世界遺産

京都の世界遺産は全部で17か所!京都駅から近い順いに一挙紹介!

せっかく京都観光をするなら世界遺産を訪れたいですよね。

こちらの記事では、世界遺産「古都京都の文化財」に登録されているの全17ヵ所京都駅に近い順に紹介します。

京都の世界遺産の17か所の内訳は、神社3カ所、お寺13ヵ所、お城1カ所です。
京都府全体に点在しています。

【京都・世界遺産一覧】京都駅から近い順に17か所

「詳細よりサクッと世界遺産がどこなのか知りたい!」そんな方に向けて京都駅に近い順に世界遺産を一覧で紹介しますね。

京都の世界遺産一覧(京都駅から近い順)
一覧に記載の京都駅からの距離、徒歩や車での分数はGoogleMapの数字になります。何となく距離感や時間の感覚をつかむための目安としてご覧ください。

01.東寺とうじ
教王護国寺きょうおうごこくじ
・京都駅から約1.0km/1.3km
・徒歩約15分の距離
・車で約5分の距離
・住所:京都市南区九条町1番地
02.西本願寺にしほんがんじ ・京都駅から約1.4km/1.9km
・徒歩約18分の距離
・車で約7分の距離
・住所:京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
03.清水寺きよみずでら ・京都駅から約2.9km/3.7km
・徒歩約40分の距離
・車で約11分の距離
・住所:京都市東山区清水1丁目294
04.二条城にじょうじょう ・京都駅から約3.6km/3.6km
・徒歩約47分の距離
・車で約10分の距離
・住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
05.下鴨しもがも神社
賀茂御祖かもみおや神社)
・京都駅から約5.9km/6.1km
・徒歩約1時間14分の距離
・車で約16分の距離
・住所:京都市左京区下鴨泉川町59
06.銀閣寺ぎんかくじ
慈照寺じしょうじ
・京都駅から約6.8km/7.7km
・徒歩約1時間29分の距離/車で約20分の距離
・住所:京都府京都市左京区銀閣寺町2
07.金閣寺きんかくじ
鹿苑寺ろくおんじ
・京都駅から約7.5km/8.8km
・徒歩約1時間39分の距離/車で約20分の距離
・住所:京都府京都市北区金閣寺町1
08.苔寺
こけでら

西芳寺さいほうじ
・京都駅から約7.7km/9.0km
・徒歩約1時間40分の距離/車で約21分の距離
・住所:京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56
09.龍安寺りょうあんじ ・京都駅から約7.8km/8.9km
・徒歩約1時間42分の距離/車で約22分の距離
・住所:京都市右京区龍安寺御陵下町13
10.仁和寺にんなじ ・京都駅から約8.2km/8.7km
・徒歩約1時間47分の距離/車で約21分の距離
・住所:京都府京都市右京区御室大内33
11.上賀茂かみがも神社
賀茂別雷かもわけいかづち神社)
・京都駅から約8.4km/9.0km
・徒歩約1時間49分の距離/車で約21分の距離
・住所:京都市北区上賀茂本山399番地
12.醍醐寺だいごじ ・京都駅から約8.8km/10.9km
・徒歩約1時間52分の距離/車で約21分の距離
・住所:京都市伏見区醍醐東大路町22
13.天龍寺てんりゅうじ ・京都駅から約9.8km/10.3km
・徒歩約2時間04分の距離/車で約22分の距離
・住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
14.宇治上うじがみ神社 ・京都駅から約13.1km/17.9km
・徒歩約2時間47分の距離/車で約22分の距離
・住所:京都府宇治市宇治山田59
15.平等院 びょうどういん ・京都駅から約13.4km/17.8km
・徒歩約2時間48分の距離/車で約21分の距離
住所:京都府宇治市宇治蓮華116
16.高山寺こうざんじ ・京都駅から約13.3km/15.0km
・徒歩約2時間59分の距離/車で約29分の距離
・住所:京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8
17.延暦寺えんりゃくじ
比叡山ひえいざん延暦寺)
・京都駅から約30.0km/20.6km
・徒歩約6時間53分の距離/車で約41分の距離
・住所:滋賀県大津市坂本本町4220
Kico
Kico
延暦寺の住所は滋賀県ですが、京都市と滋賀県大津市にまたがる比叡山全体が延暦時になります。比叡山は滋賀県の管轄(所属)ですが延暦寺は京都の世界遺産として登録されています。

