公開情報

大徳寺|本山と塔頭で拝観できるのはどこ?公開寺院一覧2024(常時公開・特別公開・過去の特別公開履歴)

大徳寺境内には本山の伽藍だけでなく、22の境内塔頭と盆栽庭園があり、徒歩10分圏内には3つの境外塔頭があります。

伽藍や塔頭の数は多いですが、すべてが通年公開されているわけではなく次の4タイプに分かれます。

1.通年公開寺院、2.定期的な特別公開寺院、3.不定期の特別公開寺院、4.非公開寺院

本記事では、大徳寺の塔頭と本山の伽藍の公開状況を写真と図解で詳しく紹介しています。

目次から気になる項目を選んで読み進めてください。

目次
  1. 大徳寺塔頭の公開状況|2024
  2. 大徳寺本山(本坊)の公開状況2024
  3. 通年公開の塔頭
  4. 定期的に特別公開をしている塔頭
  5. 不定期で特別公開をしている塔頭
  6. 大徳寺(本山・本坊)の特別公開

大徳寺塔頭の公開状況|2024

境内図で紹介

大徳寺塔頭の公開状況
※非公開寺院以外、寺院名をタップorクリックで概要に飛びます
通年公開
(上記赤枠)
大仙院だいせんいん  ②龍源院りょうげんいん瑞峰院ずいほういん黄梅院おうばいいん  高桐院こうとういん雲林院うんりんいん ⑦芳春院ほうしゅんいん盆栽庭園
※⑤の高桐院は現在拝観休止中で再開未定
定期的な特別公開
(上記黄色枠)
興臨院 こうりんいん総見院そうけんいん真珠庵しんじゅあん龍翔寺りゅうしょうじ
※龍翔寺は寺院行事(法要)時のみ中に入れる
不定期の特別公開
(上位水色枠)
孤篷庵こほうあん玉林院ぎょくりんいん大光院だいこういん芳春院ほうしゅんいん聚光院じゅこういん三玄院さんげんいん
非公開
(上記のグレー)
徳禅寺とくぜんじ養徳院ようとくいん大慈院だいじいん正受院しょうじゅいん瑞雲軒ずいうんけん近衛家このえけ墓所 ㉔如意庵にょいあん龍泉庵りゅうせんあん来光寺
らいこうじ

※⑳大慈院境内に精進料理屋「泉仙」がある

※上記の特別公開はまいまい京都・ことなり塾・EXサービスなどが提供するサービスは除いた分類です

大仙院 龍源院 瑞峰院 黄梅院
通年公開 通年公開 通年公開 通年公開
高桐院 雲林院 芳春院盆栽庭園 興臨院
通年公開 通年公開 通年公開 特別公開
総見院 真珠庵 龍翔寺 孤篷庵
特別公開 特別公開 法要時のみ公開 不定期公開
玉林院 大光院 芳春院 聚光院
不定期公開
不定期公開 不定期公開 不定期公開
三玄院    
不定期公開    
   

大徳寺本山(本坊)の公開状況2024

境内図で紹介

大徳寺本山(本坊)の公開状況
通年参拝可能 C仏殿、E宗務本所(庫裡)
※Cは建物の外から参拝が可能
※Eは朱印所として利用されている
特別公開 A勅使門、B三門、C仏殿、D法堂、F方丈、G唐門、H鐘楼、I経蔵
※方丈は現在修復工事中で特別公開も休止中
※A、B、Dの外観は柵の外から通年見ることが可能
非公開 J浴室
※外観は柵の外から通園見ることが可能
A.勅使門 B.三門「金毛閣」
・勅使門は入口側からはいつでも見学可能 ・外観は離れた位置から見学可能
・特別公開時に1階部分の門をくぐることがでいる
・2階部分は非公開
C.仏殿
D.法堂
・重要文化財
・常時お堂の外から参拝可能
・堂内部は特別公開時に拝観可能
・重要文化財
・外観は離れた位置から見学可能
・内部は特別公開時に拝観可能
E.宗務本所(庫裏)
 F.方丈・方丈南庭
・庫裏内部非公開
※庫裏内が朱印所になっているので朱印を頂く場合、必然的にかまどがある玄関部分が見れてしまう
・修繕工事中につき非公開(工事は2026年10月までの予定)
・方丈は国宝
・方丈庭園は国指定史跡・特別名勝
G.唐門《国宝》 H.鐘楼《重要文化財》
※写真なし
・通常非公開
・特別公開時に拝観可能
・通常非公開
・特別公開時に外観をみることができる
I.経蔵《重要文化財》 J.浴室
※写真なし
・通常非公開
・2024年春に内部の特別公開あり
・非公開
・外観は離れた位置から見学可能

