特別拝観

慈雲院(相国寺塔頭)の特別公開に行ってきた!詳細をご紹介(拝観ルート・寺宝・御朱印・拝観レビュー)【第58回京の冬の旅(2024)】

通常非公開の「慈雲院(相国寺塔頭)」が「第58回京の冬の旅(2024)」で初公開されたので行ってきました!

こちらの記事では「京の冬の旅」公式サイトやパンフレットだけでは分からない、実際に拝観したからこその詳細情報をお届けします。

こんな方に向けて詳しく書いていきますね。

  1. 拝観に行くかどうか迷ってる方
  2. 拝観に行く前に予習したい方
  3. 拝観に行ったけどあれなんだっけ?と振り返りをしたい方

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をタップ/クリックすると該当箇所にスクロールします)

基本情報|慈雲院・相国寺塔頭

公開日時・拝観料

慈雲院・相国寺塔頭 特別公開(第58回 京の冬の旅2024)
公開期間 2024年1月6日(土)~2024年3月18日(月)
公開時間 10:00~16:30(16:00受付終了)
拝観料 ・大人(中学生以上)800円
・小学生400円
公式情報 ・京の冬の旅公式サイトはこちら
・慈雲院(相国寺塔頭)の公式サイトはなし
・相国寺公式サイト内の塔頭紹介ページはこちら

撮影の可否

慈雲院・相国寺塔頭 特別公開(第58回 京の冬の旅2024)
室内の撮影 不可
庭園の撮影 可能

寺院の概要(歴史)

  • 通常非公開寺院の相国寺塔頭
  • 室町時代中期(1457~59)創建
  • 創建当初の寺名は「慈雲庵」で別の場所にあった
    (京都産業大学附属中・高等学校の敷地)
  • 開祖は相国寺第42世 瑞溪周鳳ずいけいほうしゅう
  • 江戸期に9代目住持を務めた大典顕常だいてん けんじょう梅荘ばいそう顕常)は伊藤若冲じゃくちゅうとの親交深く支援者

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




拝観して分かった追加情報|慈雲院・相国寺塔頭

1.左甚五郎作の旧三門欄間もみられる

  • 相国寺 旧三門欄間「麒麟(きりん)」
    →横幅183.3×立幅33.0×奥行20.2cm
    →伝承「左甚五郎」作

慈雲院の拝観受付がある部屋を出た壁の上部に「左甚五郎ひだりじんごろう」作と伝わる、焼失してしまった相国寺三門のものだと伝わる欄間が飾られています。

下の間取りで「緑点線と彫刻」と書かれた場所にあります。

拝観順路としては、本堂や庭園などの見学を終えて、最後見て帰る順番になっていました。

慈雲院内は写真が撮れないので残念ながら実物の写真を紹介できないのですが、結構厚みのある力強い麒麟が彫られていましたよ。

左甚五郎:戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人

Kico
Kico
左甚五郎といえば、南禅寺の大方丈から小方丈に向かう途中にある「透かし欄間」も左甚五郎作と伝わっているそうです。南禅寺の透かし欄間よりも慈雲院にある三門欄間の方が立体的かつパワフルできれいでした。なお、南禅寺の透かし欄間はこちらの記事で写真を紹介しています。

2.別所如閑の釈迦三尊像(掛け軸3幅)も見られる

  • 釈迦三尊像(掛け軸3幅)
    →別所如閑の筆「釈迦如来」「文殊菩薩」「普賢菩薩」

別所如閑(べっしょにょかん):狩野探幽の弟子

下の図の掛け軸①の部分に別所如閑の筆「釈迦三尊像(掛け軸3幅)」があります。

京の冬の旅の公式サイトや無料カタログには紹介されていませんが、有料カタログ(1冊300円)には、今回公開される寺宝として紹介されています。

3.書置きの御朱印あり(4種)

慈雲院(相国寺塔頭)御朱印
①本尊「釈迦如来」 300円
②南無帰依佛釈迦如来 1000円・切り絵見開きタイプ
③慈雲院外観正面 1200円・切り絵見開きタイプ
④慈雲院外観斜め 1200円・切り絵見開きタイプ

慈雲院さんの受付に御朱印の見本が出ていました。

本尊「釈迦如来」もたしか書置きだったと思います。メモし忘れてしまいました。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




