浪士組」のリーダー清河八郎が浪士を集めて尊王攘夷の演説を行った場所
・この演説により近藤勇たちは京に残ることを決め新撰組を発足させる
・新徳寺は普段は非公開で御朱印のみ対応
京の夏の旅2023で特別公開実施中
2023年7月8日(土)~9月30日(土)/10:00-16:30(16:00受付終了)
5分圏内:新選組グッズや関連商品が買えるお店
幸福堂(和菓子屋) | だんだら珈琲店(カフェ) |
幸福堂(和菓子屋)
・新選組グッズや新選組パッケージのお菓子を販売する和菓子屋さん
・金つばが有名
だんだら珈琲店(カフェ)
・新選組の隊服カラー浅黄色のソフトクリームやドリンク、コーヒーなどを販売するカフェ
・店内では新選組グッズも販売
5分圏内:観光スポット
元祇園 梛神社 | 根付美術館(旧神先家住宅) |
元祇園 梛神社
・二つの神社の本殿(梛神社と隼神社)が横に並ぶ珍しい形式の神社
・梛神社の御神祭は、素盞嗚尊で、御利益は厄除けと縁結び
・隼神社の御神祭は、武甕槌神で、御利益は厄除けと厄除け
・かわいいイラストでカラフルな御朱印が人気の神社
根付美術館(旧神先家住宅)
・根付専門の美術館
・京都市の有形指定文化財である格調高い武家屋敷に現代根付を400点展示
20~30分圏内:新選組ゆかりのスポット
角屋もてなしの美術館 | 輪違屋 | 西本願寺(太鼓楼) |
角屋もてなしの文化美術館
・新選組の芹沢鴨が暗殺直前に宴会が開かれた置屋(現在の高級料亭)
・新選組がつけたといわれる刀傷が残る
・西郷隆盛や坂本龍馬なども訪れた場所
輪違屋
・普段は非公開で京の夏の旅や冬の旅で特別公開されることがある
・元禄年間(1688~1704)の創業の置屋(太夫や芸子を育てる教育機関)
・現在も現役の太夫を育成し、お茶屋として営業
・建物は1857円(安政4年)再建で京都市指定文化財
・新選組の近藤勇の書を屏風にした「近藤勇墨跡屏風」や桂小五郎の書や掛け軸が特別公開時には見られる
京の夏の旅2023で特別公開実施中
2023年7月8日(土)~8月31(木)/9月16日(土)~9月24日(日)
10:00-16:30(16:00受付終了)
西本願寺(太鼓楼)
・世界遺産の西本願寺は、新選組3番目の屯所として利用した太鼓楼が現在も残る
・太鼓楼内部などは非公開で、外観を見ることが可能(無料)