御朱印

養徳院(妙心寺)の御朱印・朱印帳2025!月2回の直書きの頂き方と通年の書置きを写真とともに紹介(デザイン・値段・受付時間・交通アクセス)

養徳院(妙心寺塔頭)は通常非公開寺院ですが、御朱印と朱印帳の授与をされています。

基本は「書置き」の授与ですが、月2回(毎月第1土・日曜)は副住職が目の前で水墨画入りの御朱印を描いてくださいます。

養徳院の御朱印は直書き授与日とそれ以外の日では授与場所が異なります。
初めて訪れ方に向けて写真や図を使って詳しく紹介しています。

※2025年6月21日に訪問した際の情報をもとに紹介

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をタップ/クリックすると該当箇所にスクロールします)

月2回・直書き御朱印の詳細|養徳院・妙心寺

【授与日時】月例直書き御朱印

  • 毎月第1土曜日・日曜日
  • 9:00~16:00
    ※1月は例年、第2土・日・成人の日(月・祝)の3日間など日付が増える傾向です

開催日の前月に養徳院さんの公式サイトお知らせとSNS(Instagram/FaceBook)に日時と直書き御朱印のデザインが掲載されます。

Kico
Kico
法要などで時間が変更になることもあるので、お出かけ前に公式情報の確認をお忘れなく!

【授与場所】月例直書き御朱印

  • 書院「帯谷庵」内

現在本堂が修繕工事中なので月2回の月例直書き御朱印授与日は、書院「帯谷庵」が御朱印の授与場所になります。※その他の日は仮設事務所(詳細はこちら)

↓こちらが書院です。後ほど境内図とルートも紹介します。

【御朱印の種類】月例直書き御朱印

以下に開催前月の中ごろに掲載

月例直書き御朱印のデザインや墨文字は、開催月の前月中ごろに上記の3媒体で公表されます。

なお、月例直書き御朱印授与日にもその他の書置き御朱印(こちら)も授与されています。

月例直書き当日は、養徳院の山門横に↓このように直書き御朱印のメニューも置かれます。

こちら↓は実際にいただいた片面サイズの直書き御朱印

Kico
Kico
見本と実際に書いていただける絵柄は多少異なります。少し簡略化されていました。ただ、目の前でさらさらさら~と描き出される様子を見るのはとても興味深く貴重な体験でした。私の前の方は蛙の方をお願いされたのだと思うのですが「命が宿る様子が見れて感動した!」とお話されてましたね。

2025年7月は12日と13日で御朱印はこちらの2種

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書置き御朱印(デザイン・値段)|養徳院・妙心寺

【月替わり】書置き御朱印:1種

月替わり書置き御朱印
6月限定:善悪同根(ぜんあくどうこん)
6/1~6/30授与(直書き御朱印授与日以外もいただけます)
両面サイズ・書置き・600円

禅語とイラストが変わる月替わり書置き御朱印は、見開きサイズで600円です。

翌月の禅語とイラストは養徳院さんの公式サイトのお知らせとSNS(Instagram/FaceBook)で確認できます。

書置きの御朱印は、月例直書き御朱印の開催日以外でも授与していただけます。

7月はこちら

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【通年】書置き御朱印一覧:11種

書置き御朱印
通年授与(直書き御朱印授与日以外もいただけます)
①ご本尊 ②四方佛
片面サイズ・300円 片面サイズ・300円
③十三重之塔 ④龍仏法守護 ⑤水庵禅師 霊明
片面サイズ・300円 両面サイズ・600円 両面サイズ・600円
⑥薬師如来 ⑦阿弥陀如来 ⑧釈迦如来 ⑨弥勒菩薩
片面サイズ・300円 片面サイズ・300円 片面サイズ・300円 片面サイズ・300円
⑩莫妄想 ⑪眼横鼻直
両面サイズ・600円 両面サイズ・600円
Kico
Kico
御朱印に使われているスタンプは、副住職のお手製というから驚きです!

