「京都東山福めぐり」は1500円で高台寺をはじめとする10か所以上のお寺・神社・美術館を拝観しながら、かわいいミニサイズのお守り札を集める2023年から始まった新春の特別なイベントです。
- 次回開催日:2025年 1月4日(土)・5日(日)・6日(月)
「京都東山福めぐり」は3日間で対象ヶ所をめぐればめぐるほど、お得になる素敵なイベントです。
ただ、公式サイトやパンフレットを見ただけでは、詳細がいまいちよく分からない状況。
そこで、「京都東山福めぐり」に興味はあるけどよくわからないから詳細を知りたい方に向けて、今回も実際にめぐった体験から詳細をお伝えします。
目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をクリック・タップすると該当箇所にスクロールします)
- 基礎知識【京都東山福めぐりはこんなイベント!】
- 開催日・拝観対象・時間・公開内容【京都東山福めぐり2024】
- 第2回(2024)年の注意点【東山福めぐり2024】
- 拝観ルート・所要時間・見どころ・前回との違い【東山福めぐり2024】
- 効率的な巡り方(おすすめルート)【京都東山福めぐり2024】
- 全部めぐれない場合は最低この3か所へ!【京都東山福めぐり2024】
- 福引の景品と場所【京都東山福めぐり2024】
- 休憩所(無料接待所)の場所と内容【京都東山福めぐり2024】
- 限定のご朱印(値段・種類)【京都東山福めぐり2024】
- 絶対これは持っていこう!【京都東山ふくめぐり2024】
- 前回参加レビュー【京都東山福めぐり2024】
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基礎知識【京都東山福めぐりはこんなイベント!】
そもそも京都東山福めぐりとは?
1952年(昭和27年)に始まり1975年(昭和50年)に終了した「東山重福神巡り」を「京都東山福めぐり」として復興した企画です。
世界情勢の不安が高まる中、祈りの大切さを感じてもらおうという趣旨で2023年に復興第1回が開催されました。
なお、このイベントの主催は京都東山区にある人気観光スポット「高台寺」さんです。
東山重福神巡り:1月9日・10日に東山三条・松原間にある10社寺を巡る福もらいの初詣。
1952年(昭和27年)に始まり1975年(昭和50年)に終了した。
10社寺は以下の10か所。
1.満足稲荷神社:稲荷大明神
2.粟田神社(摂社・出世恵美須社):恵美須神
3.安養寺(弁天堂):弁財天
4.長楽寺:布袋尊
5. 双林寺:薬師如来
6.圓徳院:大黒天
7.金剛寺(八坂庚申堂):庚申尊
8.安井金比羅宮(安井神社):金比羅神
9.東景寺(秋葉堂):秋葉大権現
10.八坂神社(末社・美御前社):美御前三神
京都東山福めぐりは何ができる?
「福めぐりセット(福めぐり台紙)」と呼ばれる冊子(税込1,500円)を購入すると、開催期間の3日間で次の4つのことができます。
- 対象の寺院・神社・美術館の拝観
→福めぐりセットの提示で10ヶ所以上のお寺・神社・美術館が拝観できる
→一般公開寺院やエリアだけでなく、この期間のみの特別公開や特別展示あり! - 対象の寺院・神社で「お守り札」がもらえる(計12枚)
→収納台紙に集めていく楽しさあり! - ハズレなしの福引が引ける
→高台寺利生堂で北政所ねね様グッズなどが当たる福引がひける - 休憩処の無料接待券がもらえる
→高台寺の近くにある「湖月茶屋」または、圓徳院の横にある甘味処「乃あん」でお菓子とお茶セットが無料でいただける!
※湖月茶屋では甘酒でもOK
※開催期間のみ有効
福めぐりセットについて
福めぐりセットは高台寺や拝観対象ヶ所で購入可能です。
ちなみに、福めぐりセット2024年版はこちらです↓
福めぐりセット(2024年デザイン・内容) | |
福めぐりセット台紙(表面)デザイン | 福めぐりセット内容:①お札を入れる台紙 ②福引券券 ③チラシのセット |
12か所のお札をコンプリートするとこんな感じ |
「福めぐりセット(福めぐり台紙)」は開催日の3日間有効なので、1日でめぐっても3日かけてめぐってもOKなのが、かなりうれしいところです。
注意点としては、「福めぐりセット(福めぐり台紙)」の販売はなくなり次第終了なので確実に参加したい場合は、初日または事前にゲットしておく必要があります。
福めぐりセットは、拝観対象寺院で購入可能ですが在庫を多く持っている「高台寺」か「高台寺利生堂」で購入するのがおすすめです。
高台寺利生堂は福めぐり期間の販売だと思うので、事前入手は高台寺に確認してゲットしてくださいね。
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京都東山福めぐり4つのおすすめポイント!
- 2050~2700円分お得に拝観できる!
→対象ヶ所を普通に拝観&休憩所でお茶をする場合4050~4700円になるところ京都東山福めぐりなら1500円! - 京都東山福めぐりの3日しか公開されない寺院を拝観できる!
→岡林院と光春院はこの3日しか一般に公開されないので激レア! - 人が少ないのでとにかくゆっくり拝観できる!
→大々的な広告が打たれないのでイベント自体を知っている人も少なく、新春の京都は神社以外は人が少なめ - 限定の御朱印がゲットできる!
→福めぐりの3日間のみ授与される特別御朱印があります!
京都東山福めぐりは、とにかくお得!
