京都の世界遺産は全部で17個。京都駅から近い順いに一挙紹介!

京都観光をするなら世界遺産を訪れたいですよね。

こちらの記事では、世界遺産「古都京都の文化財」に登録されているの全17ヵ所京都駅に近い順に紹介します。

京都には、世界遺産に登録されている文化財が17ヵ所もあるんですね。

ちなみに内訳は、神社が3カ所、お寺が13ヵ所、お城が1カ所の計17カ所なんです。

京都の世界遺産は京都全体に点在しています。

17ヵ所を近いエリアでまとめて、4つに分類して紹介もしているので、楽しい旅行のコースづくりの参考にしてくださいね。

【京都駅から近い順】京都の世界遺産17ヵ所

さて、先ほどもお伝えした通り「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている文化財は17個。

「詳細はいいからまずはざっとどこなのか知りたい!」まずは、そんなお望みにお応えしましょう。

京都駅に近い世界遺産から順に並んでいます。

01.西本願寺(龍谷山 本願寺)
02.東寺(教王護国寺)
03.二条城(元離宮二条城)
04.清水寺
05.下鴨神社(賀茂御祖神社)
06.銀閣寺(慈照寺)
07.上賀茂神社(賀茂別雷神社)
08.苔寺(西芳寺)
09.金閣寺(鹿苑寺)
10.仁和寺
11.龍安寺
12.天龍寺
13.醍醐寺(上醍醐・下醍醐)
14.平等院
15.宇治上神社
16.高山寺
17.延暦寺(比叡山延暦寺)

余談ですが、京都の世界遺産は1遺産「古都京都の文化財」だけで、そこに登録されてる文化財が17個ってご存知でしたか?

お恥ずかしながら私は17遺産だと勘違いしていました。

ちなみに、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されたのは1998年の12月で、日本では5番目の登録になります。

では次に4つのエリアに分けて京都の世界遺産を紹介していきましょう。

【京都市内・中央エリア】世界遺産は4ヵ所

まずは、京都駅から約5km圏内のエリアを【京都市内・中央エリア】としてご紹介して参りましょう。

京都駅から徒歩またはバスやタクシーを使っても5分~15分くらいで行ける距離にある世界遺産です。

京都市内・中央エリアにある世界遺産は4カ所

それぞれ簡単に見どころなどを紹介します。

西本願寺(本願寺)

京都駅中央口から歩いて10分~15分、タクシーなら6分くらいの距離にある「西本願寺(にしほんがんじ)」。

正式には「本願寺(ほんがんじ)」なのですが、東本願寺と区別するために西本願寺と呼ばれ「お西さん」の愛称で親しまれています。

西本願寺は、新撰組の屯所として利用されたこともあり新選組好きの方ならドラマや漫画で知っている方もいるかもしれませんね。

余談ですが、私は新選組の漫画「風光る」(渡辺多恵子作)を連載当初から読み続けています。

西本願寺の見どころ(国宝・重要文化財)

西本願寺は、境内だけでなく堀川通の向こう側にも文化財があります。

【国宝】御影堂(ごえいどう)、阿弥陀堂(あみだどう)、書院、飛雲閣(ひうんかく)、唐門(からもん)

【重要文化財(境内)】能舞台、総門、御影堂門、阿弥陀堂門、経蔵(きょうぞう)、太鼓楼(たいころう)、手水舎(ちょうずや)、御成門(おなりもん)、目隠塀(めかくしべい)、築地塀(ついじべい)

【重要文化財】総門、本願寺伝道院

拝観料・基本情報

西本願寺は境内の拝観は無料なので開門時間内なら自由に観てまわることができます。

ただ、国宝の書院と飛雲閣は、前日までに予約する必要があります。

拝観料は志納(しのう)。

KIKOのおすすめポイント

なんといっても「飛雲閣」がおすすめです!できることなら、飛雲閣の中でお茶を楽しめる「」の時期に行くのが最高です!(私もいつかこの)

飛雲閣(ひうんかく)は、金閣、銀閣とともに「京都三名閣」「洛陽三閣」と呼ばれる楼閣建築。

東寺(教王護国寺)