拝観ルート・公開内容・所要時間|慈雲院・相国寺塔頭

当日の拝観ルートを間取り図で紹介

受付を済ませた後は本堂に向かいます。

慈雲院さんの場合、本堂の南側の2部屋(上間と室中)には上がれず、廊下から仏間の御本尊を参拝する形式でした。

室中の間で案内ガイドさんの解説を聞いた後は次のルートで巡ります。

  • 南庭の見学
  • 本堂下間・南の掛け軸の見学
  • 本堂下間・北の掛け軸や床の間の見学
  • 北庭の見学
  • 板戸(岸連山の虎)の見学
  • 旧三門欄間(彫刻)の見学

板戸の前にも案内ガイドさんが立っていて、解説をしてくださいます。

ちなみに、板戸があるスペース(建物)は何と呼ばれる場所なのかわからずでした。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




エリアごとの襖絵・寺宝一覧

特別公開エリア ※拝観料800円で見らる内容
ルート①本堂
「室中」
1:本尊・釈迦如来像
→木像/平安時代
2:開祖・瑞溪周鳳像
→木像/江戸時代
3:しょう観音像
→木像・江戸時代
→第108代天皇・後水尾天皇の皇后(中宮)東福門院和子(徳川和子)が奉納
ルート②本堂
「南庭」
4:枯山水庭園
→作庭不明
ルート③本堂
「下間・南側」
5・6・7:釈迦三尊像(掛け軸3幅)
→別所如閑の筆「釈迦如来」「文殊菩薩」「普賢菩薩」
→江戸時代
ルート③本堂
「下間・北側」
8:涅槃図ねはんず
吉山明兆きつさんみんちょう・作(伝承)
→室町時代、絹本著色
9:梅荘顕常ばいそうけんじょう 頂相ちんそう
→江戸時代、絹本著色
10:松鶴図
→足利義俊・筆
→足利義俊は室町幕府11代将軍の末裔のひとり
ルート④本堂
「北庭」
11:苔庭
→作庭不明
ルート⑤
「板戸」
12:板戸絵「虎」(4面)
岸連山きしれんざん・作
ルート⑥
受付手前
13:旧三門の欄間(彫刻)
左甚五郎ひだりじんごろう・作(伝承)

慈雲院さんの寺宝は結構マニアックな作者だったり、伝承で伝わてるものだったりします。

Kico
Kico
岸連山の作品は角屋もてなしの美術館に襖絵『桐に鳳凰の図』がありますね。角屋の記事はこちらをご覧ください。角屋もてなしの美術館は日本美術や新選組好きな方におススメですよ!

所要時間

拝観所要時間:15~30分

彫刻と掛け軸(絵画)がメインなので割とサクサク見学できます。

作品名のメモを取りながら2周しても30分で拝観できました。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




拝観順路に沿って見どころ・鑑賞ポイントを紹介|慈雲院・相国寺塔頭

順路1:慈雲院三門から前庭へ

  • 慈雲院:伊藤若冲の1番の理解者であり名付け親と言われる大典顕常だいてんけんじょうが住職を務めたことがる寺院

こちら↑が慈雲院さんの入口「三門」です

1月7日にうかがったので、お正月飾りが飾ってありました。

順路2:前庭から拝観受付へ

三門をくぐると前庭が広がっています。

敷石の上を歩いて拝観受付を目指します。

上の画像の正面の建物は「庫裏くり」でその横に拝観受付がある「玄関」があります。

Kico
Kico
多くの禅寺では三門から本堂へ続く道の敷石は龍に見立てて造られています。慈雲院さんも龍っぽさがありますよね!山門から龍の背中の上を移動しているとイメージするとテンションあがります!

こちら↑が拝観受付がある玄関です。靴を下駄箱に預けます。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




順路3:拝観受付でチケット購入

受付では拝観券以外に次の2つが購入可能

  • 御朱印(全4種:書置き300円、切り絵タイプ1000円、1200円)
  • 京の冬の旅ガイドブック(1冊300円)

慈雲院さんの京の冬の旅のチケットは仏間の写真でした。

受付では京の冬の旅スタンプラリーの台紙ももらえます。

すでに他の拝観場所でスタンプを押印してもらってる方は自分で受付の方に提示してスタンプを押してもらいます。

Kico
Kico
スタンプを3つ集めると京の冬の旅と連携しているお店でお茶屋お菓子が無料でいただけるので、お忘れなく!