次の表を見ていただくとわかる通り本来なら4050~4700円くらいかかる拝観がたったの1500円なのです。
通常拝観や過去の拝観料などから算出した目安金額 | |
高台寺・圓徳院・ 掌美術館拝観共通割引券 |
900円(通常拝観時の金額) |
霊山観音拝観料 | 300円(通常拝観時の金額) |
岡林院 | 1500円相当(過去の特別拝観時の金額) |
春光院 | 500~1000円相当(一般的な特別公開時の金額) |
瀧尾神社 拝殿見学 | 500円(2024年1月より開催している金額) |
休憩どころのお茶+お菓子 (または甘酒) |
350~500円相当(一般的な金額) |
合計 | 4050~4700円 |
福めぐりセットの料金には含まれませんが、3日間限定の御朱印も楽しみのひとつです。
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開催日・拝観対象・時間・公開内容【京都東山福めぐり2024】
開催日
- 開催日:例年1月最初の金・土・日曜日
→2024年1月5日(金).6日(土).7日(日)
対象一覧(拝観場所・時間・公開内容・住所・TEL)
「福めぐりセット」を提示すれば、拝観料などの支払いなく、次の12カ所の参拝・拝観ができます。
▶京都東山福めぐりのチラシ2025(PDF)はこちら
※拝観時間が通常より短くなっている場所もあるのでご注意ください。
※京都東山福めぐり2023の公開内容と2024のチラシから推測できる情報を記載しています。
京都東山福めぐり2024 | ||
拝観・参拝対象 | 公開内容・拝観時間・住所・電話番号 | |
1.高台寺 (詳細へ) |
公開内容 |
①一般公開エリア(通常有料) ②開山堂内陣「雲竜図」狩野山楽・筆(通常非公開) →開山堂内陣は東山福めぐり以外の一般拝観者にも公開される →2014年の非公開文化財の特別公開以来の公開 |
拝観時間 | 10:00-17:00 | |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526 | |
電話 | 高台寺:075-561-9966 | |
2.高台寺 天満宮 (詳細へ) |
公開内容 |
①高台寺天満宮(通常無料参拝) →東山福めぐりだけの特別公開はなし |
拝観時間 | 10:00-17:00 | |
住所・ 電話 |
高台寺と同じ(高台寺境内) | |
3.高台寺 利生堂 (詳細へ) |
公開内容 | ①障壁画「八相涅槃図(複製)」(通常無料参拝) →東山福めぐりだけの特別公開はなし |
拝観時間 | 10:00-17:00 | |
住所・ 電話 |
高台寺と同じ(高台寺境内・駐車場側) | |
4.高台寺 教化ホール (詳細へ) |
公開内容 |
①アンドロイド観音「マインダー」の開帳(通常限定公開) →東山福めぐりだけの特別公開はなし →通常は土日祝日のみの公開 |
拝観時間 | 10:30-17:00 | |
住所・ 電話 |
高台寺と同じ(高台寺境内・駐車場側) | |
5.高台寺 掌美術館 (詳細へ) |
公開内容 | ①「東山 福めぐり」展(通常有料) →「清住院十一面観音菩薩坐像(14世紀)」の展示あり |
拝観時間 | 10:00-17:00 | |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町530 京・洛市「ねね」2階 | |
電話 | 075-561-1414 | |
6.圓徳院 (高台寺塔頭)・三面大黒天 (詳細へ) |
公開内容 |
①一般公開エリア(通常有料) ②「韋駄天立像」「千体地蔵」の展示(通常非公開) →2023年から何度も公開されている像で①の一般公開エリアの展示室にあります ③三面大黒天(無料参拝エリア) |
拝観時間 | 10:00-16:30 | |
住所 | 京都市東山区下河原町530 | |
電話 | 圓徳院:075-525-0101 | |
7.岡林院 (高台寺塔頭) ※通常非公開 (詳細へ) |
公開内容 |
①方丈:本尊・延命地蔵菩薩(通常非公開) ②庭園(通常非公開) |
拝観時間 | 10:00-16:00 | |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町529 | |
電話 | 岡林院: 075-533-4064 | |
8.春光院 (高台寺塔頭) ※通常非公開 (詳細へ) |
公開内容 |
①勝利魔利支天堂(通常非公開) ②本堂(通常非公開) |
拝観時間 | 10:00-16:00 | |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町531 | |
電話 | 春光院:075-561-8424 | |
9.霊山観音 (詳細へ) |
公開内容 |
①十二支守本尊胎内めぐり(一般公開有料エリア) ②施設の敷地内(一般公開有料エリア) →東山福めぐりだけの特別公開はなし →霊山観音は太平洋戦争の犠牲者の仏教式慰霊施設 |
拝観時間 | 8:40-15:40 | |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526-2 | |
電話 | 霊山観音:075-561-2205 | |
10.京都霊山護国神社 (詳細へ) |
公開内容 |
①拝殿・境内(無料参拝エリア) ②龍馬よさこいイラスト展(期間限定) →イラスト展が東山福めぐり期間の特別展示 (東山福めぐり以外の他の参拝者も見られる) ※坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓は福めぐりの対象外で別途料金が必要 |
拝観時間 | 9:00-17:00 | |
住所 | 京都市東山区清閑寺霊山町1 | |
電話 | 京都霊山護国神社:075-561-7124 | |
11.恵美須神社(ゑびす神社) (詳細へ) |
公開内容 |
①本殿・境内(無料参拝エリア) →東山福めぐりだけの特別公開はなし →ゑびす大祭(1/8-12)の準備で見れない場所がある |
拝観時間 | 9:00-17:00 | |
住所 | 京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125 | |
電話 | 恵美須神社:075-525-0005 | |
12.瀧尾神社 (詳細へ) |
公開内容 | ①拝殿天井「木彫龍」(通常非公開) ②境内(無料参拝エリア) →木彫龍が東山福めぐり期間の特別公開 全長8mの木彫(江戸時代の後期、九山新太郎・作)で、夜中に水を飲みに動き出すという逸話あり →通常は拝殿の外から覗けば見えるが、東山福めぐり期間は間近でみられる |
拝観時間 | 10:00-16:00 | |
住所 | 京都市東山区本町11-718 | |
電話 | 瀧尾神社:075-531-2551 |
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前回(第1回)とここが違う!
1.参加寺社が違う!
前回の2023年(第1回)は「建仁寺」がお札授与所として参加されていましたが、2回目の2024年は建仁寺が不参加になりました。
「建仁寺」の代わりにどこか新しい寺社が増えるのかというとそうではなく、昨年も拝観対象だった「高台寺掌美術館」がお札の授与所になるようです。
お札の授与場所は、福めぐりセット2024を手に入れないと正確には分からないので、ゲット次第情報更新するつもりでいます。
2.高台寺の特別公開エリアが違う!
前回の2023(1回目)は「唐門から方丈に入ってご本尊に参拝」が、京都東山福めぐり用の特別公開でしたが、2回目の2024年は開山堂内陣の天井画「雲龍図(狩野山楽・筆)」が特別に公開されます。
3:台紙とお札のデザインが違う!
第1回(2023年)と第2回(2024年)では、お札を入れる台紙(福めぐりセット)のデザインが若干違います。
第2回の2024年版は龍の可愛いイラストが描かれています。
お札は前回よりパステルカラーになってより可愛くなっています。
絵柄は昨年と一緒です。
福めぐりセット比較 |
|
2024年版 | 2023年版 |
第2回(2024年)の福めぐりセットにお茶券(引換券)がはいっていませんが、福めぐりセットを提示すれば「乃あん」か「湖月茶屋」でお茶とお菓子がいただけます。
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第2回(2024)年の注意点【東山福めぐり2024】
瀧尾神社が激込み!
(↑2024年1月5日(金)の13時に撮影)
今年は辰年で各メディアが瀧尾神社を紹介しているため、激込みです!
1月1日と5日に瀧尾神社に行きましたが、どちらもこれくらいの列です。
ちなにみ、お札をもらう場所も今回は御朱印の長蛇の列の隣なので知らずに列に並んでしまうと時間がかかります。
1月5日は↓こんな感じに人の列ができていていました。
★1が福めぐりのお札をもらう場所、★2が御朱印授与場所、★3が拝殿見学受付でした。
※1月6日・7日で場所が変わることもあるので現地スタッフの方に確認してください。
■
拝観ルート・所要時間・見どころ・前回との違い【東山福めぐり2024】
1.高台寺
(↑2023年1月第1回京都東山福めぐりで撮影)
1.高台寺(京都東山福めぐり) | |
公開内容 |
①一般公開エリア(通常有料) ②開山堂内陣「雲竜図」狩野山楽・筆(通常非公開) →開山堂内陣は東山福めぐり以外の一般拝観者にも公開される →2014年の非公開文化財の特別公開以来の公開 |
拝観時間 | 10:00-17:00 |
所要時間(目安) | 20~40分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526 |
電話 | 高台寺:075-561-9966 |
概要【高台寺】
上の画像は京都東山福めぐり期間に撮影した高台寺の方丈庭園です。
高台寺では、例年1月1日から7日まで勅使門が開門されるので、京都東山福めぐり期間に拝観にいくと、普段とは違う方丈庭園が見られます。
こちら↑が扉が開かれた勅使門。
なお、高台寺は1606年に豊臣秀吉の正室である北政所ねね様が、秀吉を弔うために創建したお寺です。
拝観ルート・所要時間【高台寺】
①水色矢印:拝観受付までのルート/②朱色矢印:有料エリア(方丈・開山堂・御玉屋)
③ピンク矢印:有料エリア(傘亭・時雨亭・竹林)/④紫色矢印:お茶席・高台寺雲居庵(別料金)
所要時間(目安):約20~25分(②③をサクサク)/約30~40分(②③をじっくり)
高台寺の拝観エリアは結構広いです。
上の画像にある②のエリアだけならあっという間ですが、③のエリアが小高い山に登って降りてくるコースなので、②③のエリアをサクサク歩いて見ても20~25分はかかります。
歩くのがゆっくりなら30~40分見ておくのがいいですね。
気に入ったところに戻ってじっくりゆっくり見る方なら60分くらいかけることもできるくらいです。
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今回の見どころ・前回との違い【高台寺】
(↑高台寺・開山堂)
- 今回の見どころ
「開山堂」内陣の天井画「雲龍図」(狩野山楽・筆) - 前回との違い
2023年:本尊開帳(唐門から方丈へ入って参拝)
2024年:「開山堂」内陣公開(狩野山楽・筆天井画「雲龍図」)
高台寺の通常拝観時にも「開山堂」の建物内に入って見学できますが、内陣の様子は分からないようになっています。
今回の京都東山福めぐりでは、なんとそんな開山堂の内陣の見学ができます!
