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【KIKOの行ったところリスト】京都を観る編(神社仏閣・城・建築物・庭園・美術館など)

京都と聞くだけでテンションが上がる稀子(Kiko)です。

こちらのページでは私がこれまでに行ったことがある京都の観光地をまとめて紹介します。

記事や用語集を今後作成していきますので、ここからリンクを貼ろうと思っています。

 

京都を観る(神社仏閣・城編)

【京都】神社

世界遺産「古都京都の文化財」に登録されてい神社

下鴨神社(しもがもじんじゃ):京都市左京区にある神社で世界遺産。正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。上賀茂神社と行う京都三大祭りのひとつ「葵祭(あおいまつり)」や「鏑流馬神事(やぶさめしんじ)」が有名。

上賀茂神社(かみがもじんじゃ):京都市北区にある神社で世界遺産。正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。下鴨神社と行う京都三大祭りのひとつ「葵祭(あおいまつり)」で有名。

宇治上神社(うじがみじんじゃ):京都府宇治市にある神社で世界遺産。「拝殿」と「本殿」は国宝。本殿は平安時代後期につくられた現存する最古の「神社建築」。境内には「桐原水(きりはらみず)」と呼ばれる湧き水があり、宇治の七名水の現存する最後のひとつ。明治時代までは隣接の宇治神社と二社一体で「離宮上社」と呼ばれていた。

その他の神社

宇治神社(うじじんじゃ):京都府宇治市にある神社。本殿は鎌倉時代後期の造営とされ国の重要文化財。祭神の「菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」のお話にちなんだ「みかえりウサギ」のおみくじが可愛い。明治時代までは隣接の宇治上神社と二社一体で「離宮上社」と呼ばれていた。

橋姫神社(はしひめじんじゃ):京都府宇治市にあるちいさな神社。橋姫の言い伝えから縁切り神社として知られる。

錦天満宮(にしきてんまんぐう):京都市中京区新京極通(しんきょうごくとおり)にある神社。「菅原道真(すがわらのみちざね」を祀る神社。

岡崎神社(おかざきじんじゃ):京都市左京区岡崎東天王町にある神社。子授けうさぎ・狛うさぎ・招きうさぎ・うさぎおみくじなど、キュートなウサギづくしな兎が氏神様の神社。

安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう):京都市東山区にある神社。縁切り・縁結び神社として有名。白いお札がたくさん貼られた「縁切り縁結び石」が観光ガイドやテレビによく出ている。また、日本唯一の「絵馬」ミュージアム「金比羅絵馬館」もある。

島原住吉神社(しまばらすみよしじんじゃ):京都市下京区にある神社。現在の島原住吉神社はかつての島原の鎮守社を復活させようと明治三十六年(1903年)に再建されたもの。

大豊神社(おおとよじんじゃ):京都市左京区鹿ケ谷にある神社。境内にいくつもある末社に特色がある。「大国社(だいこくしゃ)」は狛犬ではなく狛ネズミがある小さな神社で哲学の道の「ねずみの社」として知られる。その他「愛宕社(あたごしゃ)」の火伏せの狛鳶(とび)、「日吉社(ひよししゃ)」の鬼門除けの狛猿などがある。

豊国神社(とよくにじんじゃ):都市東山区にある神社。豊臣秀吉を祀る。桃山時代の作という「唐門」は西本願寺・大徳寺の門と並び、国宝三唐門に数えられる。境内にある宝物館も見どころ。大正14年(1925年)に開館した宝物館は豊臣秀吉ゆかりの品がずらりと並ぶ。宝物館の建物自体も大正時代に鉄筋コンクリートでつくられた貴重な近代建築。

御金神社(みかねじんじゃ):京都市中京区にある神社。金属に関する技巧を守護する神「金山毘古神(かなやまひこのかみ)」が主祭神。かつては建築金型や建築設計、造船など、建築に関わる金型を奉納する神社だったが、近年はお金も金属ということで、資産運用や証券取引等の成功を願ったり、競馬競輪などでの勝利や、宝くじ等の当選を願う絵馬が大量に奉納されている。現在は鳥居も黄色で「福財布」やイチョウ型の絵馬が人気。絵馬がいちょうなのは、樹齢200年以上のイチョウの木があるため。

護王神社(ごおうじんじゃ):京都市上京区にある神社。狛犬ではなく「狛猪(こまいのしし)」が有名。猪なのは護王神社に祀ら得ている和気清麻呂(わけのきよまろ)に由来する。和気清麻呂が流罪として鹿児島に向かわされた際、足の腱を切られ立てなくなったが、300頭をこえる猪より助けられ、その後歩けるようになったお話しが残っているため。このお話しから護王神社は「足腰の守護神」として知られる。

貴船神社(きふねじんじゃ):京都市左京区にある水神を祀る神社。全国に約450社ある貴船神社の総本社。貴船神社で願いを叶えたいならお参りの順が重要。「三社詣(さんしゃまいり)」と呼ばれる、本宮→奥宮→中宮の順で参拝する必要がある。「縁結びの神社」として女性に人気。本宮の「水占齋庭(みずうらゆにわ)」におみくじを浮かべると文字が浮かび上がる「水占い」が当たると評判。他には「絵馬」や「丑の刻参り(うしのこくまいり)」発祥の地としても知られる。

藤森神社(ふじのもりじんじゃ):京都市伏見区にある神社。神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い古社。「菖蒲の節句」発祥の地として武神を祀ることから昔から勝運の神様として有名。勝運と馬にご利益があることから主・騎手など競馬関係者、競馬ファンの参拝者が多い。京都でも有数の紫陽花の名所。宝物殿では、鎧刀などの武具を中心に、神社に伝わる社宝や宮司さんを中心に蒐集した品々を展示されている。

平野神社(ひらのじんじゃ):京都市北区にある神社。宮廷との関わりが深く、伊勢神宮や松尾大社などと並ぶ格式高い名社。平野造りと呼ばれる本殿は、国の重要文化財。桜の名所として知られる神社で早咲きから遅咲きまで約1カ月半にわたって桜を楽しむことができる。

大原野神社(おおはらのじんじゃ):京都市西京区にある神社。紅葉の名所として有名。一の鳥居から三の鳥居まで続く紅葉のトンネルは圧巻。境内には、狛鹿や鹿の手水舎があり、おみくじやおまもりなどにも鹿をモチーフにしていてかわいい。源氏物語の作者「紫式部」が氏神と崇めた神社としても知られる。

車折神社(くるまざきじんじゃ):京都市右京区にある神社。清原頼業(きよはら の よりなり)を祀り、約束を違えない神様として全国的に強い信仰があるとのこと。悪運・悪因縁が浄化される「清めの社」やあらゆる願いを叶える「祈念神石(きねんしんせき)」が有名。近年、境内にある「芸能神社」が有名で車折神社=芸能神社(芸能の神)と勘違いされるが、車折神社は金運・良縁・学業の神様を祀る。