↓こちらが副住職が作られたスタンプ。

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【干支】書置き御朱印:1種

干支の書置き御朱印
令和7年干支
2025年限定授与
両面サイズ・書置き・1000円
※干支の御朱印は1月の月例直書き御朱印の日は直書きしていただけます

干支の書置き御朱印は、例年1月の月例直書き御朱印の日に授与されたデザインが、のちのち書置きとして授与されています。

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【大般若】書置き御朱印:1種

大般若御朱印
令和7年版
2025年1/4~なくなり次第終了(限定200枚)
片面サイズ・書置き・500円
※2025/6/21はまだありました

大般若御朱印は、毎年印・文字・授与枚数が異なります。

12月中旬頃に翌年の般若御朱印の詳細が公式サイトのお知らせに掲載されます。

大般若御朱印について書かれたお知らせがあったのでシェアしますね。

大般若御朱印とは
大本山妙心寺の仏殿にて三が日の間、御祈祷させていただいたお札を般若札と言います。一年の息災を祈り、本山塔頭の和尚方総出で六〇〇巻の大般若経を転読するのは大変迫力があります。 御朱印巡りをされている方、お参りされた方の無事を祈る御朱印を考え制作した次第です。本山にてお札と共に祈祷いたしました。

四海とは世界を意味しその世界が安穏であれという願い、五穀豊登は五穀豊穣の祈りであります。令和4年は世界中が戦争の恐怖を目の当たりにし、争いのない世界を一人一人が強く望んだ年であると思います。くる年令和5年は私個人的に本当の意味で食を大切にし、贅沢ではなく有難く作られた作物に感謝し生きる一年であってほしいと願います。衣食足りて礼節を知る、便利で何でもそろう時代我々の人間性を養う上で必ずしも良いことばかりではありません。

今年一年皆様の無事をお祈りいたしております。
引用元:養徳院お知らせ

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御朱印帳(デザイン・値段)

1.三重塔に寒梅 酒茶論 御朱印帳

三重塔に寒梅 酒茶論しゅちゃろん 御朱印帳
大判サイズ(約18×12cm)・蛇腹式
2500円
(1ページ目に酒亦酒哉茶亦茶の朱印あり)

こちらは2025年1月から授与されている白銀刷りの御朱印です。

表面のモチーフは養徳院の十三重の石塔と梅です。

裏面は開基・石河光重の家紋で養徳院の寺紋でもある「向かい鶴」と妙心寺53代目住職・蘭叔玄秀らんしゅくげんしゅう(室町時代後期から安土・桃山時代の僧)の「酒亦酒哉茶亦茶(酒は酒なり 茶は茶なりかな)」の文字が書かれています。

1ページ目に書かれている朱印「酒亦酒哉茶亦茶」は↓こちらのインスタ2枚目の画像でご確認ください。

養徳院の十三重の石塔はこちら↓

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2.霞に枝垂れ桜 向かい鶴 御朱印帳

霞に枝垂れ桜 向かい鶴 御朱印帳
大判サイズ(約18×12cm)・蛇腹式
4500円
(1ページ目に合掌洗心の朱印あり)

こちらは2025年1月から授与されている黒の漆紙の御朱印帳です。

表面は開基・石河光重の家紋で養徳院の寺紋でもある「向かい鶴」と養徳院の墓所に咲く一重の枝垂れ桜にかかる霞がモチーフになっています。

裏面は養徳院の十三重の石塔と寺院名です。

Kico
Kico
こちらは副住職がデザインされたそうです。表紙のデザインはかなりダイナミックかつ繊細で素敵ですよね。

1ページ目に書かれている朱印「合掌洗心」は↓こちらのインスタ2枚目の画像でご確認ください。


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3.養徳院 向かい鶴 木製御朱印帳(真赤/竹色)

養徳院 向かい鶴 木製御朱印帳
真赤 竹色
大判サイズ(約18×12cm)・蛇腹式 大判サイズ(約18×12cm)・蛇腹式
6500円
(1ページ目に養徳の朱印あり)
6500円
(1ページ目に養徳の朱印あり)

こちらは2020年11月から授与されている国産杉の御朱印帳です。

国産杉の無垢板に開基・石河光重の家紋で養徳院の寺紋でもある「向かい鶴」がレーザー彫刻されています。

無垢板の木目は1枚1枚異なるので席に1冊の御朱印帳になります。

1ページ目に書かれている朱印「養徳」は↓こちらのインスタ2枚目の画像でご確認ください。


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朱印所(外観・受付時間・場所)|養徳院・妙印字塔頭

外観・受付時間

月2回の直書き日 その他の日
書院「帯谷庵」
※山門から書院へ直行でOK
仮設事務所
※仮設事務所に行く前に山門を入って右の建物「庫裏くり」のインターフォンで御朱印がほしい旨を伝える必要あり
毎月第1土曜日・日曜日
9:00~16:00
左記以外
9:00~16:00
支払方法は現金のみ 支払方法は現金のみ
山門から書院所までのルートはこちら 山門から庫裏のルートはこちら