順路4:拝観受付から本堂へ

拝観受付の部屋を出ると坪庭があります。
ここで後ろを振り返って上の方を見ると左甚五郎作と伝わる相国寺旧三門の欄間が飾られています。

なお、欄間は拝観順路的には1番最後に見るようになっています。

こちらの坪庭をじっくり見ていると気になる石像が!
↓こちら。

アップにしますね。

この石像をみて西本願寺の伝道院にある謎の彫刻を思い出して、気になってしかたがなかったです。

こちらはいったいどなたが作ったなんの石像なのでしょうか。

石像に気持ちを持っていかれましたが、順路に沿って本堂を目指します。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




順路5:本堂「室中」へ

  • 中央:本尊・釈迦如来像
    →木像/平安時代
  • 左側:聖観音しょうかんのん
    →木像・江戸時代
    →第108代天皇・後水尾天皇の皇后(中宮)東福門院和子(徳川和子)が奉納
  • 右側:開祖・瑞渓周鳳ずいけいしゅうほう
    →木像/江戸時代

本堂に入ると仏間の前の畳の部屋「室中の間」のそばに案内ガイドさんが立っています。
るので、慈雲院の解説を聞きます。

解説は3分程と短いものになります。

本堂仏間の前では、仏間の左右の柱にある「警策(けいさく/きょうさく)」にも注目してください。「警策(けいさく/きょうさく)」は 坐禅のときに修行者の肩を打つ棒です。

瑞渓周鳳ずいけいしゅうほう(1391-1473):室町時代中期の臨済宗夢窓派の僧。
足利8代将軍・足利義政に重用され幕府の外交文書の作成にあたり、日本初とされるの外交史書(漢文による外交資料集)『善隣国宝記ぜんりんこくほうき』を編集するなど文筆の才に秀でた人物。諡号しごうは興宗明教禅師

Kico
Kico
余談ですが、京都に住んで神社仏閣・美術館巡りをしていると漢文を読めるようになりたいという願望がわいてきました。お経も原文を読んでみたいです。

諡号(しごう): 貴人や僧侶の死後にその人の生前の行ないをほめたたえておくる名前

順路6:本堂南側の枯山水庭園へ

  • 枯山水
    →作庭不明

本堂の室中前で解説を聞いた後は、本堂南側のお庭を見学します。

本堂(方丈)の南の庭は枯山水というルールがあるので慈雲院さんも白砂の庭になっています。

慈雲院さんは、相国寺の境内からはちょっと離れた住宅街の中にあり、すぐ隣に幼稚園があるのでお庭から建物が見えてしまうのが残念なところですね。

Kico
Kico
今回、お庭の作庭が誰でいつなのか、何を表す庭なのかを聞いてくるのを忘れてしまいました。

こちら↑は左側から見た南庭。

左から見ると建物が見えなくていいですね。

こちら↑は右側から見た南庭。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




順路7:本堂「下間」南側へ

枯山水を堪能したら、また本堂内に戻り「下間げかん」の南側のお部屋へと進みます。

上の図の「掛け軸①」と書いた部分のお軸を見学します。

  • 別所如閑べっしょにょかんの釈迦三尊
    左側:普賢菩薩
    中央:釈迦如来
    右側:文殊菩薩

別所如閑の釈迦三尊は、京の冬の旅ガイドブック(有料)にも載っていないので、慈雲院さんでしっかり見てきてくださいませ。

結構インパクトのある絵柄でした。

Kico
Kico
作者の別所如閑は調べても狩野探幽の弟子のひとりということしかわからず、出生やどんな人物かが謎です。別所如閑は泉涌寺の名前の由来にもなっている泉を囲っている「水屋形」の天井に雲龍図を描いているそうなので、もっといろいろ情報があってもいいと思うのですが、情報が少ない状況です。逆に興味がわいてきました。