芸能神社(げいのうじんじゃ):京都市右京区にある「車折神社(くるまざきじんじゃ)」の境内にある末寺。多くの芸能人が参拝し、玉垣(たまがき)を奉納している。※玉垣は神社の境内の周りを囲んでいる木や石でできた境界の柵のこと。

広隆寺(廣隆寺)(こうりゅうじ):京都市右京区にある真言宗系単立のお寺。歴史の教科書に載っている国宝「弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしゅいぞう)」を所蔵するお寺。広隆寺にはもう一体飛鳥時代の推古天皇11年(603年)建立の京都最古のお寺。聖徳太子混率の伝承のある7つのお寺「聖徳太子建立七大寺(しょうとくたいしこんりゅうしちだいじ)」のひとつ。

晴明神社(せいめいじんじゃ):京都市上京区にある神社。平安時代の陰陽師の安倍晴明(あべのせいめい)を祀る。創建は寛弘4年(1007年)で晴明の屋敷跡である現在の場所に社殿が設けられた。平成13年(2001年)に野村萬斎(のむらまんさい)が安倍晴明を演じた映画「陰陽師」以降、特に話題となる。

満足稲荷神社(まんぞくいなりじんじゃ):京都市左京区にある神社。満足神社の名前は、幼少期より稲荷神を信仰していた豊臣秀吉が祭神の加護にすこぶる「満足」したことに由来するとされる。建立当初のは伏見城にあったが、元禄6年(1693年)に現在地に移された。通称は「満足さん」。

北野天満宮(きたのてんまんぐう):京都市上京区にある神社。平安時代の学者で貴族の「菅原道真(ふじわらのみちざね)」を祀る全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社。梅と紅葉の名所。ご神体が祭ってある建物「社殿(しゃでん)」は国宝。「三光門(さんこうもん)」は桃山時代の建築様式で重要文化財。

伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ):京都市伏見区にある神社。全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本山。本殿のある稲荷山全体が信仰の対象。参道に沿って並ぶ赤い鳥居が「千本鳥居」とよばれ、海外から訪れる観光客の間でも人気。境内には、8つの重要文化財がある。伏見稲荷周辺では、11月から2月まで「スズメの串焼き」が販売される。スズメは米を食べる害鳥でもあるため、それを食べることで五穀豊穣を願ったとされる。

【京都】お寺

世界遺産「古都京都の文化財」に登録されていお寺

金閣寺(きんかくじ):京都市北区お寺で世界遺産。正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」臨済宗相国寺の山外塔頭(たっちゅう)寺院。誰もが知る舎利殿「金閣」は「京の三名閣」のひとつ。

銀閣寺(ぎんかくじ):京都市左京区にあるお寺で世界遺産。正式名称は「慈照寺(じしょうじ)」臨済宗相国寺の山外塔頭(たっちゅう)寺院。誰もが知る銀閣は「京の三名閣」のひとつ。

西本願寺(にしほんがんじ):京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の総本山で世界遺産。正式名称は「龍谷山 本願寺」。境内には桃山時代以降に建てられた名建築が立ち並ぶ。普段は非公開の「飛雲閣(ひうんかく)」がおすすめ。飛雲閣は金閣・銀閣と合わせて「京の三名閣」と呼ばれる。

龍安寺(りょうあんじ):京都市右京区にあるお寺で世界遺産。臨済宗妙心寺派の寺院。15個の石が置かれる枯山水「方丈庭園(石庭)」が有名。

仁和寺(にんなじ):京都市右京区御室にあるお寺で世界遺産。真言宗御室派の総本山。代々皇族や貴族が門主を務める格式ある門跡寺院として栄えていたお寺で「仁和寺御殿」とも呼ばれる。御所風建築物が多く残る。遅咲きで有名な「御室桜(おむろざくら)」も有名。

東寺(とうじ):京都市南区九条町にあるお寺で世界遺産。真言宗全体の総本山。別名「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」。平安遷都とともに建立された1200年以上の歴史をもち、多くの国宝や重要文化財を所蔵する。国宝 五重塔が有名。

天龍寺(てんりゅうじ):京都市右京区にある臨済宗天龍寺派大本山のお寺で世界遺産。見所は、春と秋にだけ特別公開される法堂の天井一面に描かれた「雲龍図(うんりゅうず)」と日本で最初に史跡・特別名勝指定された「曹源池庭園(そうげんちていえん)」。なお、雲龍図は、どこからみても龍がこちらをにらんでいるように見える「八方にらみ」になっている。

平等院(びょうどういん):京都府宇治市にある藤原氏ゆかりのお寺で世界遺産。現在は特定の宗派に属さない仏教寺院。1,000年以上昔の平安の思想や美を現代に残し、数々の国宝をもつ。10円玉の表に描かれる「鳳凰堂」は外壁と内部ともに大改修され平安時代の美しさを現代に再現。境内の庭園は平安時代を代表する「浄土庭園」の様式で国の名勝。平等院に併設する博物館「ミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん)」では、国宝や重要文化財などを見れるだけでなく、最新のデジタル技術を用いた映像なども楽しめる。

比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ):京都府と滋賀県にまたがる標高848mの比叡山全域を境内とするお寺。天台宗寺院の総本山。日本で知られる数々の名僧がこの比叡山で修業していたことから「日本仏教の母山」とも呼ばれる。比叡山は「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」の3つのエリアからなり、東塔エリアが観光が多い。東塔エリアは、国宝「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」があり、他にも「文殊楼」や「大講堂」など複数の重要文化財がある。西塔エリアは重要文化財の「釈迦堂」「法華堂・常行堂(にないどう)」が見どころ。横川エリアは「横川中堂(よこかわちゅうどう)」「根本如法塔(こんぽんよほうどう)」「元三大師堂(がんざんだいしどう)」がある。

醍醐寺(だいごじ):京都市伏見区にあるお寺で世界遺産。真言宗醍醐派總本山。豊臣秀吉の「醍醐の花見」でも有名。敷地がとても広く、伽藍(がらん)がひろがる「下醍醐」と山道を行く「上醍醐」に分かれる。秀吉の醍醐の花見が開かれた「三宝院(さんぼういん)」は下醍醐にある。「三宝院」の庭園は国の特別名勝。醍醐寺には、国宝「五重塔」をはじめ数々の国宝・重要文化財がある。

高山寺(こうざんじ):京都市右京区にある真言宗系の単立のお寺で世界遺産。「鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」が最も有名だが、その他にも絵画、典籍、文書などなど多くの国宝や重要文化財を所有する。

その他のお寺

三十三間堂(さんじゅうさんげんどう):京都市東山区三十三間堂廻町にある天台宗 蓮華王院(れんげおういん)の本堂。1,000体もの観音像が並ぶ本堂内は圧巻。

養源院(ようげんいん):京都市東山区にある浄土真宗遣迎院派のお寺。三十三間堂の東向かいにある。「俵屋宗達(たわらやそうたつ)」の「杉戸絵(すぎと)」や桃山御殿の「血天井」で有名。