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通年公開の塔頭

①大仙院(だいせんいん):通年公開・境内塔頭

大仙院(大徳寺塔頭)|基本情報
拝観料
※2023年改定後
大人:500円
子ども:300円
※抹茶・別途300円(希望者)
拝観時間 ・3~11月:9:00~17:00
・12月~2月:9:00~16:30
拝観休止日 あり(不定期)
→公式サイト(こちら)のお知らせに随時掲載される
公開内容 ・方丈、方丈庭園
・書院、書院庭園
・唐門、玄関(国宝)
撮影の可否 不可
※拝観受付後一切不可でスマホをしまうように指示されます
御朱印の有無 あり(直書き)
観光用トイレの有無 あり
公式サイト こちら
特記事項 書院は大仙院の案内係の方と一緒の場合入れるエリアなので、説明をお願いしたい旨を伝えるのをオススメします。(説明はお寺の専任スタッフの方の手が空いているときに随時おこなわれています)

大仙院の公開エリアと拝観ルート

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大仙院は豊臣秀吉、千利休、宮本武蔵ゆかりのお寺。方丈を取り囲む枯山水は、大仙院の開山・大聖国師の悪と伝わり、禅の世界を表現しています。なお、大仙院さんは檀家さんが少いそうで大徳寺の塔頭の中で1番観光に振り切っているお寺さんです。修学旅行生や団体も多く受け入れされています。

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②龍源院(りょうげんいん):通年公開・境内塔頭

龍源院(大徳寺塔頭)|基本情報
拝観料 大人:400円
高校生:300円
小・中学生:200円
※2024年に料金が値上がりしました
※上記はお寺主催の拝観時の料金。京の冬の旅や京の夏の旅など外部が主催の時は料金が変更になる
拝観時間 9:00~16:20
拝観休止日 不明
公開内容 ・書院
・書院前枯山水庭園「滹沱底こだてい(阿吽の石庭)」

・方丈<重文>
・方丈前枯山水庭園「一枝坦いっしだん」「龍吟庭」「東滴壺とうてきこ
撮影の可否 お寺主催の公開時
→仏間以外撮影可能だが、SNSやブログへの公開はNG
※2024/11/3拝観時にネットへの公開NGといわれたのでこのルールを言い渡される前に撮影したものや外部主催時に撮影した写真を紹介しています
京の冬旅・夏の旅等の外部主催お公開時
→寺宝と仏間以外撮影可
※公開のタイミングで撮影可否は変更になるため拝観時の指示にしたがってください
御朱印の有無 あり(書置きのみ)
観光用トイレの有無 あり
公式サイト なし
特記事項 2024年の京の冬の旅で開祖堂内部が初公開されて以来不定期で公開がある
※お寺主催の一般公開時は開祖堂内は非公開

龍源院の公開エリアと拝観ルート

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龍源院は大徳寺塔頭の中で1番古いお寺です。方丈は、室町時代最古の方丈建造物として国の重要文化財に指定されています。

③瑞峯院(ずいほういん):通年公開・境内塔頭

瑞峯院(大徳寺塔頭)|基本情報
拝観料 大人:400円
小中学生:300円
※抹茶・別途500円(希望者)
拝観時間 9:00~17:00
拝観休止日 無休
公開内容 ・方丈(客殿)
・方丈庭園「独座庭どくざてい」、「閑眠庭かんみんてい(十字架の庭)」重森三玲作庭
・茶室「安勝軒あんしょうけん
撮影の可否 公開エリアは撮影可能
※事前予約が必要な「平成待庵」は不明
御朱印の有無 あり(直書き)
観光用トイレの有無 あり
公式サイト なし
特記事項 事前予約で茶室「平成待庵」の特別拝観が可能
拝観料1,500円(法話・抹茶付・通常公開エリアの拝観料含む)
電話:075-491-1454