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余談ですが、京都の世界遺産は1遺産「古都京都の文化財」だけで、そこに登録されてる文化財が17個ってご存知でしたか?お恥ずかしながら私は17遺産だと勘違いしていました。

ちなみに、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されたのは、平安建都1200年を迎えた1994年の12月で、日本では5番目の登録になります。

【京都・世界遺産】17か所の概要

京都の世界遺産17か所の概要を紹介します。
概要は京都駅からのアクセス時間/宗派・創建年・本尊/拝観料・拝観時間・文化財・御朱印の有無などです。

01.東寺(教王護国寺)

京都駅から1番近い世界遺産は、東寺ですね。
京都駅から約1kmの距離にあります。

京都駅からのアクセス時間目安

徒歩 京都駅(八条口)から約15分
タクシー 京都駅(八条口)から約5分
バス(市バス) 京都駅から9~18分(運賃:大人230円)
⇒乗車時間7~16分*+下車後の徒歩2分
「東寺南門前」バス停下車
*乗車するバスによって経路が異なるので最短から最大の目安
電車(近鉄線) 京都駅から8分(運賃:大人160円)
⇒乗車時間1~2分+下車後の徒歩約7分
近鉄京都線「京都」駅→「東寺」駅下車

徒歩で約15分なので、バスや電車・タクシーを待つより、歩いてしまう方が早く着く可能性が高いです。

特に週末や桜や紅葉の観光シーズンの公共交通機関は時間通りに動かない可能性大です!

東寺の宗派・本尊・世界遺産への登録年

名称 東寺とうじ教王護国寺きょうおうごこくじ
宗旨/宗派/寺格 真言宗/東寺真言宗/ 総本山
創建年/開基 延暦15年(796年)/桓武天皇
本尊 薬師如来
世界遺産への登録 1994年(平成6年)

東寺は桓武天皇の時代、平安遷都とともに「官時かんじ(国立の寺院)」として建てられ、1200年以上京都にある古いお寺です。

桓武天皇の後に即位した嵯峨天皇が唐で密教を学び帰国した空海くうかいに東寺を託し、東寺が日本で初めての密教みっきょう寺院になります。

東寺は密教寺院だったため、金堂・講堂が一般に公開されるようになったのは1965年(昭和40年)です。

東寺の文化財と拝観・御朱印について

文化財 国宝を25件・80点、重要文化財を52件・23,603点保有
代表的な国宝:金堂、五重塔、御影堂
代表的な重要文化財:薬師三尊像
参拝・拝観料/時間 ・境内自由参拝※有料エリア以外
御影堂や食堂じきどうなど有料エリア以外の境内は
無料で自由にに拝観できます
⇒5:00開門-17:00閉門
・有料参拝エリア「金銅、講堂、五重塔(外観のみ)」
⇒8:00-17:00(16:30受付終了)
⇒大人・高校生500円/中学生以下400円*
・有料拝観エリア「宝物館、観智院」
⇒9:00-17:00(16:30受付終了)
⇒宝物館:大人・高校生500円/中学生以下400円*
⇒観智院:大人・高校生500円/中学生以下400円*
*当時の有料拝観エリアの金額は時期により変動するので公式サイトの拝観のご案内をご確認ください
特別公開 ・五重塔初層特別公開(春・冬)
・金銅、講堂や完読別拝観
御朱印の有無 有(通年/期間限定)
札所等 ・洛陽三十三所観音霊場第23番
・真言宗十八本山第9番
・西国愛染十七霊場第8番
・京都十三仏霊場第12番
・京都十二薬師霊場第2番
・都七福神(毘沙門天)
・神仏霊場巡拝の道第84番(京都第4番)

