京都の夏を彩る一大イベント「祇園祭」。豪華絢爛な山鉾が街を巡行する姿は圧巻ですが、実は見るだけでなく、山鉾の中に上がって拝観できるチャンスがあるのをご存知ですか?

本記事では全34基の中で一般向けに搭乗拝観を実施している10基の拝観日時や料金、見どころや注意点などを紹介していきます。

ぜひ、気になる山鉾を見つけて鉾の上から見下ろす京都の街並みや圧倒的な熱気と歴史の重みを肌で感じてみてください。

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。

【一覧】搭乗できる山鉾(MAP・日時・料金)|祇園祭2026

【前祭の山鉾】7/13~16:7種

※下記は今後変更になる可能性もあります。お出かけ前に公式情報もチェックしてください。

前祭の山鉾
山鉾名 搭乗拝観日時と料金
1.長刀鉾なぎなたほこ ・7月13日(13:00~22:00)
・7月14,15,16日(10:00~22:00)
・料金:厄除けちまきの購入(1500円)または指定の授与品の購入
※鉾に上がれるのは男性のみ(女人は会所2階の拝観まで)
2.月鉾つきほこ ・7月13日(13:00~21:00)
・7月14,15,16日(10:00~21:00)
・料金:厄除け粽の購入(1000円)または指定の授与品の購入
3.函谷鉾かんこほこ ・7月13日(10:00~22:00)
・7月14,15,16日(10:00~23:00)
・料金:拝観券1000円
4.菊水鉾きくすいほこ ・7月13,14,15,16日(10:00~21:00)
・料金:拝観券付き厄除け粽1500円の購入
5.鶏鉾わとりほこ ・7月13,14,15,16日(10:00~22:00)
・料金:拝観券500円または拝観券付きグッズの購入
6.船鉾ふねぼこ ・7月13日(18:00~22:00)
・7月14,15,16日(12:00~22:00)
・料金:拝観券1000円、6歳以下無料
7.岩戸山いわとやま ・7月13日(20:00~22:00)
・7月14,15,16日(9:00~22:00)
・料金:拝観券500円または厄除け粽などのグッズ購入

放下鉾は関係者かつ男性のみ鉾に上がれます。ふるさと納税で祇園祭山鉾搭乗体験「周遊セット」(詳細はこちら)を購入すると一般搭乗をしていない「放下鉾」と「北観音山」にも搭乗できます。※周遊セットでも女人禁制の放下鉾と長刀鉾に女性は上がれない

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【後祭の山鉾】7/20~7/23:3種

※下記は今後変更になる可能性もあります。お出かけ前に公式情報もチェックしてください。

後祭の山鉾
山鉾名 搭乗拝観日時と料金
1.鷹山 2026年7月21,22,23日(10:00~16:00)
料金:?円(調査中)
2.南観音山 2026年7月21,22,23日(11:00~17:00)
料金:拝観券1000円(御札付)
3.大船鉾 2026年7月20日(19:00~22:00)
2026年7月21,22,23日(10:00~22:00)
料金:拝観券500円

北観音山は関係者のみ鉾に上がれます。ふるさと納税で祇園祭山鉾搭乗体験「周遊セット」(詳細はこちら)を購入すると一般搭乗をしていない「放下鉾」と「北観音山」にも登場できます。※周遊セットでも女人禁制の放下鉾と長刀鉾に女性は上がれない

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山鉾の搭乗拝観はここがすごい!|祇園祭2026

天井画や装飾を間近で見られる!

山鉾の内部は絢爛豪華な装飾になっています。(最近再建された山鉾を除く)
有名作家が作成した天井画や天井幕などを近くで見ることができます。

お囃子を間近で聞くことができる!

搭乗拝観をしている山鉾は全てお囃子があります。搭乗拝観期間のお囃子タイムに拝観できれば間近で祇園囃子を鑑賞できます。

普段はあり得ない「高さ」から祇園祭が見られる!

山鉾の搭乗拝観時にはビルの2階に相当する高さから地上が見下ろせます。
特に四条通りにある山鉾による搭乗すれば、非常に幻想的な風景も楽しめます。

拝観前に知っておきたい注意点|搭乗拝観・祇園祭2026

この4点に注意!