金戒光明寺(こんかいこうみょうじ):京都左京区にあるお寺。紅葉の庭園と市内を一望できる山門の特別公開がおすすめ。最近はSNSでアフロの仏像として「五劫思惟(ごこうしゆい)の阿弥陀仏」が話題。

・建仁寺(けんにんじ):京都市東山区にあるお寺。京都最古の禅寺で観光地として有名な花見小路の奥にある穴場のお寺。

両足院(りょうそくいん):京都市東山区にあるお寺。建仁寺の塔頭寺院。通常は非公開で、初夏と冬に期間限定で一般公開される。両足院にある3つの庭園のうち、池泉廻遊式庭園は京都指定の名勝。

長楽寺(ちょうらくじ):京都市東山区にある平清盛の娘「建礼門院(けんれいもんいん)」が出家したお寺。

・相国寺(しょうこくじ):京都市上京区にある臨済宗相国寺派大本山のお寺(禅寺)。正式名称は「萬年山相國承天禅寺(まんねんざん しょうこくじょうてんぜんじ)」。豊臣秀頼により再建された法堂は日本最古の法堂。相国寺承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)には、金閣寺・銀閣寺・相国寺の宝物が収蔵され定期的に公開されている。

圓徳院/円徳院(えんとくいん):京都市東山区にある臨済宗建仁寺派のお寺。豊臣秀吉の妻、北政所ねねが77歳でなくなるまで19年の余生を送った地。亡くなった後に高台寺の塔頭寺院となる。ねねが秀吉との思い出の多い伏見城の化粧御殿とその前庭を移築させる。圓徳院内の「北庭」は国指定名勝。重要文化財の長谷川等伯作の襖絵36面中32面を所蔵。

高台寺/髙臺寺(こうだいじ):京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派のお寺。豊臣秀吉の正室、北政所ねねが秀吉の冥福を祈るため建立。中秋の名月を楽しむ「観月茶会(かんげつちゃかい)」がおすすめ。臥龍池(がりょうち)の鏡のような湖面に写る紅葉は言葉を失うほど美しい。

実相院(じっそういん):京都市左京区岩倉にあるお寺。「岩倉実相院門跡(いわくらじっそういんもんぜき)」「岩倉御殿(いわくらごてん)」とも呼ばれる。紅葉の名所としても有名で、滝ノ間と呼ばれるお部屋の磨き上げられた床に映りこむ紅葉の楓 「床もみじ」が人気。

真如堂(しんにょどう):京都市左京区にある天台宗のお寺。正式には「真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)」桜・紅葉の名所。紅葉シーズン以外は観光客が少ない。

青蓮院/青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき):京都市東山区粟田口(あわたぐち)三条坊町にある天台宗のお寺。天台宗の寺院のうち代々皇族や貴族が門主を務める格式のある五つの寺院「天台宗五箇室門跡」のひとつ。平成26年(2014年)10月に完成した「青龍殿(せいりゅうでん)」と「大舞台」、「将軍塚」は京都東山の新名所。

青蓮院 青龍殿(しょうれんいん せいりゅうでん):京都市東山区の東山山頂に建てられた青蓮院の大護摩堂。建物は、大正2(1915)年に大正天皇の即位を記念して「大日本武徳会京都支部武徳殿」として京都北野天満宮前に建立された木造大建造物を移築したもの。青龍殿には清水寺の舞台の4.6倍の広さの木造大舞台が新設され、眼下に京都市内が一望でき、西展望台からは京都市内のみならず大阪のビルまで遠望できる。また、かつてからの名所「将軍塚」も合わせて拝観できる。

毘沙門堂/毘沙門堂門跡(びしゃもんどうもんぜき):京都市山科区にある天台宗のお寺。天台宗の寺院のうち代々皇族や貴族が門主を務める格式のある五つの寺院「天台宗五箇室門跡」のひとつ。宸殿を飾る狩野益信作の「動く襖絵」や圓山応挙筆の杉板戸が有名。櫻と紅葉の名所としても知られる。

三千院(さんぜんいん):京都市左京区大原にある天台宗のお寺。「三千院門跡」とも呼ばれ天台宗の寺院のうち代々皇族や貴族が門主を務める格式のある五つの寺院「天台宗五箇室門跡」のひとつ。芥川賞作家の井上靖が「東洋の宝石箱」と絶賛した2つの庭園「有清園(ゆうせいえん)」と「聚碧園(しゅうへきえん)」は、苔と青もみじのじゅうたんが美しい。国宝の「阿弥陀三尊坐像(あみださんぞんざそう)」が個人的におすすめ。

勝林院(しょうりんいん):京都市左京区大原にある天台宗のお寺。「天台声明(てんだおいしょうみょう)」の発祥の地。※声明とは法要儀式で経文や真言に旋律抑揚を付けて唱える仏教声楽曲。紅葉の名所として知られる。

実光院(じっこういん):京都市左京区大原にある天台宗のお寺。勝林院の子院で僧房。一年を通して四季折々の花をが楽しめる2つの庭がある。客殿の西側「旧理覚院庭園」では秋から春に咲く「不断桜」が珍しい。客殿南側には池泉鑑賞式庭園「契心園(けいしんえん)」がある。庭を眺めながらお抹茶がいただける。

宝泉院(ほうせんいん):京都市左京区大原にある天台宗のお寺。樹齢700年の「五葉の松(ごようのまつ)」を眺める「額縁庭園」や「血天井」が有名。水琴窟(すいきんくつ)も見どころのひとつ。

東福寺(とうふくじ):京都市東山区にある臨済宗東福寺派大本山のお寺。京都を代表する紅葉の名所。本堂と開山堂を結ぶ「通天橋(つうてんきょう)」は、京都屈指の紅葉(通天紅葉)が見られる場所として有名。境内には「通天橋」の他に2つの橋「臥雲橋(がうんきょう)」「偃月橋(えんげつきょう)」があり、3つ合わせて「東福寺三名橋」と呼ばれる。本坊庭園は、昭和の作庭家「重森三玲(じげもり みれい)の代表作。

天徳院(てんとくいん):京都市東山区にあるお寺。東福寺五塔頭のひとつ。桔梗の寺として知られる。普段は非公開で6〜7月の桔梗の時期と11月の紅葉のシーズンは一般公開される。

即宗院(そくしゅういん):京都市東山区にあるお寺。東福寺五塔頭のひとつ。普段は非公開で、紅葉シーズンなと特別拝観期間のみ一般公開される。本堂では島津家ゆかりの火鉢や重箱、西郷隆盛や徳川慶喜自筆の掛軸といった貴重な文化財がみられる。

