御朱印

退蔵院(妙心寺)の御朱印・御朱印帳2025!通年と限定御朱印を詳しく紹介(デザイン・値段・受付時間・交通アクセス)

退蔵院(妙心寺塔頭)の御朱印は、通年いただける直書き御朱印が1種と非常にシンプル。

御朱印帳も退蔵院を代表する国宝「瓢鮎図」の1種のみと、これまたシンプル。

本記事では、そんな退蔵院の御朱印に特化して写真と図解で詳しく紹介していきます。

2025年6月時点の値段や特別御朱印の授与期間なども紹介しています。

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をタップ/クリックすると該当箇所にスクロールします)

御朱印(デザイン・値段・タイプ)|退蔵院・妙心寺

余香苑【通年】

余香苑
300円(直書きor書置き)
墨文字 右列:記念 和暦年月
中央:余香苑
左列:妙心寺山内
朱印 中央上段:
中央下段:
国宝 瓢鮎図、名勝史跡 元信の庭、名庭 余香苑
左列:法山 退蔵院

退蔵院で通年いただける御朱印はこちらの「余香苑(よこうえん)」1種類です。

御朱印帳に直接書いていただく「直書き」でも「書置き」でも300円です。

Kico
Kico
京都の多くの寺院が直書き御朱印を500円に変更されてるなか300円で書いていただけるのは非常にありがたいです。

ちなみに、退蔵院は通常拝観者が少ないのですが、桜と紅葉シーズンは拝観者が多くなるため通年の御朱印が「書置き」だけの対応になる期間があります。

書置きになる期間のお知らせは退蔵院のSNS(Instagram/FaceBook)にアップされます。

「余香苑(よこうえん)」は退蔵院にある庭園で、昭和の小堀遠州と呼ばれた造園家・中根金作が設計した庭です。↓こちら。

春限定特別御朱印(桜)【3~4月の限定期間】

 

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値段・タイプ 500円・書置きのみ
授与期間 例年3月~4月中旬の桜シーズン
※毎年必ず授与されるかは不明な御朱印です
こちらの御朱印は、退蔵院の紅しだれ桜が咲くころに授与される限定御朱印です。

授与日については公式サイトやSNSをいろいろ調べましたが下記の期間に授与があったことは分かったのですが、正確な情報は不明でした。

・2025年3月22日〜4月13日
⇒2025年も3/1~4/30だった可能性はあります
・2024年3月1日〜4月30日

Kico
Kico
寺院によっては特に告知なく授与が始まり、しばらくたってからSNSなどで授与中なことを投稿したりするので遠方から御朱印めざして訪問される場合は事前に確認される方がいいかもしれませんね。

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秋限定特別御朱印(紅葉)【11~12月の限定期間】

 

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値段・タイプ 500円・書置きのみ
授与期間 例年11月~12月の紅葉シーズン
※毎年必ず授与されるかは不明な御朱印です
こちらの御朱印は、退蔵院の木々が色づくころに授与される限定御朱印です。

授与日については公式サイトやSNSをいろいろ調べましたが下記の期間に授与があったことは分かったのですが、正確な情報は不明でした。

・2024年11月1日〜12月31日
・2023年11月18日〜12月3日

Kico
Kico
寺院によっては特に告知なく授与が始まり、しばらくたってからSNSなどで授与中なことを投稿したりするので遠方から御朱印めざして訪問される場合は事前に確認される方がいいかもしれませんね。

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御朱印帳(デザイン・値段・タイプ)|退蔵院・妙心寺

瓢鮎図の御朱印帳

瓢鮎図の御朱印帳
大判サイズ(約18×12cm)・蛇腹式
1800円

こちらは、退蔵院所蔵の国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」をあしらった御朱印帳で、2016年3月から授与されています。

見本を退蔵院の拝観受付(朱印所)で確認することができます。

「瓢鮎図」は教科書にも掲載されている有名な絵です。

こちらの絵について退蔵院さんが紹介している文章をシェアします。

この絵は山水画の始祖といわれている如拙が、足利義持の命により心血注いで描き、現存する彼の作品の中で最高傑作といわれています。
「ただでさえ捕まえにくいなまずを、こともあろうに瓢箪で捕まえようとする。」この矛盾をどう解決するか、将軍義持は当時の京都五山の禅僧31人に賛詩を書かせました。高僧連が頭をひねって回答を連ねた様子は正に壮観です。
引用元:退蔵院公式サイト

国宝「瓢鮎図」の本物は京都国立博物館に寄託されていますが、退蔵院の方丈の床の間の掛け軸と方丈廊下(広縁)に模写の展示がされています。

こちら↓方丈床の間にある「瓢鮎図」の軸。

こちらが方丈廊下(広縁)に展示されている実寸大の模写↓

Kico
Kico
2023年5月は1500円で販売されていましたが2025年6月には1800円でした。御朱印帳もかつては1000円が一般的でしたがどんどん値上がりしているので気になるデザインは早めに購入するのがポイントです。

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記念スタンプ|退蔵院・妙心寺

退蔵院には参拝記念スタンプがあります。

スタンプが置かれているのは、拝観受付(朱印所)の前のテーブルです。

スタンプのデザインは、退蔵院所蔵の国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」に描かれるナマズと境内のしだれ桜が、かわいいイラストになっています。

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朱印所(外観・受付時間・場所)|退蔵院・妙心寺

外観・受付時間

退蔵院|朱印所(拝観受付)
受付時間 9:00~17:00(受付終了)
※冬期(12月中旬〜2月末)は9:00〜16:00(受付終了)
支払方法 現金
場所 山門を入って右奥の建物(拝観受付と朱印所が同じ建物)
※桜のハイシーズンは山門の外に仮設テントの配下受付・朱印所が設けられる

退蔵院の朱印所は拝観受付と同じところにあるので、拝観せずに御朱印だけいただくことも可能だと思うのですが、実際どうなのかは退蔵院に確認が必要です。

退蔵院拝観料:大人600円/小中学生300円
※事前に電子チケットの購入も可能(こちら

場所(境内図)

退蔵院の御朱印は、拝観受付の建物でいただけます。

山門からすぐなので分かりいやすいです。

桜のハイシーズンは山門の外に仮設テントの配下受付・朱印所が設けられることもあるようです。(「そうだ京都、行こう」などのCM放送があった年)

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交通アクセス|退蔵院・妙心寺

退蔵院|交通アクセス
南総門側 下記は拝観受付・朱印所までの分数です
・市バス「妙心寺前」下車、徒歩約7分
・JR(嵯峨野線)「花園」駅下車、徒歩約9分
※南総門から拝観受付と朱印所がある場所まで徒歩約3分です
北総門側 下記は拝観受付・朱印所までの分数です
・市バス「妙心寺北門前」下車、徒歩約8分
・嵐電「妙心寺」駅下車、徒歩約10分
※北総門から拝観受付と朱印所がある場所までは徒歩約7分です
住所 京都府京都市右京区花園妙心寺町35
山内図 妙心寺山内図はこちら

京都駅から妙心寺に向かう場合はJRで花園駅まで向かい、南総門を目指すのがおすすめです。

妙心寺の境内は巨大迷路のようになっているので、山内図を印刷して持って行くと便利です。

妙心寺山内図でルートを紹介