※上記の情報は変更になる可能性もあるので、お出かけ前に必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

新幹線の車窓からも見える「五重塔」は55メートルあり、木造の塔としては日本一の高さを誇り、国宝に指定されています。

現在の五重塔は1644年に徳川家光によって再建されたものになります。

五重塔の初層(1階部分)は、春と秋の特別公開の時期には中を見ることができます。(有料)

東寺の交通アクセス

所在地(住所) 京都市南区九条町1番地
最寄り駅(電車) ・近鉄「東寺」駅から徒歩10分
最寄りのバス停 ・市バス「東寺南門前」バス停
⇒「東寺南門前」に停車する市バスの系統
16番、18番(特18番)19番、42番、、71番(特71番)、78番、207番※京都駅からはこちらの系統
京都駅 中央口側(C4乗り場):16番、19番、42番、78番
京都駅 八条口側(F1・F2乗り場):16番、19番、71番、78番

※上記の情報は変更になる可能性もあるので、お出かけ前に必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

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02.西本願寺(本願寺)

京都駅から2番近い世界遺産は、西本願寺です。
京都駅から約1.4kmの距離にあります。

正式には「龍谷山本願寺りゅうこくさんほんがんじなのですが、東本願寺と区別するために「西本願寺」と呼ばれ「お西さん」の愛称で親しまれています。

京都駅からのアクセス時間目安

徒歩 京都駅(京都タワー側)から約15分
タクシー 京都駅(京都タワー側)から約6分
バス(市バス) 京都駅から5分(運賃:大人230円)
⇒乗車時間5分+下車後の徒歩数秒
「西本願寺前」バス停下車
電車 京都駅が最寄り駅

西本願寺の場合、歩くよりも市バスに乗ってしまう方が早く着きます。

西本願寺は、新撰組しんせんぐみの屯所として利用されたこともある場所なので幕末や新選組好きの方ならドラマや漫画で知っているかもしれませんね。

西本願寺の宗派・本尊・世界遺産への登録年

名称 西本願寺(龍谷山りゅうこくさん 本願寺)
宗旨/宗派/寺格 浄土真宗/ 浄土真宗本願寺派/ 本山
創建年/開基 天正19年(1591年)/ 顕如けんにょ
本尊 阿弥陀如来
世界遺産への登録 1994年(平成6年)

現在は「西本願寺」と「東本願寺(&大谷祖廟おおたにそびょう)」の東西2つに分かれていますが、もともと本願寺はひとつの寺院でした。
場所も東西にハッキリわかれたのは江戸時代(徳川家康の時代)になります。

本願寺は、もともと浄土真宗の宗祖・親鸞しんらん(親鸞聖人)の魂を祀るための場所「廟堂びょうどう」としてつくられたことが始まりです。

その後、室町時代には多数の門徒を抱える仏教集団に発展し、寺地を転々としたのちに天正てんしょう19年(1591年)に現在の西本願寺がある地に落ち着きました。(このときはまだ本願寺はひとつ)

西本願寺の文化財と拝観・御朱印について

文化財 国宝:御影ごえいどう堂、阿弥陀堂、唐門、飛雲閣ひうんかく、書院、
『親鸞聖人影像 鏡御影かがみのごえい』、『三十六人家集(37帖)』
重要文化財:総門、御影堂門、阿弥陀堂門、経蔵きょうぞう太鼓楼たいころう手水舎ちょうずや御成門おなりもん目隠めかくべい築地塀ついじべい、能舞台、『教行信証(6冊)』
参拝・拝観料/時間 ・境内は自由参拝(無料)
⇒毎日、僧侶がガイドとなって境内を案内する『お西さんを知ろう!(無料)』が開催されている。
⇒お西さんを知ろうは1日4回、約30分
(10:00~/11:30~/13:45~/15:30~)
・能舞台、書院、飛雲閣は非公開
(有料で特別公開されることもある)
特別公開 2023年京の冬の旅で非公開部分の公開あり
⇒本サイトでこちらの記事にまとめています
御朱印の有無 なし
※御朱印の変わりに朱印の入った参拝記念をいただけます
札所等