※法要などで変更になる場合があるのでお出かけ前に公式サイトをご確認ください。また、山門の外や入ってすぐに御朱印についての案内があればその内容に従ってください。

書院の中は↓このような感じになっていました。

書院前にある下駄箱の前の扉を開けて、右に進むとご住職がいらっしゃる部屋の入口です。(上の図の右側の赤い矢印部分)

御朱印をいただいたあと厨子をお参りして帰りました。(私の前の方がそうしてたのでマネしました)

Kico
Kico
初めて伺ったときは扉を勝手に開けていいのかすごく迷いましたが、問題ないようです。また、御朱印の見本の前に「申込用紙」があり欲しい御朱印の枚数を書く用です。初めて月例直書きに伺ったときは勝手を知らず直接副住職に欲しい御朱印を伝えましたが、特に用紙に書く用に指示はされませんでした。

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場所(境内図で紹介)

月2回の直書き日(第2土・日) その他の日
山門から書院へ 山門から庫裏に寄った後仮設事務所へ
写真付ルート紹介へ 写真付ルート紹介へ

※山門の外や入ってすぐに御朱印についての案内があればその内容に従ってください。

現在本堂が改修工事中なため足場などが組まれていますが、御朱印は通年授与されています。

【月例直書き日】毎月第1土曜日・日曜日 9:00~16:00
⇒直書きと書置きの両方を授与
【その他の日】上記期以外の 9:00~16:00
⇒書置きのみ授与

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【写真で紹介】山門から朱印所まで|養徳院・妙心寺塔頭

月2回(第2土日)の月例直書き日【山門から書院へ】

月例直書き日は、しっかり開門されているので安心して門をくぐります。

↑門の前の階段を下りて左に進みます。ここからはしばらく道なりです。
門の目の前は本堂なのですが、今は改修工事中です。

階段を下りたところに↓このような案内があれば書院に直行問題なしです。

↑仮設事務所(プレハブ)の横を通過します。

カーブしてるのでこの先に進んでいいのかちょっとドキドキします。

↑変わらず道なりに進みます。

↑まだまだ道なりです。

分かれ道が現れるので右にまがります。

↑右に曲がった後は、道なりに目の前の建物(書院)をめざします。

左側には池があり、お庭がきれいです。

書院の前に行くと下駄箱があるので、靴を下駄箱に入れて室内に入ります。

書院のガラス戸は全てしまっているので、本当に入っていいのかドキドキしますが扉を開けて入りましょう。

心配性な方は、ガラス戸を開けて「こんにちはー!」と声をかけてみるのもよいです。(私は、心配で声をかけて「こんにちわ」と声が帰ってきてから中に入りました)

月2回の月例直書き御朱印の日には↓こんな感じで副住職がいらっしゃいました。

御朱印をいただいた後、厨子の前でお参りをして書院をでます。

書院前の庭園を見学して帰ります。

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書置き対応の日(第2土・日以外)【山門→庫裏→仮設事務所へ】

月例直書き日以外の日は、門に結界があるので、小さい方の門から中にはいります。(本当に入っていいのかドキドキします。)

書置き対応日の朱印所は山門右手にある仮設事務所(プレハブ)なのですが、まずは右側にある「庫裏くり」にたちよります。

↑庫裏でインターフォンを鳴らし、御朱印をいただきたい旨をつたえます。

↑その後、お寺の方の指示にしたがって山門入って左(庫裡から見ると山門の右)の仮設事務所(プレハブ)へ向かいます。

↑書置きの御朱印をいただいたあとに本堂裏の庭園の見学もできます(無料)

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交通アクセス

最寄り駅(南総門側と北総門側)

養徳院・妙心寺塔頭|交通アクセス
北総門側 下記は最寄り駅から養徳院の山門までの分数です
・市バス「妙心寺北門前」下車、徒歩約7分
・嵐電「妙心寺」駅下車、徒歩約9分
※養徳院の山門から朱印所の書院までは1~2分です
※妙心寺の北総門から養徳院の山門までは約6分です
南総門側 下記は最寄り駅から養徳院の山門までの分数です
・市バス「妙心寺前」下車、徒歩約11分
・JR(嵯峨野線)「花園」駅下車、徒歩約12分
※養徳院の山門から朱印所の書院までは1~2分です
※妙心寺の南総門から養徳院の山門までは約7分です
住所 京都府京都市右京区花園妙心寺町53
山内図 妙心寺山内図はこちら

京都駅から妙心寺に行く場合JRで花園駅まで行くのがおすすめです。

妙心寺の山内(境内)は巨大迷路のようなので、山内図を印刷して持っておく方が便利です。(山内図を持っていても迷いそうになりますが。。)