順路8:本堂「下間」北側へ

別所如閑べっしょにょかんの釈迦三尊を堪能したら、今度は本堂「下間」の北側のお部屋に進みます。

上の図の「掛け軸②」と書いた部分のお軸を見学します。

  1. 涅槃図
    →伝承・吉山明兆の作
    →室町時代、絹本著色けんぽんちゃくしょく
  2. 梅荘顕常ばいそうけんじょう 頂相ちんそう
    →江戸時代、絹本著色
    →梅荘顕常は慈雲院9代目住持・大典顕常だいてん けんじょうのことで伊藤若冲の名付け親とされる人物
  3. 松鶴図しょうかくず
    →足利義俊・筆
    →足利義俊は室町幕府11代将軍の末裔のひとりで江戸後期から幕末の京都の浪人

絹本著色けんぽんちゃくしょく(絹本着色):絹のうえに岩絵の具や染料で着色すること
・頂相:禅宗の師僧の肖像を意味し、師の印可を受けた証

吉山明兆といえば東福寺の「大涅槃図」や「五百羅漢図」が有名ですね。
慈雲院の「涅槃図」は一般的な掛け軸サイズの小さなものでした。

吉山 明兆(きつさん みんちょう):室町時代前・中期の臨済宗の画僧
東福寺初の寺院専属の画家として大成した人物

Kico
Kico
ちなみに、現在の東福寺が紅葉の名所となったのは、明兆が描いた「大涅槃図」を気に入った室町幕府4代将軍の 足利義持 (1386-1428)から褒美を与えると言われた際に、修行の邪魔になる境内の桜を切って紅葉に変えて欲しいとお願いしたからです。境内に桜があるとお花見客がやってきて宴会に浮かれるので修行の妨げになると考えたそうです。

頂相と松鶴図は、京の冬の旅ガイドブック(有料)にも載っていたので紹介します。
こちら↓です。

Kico
Kico
絵画などなかなか頭の中にイメージを鮮明にとどめておけないので、このようにガイドブックに掲載してもらえるとありがたいですよね。

本堂「下間」の北側のお部屋では、ぜひ床の間にも注目してください。

床の間にも「松鶴図」が飾ってありました。

作者を「久世根」とメモしていたのですが、「久世通根」の書き間違いかもしれません。

また、床脇の天袋の引手も形がユニークなのでぜひ見てください。
↓こちら(画像あらいので美しい実物を見てっくださいね)。


<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




順路9:本堂北側の庭園へ

本堂を出て、北側のお庭を見学します。

こちらは飛び石がたくさんある苔のお庭でした。

作庭が誰でいつできたのかは聞かなかったので分からずです。

右端から見るとこんな感じ。
左奥の建物は書院でしょうか?

北側のお庭も堪能したら、次の順路へ進みます。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




順路10:本堂横の板戸へ

  • 板戸絵「虎」(4面)
    岸連山きしれんざん・作

江戸後期の絵師・岸連山が虎を描いた板戸です。

岸連山きしれんざん(1804-1859):江戸時代後期の絵師で岸派の三代目。1855年の京都御所の造営にあたり障壁画を制作している。

板戸の前にも案内ガイドさんが立っているので、解説が聞けます。
解説は5分程でした。

Kico
Kico
この板戸があるエリア(建物)が何に当るのかガイドさんに聞いてみましたがよくわからずでした。よく方丈の廊下には板戸が2面ありますが、ここは4面あるので部屋の構造が謎です。

順路11:拝観受付横の左甚五郎の彫刻へ

  • 相国寺 旧三門欄間「麒麟(きりん)」
    →横幅183.3×立幅33.0×奥行20.2cm

    →伝承「左甚五郎」作

板戸の見学が終わったら、拝観受付がある部屋の方へ進み、左甚五郎作と伝わる欄間を見学します。

場所は↓この図面の緑点線部分(壁の上部)です。

以上が、拝観料800円の特別公開の内容でした。

慈雲院さんは前庭もきれいなのでぜひ帰りにゆっくり見てきてください。

苔や敷石が美しいですね。

↑こちらは、本堂南側の庭園につながる門です。

扁額に「富春」とありますね。慈雲院の説明に↓以下とあったので富春軒の「富春」でしょうか。

当初は現在の京都産業大学附属中・高等学校になっている敷地にありましたが、明治二十九年(1896)に毀却し寺號を富春軒に移しました。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




拝観レビュー|慈雲院・相国寺塔頭

行ってよかったこと・残念だったこと

行ってよかったこと

  1. 初公開のタイミングで拝観できたこと
  2. 今まで関心がなかった僧や画家に興味が持てたこと

やはり初公開のタイミングで拝観できるのは特別感があるので良かったことです!