光明院(こうみょういん):京都市東山区あるお寺。東福寺五塔頭のひとつ。白砂と苔の中にいくつもの石を配した枯山水庭園「波心庭」は、昭和の作庭家「重森三玲(じげもり みれい)」の作品。

南禅寺(なんぜんじ):京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山。南禅寺は臨済宗の寺院格付制度「京都五山」「鎌倉五山」で別格扱いされる寺院。日本禅寺のなかで最も高い格式をもつ。多くの国宝や重要文化財を所蔵し、「方丈庭園(ほうじょうていえん)」は国の名勝庭園。天龍門とよばれる三門は日本三大門のひとつ。三門2階は「五鳳楼」と呼ばれそこからの景色は絶景。その他、古代ローマの水道橋を参考に設計された「水路閣(すいろかく)」も見どころ。

圓光寺(えんこうじ):京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派のお寺。境内の庭園のひとつ池泉式回遊庭園「十牛の庭(じゅうぎゅうのにわ)」は苔の庭に散ったもみじが美しく「散りもみじ・敷きもみじ」と呼ばれ、紅葉の名所として知られる。また「十牛の庭」には、江戸初期につくられた洛北最古の池といわれる「栖龍池(せいりゅうち)」がある。もう一つの庭、枯山水庭園「奔龍庭(ほんりゅうてい)」は、平成25年(2013年)に完成した新しいお庭。その他にも京都で随一と言われる水琴窟(圓光寺型)も見どころ。

詩仙堂(しせんどう):京都市左京区にある曹洞宗のお寺だが、元々は武士から文人となった「石川丈山(いしかわ じょうざん)」の隠居用の山荘として創られた。現在も建物、庭園は創建当時の姿を残し、紅葉の名所として知られ、境内一円が国の史跡に指定されている。お寺としては「詩仙堂丈山寺」とも呼ばれ、正式には「六六山詩仙堂丈山寺凹凸窠(おうとつか)」という。また、「ししおどし」が日本で初めて作られたのがこの詩仙堂。

永観堂(えいかんどう):京都市左京区永観堂町にある浄土宗西山禅林寺派総本山のお寺。永観堂は通称で正式には「禅林寺(ぜんりんじ)」。紅葉の名所として知られ、本尊である国法「みかえり阿弥陀像」が有名。

高桐院(こうとういん):京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派のお寺。大徳寺の塔頭。大徳寺塔頭のうち常時拝観可能な4カ所のひとつ。千利休の七哲の一人とされる細川忠興が建立したお寺。千利休ゆかりの品も多くあり、書院は利休の邸宅を移築したもの。紅葉の名所としても人気。

・龍源院(りょうげんいん):京都市北区にある臨済宗大徳寺派のお寺。大徳寺の塔頭。大徳寺塔頭のうち常時拝観可能な4カ所のひとつ。

常照寺(じょうしょうじ):京都府京都市北区にある日蓮宗のお寺。寛永三名妓のひとり「二代目吉野太夫」ゆかりのお寺。「赤門」と呼ばれる参道にある朱塗りの山門は吉野大夫の寄進。毎年4月第2日曜日に行われる吉野太夫花供養は京都の春の風物詩。洛北の桜の名所としても人気。

祇王寺(ぎおうじ):京都市右京区にある真言宗大覚寺派の尼寺。竹林に囲まれた嵯峨野の山奥にあり、緑のじゅうたんのような苔庭が美しい。本堂にあたる建物も「草庵(そうあん)」とよばれる草ぶきの小さな家のような建物でひっそりとした場所。平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が心変わりした清盛の元から追われ母と妹とともに出家し入寺した悲恋の尼寺として知られる。

清凉寺(せいりょうじ):京都市右京区嵯峨にある浄土宗のお寺。通称「嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)」。清凉寺の「釈迦如来立像(しゃかにょらいりつぞう)」は、1953(昭和28)年の調査で像内に「絹で作られた五臓六腑の模刻」が収められていたことが分かり、その正確さから1000年以上も昔の中国の医学知識を知る上でとても貴重な資料となっている。

宝厳院(ほうごんいん):京都市右京区にある臨済宗天龍寺派のお寺。天龍寺の塔頭。見所は嵐山を借景として巧みに取り入れた借景回遊式庭園「獅子吼の庭(ししくのにわ)」。室町時代に中国に2回渡っている策彦周良(さくげんしゅうりょう)禅師による作庭。京都の他の庭園とはひとあじ違う雰囲気が楽しめる。

・ 鹿王院(ろくおういん):京都市右京区にある臨済宗系の単立のお寺。知る人ぞ知る嵯峨野の隠れた紅葉の名所。

興聖寺(こうしょうじ):京都府宇治市にある曹洞宗のお寺。日本曹洞宗最初の寺院。境内・参道共に自然が多く紅葉の名所として知られる。「三門」は「竜宮つくり」で中国の様式を感じる。「本堂」は伏見城の一部を移築して建立され、「血天井」や「鴬張り(うぐいすばり)」の廊下で知られる。

放生院(ほうじょういん):京都府宇治市にある真言律宗のお寺。歴史は古く、推古12年(604年)に聖徳太子の発願により側近の秦河勝(はたのかわかつ)が建立。聖徳太子の念持佛である地蔵菩薩をまつっていたと伝わる。本尊の「地蔵菩薩立像」は2013年の秋まで一度も一般公開されたことがなかった。宇治橋の近くにあるため「宇治橋」の守り寺として、通称「橋寺」と呼ばれる。放生院は普段は非公開で春と秋の一時期だけ一般公開される。

萬福寺(まんぷくじ):京都府宇治市にある黄檗宗大本山のお寺。江戸時代、寛文元年(1661年)に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって創建された。一般的な日本の寺院建築とは違い、中国の明時代末期頃の様式で造られているのが特徴的。予約をすれば、隠元禅師が中国から伝えた精進料理「普茶料理(ふちゃりょうり)」をいただける。

鞍馬寺(くらまでら):京都市左京区にある鞍馬弘教総本山のお寺。奈良時代末期の宝亀元年(770年)が鞍馬寺のはじまり。牛若丸(のちの源義経)が鞍馬寺で天狗と修業した伝説が有名。鞍馬寺は宇宙とつながるポータル。世界一有名なヒーリング「レイキ(靈氣)」がサナトクマラから臼井 甕男(うすい みかお)氏にもたらされた場所。

大雲院(だいうんいん):京都市東山区にある浄土宗系単立のお寺。本能寺の変から5年後の天正15年(1587年)に織田信長・信忠親子の菩提を弔うためにつくられたお寺。かつては、京都タカシマヤがある場所に建っていたが、昭和48年(1973年)4月に東山に移転する。境内の墓地には織田信長親子の碑と石川五右衛門のお墓がある。