※上記の情報は変更になる可能性もあるので、お出かけ前に必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

西本願寺では毎日、僧侶が30分案内をしてくださる「お西さんを知ろう」が無料で開催されています。担当僧侶や季節、集まった拝観者によってめぐる内容が変わるので何度も参加してみるのがおすすめです。

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03.清水寺


出展:京都写真

京都駅から距離として3番目に近いのは清水寺です。
清水寺は山の中腹にあるので歩いていくのはなかなか厳しい距離になってきます。

また、清水寺は超人気スポットなので公共交通機関のバスも道も混み、到着まで時間がかかります。

清水寺にすんなり行きたい場合タクシーが1番おすすめです。
京都でタクシーにのるなら「MKタクシー」を事前に予約しておくのが安心です。

京都駅からのアクセス時間目安

清水寺の場合混雑具合が読めないので以下はかなり理想値です。
ルートも色々あるのでどの交通機関を使うか検討する材料くらいに考えてください。

徒歩 京都駅(京都タワー側)から約40分
タクシー 京都駅(京都タワー側)から約20分
乗車時間16分+徒歩5分
※タクシーでは清水寺の少し手前の産寧坂までしかいけないため
バス(市バス) 京都駅から約25分(運賃:大人230円)
⇒乗車時間約15分+下車後の徒歩10分
「五条坂」バス停または「 清水道」バス停下車
電車 京都駅から約36~43分*(運賃:大人290円)
JR線「京都」駅→「東福寺」駅で
京阪電車に乗り換えて「清水五条」駅下車
*京都駅でみやこ路快速に乗ると乗車時間11分+徒歩22分、
普通電車に乗ると乗り換え含めて乗車時間21分+徒歩22分

2022年11月以降、京都に観光客が戻ってきているので清水寺行の京都駅前のバス停は長蛇の列です。観光客だらけのバスの中は悲惨なので、無駄に体力を消耗したくなければタクシーが1番です。

清水寺の宗派・本尊・世界遺産への登録年

名称(正式名) 清水寺(音羽山清水寺おんわさんきよみずでら
宗旨/宗派/寺格 北法相宗きたほっそしゅう/ -/大本山
創建年/開基  宝亀9年(778年)/賢心けんしん(改名後:延鎮えんちん
本尊 十一面千手観世音菩薩じゅういちめんせんじゅかんのんぼさつ
世界遺産への登録 1994年(平成6年)

清水寺の始まりは1200年以上前ですが、創建以来10度を超える大火災のたびに何度も再建されています。現在の建物(伽藍がらん)の多くが1633年(寛永10年)に再建されたものです。

清水寺の正門となる仁王門だけは、寬永6年(1629年)の火災をまぬがれたため室町時代に建てられたままです。

清水寺の文化財と拝観・御朱印について

文化財 国宝:本堂
重要文化財:仁王門、三重塔、阿弥陀堂、鐘楼、西門、馬駐
参拝・拝観料 拝観無料エリア:轟門より手前のエリア
※髄求堂(堂内巡り)は有料100円
拝観有料エリア:轟門より奥のエリア(本堂や舞台、音羽の滝など)
拝観料 一般 400円 小・中学生 200円
拝観時間 6:00開門~18:00閉門(7.8月は18:30閉門)
春、夏、秋の夜間特別拝観期間中は21:00受付終了
※お守り授与所、納経所(ご朱印)での授与は8:00頃から
特別公開 2023年京の冬の旅で非公開部分の公開あり
⇒本サイトでこちらの記事にまとめています
御朱印の有無 あり
札所等 ・西国三十三所第16番
・洛陽三十三所観音霊場第10 – 14番
・法然上人二十五霊場第13番
・洛陽六阿弥陀めぐり第3番
・神仏霊場巡拝の道第117番(京都第37番)