瑞峰院の公開エリア・拝観ルート

瑞峰院の拝観ガイド&レビュー

瑞峯院の見どころ・御朱印・拝観ルートやレビューをこちらで詳しく紹介しています。

瑞峯院(大徳寺)見どころ・御朱印・拝観情報|重森三玲の枯山水と茶室が有名(公開日時・拝観料・ルート・レビュー)大徳寺塔頭の「瑞峯院(ずいほういん)」は通年拝観できる禅寺です。キリシタン大名・大友義鎮公(大友宗麟)が大友家の菩提寺として室町時代に建...
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キリシタン大名・大友宗麒が創建したお寺。昭和の名作庭家・重森三玲の庭が見どころ。

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④黄梅院(おうばいいん):通年公開・境内塔頭

黄梅院(大徳寺塔頭)|基本情報
拝観料 1000円
※京都春秋主催の春と秋の特別公開時は800円
拝観時間 10:00~15:30受付終了
※京都春秋主催の春と秋の特別公開時は10:00~16:00受付終了
拝観休止日 あり(不定期)
→公式インスタグラム(こちら)に随時掲載される
公開内容 ・伝承 千利休作庭「直中庭」
・武野紹鷗好み茶室「昨夢軒」
・方丈庭園「破頭庭」
・雲谷等顔筆 本堂障壁画(重文・複製)
・庫裡《重文》
撮影可否 お寺主催の一般公開時
→公開エリア全域撮影可能
京都春秋主催の特別公開(春・秋)
→前庭以外撮影禁止
御朱印の有無 あり(住職不在時は書置き)
→黄梅院の御朱印詳細はこちら
観光用トイレ なし
→大徳寺の総門外にあるトイレを使用する必要あり
公式サイト Instagramのみ(こちら
特記事項 お寺主催の通年公開以外に毎年、春と秋に京都春秋主催の特別公開があります。
【京都春秋の特別公開】
・春の特別公開:
⇒2025年3月28日(金)〜5月18日(日)
※4月25日(金)は拝観休止

・秋の特別公開
⇒2024年10月5日(土)~12月8日(日)
※京都春秋主催の公開は拝観受付以降のエリア撮影禁止ですが、拝観料が安くなり、要所要所に解説ガイドさんが立たれます。

黄梅院の公開エリアと拝観ルート

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黄梅院はかつては春と秋の特別公開だけ拝観可能でしたが2020年6月から一般公開もされています。通年拝観できる塔頭の中で一番拝観エリアが広く見ごたえありです。庭園がとても美しく個人的には1番おすすめの寺院です。初めて拝観して以来5回以上リピートしています。

⑤高桐院(こうとういん):通年公開・境内塔頭※休止中

高桐院(大徳寺塔頭)|基本情報
拝観料 500円
拝観時間 9:00~16:00(受付終了15:30)
拝観休止日 ※現在拝観休止中・再開未定
公開エリア ・書院、茶室「意北軒」
・茶室「松向軒」
・客殿(本堂)、茶室「鳳来」、客殿庭園
・細川家歴代の墓
御朱印の有無 あり(直書き)
※現在は拝観休止のため御朱印も休止中
観光用トイレの有無 調査中で詳細不明
公式サイト なし
特記事項 ※寺宝は毎年10月第2日曜日、1日限りで公開 
※現在拝観休止中・再開未定
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高桐院は戦国大名・細川忠興と妻・ガラシャゆかりの寺院。大徳寺屈指の紅葉の名所でもあります。2020年4月3日以降長期の拝観休止になっています。まだ1度しか拝観したことがないので再開が待ち遠しいです。

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⑥雲林院(うんりんいん):通年参拝可能・境外塔頭

雲林院(大徳寺塔頭)|基本情報
拝観料 無料
※境内自由参拝
拝観時間 調査中で詳細不明
拝観休止日 調査中
公開エリア ・観音堂、境内
※堂内は非公開
御朱印の有無 あり(直書き)
※住職不在時は書置き
拝観用トイレの有無 なし
公式サイト なし
特記事項
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雲林院は今は小さなお寺ですが源氏物語の第10帖「賢木さかき」や藤原道長に焦点をあてた歴史書「大鏡」に登場したり「枕草子」の著者の清少納言が葵祭を見物した場所としても知られる古刹です。鎌倉時代に衰退し、雲林院の敷地内に大徳寺ができた際に塔頭となりました。境内の椿がとてもきれいです。