大雲院 祇園閣(だいうんいん ぎおんかく):京都市東山区の大雲院の本堂の裏にある「祇園祭の山鉾(ほこ)」を模した屋根をもつ3階建ての建築物。 昭和3年(1928年)にホテルオークラの創業者の「大倉喜八郎(おおくらきはちろう)」が自らの別荘地「真葛荘」にたてたもの。大雲院が後からこの地に移転してきたため現在は大雲院内にある。登録有形文化財。普段は非公開で特別拝観時のみ一般公開される。

六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ):京都市東山区にある臨済宗建仁寺派のお寺。通称「六道さん(ろくどう)さん」。毎年8月7日から10日に行われる「六道まいり」や平安時代の官僚「小野篁(おのの たかむら)」が冥界に通ったと伝わる井戸で知られる。

六波羅蜜寺(ろくはらみつじ):京都市東山区にある真言宗智山派のお寺。本堂は鎌倉時代の建築で、応仁の乱での焼失を免れた京都でも特に古い貴重な建物。生年月日によって占われる「四柱推命(しちゅうすいめい)おみくじ」という手書きのおみくじが有名。宝物館には教科書でおなじみの「空也上人立像(くうやしょうにんりつぞう)」(重要文化財)や、「平清盛坐像(たいらのきよもりざぞう)」(重要文化財)などが所蔵されている。

智積院(ちしゃいいん):京都市東山区にあるお寺。真言宗智山派総本山。智積院の庭は、「利休好みの庭」と呼ばれる国の名勝。その他境内は四季折々に美しい花が咲く。春は梅に桜、初夏は紫陽花、夏には蓮に桔梗。秋は紅葉が美しい。智積院には名僧の著作や有名画家による絵画作品など数々の宝物品が所蔵されている。長谷川等伯(はせがわとうはく)一門による「楓図」「桜図」をはじめとする「金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)」が有名。

大覚寺(だいかくじ):京都市右京区にあるお寺。真言宗大覚寺派大本山。平安初期に嵯峨天皇の離宮として建立された門跡寺院で1200有余年の歴史あるお寺。国宝や重要文化財などたくさんの見どころがある。また様々な行事が行われるなか、毎年9月に開催される中秋の名月を愛でる「観月の夕べ(かんげつのゆうべ)」がおすすめ。日本最古の庭池「大沢池(おおさわいけ)」に舟を浮かべ、管弦の音色とともに回遊しながら1200年前から変わらない景色を楽しむことができる。

金地院(こんちいん):京都市左京区にある臨済宗南禅寺派のお寺。南禅寺の塔頭。徳川家康の遺言によりる3つの東照宮のうちひとつが金地院にはある。特別拝観の重要文化財の茶室「八窓席(はっそうせき)」や長谷川等伯の襖絵「猿猴捉月図(えんこうそくげつ)」も見どころ。「小堀遠州(こぼりえんしゅう)」作の枯山水庭園「亀鶴の庭」は国の特別名勝。

誓願寺(せいがんじ):京都市中京区、新京極通りにあるお寺。浄土宗西山深草派の総本山。清少納言や和泉式部、松の丸殿といった女性たの深い信仰を集めたため「女人往生の寺」とも呼ばれる。芸道上達祈願の寺として有名。

法観寺(ほうかんじ):京都市東山区にある臨済宗建仁寺派のお寺。清水寺や高台寺などがある東山エリアのシンボル「八坂の塔(やさかのとう)」があるお寺。「八坂の塔」は五重塔で永享12年(1440年)に足利義教によって再建された塔で重要文化財。寺の伝えによると最初に塔を建てたのは聖徳太子で、如意輪観音(にょいりんかんのん)の夢のお告げにより建立したといわれる。なお「八坂の塔」は文化財に指定されている塔としては日本で唯一年中内部を拝観が可能。二層目までのぼることができる。ただし、不定休なので拝観前に電話核にんが必要。

勝持寺(しょうじじ):京都市西京区にある天台宗のお寺。桜と紅葉の名所。平安末期の歌人「西行(さいぎょう)」が出家し庵を結んだと伝えられる。境内に約100本の桜があり、古くから桜の名所として知られる。その桜のはじまりは、西行が植えた桜「西行桜」であると伝えられる。

善峯寺(よしみねでら):京都市西京区にあるお寺。平安中期の長元2年(1029年)からの古いお寺。山の中腹に位置し、京都市内を一望できる境内からの眺めは絶景。境内は3万坪の広さで、樹齢300年を超える枝垂桜の巨木をはじめ、山桜やソメイヨシノ、アジサイ、そして紅葉樹と、数多くの花木がある。中でも樹齢600年以上の五葉松「遊龍の松」が有名。この松は国指定の天然記念物。

神泉苑(しんせいえん):京都市中京区にある東寺真言宗のお寺。794年の平安遷都時に平安京大内裏の南に造営された庭園(禁苑(きんえん))。境内の池では、歴代の天皇が船を浮かべ遊宴に興じていたとの記録がある。またこの池は平安時代から日照りがあっても枯れることがなく龍神が住むといわれる。また源義経と静御前が出会った場所としても知られる。境内には日本で唯一、毎年恵方に向かって社殿を回転させる「恵方社(えほうしゃ)」がある。

源光庵(げんこうあん):京都市北区にある曹洞宗のお寺。本堂の丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」から眺める庭園の美しさが有名。紅葉の名所としても知られる。本堂の天井は伏見城の「血天井」。

八坂庚申堂(やさかこうしんどう):京都市東山区にある天台宗のお寺。正式には「金剛寺(こんごうじ)」。境内にある「くくり猿」がカラフルでインスタ映えするお寺として人気。「くくり猿」は、手足をくくられて動けなくなった猿の姿をしており、欲望のままに行動しないようにとの戒めを表し、ひとつ欲望を我慢することで、どんな願いでも叶えてくれるとされる。なお、八坂庚申堂は中国の道教を由来とする「庚申信仰」を日本で最初に始めたお寺とされており、大阪四天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂とともに日本三庚申の一つとされる由緒あるお寺。

鈴虫寺(すずむしでら):京都市西京区にあるある臨済宗の寺。正式には「華厳寺(けごんじ)」という。四季を通して飼育し、秋だけでなく四季を通じて鈴虫の音色を聞けるので「鈴虫寺」の名で親しまれている。鈴虫寺が人気な理由は、日本で唯一のわらじをはいた「幸福地蔵さん」。願いをかなえるために歩いてきてくれて、ひとつだけ願いをかなえてくれるとのこと。

千本釈迦堂 大報恩寺(せんぼんしゃかどう だいほうおんじ ):京都市上京区にある真言宗智山派のお寺。千本釈迦堂は通称で、大報恩寺が正式な名称。約800年前の鎌倉初期安貞元年(1227年)につくられた。国宝の「本堂」は創建時そのままのもので、応仁・文明の乱にも両陣営から手厚き保護を受け、奇跡的にも災火をまぬがれた京洛最古の建造物。

