御朱印

【後編】京都の御朱印41種を一挙公開!定番からマイナーまで京都旅行で集めた御朱印

こちらの記事は、美しいご朱印がたっぷり堪能できる御朱印コレクションの後編です。

前編で紹介した20種は、金閣寺や銀閣寺、清水寺など京都といえば誰もが知っている神社仏閣の御朱印がメインでした。

後半21種は、源光庵や真如堂といった紅葉の名所や平等院鳳凰堂や宇治上神社など宇治方面の神社仏閣でいただいた御朱印がメインになります。

では、後編21種を紹介して参りましょう!

目次

【21番目の御朱印】真如堂「無量寿(むりょうじゅ)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、無量寿(むりょうじゅ)

無量寿とは、阿弥陀仏(阿弥陀如来)のことを指す。

真如堂のご本尊が阿弥陀如来。

【真如堂プチ情報】

真如堂(しんにょどう)は、京都の左京区にあるお寺。

正式名称は「鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)」。

紅葉が人気で、紅葉シーズンには普段の倍以上の観光客が足を運ぶ。

【22番目の御朱印】高桐院「高桐院(こうとういん)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、高桐院(こうとういん)

高桐院は、大覚寺の塔頭(たちゅう)。

【高桐院プチ情報】

高桐院は、京都の東山区あるお寺。

大徳寺の20個ある塔頭のうち、公開されている4つのうちのひとつ。

秋は紅葉、夏は緑が美しい。

ただ、2019年(平成31年)3月31まで一般拝観を休止中(大屋根瓦葺き替え等の工事のため)

【23番目の御朱印】祇王寺「大日如来(だいにちにょらい)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、大日如来(だいにちにょらい)

祇王寺(ぎおうじ)のご本尊が大日如来。

【祇王寺プチ情報】

祇王寺は、京都の右京区にあるお寺。

平家物語ゆかりの尼寺で建物は草庵(そうあん)。

竹林と楓に囲まれ、苔庭が美しい。

【24番目の御朱印】清凉寺「釈迦如来(しゃかにょらい)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、釈迦如来(しゃかにょらい)

清凉寺(せいりょうじ)のご本尊が釈迦如来。

【清凉寺プチ情報】

清凉寺(せいりょうじ)は、京都の右京区にあるお寺。

嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)の名で知られる。

清凉寺にある国宝「木造釈迦如来立像」は、その体内にシルク(絹)でつくられた五臓六腑(ごぞうろっぷ)が収められている点がとても珍しい。

【25番目の御朱印】天龍寺「覚王宝殿(かくおうほうでん)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、覺王寶殿(かくおうほうでん)。

覚王宝殿の旧字体で、「覚王」は釈迦如来のことで「宝殿」は神仏の御殿の意味。

天竜寺(てんりゅうじ)のご本尊が釈迦如来。

【天竜寺プチ情報】

天竜寺は、京都の右京区にあるお寺で世界遺産

天竜寺の1番の見どころは、法堂(はっとう)の天井一面に描かれた「雲龍図(うんりゅうず)」。

別名「八方にらみの龍」と呼ばれ、どこから見ても龍ににらまれているように見える。

【26番目の御朱印】南禅寺「利益宝生」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、利益宝生(りやくほうしょう)

【南禅寺プチ情報】

南禅寺は、京都の左京区にあるお寺。

三門と水路閣がおすすめ。

【27番目の御朱印】養源院「雨寶殿」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、雨寶殿

【養源院プチ情報】

養源院(ようげんいん)は、京都の東山区にあるお寺。※相国寺塔頭(たっちゅう)の養源院とは別。

俵屋宗達(たわらやそうたつ)杉戸絵「唐獅子図」「白象図」や血天井が有名。

【28番目の御朱印】護王神社「護王神社(ごおうじんじゃ)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、護王神社(ごおうじんじゃ)

【護王神社プチ情報】

護王神社は、京都の上京区にある神社。

平安京の建都に貢献した和気清麻呂(わけのきよまろ)をお祀っている。

狛犬ではなく、狛猪(こまいのしし)がめずらしい。

【29番目の御朱印】宇治上神社「宇治上神社」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、宇治上神社(うじがみじんじゃ)

【宇治上神社プチ情報】

宇治上神社は、京都の宇治市にある神社で世界遺産

本殿は日本最古の神社建築。

隣接する「宇治神社(うじじんじゃ)」と二社一体。

【30番目の御朱印】宇治上神社「離宮(りきゅう)」金字朱印

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、離宮(りきゅう)

離宮は、明治以前に宇治上神社と宇治神社と合わせて「宇治離宮明神」「宇治離宮八幡宮」と呼ばれていたことに由来。

【宇治上神社プチ情報】

宇治上神社は、京都の宇治市にある神社で世界遺産

本殿は日本最古の神社建築。

隣接する「宇治神社(うじじんじゃ)」と二社一体。

【31番目の御朱印】宇治神社「宇治神社」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、宇治神社(うじじんじゃ)

【宇治神社プチ情報】

宇治神社は、京都の宇治市にある神社。

隣接する「宇治上神社(うじがみじんじゃ)」と二社一対。

【32番目の御朱印】興聖寺「承陽大師(じょうようだいし)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、承陽大師(じょうようだいし)