※上記の情報は変更になる可能性もあるので、お出かけ前に必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

清水寺と言えば「清水の舞台」が有名ですよね。
本堂から張り出すように作られているので京都の街が一望できます。

崖にせり出すように造られた清水の舞台は「懸造かけづくり」と呼ばれ、最長12メートルに及ぶケヤキの柱で支えられています。

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04.二条城(元離宮二条城)

出展:京都写真

京都駅から4番目に近いのは二条城です。
大政奉還が行われた場所として有名ですね。

京都駅から二条城は、バスは混みますが京都市営バス(市バス)の9番に乗って向かうのが1番おすすめです。

京都駅から二条城へ行く市バスには9番と50番がありますが、9番の順路が最短になります。

京都駅からのアクセス時間目安

徒歩 京都駅(京都タワー側)から約47分
タクシー 京都駅(京都タワー側)から約10分
乗車時間9分+タクシー降り場から徒歩1分
バス(市バス) 京都駅から約16分(運賃:大人230円)
⇒乗車時間約15分*+下車後の徒歩1分
*京都市バス9番に乗った場合
「二条城前」バス停下車
電車 京都駅から約17分(運賃:大人260円)
乗車時間と乗換で約13分+徒歩約4分
京都市営烏丸線「京都」駅→「烏丸御池」駅で
京都市営地下鉄東西線に乗り換えて「二条城前」駅下車

2022年11月以降、京都に観光客が戻ってきているので二条城に向かうバスも大きなキャリーを持った人が多く乗っています。

また、二条城は修学旅行生がたくさん来る場所なので団体さんとかち合うことも多くあります。

二条城の築城年・世界遺産への登録年

名称(正式名) 二条城(元離宮二条城もとりきゅうにじょうじょう
築城年/築城主 慶長8年(1603年)/徳川家康
世界遺産への登録 1994年(平成6年)

二条城は、徳川家康が京都を訪れる際の拠点「居城きょじょう」として作らせたお城で、正式名称は元離宮二条城。

徳川家康による将軍就任の儀に始まり徳川慶喜の大政奉還による終焉の舞台となった、江戸幕府の栄枯盛衰を象徴した場所です。

二条城の文化財と拝観・御朱印について

文化財 国宝:二の丸御殿(6棟)
重要文化財:東大手門等(22棟)、二の丸御殿障壁画(1016面)
特別名勝:二の丸庭園
参拝・拝観料 城内有料
1.入場料+二の丸御殿拝観料:
大人1300円、中学生400円、小学生300円
2.入城料のみ
大人800円、中学生400円、小学生300円
3.展示収蔵館観覧料:100円
※1と2は前売りWebチケットの購入が可能(夜間や特別企画は除外)
※京都市民年間パスポート2600円の発行もあり
拝観時間 開城時間
8:45~16:00(閉城 17:00)
二の丸御殿観覧受付時間
8:45~16:10
特別公開 2023年非公開部分での特別昼食会あり
⇒本サイトでこちらの記事にまとめています
御朱印の有無 あり
※お城なので御朱印ではなく御城印という名前で墨文字と朱印
札所等

※上記の情報は変更になる可能性もあるので、お出かけ前に必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

二条城内の襖絵は現在複製品(模写)なので金地でとてもきれいです。
本物の一部が企画展として展示収蔵館に展示されることがあります。

襖絵は模写ですが、江戸の時代を見つめてきた城内の絢爛豪華な雰囲気は圧巻です。

二条城の庭園は、江戸時代の「二の丸庭園」、明治時代の「本丸庭園」、昭和時代の「清流園」と造られた時代が異なります。

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05.下鴨神社(賀茂御祖神社)