京都駅八条口から歩いて15~25分、タクシーなら5~10分の距離にある「東寺(とうじ)」

京都駅から1駅の「東寺駅」から徒歩電車で行くのが一番お勧めです。

東寺は通称で、正式名称は「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」。

東寺は平安遷都とともに国立の寺院「官時(かんじ)」として建てられました。

新幹線の車窓からも見える「五重塔」は55メートルあります。木造の塔としては日本一の高さで、1644年に徳川3代将軍の家光が再建・奉納

金堂・五重塔・御影堂と3つの国宝

1934年(昭和9年)境内が国の史跡

東寺の見どころ(国宝・重要文化財)

東寺の見どころは、国宝を25件・80点、重要文化財を52件・23,603点保有している

【国宝】金堂、五重塔、御影堂、

 

【重要文化財】講堂()、

拝観料・基本情報

 

KIKOのおすすめポイント

二条城(元離宮二条城)

出展:京都写真

地下鉄東西線二条城前駅から徒歩3分。

「二条城(にじょうじょう)」は、徳川家康が京都を訪れる際の拠点「居城(きょじょう)」として作らせたお城。

正式名称は、元離宮二条城(もとりきゅうにじょうじょう)。

築城400年を超える

二条城と言えば、大政奉還が行われた場所としても有名ですね。

徳川家康による将軍就任の儀に始まり徳川慶喜の大政奉還による終焉の舞台となった、江戸幕府の栄枯盛衰を象徴した場所

見どころは、国宝 二の丸御殿、本丸御殿、二条城の庭園:江戸時代に作られた、障壁画、番所、唐門、

江戸時代の「二の丸庭園」、明治時代の「本丸庭園」、昭和時代の「清流園」と3つの庭園があり、それぞれ造られた時代が異なります。

二条城の見どころ(国宝・重要文化財)

 

二条城の拝観料・基本情報

 

KIKOのおすすめポイント

清水寺


出展:京都写真

JR京都駅からバス、五条坂下車、徒歩10分

東山区にある

江戸初期に再建

重要文化財の伽藍が15ほど存在

清水の舞台:本堂から張り出すように作られていて京都の街が一望できる、音羽の瀧

本堂は「清水の舞台」とも呼ばれ、国宝に指定されており、崖にせり出すように造られた舞台は「懸造り」と呼ばれ、最長12メートルに及ぶケヤキの柱で支えられています。

【京都市内・北部】世界遺産は3カ所

 

下鴨神社(賀茂御祖神社)


出展:京都写真

京阪電鉄・叡山電鉄出町柳駅から徒歩12分

京都三大祭のひとつ「葵祭」で斎王が清めを行う御手洗池、糺の森

 

銀閣寺(慈照寺)

JR京都駅からバス、銀閣寺道下車、徒歩6分

銀閣寺は足利将軍の別荘が寺院になりましたが、

銀閣と呼ばれるのは、『観音堂』

東求堂と共に国宝に指定

義政は東求堂で生活をしていたとされ

全体の造形美にこだわった銀閣寺は日本人の心の鏡でもあるのではないでしょうか。東山文化の集大成でもあるこの銀閣は、静かに何かを語りかけてくれるのです。

庭には向月台、洗月泉と東求堂から見る美しい庭を楽しむ為の工夫

春と秋に開催される特別公開では、「東求堂」を拝観できるので“義政が本当に欲しかったもの”を感じてください。権力だけでは人を動かすことはできない、美しい文化が世の中を平穏にすると信じていたのではないでしょうか。

相国寺の山外塔頭の一つで、金閣寺とともに東山文化を代表

1952年3月庭園「錦鏡池」が国の特別史跡、特別名勝に指定されました。 この庭園は、西芳寺(苔寺)の庭園を模して造られたと言われ、現在の庭園は江戸時代に改修され創建当時とは異なっているよう

銀閣(慈照寺観音殿)、飛雲閣(西本願寺)と併せて『京の三閣』と呼ばれます。

上賀茂神社(賀茂別雷神社)