曹洞宗(そうとうしゅう)の開祖である道元(どうげん)のこと。

興聖寺(こうしょうじ)は曹洞宗。

【興聖寺プチ情報】

興聖寺(こうしょうじ)は、京都の宇治市にあるお寺。

「琴坂(ことざか)」と呼ばれる参道が紅葉の名所

【33番目の御朱印】平等院「鳳凰堂(ほうおうどう)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、鳳凰堂(ほうおうどう)

平等院の中心の建物、国宝「鳳凰堂」のこと。

【平等院鳳凰堂プチ情報】

平等院は、京都の宇治市のお寺で世界遺産

10円玉のデザインもおなじみ。(ちなみに2004年以降の1万円札の裏側の鳥はキジから平等院の鳳凰になった)

2014年9月に完了した「平成の大改修」により、鳳凰堂内は極彩色が蘇り、まさに極楽浄土の世界に圧倒される。

【34番目の御朱印】平等院鳳凰堂「阿弥陀如来(あみだにょらい)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、阿弥陀如来(あみだにょらい)

平等院鳳凰堂の本尊。

【平等院鳳凰堂プチ情報】

平等院は、京都の宇治にあるお寺で世界遺産。

本尊の「阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)」は、平安時代に活躍した、日本を代表する仏師「定朝(じょうちょう」作。

定朝の遺作として現存し確定されるのは平等院の阿弥陀如来座像だけ。

【35番目の御朱印】貴船神社「貴船神社(きふねじんじゃ)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、「貴船神社(きふねじんじゃ)」。

【貴船神社プチ情報】

貴船神社は、京都の左京区にある神社で水の神様を祀っている。

境内の御神水に浮かべると文字がみえるようになる「水占みくじ(みずうらみくじ)」がおすすめ。

本宮→奥宮→結社(ゆいしゃ)の順序で参拝すると願いが叶うと言われ、これを「三社詣(さんしゃまいり)」とよぶ。

【36番目の御朱印】鞍馬寺「尊天(そんてん)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、尊天(そんてん)

鞍馬寺本殿金堂の本尊「三尊尊天(さんぞんそんてん)」をさす。

【鞍馬寺プチ情報】

鞍馬寺は、京都の左京区にあるお寺で世界遺産

牛若丸(源義経)がこのお寺に預けられ、鞍馬天狗と修業した伝説が有名。

その他にも世界一有名なヒーリング「靈氣(レイキ)」がサナトクマラより臼井 甕男(うすい みかお)氏にもたらされた場所でもある。

鞍馬寺は、決して公にはされない秘密がいっぱい詰まった場所。

【37番目の御朱印】六道珍皇寺「薬師如来(やくしにょらい)」

 

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、薬師如来(やくしにょらい)

六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)のご本尊。

【六道珍皇寺プチ情報】

六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)は、京都の東山区にあるお寺。

通称「六道さん」

冥界への入り口として有名なお寺。

「小野篁冥土通いの井戸」「黄泉がえりがえりの井戸」が有名。

【38番目の御朱印】六波羅蜜寺「六波羅堂(ろくはらどう)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、六波羅堂(ろくはらどう)

【六波羅蜜寺プチ情報】

六波羅蜜寺は、京都の東山区にあるお寺。

空也上人(くうやしょうにん)が開山した真言宗智山派。

口から6体の阿弥陀を吐き出す「空也上人立像(くうやしょうにんりつぞう)」や「平清盛坐像」が見られる宝物館がおすすめ。

【39番目の御朱印】智積院「大日如来(だいにちにょらい)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、大日如来(だいにちにょらい)

智積院(ちしゃくいん)の本尊「金剛界大日如来(こんごうかいだいにちにょらい)」をさす。

【智積院プチ情報】

智積院は、京都の東山区にあるお寺。

智積院は東山随一名高く、利休好みの庭と伝えられる「名勝庭園」がおすすめ。

作庭家は千利休の弟子、小堀遠州(こぼりえんしゅ)とされる。

【40番目の御朱印】比叡山延暦寺「医王殿(いおうでん)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、医王殿(いおうでん)

比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)の総本堂「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」の御朱印。

「医王」は薬師如来の別名で「殿」はお堂のこと。

根本中堂のご本尊が薬師如来。

【比叡山延暦寺プチ情報】

比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)は、京都市と滋賀県大津市にまたがる比叡山全域を境内とするお寺で世界遺産。(所在地は滋賀県となる)

比叡山延暦寺は3つのエリアに分けられ、「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」と呼ばれる。

東塔エリアに総本堂で国宝の「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」がある。

※根本中堂は、平成28年(2016年)から約10年の予定で大改修中。

【ラスト41番目の御朱印】源光庵「霊芝観世音(れいしかんぜおん)」

【御朱印プチ情報】

御朱印の中心に書かれた文字は、霊芝観世音(れいしかんぜおん)

源光庵(げんこうあん)の本堂に祀られる仏像のひとつが霊芝観世音。

【源光庵プチ情報】

源光庵(げんこうあん)は、京都の北区にあるお寺。

正式名称は「鷹峰山寶樹林源光庵」。

「迷いの窓」と呼ばれる丸窓と「悟りの窓」と呼ばれる角窓が有名で、紅葉シーズンには多くの人が足を運ぶ。

また、伏見桃山城から移築した「血天井」でも有名。

いかがでしたか?

御朱印コレクション後編は、御朱印好きの方にはメジャーなものだったかと思います。

御朱印は芸術と言える美しさ。

ぜひ、今回ご賞味を持たれた方は、御朱印めぐりも京都旅行で楽しんでみてください。