出展:京都写真

京都駅から5番目に近いのは下賀茂神社です。
ここからは、京都駅から徒歩1時間以上なので交通機関を使うのがオススメになります。

京都駅からのアクセス時間目安

徒歩 京都駅(京都タワー側)から約1時間14分の距離
タクシー 京都駅(京都タワー側)から約20分
乗車時間約20分
バス(市バス) 京都駅から約31分(運賃:大人230円)
⇒乗車時間約30分+下車後の徒歩約1分
「下鴨神社前」バス停下車
電車 京都駅から約36分(運賃:大人420円)
乗車時間と乗換で約24分+徒歩約12分
京都駅(JR線)→東福寺で京阪電車に乗り換えて「出町柳でまちやなぎ」駅下車

下賀茂神社は境内の南側(京都駅側)に広い森(ただす)がありそこに表参道があります。

きちんとお表参道から下賀茂神社に向かう場合、阪急電車「出町柳でまちやなぎ」から徒歩約2分の「南口鳥居」を目指します。

南口鳥居から下賀茂神社の楼門ろうもん(境内の入り口)までは徒歩約12分です。

すぐに境内に行きたい場合、バス停「下賀茂神社前」のすぐ横の西参道から鳥居をくぐって境内に入るか、境内の入り口「楼門」まで行き中に入ります。

下賀茂神社の主祭神・世界遺産への登録年

名称(正式名) 下賀茂神社(賀茂御祖神社かもみおやじんじゃ
創建年/創祀 不詳/不詳
主祭神 東殿:玉依姫命たまよりひめのみこと
西殿:賀茂建角身命かもたけつぬみのみこと
世界遺産への登録 1994年(平成6年)

下賀茂神社にお祭りされている「玉依姫命」は、美麗の神として名高いため美麗を祈願した鏡絵馬の授与がされています。

また、下賀茂神社の末社「相生社あいおいのやしろ」は、縁結びのパワースポットとして人気です。

下賀茂神社の文化財と拝観・御朱印について

文化財 国宝:本殿2棟(東本殿、西本殿)
重要文化財:楼門、舞殿、神服殿、四脚中門等31棟
参拝・拝観料 境内参拝自由
参拝・拝観時間 開門6:30~閉門17:00
定休日なし
特別公開 春と秋に特別公開あり
御朱印の有無 あり
札所等 神仏霊場巡拝の道 第101番(京都第21番)

※上記の情報は変更になる可能性もあるので、お出かけ前に必ず公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

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06.銀閣寺(慈照寺)

JR京都駅からバス、銀閣寺道下車、徒歩6分

銀閣寺は足利将軍の別荘が寺院になりましたが、

銀閣と呼ばれるのは、『観音堂』

東求堂と共に国宝に指定

義政は東求堂で生活をしていたとされ

全体の造形美にこだわった銀閣寺は日本人の心の鏡でもあるのではないでしょうか。東山文化の集大成でもあるこの銀閣は、静かに何かを語りかけてくれるのです。

庭には向月台、洗月泉と東求堂から見る美しい庭を楽しむ為の工夫

春と秋に開催される特別公開では、「東求堂」を拝観できるので“義政が本当に欲しかったもの”を感じてください。権力だけでは人を動かすことはできない、美しい文化が世の中を平穏にすると信じていたのではないでしょうか。

相国寺の山外塔頭の一つで、金閣寺とともに東山文化を代表

1952年3月庭園「錦鏡池」が国の特別史跡、特別名勝に指定されました。 この庭園は、西芳寺(苔寺)の庭園を模して造られたと言われ、現在の庭園は江戸時代に改修され創建当時とは異なっているよう

銀閣(慈照寺観音殿)、飛雲閣(西本願寺)と併せて『京の三閣』と呼ばれます。

07.上賀茂神社(賀茂別雷神社)

JR京都駅からバス、上賀茂神社前下車、徒歩すぐ

砂山な二つ 『片岡社』があり珠依姫命が祀られて

紫式部も通ったと伝わる上賀茂神社

社殿は本殿など2棟が国宝、34棟が重要文化財、境内は史跡に指定

08.苔寺(西芳寺)