  1. 現金を準備!
    ⇒一部の山鉾はキャッシュレスに対応しているようですが9割は現金主義です。
    ⇒おつりが出ないように1000円、500円を準備していきましょう!
  2. 聴覚過敏の方は要注意!
    ⇒お囃子タイムだとかなり音がすごいです。
    ⇒大きな音が苦手な方は演奏がない時間帯をねらって行くのがおすすめ!
  3. 混雑時に写真NGになることあり!
    ⇒美術品を写真におさめたい方は拝観券を買う前にスタッフの方に確認を!
    ⇒万が一、途中でNGになったら素直に従いましょう
    ⇒もともと撮影NGなところもあるので要注意!
  4. エチケットとして靴下持参で!
    ⇒京都の7月はかなり暑いのでサンダルで行く方も多いと思いますが、文化財の痛みを加速させない配慮として靴下を持参しましょう
Kico
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祇園祭期間の7月はめちゃくちゃ熱くて湿度が高いので熱中症対策もお忘れなく!曜日や山鉾によっては搭乗拝観の待ち時間が30分くらい外で並ぶこともあります。

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上がれる山鉾の詳細|搭乗拝観・祇園祭2026

1.長刀鉾(なぎなたほこ)【前祭】 ※搭乗は男性のみ

・長刀鉾は毎年山鉾巡行(前祭さきまつり)で先頭を行く「くじ取らず」の鉾
・現在も「稚児ちご」が乗る鉾(他の山鉾は稚児の人形)
長刀鉾は鉾の最先端(鉾頭ほこがしら)に長刀の飾りがついている
・天井にある星座の飾りが特徴的!
・長刀鉾は現代でも女人禁制を貫いているので鉾に上がれるのは男性のみ
(女性は会所の懸装品の展示は見られる)

搭乗拝観|長刀鉾(なぎなたほこ)
日時
※予定
7月13日
13:00~22:00
7月14・15・16日
10:00~22:00
拝観料 粽の購入(1500円)または指定の授与品の購入
公開内容 1.会所内
・懸装品の展示
2.鉾内
・天井周囲の装飾(28の星座:星板鍍金二十八宿図)
⇒菱川清春が下絵を描き柏屋善七が制作
・破風裏に飾られた三条小鍛治像は舞楽「厭舞」を舞う鉾を持った舞人二人
※女人禁制のため女性は会所の2階までの見学(鉾の搭乗不可)
場所 長刀鉾保存会・町会所所
京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町26番地
公式情報 公式サイト:こちら
X:なし
インスタ:なし
Facebook:なし
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長刀鉾は女人禁制なので女性は鉾に入れませんが、会所の2階までは拝観できるので囃子方さんたちと同じ高さを体感することはできるようです。祇園祭の主役とも言われる鉾なのでぜひ!

長刀鉾の場所

2.月鉾(つきほこ)【前祭】

・月鉾は「動く美術館」と称される装飾品の芸術的価値が極めて高い鉾
・全山鉾の中で大きさも重さも一番!
・月鉾は鉾の最先端(鉾頭ほこがしら)に
三日月みかづき(新型月)の飾りがついている
・江戸時代から幕末の大火を奇跡的にのがれた応仁の乱以前からある古い鉾

搭乗拝観|月鉾(つきほこ)
日時
※予定
7月13日
13:00~21:00
7月14・15・16日
10:00~21:00
拝観料 粽の購入(1000円)または指定の授与品の購入(1000円以上)
※月鉾は会所も鉾の内部も写真撮影一切不可
 公開内容 1.会所
・懸装品の展示
2.鉾内部
・天井周囲の装飾「源氏五十四帖扇面散図」
⇒天保六年(1835)に町内の富豪だった岩城九右衛門が描いた
場所 月鉾保存会・町会所所
京都市下京区四条通新町東入月鉾町
公式情報 公式サイト:こちら
X:なし
インスタ:こちら
Facebook:なし
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月鉾は女性でも鉾に搭乗させてもらえます。ただ、会所も鉾内部も写真は一切取れないそうです。拝観した方によると会所内の懸装品の展示止まってゆっくり見ることも許されないせわしない感じだったとか。。(ゆっくりじっくり見たい方は拝観券を買う前にスタッフの方に要確認を!)ちなみに、月鉾の天井裏には円山応挙が描いた「草花図」があったり、破風下の蟇股の彫刻が左甚五郎だったりと京都の古文化好きにはおお!っと声が出る有名人の作品がある鉾です。