【京都】お城

世界遺産「古都京都の文化財」に登録されていお城

二条城(にじょうじょう):京都市中京区にあるお城で世界遺産。正式には「元離宮二条城(もとりきゅうにじょうじょう)」。慶長八年(1603年)に徳川家康が京都御所の守護と上洛時の宿泊所としてつくられた。「大政奉還(たいせいほうかん)」が行われただけでなく、徳川家康が「夷大将軍(せいいたいしょうぐん)」に任命された時の祝賀の儀を行なった。二の丸御殿、本丸御殿だけでなく3つの庭園も見どころ。

その他のお城

 

京都を観る(庭園・名勝)

【京都】京都市指定名勝

西村家庭園(西村家別邸):京都市北区上賀茂にある上賀茂神社の社家(しゃけ)であった錦部家旧宅の庭園。池泉式庭園で1986年に京都市指定文化財(名勝)に指定された。別名賀茂の社家(かものしゃけ)とも呼ばれる。※社家とは、世襲神職の家筋や神官の屋敷のこと。

【京都】日本国指定特別名勝

金地院(こんちいん)庭園:京都市左京区にある金地院の方丈前庭「亀鶴の庭」。蓬莱式枯山水庭園。徳川3代将軍、家光のために小堀遠州(こぼりえんしゅう)が設計し1632年に完成。

慈照寺(銀閣寺)庭園(京都市左京区)

醍醐寺三宝院(だいごじさんぽういん)庭園:京都市伏見区にあるお寺醍醐寺内の「三宝院」の庭園。豊臣秀吉自らが、庭園や建造物の配置を決める基本設計(縄張り)を行ったとされる。

・大徳寺方丈庭園(京都市北区)

・天龍寺庭園(京都市右京区)

・二条城二之丸庭園(京都市中京区)

・龍安寺庭園(京都市右京区)

・鹿苑寺(金閣寺)庭園(京都市北区)

【京都】日本国指定名勝

旧円徳院庭園(きゅう えんとくいん ていえん):京都市東山区にある圓徳院(えんとくいん)内の庭園「北庭」をさる。今でもねねが眺めたものと変わらぬ美しい庭園を残す。

・龍安寺方丈庭園(京都市右京区)

・円山公園(京都市東山区)

・高台寺庭園(京都市東山区)

渉成園(しょうせいえん):京都市下京区、京都駅から徒歩10分の距離にある東本願寺の別邸(飛地境内地)。約1万600坪の広大な敷地に大小2つの池と数棟の茶室、それに持仏堂と書院群が配置されている大庭園。庭園は「池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうていえん)」で「石川丈山(いしかわ じょうざん)」作とされ、1936年に国の名勝に指定されている。周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから「枳殻邸(きこくてい)」とも呼ばれる。京都タワーが庭越しに見える穴場スポットでもある。

智積院(ちしゃくいん)名勝庭園:京都市東山区にある「智積院」の大書院に面した庭園。中国の江西省にある名山「廬山(ろざん)」をモデルに造られたと言われる。5月から6月にはサツキやツツジが美しく、秋にはモミジの紅葉が美しい。智積院の庭は「利休好みの庭」とも呼ばれる。庭園の完成は、延宝2年(1674年)にと考えられ、作庭を指揮したのは、智積院第7世の「運敞(うんしょう)僧正」であったと記録に残る。

白沙村荘(はくさそんそう)庭園:京都市左京区にある「白沙村壮 橋本関雪(はしもとかんせつ)記念館)」内の庭園。日本画家の橋本関雪が自ら設計を手掛けた庭園は7400平方メートルの池泉回遊式庭園で国の名勝。平安から鎌倉時代にかけての石像美術品が多く置かれている。

・平等院庭園(宇治市)

・妙心寺庭園(京都市右京区)

無鄰菴(むりんあん)庭園:京都市左京区にある明治・大正の元老「山縣有朋(やまがたありとも)」の別邸にある庭園。有朋自らが設計・監督し、造園家「小川治兵衛(おがわじへえ)」が作庭したもの。東山を借景とし、琵琶湖疏水の水を取り入れた「池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうていえん)」で、明治時代の名園のひとつ。国の名勝に指定られている。

その他庭園

祇園甲部 歌舞練場庭園(ぎおんこうぶ かぶれんじょうていえん):京都市東山区の祇園にある花街(かがい)「祇園甲部(ぎおんこうぶ)」にある歌舞練場の庭園。歌舞練場とは芸妓・舞妓さんのための劇場けん練習場。大正2年に建てられた「八坂倶楽部」(国の登録有形文化財)に面する庭は、鯉が泳ぐ池を中心とした池泉回遊式庭園。茶室「如庵(じょあん)」や鞍馬の赤石でできた石橋が巧みに配置される。普段は非公開。

三千院庭園(さんぜんいんていえん):京都市左京区大原にあるお寺「三千院」の庭園「有清園(ゆうせいえん」と「聚碧園(しゅうへきえん)」を指す。苔と青もみじのじゅうたんが美しく、芥川賞作家である井上康が「東洋の宝石箱」と絶賛した。

京都を観る(建築)

【京都】近代建築・その他建築

私宅・別邸

駒井家住宅(こまいけじゅうたく):京都市左京区にある駒井卓博士(京都大学名誉教授)の私邸。1927年ヴォーリズ建築事務所(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ)の設計により建てた。

木島櫻谷家旧邸宅(このしまおうこく きゅうていたく):京都の日本画家「木島櫻谷(このしま おうこく)」の邸宅跡。明治から昭和初期にかけて活動した四条派の日本画家で自然や動物画の名手として知られる。大正2年(1913年)に建てられた和館・洋館・画室の3棟で構成される。普段は非公開だが、定期的に特別公開が行われ、作品や所蔵物、住居を官学できる。現在、「公益財団法人櫻谷文庫(おうこくぶんこ)」が管理してることから「櫻谷文庫 木島櫻谷旧邸」とも呼ばれる。

無鄰菴(むりんあん):京都市左京区にある明治・大正の元老「山縣有朋(やまがたありとも)」の別邸(別荘)。木造和風の母屋とレンガの洋館そして東山を借景にした庭園が広がる。敷地の大半を占める「池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうていえん)」は国の名勝。庭園内には木造2階建ての母屋と茶室、そしてレンガ造の洋館の3つの建物がある。洋館は煉瓦造り2階建で1階が倉庫。2階は「主室」と「控えの間」。「主室」は、明治三十六年(1903年)に山縣有朋・伊藤博文・桂太郎・小村寿太郎ら4人が集まり日露戦争開戦を決定したと言われる「無鄰庵会議」が開かれたことで知られる。

拾翠亭(しゅすいてい):京都市上京区の京都御所内にある九條家別邸(建物と庭園)。「拾翠亭」は五摂家のひとつであった九條家の現存する唯一の建物で数寄屋風書院造り。江戸時代後期に茶室として建てられた。「拾翠亭」の前に広がる庭園には「九條池」が広がる。