出展:写真AC

JR京都駅からバス、苔寺・すず虫寺下車、徒歩3分

約120種もの苔が生えたお庭が有名なことから「苔寺」

池泉回遊式になっており、雨上がりの後の晴れの日がベスト。

雨の日の拝観がやはり一番おすすめ。ただし、拝観は事前予約が必要です。必ず「往復ハガキ」で申し込みます。予約は2ヶ月前から受付で、最低でも1ヶ月前には予約しないと入れません。なお、観光寺ではないので、写経が終わってから庭園見学が可能です。所要時間は約90分ほど。時間に余裕を持って訪れてくださいね。

緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しさから「苔寺」と呼ばれ、一般的にはこの名の方が良く知られています。
※近年は、苔の痛みが激しく、拝観には事前の申し込みが必要です。

09.金閣寺(鹿苑寺)

JR京都駅からバス、金閣寺道下車、徒歩1分

三島由紀夫の「金閣寺」 足利義満が築いた北山文化の最高峰

『金閣寺』は明からの使者をもてなすために建設されました。諸国の大名だけでなく、天皇の行幸もこちらが利用されています。日本の偉大さを見せしめるために金にしたそう。

舎利殿三層からなる『舎利殿』全ての階の建築様式が異なっている

銀閣(慈照寺観音殿)、飛雲閣(西本願寺)と併せて『京の三閣』と呼ばれます。

庭園「鏡湖池」は国の特別史跡、特別名勝に指定されており、鏡湖池に映る金閣は「逆さ金閣」と呼ばれとても美しいです。

10.仁和寺

京福電鉄北野線御室仁和寺駅から徒歩3分

「御室御所」

代々皇族が門跡を勤めた由緒あるお寺です。御室桜が有名で、春には桜の名所

仁王門京都三大門”のひとつ徳川家光公の寄進、金堂京都御所の紫宸伝を移したもので国宝安の寝殿造り、御影堂御所の清涼殿を移築したもの宝形造りで屋根は檜皮葺のまま

境内は「御所」の名にふさわしい格式ある雰囲気

仁和寺の桜には特に「御室桜(おむろざくら)」の名が付いていて、樹高が低く「花(鼻)が低い」ということから「お多福桜」とも言われています。
また、四国八十八ヶ所を模した約3kmにわたる「御室88ヶ所」巡拝コースを設けてあります。

11.龍安寺

出展:京都写真

京福電鉄北野線龍安寺駅から徒歩7分

桜の季節には垂れ桜が美しく、新緑や雨の日にはまた趣の違う姿

イギリスからエリザベス女王が来日

石庭、地足の蹲水戸黄門でお馴染みの水戸光國が寄進方丈の軒下にあるのはレプリカ、蔵六庵(非公開)の茶室前に本物があるそうです。

枯山水の方丈石庭が「龍安寺の石庭」として有名で、その石庭は白砂に砂手熊という道具を使って線引きすることで、水の流れを表し、石を島に見立てています。
15の石を5.2.3.2.3と配置し、別称「虎の子渡しの庭」

12.天龍寺

京福電鉄嵐山線嵐山駅から徒歩6分

嵐山観光で、かならず足を運びたい『天龍寺』。足利尊氏により創建

醍醐天皇の菩提寺

曹源池庭園は、世界文化遺産に登録されておりアジサイが美しい

龍寺の法堂には、加山又蔵画伯により描かれた雲龍図

夢窓疎石が手掛けた「曹源池庭園」は嵐山、亀山を借景としており、四季の表情を見せ特に秋の紅葉は紅葉は見事としか言いようがありません。

足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの禅寺として壮大な規模と高い格式を誇り、京都五山の第一位とされ、紅葉と桜の名所でもあります。
嵐山と亀山の借景を巧みに取り入れた池泉回遊式庭園「曹源池庭園」があり、四季折々の美しさをみせてくれます。