JR京都駅からバス、上賀茂神社前下車、徒歩すぐ

砂山な二つ 『片岡社』があり珠依姫命が祀られて

紫式部も通ったと伝わる上賀茂神社

社殿は本殿など2棟が国宝、34棟が重要文化財、境内は史跡に指定

【京都市内・西部】世界遺産は5カ所

 

苔寺(西芳寺)

出展:写真AC

JR京都駅からバス、苔寺・すず虫寺下車、徒歩3分

約120種もの苔が生えたお庭が有名なことから「苔寺」

池泉回遊式になっており、雨上がりの後の晴れの日がベスト。

雨の日の拝観がやはり一番おすすめ。ただし、拝観は事前予約が必要です。必ず「往復ハガキ」で申し込みます。予約は2ヶ月前から受付で、最低でも1ヶ月前には予約しないと入れません。なお、観光寺ではないので、写経が終わってから庭園見学が可能です。所要時間は約90分ほど。時間に余裕を持って訪れてくださいね。

緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しさから「苔寺」と呼ばれ、一般的にはこの名の方が良く知られています。
※近年は、苔の痛みが激しく、拝観には事前の申し込みが必要です。

金閣寺(鹿苑寺)

JR京都駅からバス、金閣寺道下車、徒歩1分

三島由紀夫の「金閣寺」 足利義満が築いた北山文化の最高峰

『金閣寺』は明からの使者をもてなすために建設されました。諸国の大名だけでなく、天皇の行幸もこちらが利用されています。日本の偉大さを見せしめるために金にしたそう。

舎利殿三層からなる『舎利殿』全ての階の建築様式が異なっている

銀閣(慈照寺観音殿)、飛雲閣(西本願寺)と併せて『京の三閣』と呼ばれます。

庭園「鏡湖池」は国の特別史跡、特別名勝に指定されており、鏡湖池に映る金閣は「逆さ金閣」と呼ばれとても美しいです。

仁和寺

京福電鉄北野線御室仁和寺駅から徒歩3分

「御室御所」

代々皇族が門跡を勤めた由緒あるお寺です。御室桜が有名で、春には桜の名所

仁王門京都三大門”のひとつ徳川家光公の寄進、金堂京都御所の紫宸伝を移したもので国宝安の寝殿造り、御影堂御所の清涼殿を移築したもの宝形造りで屋根は檜皮葺のまま

境内は「御所」の名にふさわしい格式ある雰囲気

仁和寺の桜には特に「御室桜(おむろざくら)」の名が付いていて、樹高が低く「花(鼻)が低い」ということから「お多福桜」とも言われています。
また、四国八十八ヶ所を模した約3kmにわたる「御室88ヶ所」巡拝コースを設けてあります。

龍安寺

出展:京都写真

京福電鉄北野線龍安寺駅から徒歩7分

桜の季節には垂れ桜が美しく、新緑や雨の日にはまた趣の違う姿

イギリスからエリザベス女王が来日

石庭、地足の蹲水戸黄門でお馴染みの水戸光國が寄進方丈の軒下にあるのはレプリカ、蔵六庵(非公開)の茶室前に本物があるそうです。

枯山水の方丈石庭が「龍安寺の石庭」として有名で、その石庭は白砂に砂手熊という道具を使って線引きすることで、水の流れを表し、石を島に見立てています。
15の石を5.2.3.2.3と配置し、別称「虎の子渡しの庭」

天龍寺

京福電鉄嵐山線嵐山駅から徒歩6分

嵐山観光で、かならず足を運びたい『天龍寺』。足利尊氏により創建

醍醐天皇の菩提寺

曹源池庭園は、世界文化遺産に登録されておりアジサイが美しい

龍寺の法堂には、加山又蔵画伯により描かれた雲龍図

夢窓疎石が手掛けた「曹源池庭園」は嵐山、亀山を借景としており、四季の表情を見せ特に秋の紅葉は紅葉は見事としか言いようがありません。

足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの禅寺として壮大な規模と高い格式を誇り、京都五山の第一位とされ、紅葉と桜の名所でもあります。
嵐山と亀山の借景を巧みに取り入れた池泉回遊式庭園「曹源池庭園」があり、四季折々の美しさをみせてくれます。

 

【京都市外・郊外】世界遺産は5カ所

 