今回の京都東山福めぐりの1番の見どころですね。
なお、開山堂内陣は「非公開文化財の特別公開(2014年)」「京の冬の旅(2009年)」で公開されたことはありました。
高台寺の昨年の福めぐりとの違いは、特別に公開されるエリアが異なる点です。
【高台寺】京都東山福めぐり特別公開エリア履歴 | |
---|---|
第1回2023年 | 本尊開帳(唐門から方丈へ入って参拝) |
第2回2024年 | 「開山堂」内陣公開(狩野山楽・筆天井画「雲龍図」) |
拝観受付【高台寺】
こちらが高台寺の拝観受付の様子です。
福めぐりセットを提示して、お札を受け取り奥の拝観ルートへ進みます。
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2.高台寺天満宮
2.高台寺天満宮(京都東山福めぐり) | |
公開内容 |
①高台寺天満宮(通常無料参拝) →東山福めぐりだけの特別公開はなし |
拝観時間 | 10:00-17:00 |
所要時間(目安) | 1~4分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526(高台寺境内) |
電話 | 高台寺:075-561-9966 |
概要【高台寺天満宮】
高台寺天満宮は、豊臣秀吉公の正室・北政所ねね様が信仰された天満天神(=菅原道真)を祀っています。
ねね様が高台寺を創建した際に高台寺の鎮守社として創建されたお社です。
拝観エリア・所要時間・拝観受付【高台寺天満宮】
- 所要時間(目安):1~2分(参拝のみ)/3~4分(参拝+マニ車+撫で牛)
高台寺天満宮は上の写真に写っているエリアが参拝対象になります。
高台寺天満宮はいつでも参拝できるので、特に福めぐりセットを提示する拝観受付はありません。
所要時間は、天満宮に参拝だけなら1~2分、天満宮に向かって左の「マニ車」を回したり、撫で牛をなでたりしても3~4分です。
マニ車:主にチベット仏教で用いられる仏具。筒の中にお経が収められており、時計回りに右手で回すと、回転させた数だけお経を唱えるのと同じ功徳があるとされる。
高台寺のマニ車の筒の中には、般若心経を写経したものが入っていて、一回転させると大蔵経というお経を一度読むのと同じご利益になるそうです。
(↑天満宮売店・2023年1月第1回京都東山福めぐりで撮影)
なお、京都東山福めぐりのお札は、高台寺天満宮に向かって右側にある「天満宮売店」↑で受け取ります。
(↑2023年撮影)
今回の見どころ・前回との違い【高台寺天満宮】
- 今回の見どころ
→前回同様参拝のみ - 前回との違い
→特になし
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、高台寺天満宮では、京都東山福めぐり用に何か特別な展示がされるなどの情報はありません。
通常の参拝をして福めぐりのお札をもらうのみです。
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3.高台寺利生堂
3.高台寺利生堂(京都東山福めぐり) |
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公開内容 | ①障壁画「八相涅槃図(複製)」(通常無料参拝) →東山福めぐりだけの特別公開はなし |
拝観時間 | 10:00-17:00 |
所要時間(目安) | 3~15分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526(高台寺境内・駐車場側) |
電話 | 高台寺:075-561-9966 |
概要【高台寺利生堂】
「高台寺利生堂」は、高台寺の礼拝聴聞室として2016年12月建立された八角形のお堂です。
建物の六角形の部分がホールになっていて、壁や天井に涅槃図(八相涅槃図)が描かれています。
拝観エリア・所要時間【高台寺利生堂】
- 所要時間(目安):3~15分
ホール内の壁と天井には、高台寺所蔵の「八相涅槃図」が描かれています。
京都東山福めぐり期間以外もホール内は無料で参拝でき、写真撮影も自由です。
拝観所要時間は、全体をささっと見るだけなら3分ほど。
じっくりとみるなら10~15分が目安です。
今回の見どころ・前回との違い【高台寺利生堂】
- 今回の見どころ
→前回同様ホール内の涅槃図 - 前回との違い
→特になし
前回同様、高台寺利生堂の見どころは壁や天井の涅槃図(八相涅槃図)です。
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、高台寺利生堂も京都東山福めぐり用に何か特別な展示がされるなどの情報はありません。
涅槃図の知識があると拝観の充実度がアップしますよ。
高台寺に伝わる「八相涅槃図」は、南北朝時代(650年前)の作品で富山のお寺から北政所ねね様へ寄進されたもの。
「八相涅槃図」のオリジナル(現物)は、毎年2月に本堂(方丈)で公開されます。
高台寺「涅槃図」特別公開
例年2月1日~2月末日まで(拝観料600円・本堂(方丈)にて公開)
拝観受付【高台寺利生堂】
(2023年1月第1回京都東山福めぐりで撮影)
こちら↑が京都東山福めぐりの際の受付。お札はこちらで頂きます。
(2023年1月第1回京都東山福めぐりで撮影)
京都東山福めぐり期間の御朱印もこちらでいただけますよ。
→京都東山福めぐり期間の御朱印詳細はこちら
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4.高台寺教化ホール
4.高台寺教化ホール |
|
公開内容 |
①アンドロイド観音「マインダー」の開帳(通常限定公開) →東山福めぐりだけの特別公開はなし →通常は土日祝日のみの公開 |
拝観時間 | 10:30-17:00 |
所要時間 (目安) |
3~5分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526(高台寺境内・駐車場側) |
電話 | 高台寺:075-561-9966 |
概要【高台寺教化ホール】
上の画像が高台寺教化ホールの入り口です。
京都東山福めぐり期間は全日開いていますが、通常は土日祝日のみ公開されるエリアです。
福めぐり期間外も公開日は参拝自由(無料)です。
拝観エリア・所要時間【高台寺教化ホール】
- 所要時間(目安):3~5分(法要は聞かずアンドロイド観音の見学のみ)
ホール内はこんなかんじ↑です。
こちらのホール内が教化ホールの拝観(参拝)エリアになります。
ホール内では「アンドロイド観音マインダー」が法話をしてくれます。
アンドロイド観音のアップ写真はこちら↓。
壁に映し出された人々がアンドロイド観音マインダーに疑問を投げかけ、それに答えるスタイルの法話でした。
【 法話時間 】10:00~12:00/13:30~15:30
上記時間はアンドロイド観音の法話が繰り返されます
今回の見どころ・前回との違い【高台寺教化ホール】
- 今回の見どころ
→前回同様「アンドロイド観音マインダー」 - 前回との違い
→特になし
前回同様、アンドロイド観音の開帳が見どころになります。
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、高台寺教化ホールも京都東山福めぐり用に何か特別な展示がされるなどの情報はありません。
アンドロイド観音は「仏教になじみのない人にも触れてもらおう」という目的から開発された現代の仏像です。
アンドロイド観音の制作には、高台寺と大阪大学大学院基礎工学研究科の小川浩平研究チームが総事業費1億円と1年半の時間を費やされています。
2019年2月23日に開眼法要され、限定日に一般公開されています。
拝観受付【高台寺教化ホール】
教化ホールも自由参拝なので福めぐりセットを提示しなくても自由に出入りできます。