月鉾の場所

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3.函谷鉾(かんこほこ)【前祭】

・函谷鉾は毎年山鉾巡行(前祭さきまつり)で5番目を行く「くじ取らず」の鉾
・鉾の名前は中国の故事「鶏鳴狗盗けいめいくとう」に登場する関所「函谷関かんこくかん」に由来
・世界中から集められた優れた装飾品の多い鉾
・女人禁制だった鉾に女性が上ることを解禁した鉾

搭乗拝観|函谷鉾(かんこほこ)
日時
※予定
7月13日
10:00~22:00
7月14・15・16日
10:00~23:00
開内容 1.会所
・懸装品の展示
2.鉾内部
天井幕:『長寿をもたらす夜明けの吉兆鶴』
⇒狩野探幽作とされる「飛鶴図」を元に製作された高純度の本金箔の紋織地に肉厚な刺繍で立体感を出した幕
拝観料 拝観券1000円または粽(1000円)の購入
場所 函谷鉾保存会
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町89.
公式情報 公式サイト:こちら
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函谷鉾は初めて搭乗拝観た鉾です。搭乗したさいの写真が全部消えてしまったので今回また上がろうと思ってます。函谷鉾は現在でも女人禁制が色濃く残る祇園祭で2000年代に囃子方に女性の参加認めている女性にも優しい鉾です。山鉾への搭乗も女性Welcomな雰囲気があるので安心感があります。

函谷鉾の場所

4.菊水鉾(きくすいほこ)【前祭】

・菊水鉾は幕末の禁門の変(1864年)で焼失後、昭和27年(1952年)に再興された鉾
・鉾の名前は町内の茶人・武野紹鴎たけのしょうおう(千利休の師)の邸内にあった名水「菊水井きくすいい」が由来
・屋根が山鉾の中で唯一の唐破風造りの大屋根

搭乗拝観|菊水鉾(きくすいほこ)
日時 7月13~16日
10:00~21:00
拝観料 拝観券付き粽の購入(1500円)
公開内容 1.会所
・懸装品の展示
2.鉾内部
・天井幕:「雲龍図」
⇒京都出身の染色家・皆川月華みながわげっかの作
場所 菊水鉾保存会
京都市中京区菊水鉾町588
公式情報 公式サイト:なし
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菊水鉾は鉾の搭乗拝観も人気ですが、別料金のお茶席も大人気です。

菊水鉾の場所


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5.鶏鉾(にわとりほこ)【前祭】

・鶏鉾は毎年山鉾巡行(前祭さきまつり)で5番目を行く「くじ取らず」の鉾
・鉾の名前は中国の故事「諫鼓鳥かんこどり」が由来
・鶏鉾は2024年の山鉾巡行で車輪の一部が割れ巡行を断念するハプニングが記憶に新しい鉾

搭乗拝観|鶏鉾(にわとりほこ)
日時 7月13~16日
10:00~22:00
拝観料 拝観券 500円
公開内容 1.会所
・懸装品の展示
2.鉾内部
・天井画:なし
場所 鶏鉾保存会・町会所所
京都市下京区室町通綾小路上ル鶏鉾町500
公式情報 公式サイト:こちら
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鶏鉾は鉾内の天井画などがないからか他の山鉾よりも拝観料がお安いです。

鶏鉾の場所

6.船鉾(ふねぼこ)【前祭】

・船鉾は毎年山鉾巡行(前祭さきまつり)で最後を飾る「くじ取らず」の鉾
・船鉾はその名の通り船の形をした鉾
・『日本書紀』に登場する神功皇后じんぐうこうごうの「出陣の船」を表現
・船鉾のモデルは室町後期から江戸初期に用いられた中規模の軍船「安宅船あたけぶね
・船の先端(舳先)に金色の立派な鳥の頭「げき」が特徴