⑦芳春院盆栽庭園(ほうしゅんいんぼんさいていえん):通年公開

芳春院盆栽庭園|基本情報
拝観料 大人1,000円
中高生500円
小学生以下無料(保護者同伴に限る)
拝観時間 10:00~16:00
拝観休止日 公式Instagram(こちら)またはX(こちら)にて告知
公開エリア ・伏見宮家旧蔵 宮様楓(樹齢約約200年)
・徳川慶喜旧蔵 五葉松(樹齢約250年)
・上杉謙信由来 一位(樹齢約800年)
・他、国内著名盆栽 焼く50点
御朱印の有無
拝観用トイレの有無
公式サイト 公式SNSのみ(Instagramはこちら、Xはこちら
特記事項 2021年3月に開園(盆栽家・森前誠二さんが主管)
Kico
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芳春院盆栽庭園は芳春院とは少し離れた場所にあります。拝観料が1000円となかなかお高いのでまだ中を見学したことはありませんが、さすが大徳寺内にある盆栽庭園だけあり宮家や徳川家ゆかりの盆栽が見られる貴重な場所ですね。

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定期的に特別公開をしている塔頭

⑧興臨院(こうりんいん):特別公開・境内塔頭

興臨院(大徳寺塔頭)|基本情報
冬季
(お寺主催)

公開日 例年1月1日~3月初旬の土日祝日
⇒2024年1月1日(月)~3月3日(日)の土日祝日公開
拝観料 大人:600円
中高生:400円
小学生:300円
拝観時間 10:00~16:00

(京都春秋主催)

公開日 例年3月初旬~6月中旬
⇒2025年3月15日(土)〜6月15日(日)※3/20は拝観休止
⇒2024年3月9日(土)~6月16日(日)※3/20は拝観休止
拝観料 大人:800円
中学高生:400円
小学生:300円(保護者同伴)
拝観時間 10:00~16:00受付終了

(京都春秋主催)

公開日 例年9月~12月中旬
⇒2024年8月31日(土)~9月21日(土)
⇒2024年9月28日(土)~12月15日(日)
拝観料 大人:800円
中学高生:400円
小学生:300円(保護者同伴)
拝観時間 10:00~16:30受付終了
※12/2以降は16:00受付終了
公開エリア ・本堂(方丈)
・方丈庭園
・茶室「涵虚亭かんきょてい
撮影可否 庭園のみ可
御朱印の有無 あり(書置きのみ)
※特別公開時のみ授与
観光用トイレ あり
公式サイト  ・公式サイトなし
・京都春秋サイトはこちら
特記事項 
Kico
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加賀・前田家ゆかりの寺院です。通常非公開で春・秋・冬の特別公開時のみ拝観が可能。昭和の小堀遠州と言われた作庭家・中根金作が復元した方丈庭園が見どころ。

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⑨総見院(そうけんいん):特別公開・境内塔頭

総見院(大徳寺塔頭)|基本情報

(京都春秋主催)

公開日 例年3月末~5月初旬の限定日
⇒2025年3月29日(土)〜4月25日()の土日祝日
※ 4月6日(日)は11:30〜公開
⇒2025年
4月26日(土)〜5月6日(火・祝)
※ 4月6日(日)は11:30〜公開
拝観料 大人:800円
中高生:400円
小学生:300円(保護者同伴)
拝観時間 10:00~16:00受付終了
※4月7日・5月5日は11:30~受付開始

(京都春秋主催)

公開日 例年10月初旬~11月末
⇒2024年10月7日(月)~11月30日(土)

※10/11(金)~13(日)、11/21(月)・22(火)は拝観休止
⇒2023年10月7日(土)~11月30日(木)
拝観料 大人:800円
中高生:400円
小学生:300円(保護者同伴)
拝観時間 10:00~16:00受付終了
公開エリア ・本堂
・秀吉が奉納した「織田信長公坐像」《重文》
・織田信長一族の墓(墓碑)
・3つの茶室「香雲軒こううんけん」「龐庵ほうあん」「寿安席じゅあんせき
御朱印の有無 あり(書置きのみ)
※特別公開時のみ授与
観光用トイレの有無 あり
公式サイト  ・公式サイトなし
・京都春秋サイトはこちら
特記事項 
Kico
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豊臣秀吉が織田信長の葬儀をしたお寺。明治時代の廃仏毀釈により荒廃し、大徳寺の修禅専門道場及び管長の住居となる。その後大正時代に禅道場として使っていた建物を本堂に改築し再興しているため、他の大徳寺塔頭の方丈とは異なる面持ちが特徴的。

⑩真珠庵(しんじゅあん):特別公開・境内塔頭

真珠庵(大徳寺塔頭)|基本情報

(京都春秋主催)