教化ホールには係の方がいらっしゃり、アンドロイド観音参拝後には参拝記念カードがいただけます。
こちらは、京都東山福めぐりの時以外も配られているカードです。
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5.高台寺掌美術館
5.高台寺掌美術館(京都東山福めぐり) |
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公開内容 | ①「東山 福めぐり」展(通常有料) →「清住院十一面観音菩薩坐像(14世紀)」の展示あり |
拝観時間 | 10:00-17:00 |
所要時間 (目安) |
5~15分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町530 京・洛市「ねね」2階 |
電話 | 075-561-1414 |
概要【高台寺掌美術館】
上の画像にあるように「高台寺掌美術館」の入り口は階段をあがった2階にあります。
1998年(平成10年)に会館した小さな美術館で、高台寺の寺宝や所蔵品が公開されます。
3か月くらいのスパンでテーマが変わり展示内容が入れ替わります。
拝観エリア・所要時間・拝観受付【高台寺掌美術館】
- 所要時間(目安):5~15分
上の写真にある入り口を入って右側が拝観受付です。
受付で福めぐりセットを提示します。
2024年は掌美術館でもお札の授与があります。
展示品が高台寺の塔頭「清住院」所蔵のものを多く展示されているためか、お札は「清住院」のものになります。
掌美術館は非常に小さく、だいたい10~15点くらいの寺宝が展示されてます。
さらさらとみるだけであれば5分くらい、1点1点ゆっくりみても15分くらいで見終わる規模です。
今回の見どころ・前回との違い【高台寺掌美術館】
(画像引用元:京都東山福めぐりチラシ)
- 今回の見どころ
→清住院十一面観音菩薩坐像(14世紀) - 前回との違い
→清住院十一面観音菩薩坐像(14世紀)の公開以外情報不明
掌美術館の前回福めぐり期間の展示の詳細を覚えてないので何とも言えないのですが、2024年版のチラシに「清住院十一面観音菩薩坐像」が写真付で掲載されているのでこちらが見どころになるはずです。
ただ、「清住院十一面観音菩薩坐像」は2023年2月に掌美術館に行った方のブログでも紹介されていたので、普段見れない代物!みたいな扱いではないようですね。
【掌美術館2024展示品「東山福めぐり展」】
1.清住院十一面観音菩薩坐像(南北朝時代・14世紀)
2.豊臣秀頼「龍虎」(掛け軸・桃山時代)
3.桐紋雲龍蒔絵脇息(桃山時代)
4.堆朱雲龍文食籠(中国・明時代)
5.堆黒雲龍文方形盆(中国・明時代)
6.木下勝俊公所用 巴形薙刀(桃山~江戸中期)
7.木下勝俊公所用 静形薙刀(鎌倉末期から南北朝時代)
8.金小札縹糸中紅素懸威具足
9.縹糸下散紅素懸威具足
10.老梅図屏風(狩野光信・筆)
11.12.13.掛け軸3幅「観音龍虎図」(狩野興似・筆)
2023年は掌美術館で京都東山福めぐりの記念スタンプが設定されていましたが、残念ながら2024年はありませんでした。
(2023年京都東山福めぐりで撮影)
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6.圓徳院(高台寺塔頭)・三面大黒天
(2023年1月京都東山福めぐりで撮影)
6.圓徳院・高台寺塔頭(京都東山福めぐり) |
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公開内容 |
①一般公開エリア(通常有料) ②「韋駄天立像」「千体地蔵」の展示(通常非公開) →2023年から何度も公開されている像で①の一般公開エリアの展示室にあります ③三面大黒天(無料参拝エリア) |
拝観時間 | 10:00-16:30 |
所要時間(目安) | 12~30分 |
住所 | 京都市東山区下河原町530 |
電話 | 圓徳院:075-525-0101 |
概要【圓徳院(高台寺塔頭)・三面大黒天】
上の写真は圓徳院(高台寺塔頭)北書院前の枯山水庭園(南庭)です。
圓徳院は、北政所ねね様が高台寺を建立するより前に造られた場所で、ねね様がお住まいとして秀吉の菩提寺「高台寺」に通った歴史がります。
この後詳しく紹介しますが、圓徳院の無料拝観エリアに三面大黒天があります。
実際の建物はこちら↓。
豊臣秀吉が念持仏としたといわれる「三面大黒天」をお祀りしている社です。
三面大黒天は「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」の3つの顔を持ちます。
なお、三面大黒天は毎年3月3日のみ短い時間しかご開帳されない秘仏です。
(2023年は密集をさけるため3/3と3/5に公開されていました)
拝観エリア・所要時間【圓徳院(高台寺塔頭)・三面大黒天】
赤の矢印:有料拝観エリア 黄色矢印:お茶席*申込者限定エリア オレンジ矢印:無料拝観エリア
(*土日祝日のみ開催の秀吉公ゆかりの神仏への献茶点前)
- 所要時間(目安):12~30分(赤矢印とオレンジ矢印エリア)
圓徳院(高台寺塔頭)の規模は高台寺の1/3くらいです。
有料エリアは建物内・渡廊下の移動のみなので、サラッと見るだけなら10~15分で拝観可能です。
無料エリアの三面大黒天も参拝のみなので無料エリアの移動を考えても2~3分で見ることができます。
もちろん、展示物やお庭をじっくり見たければ30分や60分かけることもできます。
見どころ・前回との違い【圓徳院(高台寺塔頭)・三面大黒天】
韋駄天立像 | 千体地蔵 |
【圓徳院】
- 今回の見どころ
→前回同様「韋駄天立像」「千体地蔵」の展示 - 前回との違い
→特になし
前回同様、「韋駄天立像」「千体地蔵」の展示が見どころになります。
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、高台寺教化ホールも京都東山福めぐり用に何か特別な展示がされるなどの情報はありません。
なお、「韋駄天立像」「千体地蔵」は2023年中長期間展示されていたので、レア度は低いですね。
【三面大黒天】
- 今回の見どころ
→参拝のみ - 前回との違い
→特になし
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、三面大黒天も京都東山福めぐり用に何か特別な展示がされるなどの情報はありません。
前回同様無料参拝のみです。
前述していますが、三面大黒天は毎年3月3日のみ短い時間しかご開帳されない秘仏で、福めぐり期間に開帳はありません。(2023年は密集をさけるため3/3と3/5に公開されていました)
拝観受付【圓徳院(高台寺塔頭)・三面大黒天】
圓徳院 | 三面大黒天 |
左の写真が圓徳院の入口です。門をくぐった左側に受付があります。
拝観受付で福めぐりセットを提示して拝観します。お札もこちらでいただきます。
右の写真が三面大黒天です。
お社に向かって右側に授与所があり、お札はこちらで頂きます。
圓徳院 | 三面大黒天 |
(2023年京都東山福めぐりにて撮影) |
なお、圓徳院ではコロナ以降、無料で疫病退散の御朱印を授与されていて、2023年の福めぐりではこちらもいただくことができましたが、2024年はありませんでした。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
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7.岡林院(高台寺塔頭)※通常非公開
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
7.岡林院・高台寺塔頭(京都東山福めぐり)※通常非公開 |
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公開内容 |