詩仙堂(しせんどう):京都市左京区にある江戸時代初期の文人「石川丈山(いしかわ じょうざん)」の山荘跡。現在は、「詩仙堂丈山寺」と呼ばれる曹洞宗のお寺でもある。

白沙村壮 橋本関雪記念館(はくさそんそう はしもとかんせつ きねんかん):京都市左京区にある日本画か「橋本 関雪(はしもと かんせつ)」がアトリエとして造営した邸宅。10000平方メートル敷地内には大正から昭和初期に建築された居宅、3つの画室(アトリエ)、茶室、持仏堂などの建造物が散在。庭園は国の名勝。2014年9月に新たに美術館「白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUM」が完成。

河井寛次郎記念館(かわいかんじろう きねんかん): 京都府京都市東山区にある陶芸家「河井寛次郎」の住居兼工房。建物は日本各地の民家(主に飛騨高山)を参考にして寛次郎が独自の構想をもとに設計したもの。

長谷川家住宅(はせがわけじゅうたく): 京都市南区にある築270年の農家住宅。国の登録有形文化財。寛保2年(1742年)に建てられたとされる。幕末の「蛤御門の変(禁門の変)」の際、長州軍を追って竹田街道を南下してきた会津藩の兵士が宿泊。座敷の柱には戦闘に赴く兵士の武具がこすれたとされる傷が残る。座敷に置かれたたんすなどの家具類は江戸や明治の良品。

しょうざん 峰玉亭(ほうぎょくてい):京都市北区、しょうざんリゾート内にある数寄屋造りの迎賓館。第二次大戦直後に「ウールお召」を開発し、財を成した松山政雄が私財を投じて完成させた建物。昭和30年代に建てられたもの。

ザ ・ソウドウ東山:京都市東山区にあるイタリアンレストラン。レストランの敷地は1,700坪の庭園が広がり、もともとは日本画家「竹内栖鳳(たけうち せいほう)」が昭和4年(1929年)に建てた旧私邸「東山艸堂(ひがしやまそうどう)」。

八木家(壬生屯所旧跡):京都市中京区にある郷士八木家の邸宅。幕末には新選組の近藤勇、土方歳三らの宿所となり旧壬生屯所として知らる。そのことから京都市指定有形文化財となった。八木家の柱には当時の刀傷が残る。なお、八木家にはお土産屋兼茶屋の「京都鶴屋 鶴壽庵(かくじゅあん)」が併設されている。

大学・教会・博物館

龍谷大学大宮学舎(りゅうこくだいがくおおみやがくしゃ):京都市下京区にある龍谷大学内には今も明治建築物が創建当初の建物がほぼ完全な形で残る。さらに点在ではなく「群」として全体の景観を形成しているのは珍しい事例。「正門」とその奥に見える「本館」、正門横の「旧守衛所」 、寮として建設された「北黌(ほっごう)」 「南黌(なんごう)」、「渡り廊下」が重要文化財に指定されている。

京都ハリストス正教会 生神女福音聖堂(きょうとはりすとすせいきょうかい しょうしんじょふくいんだいせいどう):京都市中京区にあるロシア・ビザンチン様式のギリシャ正教会の教会堂。京都府旧庁舎を手がけた府技師「松室重光(まつむろ しげみつ)」が設計。明治34年(1901年)竣工。

京都国立博物館(きょうとこくりつはくぶつかん):京都市東山区にある博物館。明治30年(1897年)5月に開館。本館の「明治古都館」は平屋建ての煉瓦造で、フレンチルネサンス様式。明治25年(1892年)竣工、設計は宮廷建築家の「片山東熊(かたやま とうくま)」。2014年9月13日にオープンした新館「平成知新館」は、2013年の竣工、設計は20世紀を代表する建築家で美術館の名手とも呼ばれる「谷口吉生(たにぐち よしお)」。

レストラン建築・喫茶店

長楽館(ちょうらくかん):京都市東山区にある京都市指定有形文化財。明治四十二年(1909年)に煙草王と呼ばれた実業家村井吉兵衛により迎賓館として建築される。設計者はジェームズ・マクドナルド・ガーディナー。建築様式は様々な様式が取り入れられている。外観はルネッサンス、応接室はロココ、食堂はネオ・クラシック、ステンドグラスや窓はアール・ヌーヴォー。現在はホテル・カフェ&レストランとして営業。

東華菜館(とうかさいかん)本店:京都市下京区、鴨川のすぐ横にある北京料理のお店。北京料理を楽しめるだけでなく、建物や調度品が素晴らしい。建物はウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した近代建築。ヴォーリズ作品の中でも唯一のレストラン建築。店内にはヴォーリズが設計した調度品数多く残る。また、今も活躍する日本最古のエレベーターなど食事以外の見どころがたくさん。※目見学だけの来店はNG。

フランソワ喫茶室:京都市下京区にある喫茶店。昭和9年(1934年)創業。昭和15年(1940年)に現在の西欧風な街灯が目印のレトロな近代建築に改築。建物は喫茶店として初の国の登録有形文化財。店内には現在も創業時からの調度品が並ぶ。

お茶屋・置きや・揚屋

角屋もてなしの文化美術館:京都市下京区にある現存する唯一の「揚屋建築(あげやけんちく)」を現在に残す美術館。角屋(すみや)はもともと幕末の志士たちも通った揚屋(あげや)。揚屋とは現在の料理屋・料亭にあたり大規な模宴会場のこと。角屋の1階は台所と住居スペースになっており一般公開されている。角屋で絶対に見るべきは、特別公開の時期だけ見られる2階。2階は螺鈿(らでん)細工が見事な「青貝の間(あおがいのま)」や扇が天井を彩る「扇の間」など、当時の匠たちの最高の技巧が凝らされたお座敷があり、その美しさに言葉を失う。

島原 輪違屋(しまばら わちがいや):京都府京都市下京区の花街、島原の置屋兼お茶屋。創業は元禄元年(1688年)。現在も営業を続けている。一見さんでは入れない。現在は太夫のみを抱え、太夫の教育の場であり宴席の場として営まれている。普段は非公開だが特別拝観で公開されることもある。現在の建物は安政4年(1857年)に再建されたものであり、明治4年(1871年)にほぼ現在の姿となった。建物内の座敷奥には、新選組の近藤勇の書や桂小五郎(木戸孝允)の書もある。

京都で観る(アート・文化財)

【京都】美術館・博物館・資料館・宝物館

美術館

角屋もてなしの文化美術館:京都市下京区にある現存する唯一の「揚屋建築(あげやけんちく)」を現在に残す美術館。角屋(すみや)はもともと幕末の志士たちも通った揚屋(あげや)。揚屋とは現在の料理屋・料亭にあたり大規な模宴会場のこと。角屋の1階は台所と住居スペースになっており一般公開されている。角屋で絶対に見るべきは、特別公開の時期だけ見られる2階。2階は螺鈿(らでん)細工が見事な「青貝の間(あおがいのま)」や扇が天井を彩る「扇の間」など、当時の匠たちの最高の技巧が凝らされたお座敷があり、その美しさに言葉を失う。