公開日 例年9月~12月中旬
⇒2024年9月20日(金)~12月8日(日)
※10/21(月)、11/24(日)~26(火)は拝観休止
拝観料
2024
大人:2000円
高校生:1000円
小中学生:500円(保護者同伴)
未就学児:無料(保護者同伴)
拝観時間
2024
9:30~15:30受付終了
※10/4(金)は11:30受付終了
公開エリア
①本堂(方丈)
②庭園
③書院「通僊院」と茶室「庭玉軒」
御朱印の有無 あり(直書き)
※特別公開時のみ授与
観光用トイレ あり
公式サイト  ・公式サイトなし
・京都春秋サイトはこちら
特記事項 

※2024年はスマホやガラケーのカメラであれば限定的に撮影可能(書院エリアは撮影NG)

真珠庵拝観ガイド&レビュー

真珠庵の特別公開2024で見られる寺宝や襖絵、当日の様子などを写真を使って紹介しています。

真珠庵(大徳寺)特別公開2024|見どころ・御朱印・拝観ルート・レビュー(公開日時・拝観料・撮影の可否・交通アクセス)一休さんゆかりの「真珠庵(大徳寺塔頭)」は通常非公開ですが、2024年秋に特別公開が行われています。(2024年9月20日~12月8日※...

真珠庵公開履歴

2024年 ・2024年9月20日(金)~12月8日(金)
→京都春秋主催の特別公開
→大人2000円、高校生1000円、小中学生500円(保護者同伴)
→本堂内『源氏物語図屏風 』、現代作家6名が描く方丈襖絵、書院「通僊院」、茶室「庭玉軒」、史跡名勝「方丈東庭」、「通僊院庭園」
※未就学児の「通僊院」(書院)および、お茶室「庭玉軒」の見学不可
2021年 ・2021年10月9日(土)~12月5日(日)
→京都春秋主催の特別公開
→拝観料2,000円 ※予約制
→曽我蛇足、長谷川等伯筆の方丈襖絵
→書院「通僊院」、茶室「庭玉軒」、方丈東庭「七五三の庭」など
2018年 ・2018年9月1日(土)~12月16日(日)
→京都春秋主催の特別公開
→拝観料1,200円
→約400年ぶりに新調された襖絵
→書院「通僊院つうせんいん」、狩野元信筆と伝わる水墨山水画や、土佐光起筆とされる金碧画、茶室「庭玉軒」、方丈東庭「七五三の庭」など
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真珠庵は一休さんゆかりのお寺です。なんでもありの一休さんのお寺として、曽我蛇足や長谷川等伯の方丈襖絵を修復中に制作した現代絵師の襖絵が話題の寺院ですが、書院には狩野元信や土佐光起の襖絵もあるお寺です。今後は旧襖絵と新襖絵を交互に特別公開していく予定だそうですよ。

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⑪龍翔寺:寺院行事のみ公開・境内塔頭

龍翔寺(大徳寺塔頭)|基本情報
総供養大施餓鬼会 公開日 春のお彼岸(3月):春分の日の3日前
秋の彼岸(9月):秋分の日の3日前
料金 斎座券1000円(おときとお茶席)
時間
法要:11:00
法話:12:00 
斎座席:11:00~14:00 
公式サイト  公式サイトなし
特記事項 
Kico
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龍翔寺は通常非公開で毎年彼岸の総供養大施餓鬼会だいせがきえ(生前の行いによって餓鬼道に落ちた魂を供養する法要)の時のみ一般にも門が開かれます。とはいえ、お寺の関係者や招待客、本格的にお茶をされてる方もくるので、ちょっとハードルが高いかもしれません。私もまだ行ったことがないので上記の情報は参考程度のご活用ください。

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不定期で特別公開をしている塔頭

⑫孤篷庵(こうほうあん):不定期特別公開・境外塔頭

過去の公開履歴|孤篷庵
2022年 2022年5月24日(火)~6月12日(日)
京都春秋主催の特別公開
拝観料 1000円
本堂、茶室「忘筌席」、書院「直入軒」、茶室「山雲床」、書院「直入軒」狩野探幽筆障壁画
本堂庭園、書院庭園
特別展示(狩野探幽筆「破墨八景図」、松平不昧筆書軸)
2015年 2015918日(金)104日(日)
拝観料 800円
2014年 2014年9月28日~10月9日
拝観料大人 800円 ・ 中高校生 500円