①方丈:本尊・延命地蔵菩薩(通常非公開) ②庭園(通常非公開) |
拝観時間 | 10:00-16:00 |
所要時間(目安) | 5~15分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町529 |
電話 | 岡林院: 075-533-4064 |
概要【岡林院(高台寺塔頭)】
岡林院(高台寺塔頭)は通常は非公開で、京都東山福めぐりの3日間のみ特別公開されます。
現存する高台寺塔頭寺院4か所の中で1番古く、1608年の創建です。
拝観エリア・所要時間【岡林院(高台寺塔頭)】
- 所要時間(目安):5~15分
岡林院(高台寺塔頭)は非常に小さなお寺です。
本尊がお祭りされてるお部屋で参拝とお庭を眺めるのみなので、早い方なら5分長くても15分くらいで拝観可能です。
ちなみに、福めぐりで入れるお部屋が8~12畳くらいなので、他の拝観者の方が来た場合には長居はしにくい状況です。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
見どころ・前回との違い【岡林院(高台寺塔頭)】
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
- 今回の見どころ
→昨年同様、本尊「延命地蔵願菩薩」と苔の庭園 - 前回との違い
→特になし
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、前回と同じご本尊への参拝と苔の庭の拝観になります。
岡林院(高台寺塔頭)は、通常非公開で京都東山福めぐり期間以外は座禅や茶道体験に参加のみの受付なのでかなりレアになります。
しかも今年の干支の龍も見ることができます。
ご本尊の延命地蔵菩薩さまが祀られている仏間の天井に「天龍図」があり、床の間の鏡面に写り込みます。
拝観受付【岡林院(高台寺塔頭)】
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
入口の門をくぐった目の前の建物に入ると受付の方がいらっしゃるのでそこで福めぐりセットを提示してお札をもらいます。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
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8.春光院(高台寺塔頭)※通常非公開
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
8.春光院・高台寺塔頭(京都東山福めぐり)※通常非公開 |
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公開内容 |
①勝利魔利支天堂(通常非公開) ②本堂(通常非公開) |
拝観時間 | 10:00-16:00 |
所要時間(目安) | 5~15分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町531 |
電話 | 春光院:075-561-8424 |
概要【春光院(高台寺塔頭)】
春光院(高台寺塔頭)は、は通常は非公開で、京都東山福めぐりの3日間のみ特別公開されます。
江戸時代初期の1627年(寛永4年)に北政所ねね様の甥、武将で歌人の木下勝俊(長嘯子)の娘・春光院万花紹三を弔うために建立されたお寺です。
ただ、現在のお堂は1904年(明治37年)に再建されたもの。
春光院は、幕末に西郷隆盛と入水した攘夷派の僧・月照が住み、西郷隆盛と密談した屋根裏の隠し部屋があったそうです。
拝観エリア・所要時間【春光院(高台寺塔頭)】
- 所要時間(目安):5~15分
春光院も小さなお寺で、勝利摩利支尊天堂、本堂、南庭が拝観対象です。
所要時間は、早ければ5分、普通に参拝と庭園見学で15分くらいです。
春光院さんは、本堂でお茶の接待(無料提供)があったので、お茶も飲みながら座ってゆっくり本堂内の仏像を眺めるのであれば20~30分くらいの滞在時間になると思います。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
上の画像の左が勝利摩利支尊天堂、右が本堂です。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
こちら↑が春光院の南庭(勝利摩利支尊天堂の前)です。
見どころ・前回との違い【春光院(高台寺塔頭)】
勝利摩利支尊天
(引用元:京都東山福めぐり2024チラシ)
- 今回の見どころ
→昨年同様、勝利摩利支尊天 - 前回との違い
→特になし
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、前回と同じ勝利摩利支尊天があるお堂と本堂の参拝、庭の拝観になります。
春光院(高台寺塔頭)も、通常非公開で京都東山福めぐり期間以外はみられないのでかなりレアになります。
拝観受付【春光院(高台寺塔頭)】
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
春光院(高台寺塔頭)の拝観受付は表門です。
上の写真、門の下に人影がありますがこちらが受付の方です。
(時間によってはご住職がたっていらっしゃいます)
受付の方に福めぐりセットを提示して、お札を受けており拝観します。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
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9.霊山観音
9.霊山観音(京都東山福めぐり) |
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公開内容 |
①十二支守本尊胎内めぐり(一般公開有料エリア) ②施設の敷地内(一般公開有料エリア) →東山福めぐりだけの特別公開はなし →霊山観音は太平洋戦争の犠牲者の仏教式慰霊施設 |
拝観時間 | 8:40-15:40 |
所要時間(目安) | 10~35分 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526-2 |
電話 | 霊山観音:075-561-2205 |
霊山観音は1955年(昭和30年)に、第二次世界大戦(太平洋戦争)の戦没者・犠牲者を慰霊するために実業家の石川博資(現・帝産観光バスの創立者)により作られた仏教式慰霊施設です。
一般公開されています。
霊山観音の大きな白い観音様は、高さ約24 m、総重量約500tととても大きく、顔だけでも6mあります。
霊山観音の入り口外観はこちら↓。
拝観エリア・所要時間【霊山観音】
赤矢印:おすすめの最短拝観ルート
- 所要時間(目安):10~35分
胎内巡りは早ければ5分くらいで拝観できます。
拝観受付から白い観音様の胎内まで2~3分なので、入口→胎内巡り→入口だけだと10分くらいで拝観できます。
上の拝観ルートで紹介している赤矢印をサクサクめぐるのであれば15分ほど。
(赤矢印は入口→胎内めぐり→ふぐ塚→愛染明王堂→願いの玉→入口のルート)
記念碑な度も含め施設内すべてをサクサクみていくと35分ほどです。
見どころ・前回との違い【霊山観音】
- 今回の見どころ
→昨年同様、十二支守り本尊胎内めぐり - 前回との違い
→特になし
現段階では、あくまで2024年のチラシからわかる情報となりますが、前回と同じ十二支守り本尊胎内めぐりと施設内の拝観になります。
十二支守り本尊胎内めぐりは、白い観音さまの中にある干支の守り本尊を参拝します。
自分の干支の守り本尊を参拝することで、年回りが悪い方は災厄を免れ、良い年回りの方が一層よくなります。
白い観音さま(白衣観音坐像)の胎内の様子 | |