搭乗拝観|船鉾(ふねぼこ)
日時 7月13日
18:00~22:00
7月14,15,16日
12:00~22:00
料金 拝観券1000円
6歳以下無料
公開内容 1.会所
・懸装品の展示
2.鉾内部
・天井画:格子天井『四季草花丸紋』
場所 船鉾保存会・町会所
京都市下京区新町通綾小路下る船鉾町391
公式情報 公式サイト:こちら
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船鉾は2025年に搭乗拝観してきました。会所2階で大学生の方が鉾上の見どころなどをモニターを使って解説してくれます。お囃子の方が乗っていない時は船の先端の金色の鳥(げき)の後ろ姿も間近で見られます。ちなみに船の形をした鉾は2種類あり、前祭期間に搭乗できるのが先端に鳥が付いた「船鉾」で、後祭期間に搭乗できるのが先端に龍が付いた大船鉾です。

船鉾の場所

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7.岩戸山(いわとやま)【前祭】

・岩戸山は鉾と同様に車輪を付けたやま(曳山ひきやま)
・岩戸山は毎年山鉾巡行(前祭さきまつり)で22番目に巡行する「くじ取らず」の山

・鉾の名前は日本神話(古事記・日本書紀)の「天岩戸隠れ」が由来

搭乗拝観|岩戸山(いわとやま)
日時
※予定
7月13日
20:00~22:00
7月14,15,16日
9:00~22:00
料金 拝観券付き厄除け粽や拝観券、グッズ等購入
公開内容 1.鉾内
天井幕:作品名・作者不明
場所 岩戸山保存会・町会所
京都市下京区岩戸山町416
公式情報 公式サイト:こちら
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岩戸山はやま(曳山ひきやま)なので道路から階段を上がって搭乗します。かなり角度が急なので足腰に自信がない方はお気をつけください。階段を上がって搭乗するので屋根の装飾もよく見えるようです。

岩戸山の場所

8.鷹山(たかやま)【後祭】

・鷹山は鉾と同様に車輪を付けたやま(曳山ひきやま)
・2022年に再建され196年ぶりの巡行復帰をしたやま(曳山ひきやま)
・山鉾巡行(後祭)で最後個から2番目を巡行する「くじ取らず」の山
・鷹山は「鷹狩り」という世俗的・エンターテインメント的な場面を題材

搭乗拝観|鷹山(たかやま)
日時
※予定
7月21,22,23日
10:00~16:00
料金 ?円(調査中)
公開内容 1.鉾内
場所 鷹山保存会・町会所
京都市中京区衣棚町41
公式情報 公式サイト:こちら
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鷹山は再建されて間もないので今後装飾が増えていく山ですね。

鷹山の場所

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9.南観音山【後祭】

・南観音山は鉾と同様に車輪を付けたやま(曳山ひきやま)
・松の真木の下から2段目の枝に鳩が止まっているのが特徴
・巡行前日の7月23日23時頃から奇祭「あばれ観音」が行われる
・北観音山と兄弟山で明治以前は南観音山と北観音山は交代で巡行していた

搭乗拝観|南観音山(みなみかんのんやま)
日時
※予定
7月21,22,23日
11:00~17:00
料金 1000円(御札付)
公開内容 1.会所
・懸装品の展示
2.鉾内部
場所 南観音山保存会・町会所
京都市中京区百足屋町388−1
公式情報 公式サイト:なし
X:なし
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南観音山の場所

10.大船鉾(おおふねほこ)【後祭】

・大船鉾は山鉾巡行(後祭)で最期を飾る「くじ取らず」の鉾
・その名の通り船の形をした鉾で2014年に再建され150年ぶりに巡行に復活
・『日本書紀』に登場する神功皇后じんぐうこうごうが戦いを終えて無事に戻る「凱旋の船」を表現
・船鉾のモデルは室町後期から江戸初期に用いられた中規模の軍船「安宅船あたけぶね
・船の先端(舳先)の飾りは1年毎に入れ替わり西暦奇数年は大金幣、西暦偶数年は龍頭

搭乗拝観|大船鉾(おおふねほこ)
日時
※予定
7月20日
19:00~22:00
7月21,22,23日
10:00~22:00
料金 拝観券500円
公開内容 1.会所
・懸装品の展示
2.鉾内部
・天井画「四季花鳥図」
⇒日本画家で花鳥画の第一人者・上村淳之あつし氏の未完の遺作
場所 大船鉾保存会・町会所
京都市下京区四条町359−1
公式情報 公式サイト:こちら
X:なし
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大船鉾は再建されたばかりなので年々装飾が増えていく鉾です。毎年搭乗して変化を楽しむのもいいですね!ちなみに2026年の先端は龍頭になる予定です。

大船鉾の場所


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