13.醍醐寺(上醍醐・下醍醐)

地下鉄東西線醍醐駅から徒歩10分

平安時代の創建で、金堂は国宝

清瀧宮拝殿 唐の青龍寺から勧誘した神様を祀っています。建物は寝殿造りの手法を活かし、清水寺ほどの規模ではありませんが懸造り(かけづくり)の構造により、床が競り出しているのが見えます。国宝でもある清滝宮拝殿は山の上にあるので、緑が深く秋には美しい紅葉で彩られます。

薬師堂 平安建築として、清瀧宮拝殿よりも古いと言われています。

国宝の薬師如来と日光菩薩、月光菩薩を安置していましたが、現在は霊宝館で拝観する事ができます。

五重塔 国宝 京都ではもっとも古い木造の建築 平安時代の建築とは思えない

醍醐山上一帯の「上醍醐」と、山麓の「下醍醐」、壮麗な庭「三宝院」とを合わせた広大な境内地を誇ります。
境内にある五重塔(国宝)は醍醐天皇の御冥福を祈るために建立された塔で、京都府内で最も古い木造建造物です。

「桜の醍醐」としても有名で、豊臣秀吉が贅を尽くして行った「醍醐の花見」はここ醍醐寺。
境内は日本さくら名所100選

14.平等院

京阪電鉄宇治線宇治駅から徒歩10分

藤原頼道により創建

鳳凰堂、阿弥陀如来像、平等院ミュージアム鳳翔館

藤原氏ゆかりの寺院で、10円硬貨に描かれている事でも有名です。
17世紀以来、特定の宗派に属さない単立の仏教寺院でしたが、天台宗系の最勝院と、浄土宗の浄土院という2つの寺院の共同管理となっています。
平安時代後期・11世紀の建築、仏像、絵画、庭園などが今に伝えられています。

15.宇治上神社

京阪電鉄宇治線宇治駅から徒歩10分

本殿と神殿のみの小さな神社

「平等院』から歩いて約15分のアクセス

拝殿、本殿、

宇治神社とは対をなします。
祭神として菟道稚郎子(うじのわきのいらつこ)、応神天皇、仁徳天皇を祀っています。

本殿(国宝)は平安時代後期のもので現存最古の神社建築とされ、拝殿(国宝)は鎌倉時代前期に建立されたものです。

16.高山寺

JR京都駅からバス、栂ノ尾下車、徒歩1分

日本最古の漫画、鳥獣戯画、川端康成の『古都』の舞台、鳥獣人物戯画だけでなく仏眼仏母像、明恵上人樹上座禅像、明恵上人の住居であった『石水院』は、後鳥羽天皇より学問所とした賜ったもの

栂尾は高雄・槙尾と合わせて三尾と称され、紅葉の名所として高名です。
栂尾の茶園は、栄西禅師から贈られた茶の種を、馬の足跡に植えたとされ、日本最古の茶園として知られています。
「鳥獣人物戯画(国宝)」を始め、多くの文化財を伝える寺院としても知られており、境内は国の史跡

17.延暦寺(比叡山延暦寺)

坂本ケーブル延暦寺駅から徒歩8分

日本最高峰の仏教寺

 

大講堂 仏教経典の講義を行う道場

根本中堂 最澄が自ら刻んだ薬師如来像が祀られています。

釈迦堂

比叡山延暦寺の中でも最古の建造物で、織田信長の焼き討ち後に豊臣秀吉が『比叡山延暦寺』を再建しました。徳川家康の時代には、根本中堂が再建され、明治に入ってから仏教寺として再び修行の場となったそうです。

 

横川中堂

歴代の仏教祖師についての説明板が並んでいるので一枚一枚読んでみましょう。

京都市左京区と滋賀県大津市の比叡山全域を境内とする寺院です。
山上から東麓にかけ東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)等、三塔十六谷の堂塔が点在

本仏教史上著名な僧の多くが若い日に比叡山で修行していることから、「日本仏教の母山」とも称されます。

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