下の画像にあるように、その年の運勢も掲示されているので、こちらを確認するのもひとつの見どころです。
拝観受付【霊山観音】
こちらが霊山観音の拝観受付です。
左側に受付の方がいらっしゃるので福めぐりセットを提示して、お札をもらい拝観します。
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10.京都霊山護国神社
10.京都霊山護国神社 |
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公開内容 (詳細へ) |
①拝殿・境内(無料参拝エリア) ②龍馬よさこいイラスト展(期間限定) →イラスト展が東山福めぐり期間の特別展示 (東山福めぐり以外の他の参拝者も見られる) ※坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓は福めぐりの対象外で別途料金が必要 |
拝観時間 | 9:00-17:00 |
所要時間(目安) | 10~15分 |
住所 | 京都市東山区清閑寺霊山町1 |
電話 | 京都霊山護国神社:075-561-7124 |
概要【京都霊山護国神社】
京都霊山護国神社は、幕末期に倒れた志士たちを祀るために1868年(明治元年/慶応4年)に明治天皇の詔(公文書)により創設された神社です。
創立当初は「霊山官祭招魂社」という名前でしたが、1939年(昭和14年)に現在の「京都霊山護国神社」に改称されています。この時に本殿などが再建されています。
境内の墓地には坂本龍馬、中岡慎太郎、桂小五郎を始めとする志士たちの墓があります。
拝観エリア・所要時間・拝観受付【京都霊山護国神社】
- 所要時間(目安):10~15分(鳥居からの移動含む)
京都霊山護国神社は、拝殿からの参拝と拝殿内の「龍馬よさこいイラスト」の鑑賞が福めぐりの対象です。(霊山墓地は別途料金が必要)
拝観(参拝)の所要時間は、鳥居→拝殿参拝→イラスト鑑賞→鳥居で10分くらい(早歩きで移動してサクサク見た場合)。
境内にある慰霊碑などを見たとしても15分くらいです。
なお、高台寺の駐車場横にある鳥居から坂を上がるのに3分くらいかかります。
鳥居は高台寺の駐車場の近くにあります。
京都霊山護国神社までの坂は、息切れするくらいのレベルの坂道です。
私以外の方も、息を切らしながら坂を上がられていました。
なお、京都霊山護国神社は通常から自由参拝(無料)なので、拝観受付は特にありません。
ただ、お札は授与所で福めぐりセットを提示していただく必要があります。
上の画像の右側の建物内に授与所があります。
上の写真の破魔矢が置かれた右側が授与所になっています。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
見どころ・前回との違い【京都霊山護国神社】
- 今回の見どころ
→昨年同様、龍馬よさこいイラスト展 - 前回との違い
→イラストは昨年と同じものも含まれる
前回と同じ龍馬よさこいイラスト展が見どころになります。
5日に行ってきましたが、作品は前回と同じものも含まれていました。
ちなみに、龍馬よさこいイラストは京都東山福めぐり期間(3日間)のみの展示ですが、この期間に普通に参拝した方も鑑賞可能です。
福めぐりのレア感は残念ながらありません。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
イラストはこんな感じで拝殿内に展示されます。
個人的には、お正月にだけ見られるお供え「鏡餅」も見どころだと思っています。
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11.恵美須神社(ゑびす神社)
11.恵美須神社(ゑびす神社)(京都東山福めぐり) | |
公開内容 |
①本殿・境内(無料参拝エリア) →東山福めぐりだけの特別公開はなし →ゑびす大祭(1/8-12)の準備で見れない場所がある |
拝観時間 | 9:00-17:00 |
所要時間 | 10分~15分 |
住所 | 京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125 |
電話 | 恵美須神社:075-525-0005 |
概要【恵美須神社(ゑびす神社)】
恵美須神社(ゑびす神社)は、鎌倉時代に、禅僧の栄西が建仁寺を建立にあたり鎮守として1202年(建仁2年)に創建された場所です。
七福神のひとり「ゑびす神(八代言代主大神)」を祀り、商売繁盛、家運隆盛で信仰を集めています。ほかに、旅行安全でも知られている神社です。
毎年、1月8日~12日に開催される「十日ゑびす(初ゑびす)大祭」の時期が一番参詣者であふれかえります。
日本の臨済宗の祖である栄西禅師が〈建仁寺〉を健立するにあたり、その鎮守社として栄西禅師が建久2年(1191年)に南宋から帰国する際に海上で暴風雨から守ってくれた恵美須神を主祭神として勧請し、建設されました。
そのため“旅ゑびす”とも呼ばれ、旅行安全を願う方も多く参拝されています。
十日ゑびす大祭:日本三大ゑびす祭のひとつで商売繁昌・家運隆盛の吉兆笹などの縁起物が授与される5日間の祭礼。神楽殿では終夜、神楽の奉納が行われる。縁起物の「人気大よせ」は京都限定の飾り物。
日程: 2024年1月8日(月・祝)~12日(金)
拝観エリア・所要時間・拝観受付【恵美須神社(ゑびす神社)】
赤矢印:最低限の参拝ルート 青矢印:その他境内の参拝ルート
- 所要時間(目安):10分~15分
恵美須神社(ゑびす神社)は、本殿への参拝(無料)のみなので拝観受付はありません。
ただ、お札は授与所で福めぐりセットを提示していただく必要があります。
上の写真で人が3人並んでる場所が、先ほどの境内図内の「授与所②」です。
こちらで福めぐりセットを提示してお札をもらいます。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
見どころ・前回との違い【恵美須神社(ゑびす神社)】
事前に知っておきたい注意点【恵美須神社(ゑびす神社)】
※2024年1月5日に行ってきましたが、今年は以下の白い布はなく、どちらも見ることができました!
恵美須神社(ゑびす神社)で行われる「十日ゑびす大祭(2024年1月8日~12日)」の準備で、見どころでもある「横参り(本殿左側面の棚塀)」と「鳥居のえびす様」が見られなくなっている可能性があります。
- 本殿の左面側面の横参り用の板塀が白い布で覆われている
- 鳥居にある”えびす様”が白い布で覆われている
2024年はどうなるか分かりませんが、京都東山福めぐり期間に上記が布で覆われて見れない可能性があります。
具体的にどこがどうなるのかを紹介しますね。
1.横参り(本殿左側面の棚塀) | |
通常時 | 2023年福めぐり期間 |
恵美須神社(ゑびす神社)には、「横参り」という、本殿の横の戸をやさしくトントンと叩いて、高齢で耳が遠いゑびす様に「お参りに来ました」と伝える習わしがあります。
この横参りの戸が、2023年はコロナ対策で布で覆われ見れなくなっていたのです。
2024年はどうなるか分かりませんが、これを期待しすぎてがっかりしないようご注意ください。
※2024年1月5日に行ってきましたが、今年は以下の白い布はなく、どちらも見ることができました!
2.鳥居のえびす様 | |
通常時 | 2023年福めぐり期間 |
次に、恵美須神社(ゑびす神社)の2つ目の鳥居にはえびす様の顔と熊手があり、鳥居の前で後ろ向きにお賽銭を投げて熊手に入れば金運UPの御利益があると言われています。
こちらも2023年は、十日ゑびす大祭の混雑に向けて布で覆われていました。
賽銭なげを楽しみにしている方は、東山福めぐり期間に挑戦できない可能性があるのでご注意くださいね。
※2024年1月5日に行ってきましたが、今年は以下の白い布はなく、どちらも見ることができました!