醍醐寺(上醍醐・下醍醐)

地下鉄東西線醍醐駅から徒歩10分

平安時代の創建で、金堂は国宝

清瀧宮拝殿 唐の青龍寺から勧誘した神様を祀っています。建物は寝殿造りの手法を活かし、清水寺ほどの規模ではありませんが懸造り(かけづくり)の構造により、床が競り出しているのが見えます。国宝でもある清滝宮拝殿は山の上にあるので、緑が深く秋には美しい紅葉で彩られます。

薬師堂 平安建築として、清瀧宮拝殿よりも古いと言われています。

国宝の薬師如来と日光菩薩、月光菩薩を安置していましたが、現在は霊宝館で拝観する事ができます。

五重塔 国宝 京都ではもっとも古い木造の建築 平安時代の建築とは思えない

醍醐山上一帯の「上醍醐」と、山麓の「下醍醐」、壮麗な庭「三宝院」とを合わせた広大な境内地を誇ります。
境内にある五重塔(国宝)は醍醐天皇の御冥福を祈るために建立された塔で、京都府内で最も古い木造建造物です。

「桜の醍醐」としても有名で、豊臣秀吉が贅を尽くして行った「醍醐の花見」はここ醍醐寺。
境内は日本さくら名所100選

平等院

京阪電鉄宇治線宇治駅から徒歩10分

藤原頼道により創建

鳳凰堂、阿弥陀如来像、平等院ミュージアム鳳翔館

藤原氏ゆかりの寺院で、10円硬貨に描かれている事でも有名です。
17世紀以来、特定の宗派に属さない単立の仏教寺院でしたが、天台宗系の最勝院と、浄土宗の浄土院という2つの寺院の共同管理となっています。
平安時代後期・11世紀の建築、仏像、絵画、庭園などが今に伝えられています。

宇治上神社

京阪電鉄宇治線宇治駅から徒歩10分

本殿と神殿のみの小さな神社

「平等院』から歩いて約15分のアクセス

拝殿、本殿、

宇治神社とは対をなします。
祭神として菟道稚郎子(うじのわきのいらつこ)、応神天皇、仁徳天皇を祀っています。

本殿(国宝)は平安時代後期のもので現存最古の神社建築とされ、拝殿(国宝)は鎌倉時代前期に建立されたものです。

高山寺

JR京都駅からバス、栂ノ尾下車、徒歩1分

日本最古の漫画、鳥獣戯画、川端康成の『古都』の舞台、鳥獣人物戯画だけでなく仏眼仏母像、明恵上人樹上座禅像、明恵上人の住居であった『石水院』は、後鳥羽天皇より学問所とした賜ったもの

栂尾は高雄・槙尾と合わせて三尾と称され、紅葉の名所として高名です。
栂尾の茶園は、栄西禅師から贈られた茶の種を、馬の足跡に植えたとされ、日本最古の茶園として知られています。
「鳥獣人物戯画(国宝)」を始め、多くの文化財を伝える寺院としても知られており、境内は国の史跡

延暦寺(比叡山延暦寺)

坂本ケーブル延暦寺駅から徒歩8分

日本最高峰の仏教寺

 

大講堂 仏教経典の講義を行う道場

根本中堂 最澄が自ら刻んだ薬師如来像が祀られています。

釈迦堂

比叡山延暦寺の中でも最古の建造物で、織田信長の焼き討ち後に豊臣秀吉が『比叡山延暦寺』を再建しました。徳川家康の時代には、根本中堂が再建され、明治に入ってから仏教寺として再び修行の場となったそうです。

 

横川中堂

歴代の仏教祖師についての説明板が並んでいるので一枚一枚読んでみましょう。

京都市左京区と滋賀県大津市の比叡山全域を境内とする寺院です。
山上から東麓にかけ東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)等、三塔十六谷の堂塔が点在

本仏教史上著名な僧の多くが若い日に比叡山で修行していることから、「日本仏教の母山」とも称されます。

世界遺産は特別拝観で巡るのがおすすめ

 

おわりに

現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産

 

世界遺産を実際に目にして五感を通して触れることで、日本人が代々受け継いできた「美意識」「生や死に対する意識」