茶室「忘筌席」
書院「直入軒」と茶室「山雲床」の初公開

⑬玉林院(ぎょくりんいん):不定期特別公開・境内塔頭

過去の公開履歴|玉林院
2020年 2020年4月25日(土)~5月10日(日)コロナで中止
※コロナによって6月5日(金)から21日(日)に延期後中止に

令和2年度春期京都非公開文化財特別公開
拝観料大人1000円、中高生500円
2016年 2016412日(火)522日(日)
春の京都 禅寺一斉拝観
拝観料500円
狩野探幽・筆「山水図」や、狩野洞雲(益信)・筆「琴棋図」「書画図」など、客殿(重要文化財)を飾る狩野派の水墨障壁画
※南明庵・茶室は内部非公開
2011年 2011年1月8日(土)〜3月21日(月・祝) 
第45回京の冬の旅
拝観料600円
客殿(重文)、狩野探幽の障壁画「山水図」や狩野永真(安信)筆「竹林七賢・四愛図」など狩野派一門の水墨画
衣鉢えはつの間」「西衣鉢の間」の狩野洞雲(益信)筆「琴棋図きんきず」「書画図」

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⑭大光院(だいこういん):不定期特別公開・境内塔頭

過去の公開履歴|大光院
2022年 2022年1月17日〜3月18日
第56回京の冬の旅
拝観料:800円
公開内容:狩野探幽筆と伝わる「雲龍画」と茶室

⑮芳春院(ほうしゅんいん):不定期特別公開・境内塔頭

過去の公開履歴|芳春院
2023年 2023年1月7日(土)~3月19日(日)
第57回 京の冬の旅
拝観料:800円
公開内容:
本堂:芳春院像、枯山水庭園「花岸庭」、

京の四閣のひとつ「呑湖閣どんこかく」(内部は非公開)と楼閣山水庭園
2016年 2016年1月9日(土)~3月18日(金)
第50回京の冬の旅

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⑯聚光院(じゅこういん):不定期特別公開・境内塔頭

過去の公開履歴|聚光院
2022年 2022月9月3(土)~2023月3日26(日)
京都春秋主催の特別公開(国宝里帰り特別公開)
拝観料:大人2,000円/中高生1,000円

公開内容:狩野永徳・松栄筆 本堂障壁画《国宝》、本堂《重文》、茶室「閑隠席」「枡床席」《重文》、百積の庭(名勝)、千住博筆『滝』

⑰三玄院(さんげんいん):不定期特別公開・境内塔頭

過去の公開履歴|三玄院
2023年 2023年1月16日(月)~3月13日(月)
第57回 京の冬の旅

拝観料:800円
公開内容:方丈/原在中筆の襖絵「八方睨みの虎」、枯山水庭園「昨雲庭さくうんてい
※茶室「篁庵こうあん」は非公開

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大徳寺(本山・本坊)の特別公開

本坊:特別公開の傾向

  • 仏殿内部&法堂内部+αのツアー形式
    ⇒仏殿と法堂の内部拝観は毎回行われ、プラスαで2~3か所をガイドと一緒にめぐる傾向
    ⇒プラスαは唐門、鐘楼外観、経蔵内部

大徳寺(本山)は、2020年からの修繕工事でしばらく公開がありませんでしたが、2023年4月以降「京の冬の旅」や「京都春秋の特別公開」で拝観が可能な伽藍(お堂)が増えています。

「仏殿」と「法堂」内部は基本的に毎回公開エリアに入り、その時々によって「三門」「唐門」「経蔵」のどこかが公開エリアに追加されます。

本坊:特別公開履歴

大徳寺(本山・本坊)特別公開履歴
2024年 2024年4月25日(木)〜6月2日(日)
京都春秋主催の特別公開

拝観料:⼤⼈3,000円・高校生1,000円・⼩中学生500円(保護者同伴)
拝観時間:10:00~16:00の間で20分毎に約20名を案内
※15:40(受付終了)、所要時間:約60分〜75分
公開エリア:三門・仏殿・法堂・経堂・唐門
2024年 2024年1月6日(土)~3月18日(月)
京の冬の旅の特別公開

拝観料:大人(中学生以上)800円・小学生400円
拝観時間:10:00~16:30(16:00受付終了)
※1/15(月)・2/15(木)は12:00~の公開
公開エリア:仏殿・法堂

本坊:御朱印

大徳寺本坊の御朱印は通年、書置きのみ宗務本所(庫裡)で授与されています。
また、特別公開があるときは朱印帳も販売されます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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