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12.瀧尾神社
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
12.瀧尾神社(京都東山福めぐり) |
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公開内容 | ①拝殿天井「木彫龍」(通常非公開) ②境内(無料参拝エリア) →木彫龍が東山福めぐり期間の特別公開 全長8mの木彫(江戸時代の後期、九山新太郎・作)で、夜中に水を飲みに動き出すという逸話あり →通常は拝殿の外から覗けば見えるが、東山福めぐり期間は間近でみられる |
拝観時間 | 10:00-16:00 |
所要時間(目安) | 5~15分 |
住所 | 京都市東山区本町11-718 |
電話 | 瀧尾神社:075-531-2551 |
こちらが瀧尾神社です。
鳥居の奥に見えるのが、龍の彫刻がある拝殿です。
神社の創建や由来は不詳ですが、1586年(天正14年)に豊臣秀吉の大仏殿建立に伴う移転で現在地へと移され、江戸時代の初期には幕命により社殿を修理、神社名を瀧尾神社とした歴史があります。
前回2023年の京都東山福めぐり期間は、本殿が修復工事中だったため、龍の彫刻がある拝殿が、本殿の代わりになっていたため、建物の4面がふさがれていました。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
修繕工事は終わったので、2024ねの福めぐりはきれいになった瀧尾神社が見られます。
拝観エリア・所要時間【瀧尾神社】
- 所要時間(目安):5~15分
瀧尾神社は、拝殿からの参拝と龍の彫刻の拝観だけなら所要時間は5分ほどです。
境内のお社などを見て回っても15分くらいで拝観可能な規模です。
※2024年は、拝殿見学の列待ちが50人以上いるのでこの時間では難しそうです
見どころ・前回との違い【瀧尾神社】
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
- 今回の見どころ
→昨年同様、拝殿天井の龍の彫刻(全長8m)
江戸時代後期の彫物・九山新太郎作 - 前回との違い
→公開内容は変更ないが、修繕工事が完了している
前回と同じ拝殿天井の龍の彫刻が見どころになります。
ただ、今回は修復工事が完了しているので↓のようなきれいな瀧尾神社が参拝できます。
拠点最寄りの
「瀧尾神社」京都市東山区
修復工事も終わりピカピカの本殿がお披露目
そして天井一面の龍の彫刻は、全長8mにも及ぶ立派なもの
夜に見るとまた一段と凄味を増す感じ
圧倒される気温は28℃☁️、本日も宜しくお願いします! pic.twitter.com/YKP4ikRdZ0
— 京都八条口 (@tsuyudaku8) August 22, 2023
2024年は、福めぐりセットがない方も500円を払えば拝殿内で見学ができます。
そのため、前述していますが長蛇の列ができています。
(↑2024年1月5日13時撮影)
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
拝殿に上がると↑の写真の距離感で見ることができます。
上の写真は拝殿が布で覆われ鉾が置かれてますが、これは2023年の本殿修繕工事の為に拝殿が本殿として使用されていたからです。
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
「夜になると龍が動き出して水を飲みに行く」という噂がたつだけありますよね。
拝観受付【瀧尾神社】
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
赤い鳥居をぐぐった奥にテントがあり、こちらが拝観受付です。
福めぐりセットを提示してお札を頂き拝殿の龍を見学します。
2024年はお札授与場所が変更になっています。
↓の★1がお札授与場所でした。(1/6.7日に変更があるかもなので現地で確認して下さい)
2024年はお札だけもらってコンプリートしました。
(2024年京都東山福めぐりにて撮影)
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効率的な巡り方(おすすめルート)【京都東山福めぐり2024】
1日でめぐるならこう!
京都の地理に慣れていないと、どの順番でめぐればいいのか悩みますよね。
高台寺周辺の地理や前回参加の経験から、効率的にめぐるおすすめルートを紹介します。
このルートであれば2時間半~4時間40分くらいでめぐれるはずです。
もちろん、当日の混雑具合や交通状況でも変わるので参考として活用してください。
※2024年は瀧尾神社が長蛇の列なので待ち時間に30~60分かかりそうです。
- 高台寺利生堂(約3~15分):八相涅槃図
※福めぐりセットの購入と福引
↓
徒歩(約1分)
↓ - 高台寺教化ホール(約3~5分):アンドロイド観音
↓
徒歩(約1分)
↓ - 霊山観音(10~35分):十二支守り本尊胎内めぐり
↓
徒歩(約5分)
↓ - 霊山護国神社(約10~15分):龍馬よさこいイラスト
↓
徒歩(約5分)
↓ - 春光院(5~15分):勝利摩利支尊天堂
↓
徒歩(約2分)
↓ - 圓徳院・三面大黒天(12~30分):韋駄天立像、千体地蔵
↓
徒歩(約1分)
↓ - 掌美術館(5~15分):清住院十一面観音菩薩坐像
※「乃あん」で休憩するならこのタイミング(10~15分)
↓
徒歩(約2分)
↓ - 岡林院(5~15分):本尊・庭園
↓
徒歩(約3分)
↓ - 高台寺(20~40分):開山堂内陣天井画「雲龍図」
↓
徒歩(約1分)
↓ - 高台寺天満宮(1~2分):参拝
※「湖月茶屋」で休憩するならこのタイミング(10~15分)
↓
徒歩(約15分)
↓ - 恵美須神社(10~15分):参拝
↓
徒歩(約7分)
↓
京阪本線「清水五条」駅5番出口
↓(乗車4分・2駅・170円)
↓※準急・各駅13~15分間隔
京阪本線「東福寺」駅
↓
徒歩(約2分)
↓ - 瀧尾神社(5~15分):拝殿天井の龍の彫刻
※2024年は瀧尾神社が長蛇の列なので待ち時間に30~60分かかりそうです
※当日の混雑具合や交通事情で記載の時間通りにならないこともあります。あくまで目安として参考にしてください。
恵美須神社から市バス「清水道」駅まで10分ほど歩き、207番か202番「九条車庫前行」に乗って、「東福寺」または「泉涌寺道」で降りるルートでもOKです。
この場合、バスの乗車時間は16分で運賃220円です。
なお、東福寺バス亭て下車してから瀧尾神社までは徒歩で5~6分です。
高台寺周辺のルート
効率的な巡り方で紹介した①~⑩は上記の黄色矢印のルートでめぐる想定です。
高台寺周辺はこのルートでめぐると1番往復が少ないですよ。
⑪恵美須神社へはオレンジのルートで進みます。(オレンジ矢印以外を通ってもOK)
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全部めぐれない場合は最低この3か所へ!【京都東山福めぐり2024】
①次回は見られないここ!
(↑高台寺開山堂)
2024年の京都東山福めぐりは、高台寺は絶対に外せません!
なぜなら開山堂の内陣(天井画「雲龍図」狩野山楽・筆)が公開されるからです。
通常拝観時も開山堂内には入れますが、内陣は見られません。
高台寺の福めぐりの特別公開エリアは毎年変わるようなので、来年の福めぐりでは見られない可能性が高く、過去の公開も少ないのでレアです!
対象ヶ所すべてを巡れない方は、高台寺は必ずピックアップしてくださいね。
【参考】開山堂内陣過去の公開履歴
・非公開文化財の特別公開(2014年)
・京の冬の旅(2009年)
②1か所で1500円の価値があるここ!
次は、通常非公開の岡林院(高台寺塔頭)です。
岡林院さんは過去に一般公開した際の拝観料がなんと1500円でした。
岡林院にいくだけで福めぐりセット1500円分の価値ありです。
来年も福めぐりの対象寺院になるとは思いますが、巡れる場所が限られるなら岡林院さんもピックアップしてくださいね!
③通常は入れないここ!
最後は春光院(高台寺塔頭)です。
こちらも東山福めぐりの3日間しか拝観できないので、巡れる場所が限られる場合ピックアップしてくださいね!
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福引の景品と場所【京都東山福めぐり2024】
福引会場の様子と景品(写真あり)
福引会場の高台寺利生堂
高台寺利生堂が、福引会場になっています。
前回2023年は、下の画像にある「御みくじ」を振って出た番号のグッズがいただけました。
福引の景品
第2回(2024年)も10番が出て絵葉書をいただきました。
絵葉書は複数から選べたので、今回特別公開の雲龍図にしました!