慈雲院さんでは、今まで興味がなかった分野に興味が出たので今後教養を深めていける点が行ってよかったことですね。

残念だったこと

強いて上げるなら

  1. 寺宝や板戸の作者が結構マニアックで伝承のものが多い

相国寺といえば伊藤若冲ですが若冲作品がなく、日本美術史に造詣が深くないとなかなかピンとこない作者の寺宝と有名作者と伝わるという伝承なので、ちょと感動が少なく残念だったかなと感じます。

今回の京の冬の旅でどこに行くか迷っていて予算や日程に制限がある方は、同じ相国寺内なら「光源院」さんの方がおすすめです。

光源院さんの拝観レポはこちらの記事にまとめているので合わせてご覧ください。

拝観料800円の価値はある?

  • 800円は妥当といえば妥当

京の冬の旅は、基本的には一律の料金設定なので、今回京の冬の旅で公開される寺院全体で考えると「妥当といえば妥当」という感じです。

京都の特別公開の相場は800~1000円だったりしますが、寺宝の作者がマニアックだったり、伝承のものが多い点を考えると、600~700円だったらうれしかったかなというのが正直な感想です。

とはいえ、文化財保存への投資と思えば安いものですね。

<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




相国寺境内のどこにある?トイレは?|慈雲院・相国寺塔頭

慈雲院の場所(相国寺境内図で解説)

慈雲院さんは相国寺の境内からちょっと離れた場所にあります。

今回の京の冬の旅で相国寺の「方丈・開山堂」、塔頭の「光源院」も公開されるので、同じ境内にあると思っていると迷子になります。

もし、相国寺内を拝観してから慈雲院に行くのであれば、北門から出て慈雲院に向かいます。

トイレの有無・場所

  • 方丈廊下にトイレあり(1個・男女兼用・洋式)

上の写真は、本堂南側です。正面の突き当りがトイレです。
本堂南側は↓の庭園がある方です。


<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




交通アクセス|慈雲院・相国寺塔頭

最寄りの駅(電車・バス)

慈雲院・相国寺塔頭 交通アクセス
最寄り駅
(鉄道)
■地下鉄烏丸線
・「鞍馬口」1番出口から徒歩約5分
・「今出川」1番出口から徒歩約9分
最寄り駅
(バス)
■市バス(京都市営バス
※以下相国寺境内を通らず烏丸通り沿いを歩いた場合
・「烏丸今出川(AまたはBのりば)」下車、徒歩約11分
・「烏丸今出川(CまたはDのりば)」下車、徒歩約12分
住所 京都市上京区今出川通鳥丸東入相国寺門前町703

京都駅から行くのであれば地下鉄烏丸線1択ですね。

京都駅から鞍馬口までは乗車時間が約11分、260円です。

Kico
Kico
地下鉄烏丸線「今出川」や市バス「烏丸今出川(A・B・C・D乗り場)」で降りても歩ける距離にあります。この場合、相国寺境内を総門から北門まで歩いて慈雲院に向かうのが個人的にはオススメです。


<スポンサーリンクの下に記事が続きます>




あなたにおすすめの記事

光源院(相国寺塔頭)の特別公開に行ってきた!詳細をご紹介(拝観ルート・寺宝・お茶席・御朱印・拝観レビュー)【第58回京の冬の旅(2024)】通常非公開の光源院(相国寺塔頭)が「第58回京の冬の旅(2024)」で初公開されるとのことでさっそく行ってきました! こちらの記事...
蘆山寺特別公開に行ってきた!詳細を紹介(通常拝観との違い・寺宝・拝観ルート・撮影の可否・レビュー・アクセス)【第58回京の冬の旅(2024)】紫式部の邸宅跡にあるお寺として有名な「廬山寺(ろざんじ)」は一般公開されている寺院ですが、たびたび非公開エリアの特別公開が行われます。...

https://kyoto-addict.com/