清水三年坂美術館(きよみずさんねんざかびじゅつかん):京都市東山区の産寧坂の途中にある美術館。日本で初めて幕末と明治時代の金工、七宝、蒔絵、薩摩焼を常設展示するの美術館。

細見美術館(ほそみびじゅつかん):京都市左京区にある日本の古美術を中心とした京都府の登録博物館。実業家で茶人の日本美術コレクター「細見古香庵(ほそみここうあん)」(1901−79)に始まる細見家三代の蒐集品(しゅうしゅうひん)を基礎として1998年に開館。コレクションは神道・仏教美術から茶の湯の美術、琳派・伊藤若冲といった江戸絵画など、日本美術のほとんどすべての分野・時代を網羅。展示内容は展覧会企画により変更となる。

京都国立博物館(きょうとこくりつはくぶつかん):京都市東山区にある博物館。明治30年(1897年)5月に開館。京都に伝来した美術作品や文化財、日本・東洋の古美術品や埋蔵文化財などを収蔵。本館の「明治古都館」は平屋建ての煉瓦造で、フレンチルネサンス様式。明治25年(1892年)竣工、設計は宮廷建築家の「片山東熊(かたやま とうくま)」。2014年9月13日にオープンした新館「平成知新館」は、2013年の竣工、設計は20世紀を代表する建築家で美術館の名手とも呼ばれる「谷口吉生(たにぐち よしお)」。

龍谷ミュージアム(りゅうこくみゅーじあむ):京都市下京区にある仏教総合博物館。2011年4月に開館。龍谷大学が収集・保存してきた貴重な学術資料の展示を中心に仏教文化への理解を深めてもらことをコンセプトにした美術館。

重森三玲庭園美術館(しげもりみれいていえんびじゅつかん):京都市左京区にある昭和を代表する作庭家で庭園史研究家の「重森三玲」の旧宅にある書院、書院前の庭園、2つの茶室が見学できる。事前予約制。

博物館・資料館・記念館

並河靖之七宝記念館(なみかわやすゆきしっぽうきねんかん):京都府京都市東山区にある博物館。明治期から昭和初期に活動した日本を代表する七宝焼き作家「並河靖之(なみかわやすゆき)」の自宅兼工房が公開されている。展示場では並河作品が見られる。所蔵は130点余り。並河靖之の自宅兼工房は明治二十七年(1894年)に建てられ、表屋・主屋・旧工房・旧窯場が国登録有形文化財に指定されている。また、庭園は「琵琶湖疏水」を利用した「水の庭」で京都市指定名勝。

河井寛次郎記念館(かわい かんじろう):京都市東山区に「河井寬次郎(かわいかんじろう)」の記念館。河井寬次郎は大正から昭和にかけて京都を拠点に活躍した陶芸作家。彫刻や書も残す。寬次郎が昭和12年(1937年)に設計した住まい兼仕事場を公開。建物内の家具や調度品は寬次郎が自らデザインしたものや彼のコレクション。寬次郎の作品を生み出した「鐘渓窯(しょうけいよう)」と名づけられた登り窯も現存。「暮しが仕事 仕事が暮し」の言葉を残した河井寛次郎を今でもが感じられる空間。

ミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん):京都府宇治にある平等院に併設する博物館。平等院所蔵の国宝や重要文化財などを見れるだけでなく、最新のデジタル技術を用いた映像なども楽しめる。

日本髪資料館(にほんがみしりょうかん):※2014年7月に閉館。京都市東山区にあった日本髪の資料館。日本で唯一の男性で芸舞妓の髪を結う職人「結髪師(けっぱつし)」の石原哲男さんが2001年に開設した資料館。館内には人毛で結った各時代の結髪のミニチュア115展示されていた。

霊山歴史館(幕末維新ミュージアム):京都東山区にある幕末・明治維新専門の博物館。昭和45年(1970年)に全国ではじめて幕末・明治維新期の歴史を総合的にとらえて研究する専門博物館として京都に開館。坂本龍馬、中岡慎太郎ら志士約400柱の墓碑が眠る霊山のふもとにある。5000点を超える収集資料から約100点を選んで展示。坂本龍馬、中岡慎太郎、西郷隆盛、木戸孝允、高杉晋作など倒幕派志士の遺品とともに、新選組、徳川慶喜、松平容保など幕府側に関する資料も数多い。倒幕・佐幕両派について同時にみられるのが特長。

宝物館

比叡山延暦寺 国宝殿:世界遺産の「延暦寺(えんりゃくじ)」の東塔(とうどう)エリア、延暦寺バスセンターそばにある宝物館。1階と2階にある展示室では、国宝・重要文化財を含む寺宝数百点の中から選び抜かれた逸品が入れ替えながら展示されている。

豊国神社 宝物館:豊国神社(とよくにじんじゃ)の境内にある宝物館。秀吉が生前使用していた品や高台寺蒔絵の作品、武具など、日本文化の中でも特に豪華絢爛だった桃山時代の品々を中心に所蔵・公開されている。大正14年(1925年)に開館した宝物館自体も大正時代に鉄筋コンクリートでつくられた貴重な近代建築。

六波羅蜜寺 宝物館:六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)の境内にある宝物館。教科書でも知られる唱えた念仏が六体の仏像の姿で表された「空也上人立像」(重要文化財)や、「平清盛坐像」(重要文化財)など平安~鎌倉時代の彫刻作品の名品が多く収められている。

智積院 宝物館:智積院(ちしゃくいん)の境内にある宝物館。桃山美術の傑作として名高い、長谷川等伯(はせがわとうはく)一門による「楓図」「桜図」をはじめとする「金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)」を所蔵。

藤森神社 宝物館 :京都市伏見区にある藤森神社(ふじもりじんじゃ)の境内にある宝物館。平成元(1989)年3月に建てられた、比較的新しい施設。「神社が自ら集めた宝物」を展示公開。主に武具類が中心で、鎧、刀剣、弓、銃器などを見ることができる。最も古い鎧は約700年前の南北朝時代(室町と鎌倉の間の時代)の「紫絲威鎧(むらさきいとおどしよろい)」。

広隆寺霊宝殿(こうりゅうじれいほうでん):京都市右京区にある広隆寺の境内にある宝物を保管する建物。弥勒菩薩(半跏思惟像)をはじめ寄木造の千手観音(藤原期)、聖徳太子16歳像(鎌倉期)など、飛鳥、天平、貞観、藤原、鎌倉それぞれの時代を代表する仏像が安置されている。

【京都】その他文化財

島原大門(しまばらおおもん):京都市下京区西新屋敷町にある京都の花街(かがい)「島原(しまばら)」の東入口にあたる大門。京都市の登録有形文化財。