前回2023年は、10番が出て、ねねさまのマスクチャームをいただきました。
ハズレなしで何かしらいただけるのがうれしいですね。
福引会場「高台寺利生堂」の場所(地図あり)
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休憩所(無料接待所)の場所と内容【京都東山福めぐり2024】
外観:甘味処「乃あん」と「湖月茶屋」
乃あん | 湖月茶屋 |
東山福めぐりの「三面大黒天」と同じ敷地にあります。「三面大黒天」を背にして左手側に「乃あん」があります。室内と室外の両方に席があります。 ※2024年はお茶はセルフで紙コップに注ぐ仕様になり、室内には入りにくい雰囲気でした |
東山福めぐりの「高台寺天満宮」の目の前にあります。高台寺の拝観受付口のすぐ近くとも言えます。 湖月茶屋さんは、屋根付きの建物でお部屋にはなっていないです。1月にここでお茶は寒いかもしれません。 |
(2024年福めぐりで撮影)
場所:甘味処「乃あん」と「湖月茶屋」
ちなみに「乃あん」は、高台寺の石段の階段を下って右手側に少し進むと下の画像の門があるので、そこをくぐると左手前にあります。
東山福めぐりの「三面大黒天」もこの門をくぐり、右手の奥にあります。
福めぐりセットの提示で無料で拝観できる「高台寺 掌美術館」もこの門をくぐって左側中央の2階にあります。
実際に「乃あん」でいただいた「お茶とお菓子」を紹介
甘味処「乃あん」さんで出てきたお茶とお菓子はこちらです。
↓こちらは2023年版で、2024年は紙コップにセルフでお茶を入れ、お菓子もそのまま手渡しです。
「ねねの薫り」と言う名の大納言かのこでした。
包の中はこんなかんじ。
お茶券はひとり1枚なので、湖月茶屋でどんなお菓子がいただけるのか、甘酒がどんな簡易なのかはお伝えできずです。
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限定のご朱印(値段・種類)【京都東山福めぐり2024】
【一覧で確認】福めぐり限定ご朱印
岡林院(高台寺塔頭) | 高台寺天満宮 | 高台寺利生堂 |
書置き・500円 | 書置き・500円 | 書置き・300円 |
※2024年は変更になる可能性もあります
前回2023年の京都東山福めぐりの限定御朱印は上記の3種でした。
2024年も特別御朱印の授与がありました。
岡林院は中央の文字が違います。
あとは、高台寺で新春特別御朱印の授与があります。
高台寺の2024年新春御朱印は書置きのみで1枚400円です。実物の写真は↑こちら。
岡林院(高台寺塔頭) 御朱印詳細
(2023年京都東山福めぐりにて撮影)
こちらは岡林院(高台寺塔頭)の福めぐり限定御朱印です。
書置きタイプで御朱印の値段は1枚500円です。
岡林院の拝観受付(お守り札授与場)にいらっしゃる方か、ご住職に御朱印がほしい旨を伝えるといただけます。
今年も住職がせっせと御朱印を書かれていました。
2023年中央の文字は「和顔愛語(わげんあいご)」で意味は、「和やかな顔と思いやりの言葉で人に接」すること。
2024年は龍が入った文字でした!
高台寺天満宮 御朱印詳細
こちらは高台寺天満宮の福めぐりバージョンのご朱印「夢」です。
書置きタイプで、御朱印の値段は1枚(1体)500円です。
「高台寺天満宮」の横にある福めぐりのお守り札授与場所で購入できます。
金台紙に夢の文字は、福めぐり期間外にも授与されることはありますが、その時はねね様だけの朱印なので秀吉公と2人なのは、福めぐりだけです。
2024年も同じく授与がありました!
高台寺利生堂 御朱印詳細
利生堂では、福めぐり限定の御朱印がいただけます。
書置きタイプで、御朱印の値段は1枚(1体)300円です。
「高台寺利生堂」の内にある福めぐりのお守り札授与場所&御朱印所で購入できます。
2024年も同じく授与がありました!
掌美術館 記念スタンプ
ご朱印ではないですが、こちらは高台寺掌美術館の記念スタンプ。
前回の福めぐりでは3日限定の記念スタンプが設置されていました。
残念ながら2024年はこちらはありませんでした!
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絶対これは持っていこう!【京都東山ふくめぐり2024】
冬の拝観必須2アイテム
- 靴下の上に履くモコモコ靴下
→京都の1月はお堂の中は冷蔵このように冷えます
→板の間も畳も予想以上に冷たいので拝観に集中できないこともあるので
拝観用のモコモコ靴下の持参がオススメ - スマホ対応の手袋
→スマホで写真を撮るならスマホ操作ができる手袋を!
→手袋を外してスマホで写真を撮るのがつらいくらい1月の京都は寒いです
モコモコ靴下は、100円ショップレベルのものではなく上の写真くらい厚手(500~600円以上の本格的なもの)を準備するのをお勧めします。
うっかり忘れがちなこのアイテム
- お賽銭
→1円・5円・10円をうっかり忘れることって多いですよね! - 小銭
→御朱印も集める方は100円・500円を忘れずに! - スマホの携帯充電器
→写真をたくさん撮りたい方はお忘れなく!
→スマホのバッテリーが弱っていると1日持たない可能性があります
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これもあるとなおよい!
- 福めぐりセットを入れるクリアファイル
→福めぐりセットをきれいに家まで持ち帰るためにクリアファイルを持っていくのをおすすめします
→チラシなどをもらうことも考えるとA4サイズがオススメ - 靴を入れるビニール袋
→だいたい寺院で用意されてますが、エコのためにマイ靴入れを持参するのがオススメ
- 単眼鏡(片目双眼鏡)
→襖絵や天井画など離れたところから鑑賞するのにオススメ!
高台寺近辺をめぐる間は、福めぐりセットを手にもっている方が楽ですが、カバンに入れるときはクリアファイルに入れるのをお勧めします。
靴入れはだいたいお寺側で用意されていることが多いですが、持参しておくと便利です。
単眼鏡は、襖絵や天井画の微細な技芸まで見られるので京都の文化財巡りにはおすすめです!
いつもこちらを持ち歩いてます!
前回参加レビュー【京都東山福めぐり2024】
行ってよかったこと
- 1500円でこんなに拝観できるのはお得!
- 人が少なくのんびり拝観できた!
- お札集めが思いのほか楽しい!
第1回の2023年に参加しましたが、1500円でこれだけ巡れるのはとてもお得だったのが何よりよかったことです。
前回はコロナの自粛感がまだ残っていた時期の平日にめぐったので、人も少なくゆっくり拝観できて最高でした。
正直なはなし、お札集めは特に興味がなかったのですが、どんどん台紙が埋まっていくと楽しくなってきて、コンプリートしたときにはホクホクした気持ちになりました。
京都東山福めぐりは、たくさんの人に知ってもらいたい気持ちと、あまり人が増えずにゆっくり拝観したいなという気持ちで葛藤中です。
残念だったこと
- 福めぐり以外の拝観者も基本的に同じ場所が見られること
- 地図がわかりにくい
- 瀧尾神社に人が多すぎる!(2024年の残念だったこと)
残念だったことは「強いてあげるなら」の3項目です。
ひとつ目は、福めぐりはおそらく主催者からすれば「お札」と「参拝」がメインイベントだと思うのですが、特別公開を目当てにしているとちょっと残念に感じます。
ふたつ目は、京都のどのイベントにも共通するのですが地図がとにかく分かりにくいところが残念です。
2回目の今年も地図を見ながらよくわからないと言ってる方がいました。
京都の地理に不慣れな場合、スマホのGoogleマップがなければなかなかスムーズにめぐるのが難しいので、スムーズに巡れるような地図をみんなに配布して欲しいところです。
謎解きゲームとして楽しむ心でめぐるしかないかもしれませんね。
3つめは、今年が辰年で各メディアが瀧尾神社を紹介したから起きたことですが、拝殿を見学するのに50人以上並んでいてめげました。
福めぐりセットを持ってる人は先にみられる特典があればよかったのにと思います。
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