御朱印

世界遺産・延暦寺の御朱印2024|通年だけでも18種以上!縁日や特別公開限定も紹介(値段・デザイン・受付時間・境内図)

延暦寺は京都と滋賀にまたがる比叡山の山頂に約100ヶ所のお堂があり、御朱印の数も豊富!通常の御朱印だけでも18種あります。

本記事では、延暦寺の公式サイトにも載っていない御朱印や朱印所の詳細を写真と図を使って紹介していきます。

延暦寺の境内は約1700ヘクタール(甲子園約500個分)もあるので1日で御朱印めぐりもするなら、事前に予習するのがおすすめです!

お知らせ:2024年4月1日より通常の御朱印の値段が500円に値上がりしています。

目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をタップ/クリックすると該当箇所にスクロールします)

目次
  1. 3つのエリアに朱印所が計8か所|比叡山延暦寺
  2. 通常の御朱印一覧(値段・デザイン・タイプ)|比叡山延暦寺
  3. その他の限定御朱印(値段・デザイン・タイプ)|比叡山延暦寺
  4. 御朱印帳一覧(値段・デザイン・サイズ)|比叡山延暦寺
  5. 東塔エリアの朱印所5カ所(外観・受付時間)|比叡山延暦寺
  6. 西塔エリアの朱印所1カ所(外観・受付時間)|比叡山延暦寺
  7. 横川エリアの朱印所2カ所(外観・受付時間)|比叡山延暦寺
  8. 御朱印帳(値段・サイズ・販売場所)|比叡山延暦寺
  9. 各御朱印の詳細(墨文字・朱印)|比叡山延暦寺

3つのエリアに朱印所が計8か所|比叡山延暦寺

マップで紹介

※東塔エリアから横川エリアまで延暦寺境内のシャトルバスで10分程の距離(徒歩だと2時間ほど)

  • 東塔エリア(東塔地域):朱印所5カ所(詳細へ)
    ⇒根本中道(総本堂)、大黒堂、阿弥陀堂、大講堂、延暦寺会館(宿坊)
  • 西塔エリア(西塔地域):朱印所1カ所(詳細へ)
    ⇒釈迦堂(転法輪堂)
  • 横川エリア(横川地域):朱印所2カ所(詳細へ)
    ⇒元三大師堂(四季講堂)

比叡山には3つエリア(東塔とうどう西塔さいとう横川よかわ)があり、それぞれのエリアに朱印所があります。

本記事ではこの3つのエリアに分けて御朱印と朱印所を紹介しています。

なお、どのエリアも延暦寺諸堂巡拝料(東塔・西塔・横川共通券:大人1,000円)が必要です。(拝観料なしに、朱印だけもらいに行くことはできません)


(↑こちらのパンフに日付印が押されたものが拝観。別途Webチケットもあり)

また、延暦時について調べていると「坂本エリア」についても書かれているものがありますが、坂本エリアは比叡山延暦寺の門前町として栄えた場所で、延暦寺の塔頭寺院が複数個所あるエリアです。

Kico
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拝観しながら1日で8か所の御朱印をもらうことは可能です。前回10月末に行ったときには9時半に比叡山頂発のシャトルバスに乗り、横川⇒西塔⇒東塔の順にお昼休憩やカフェタイムを挟みながら15時58分に東塔を出るバスで帰りました。ただ、紅葉シーズンのように拝観者が多く朱印の待ちの時間が延びるとすべては巡れないこともあるのでご注意ください。
  • 注意!
    12月上旬~3月中下旬は、比叡山山内を走るシャトルバスが運休になります

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通常の御朱印一覧(値段・デザイン・タイプ)|比叡山延暦寺

東塔エリア:通常御朱印(10種)

A.根本中堂(総本堂)の朱印所
1.醫王殿いおうでん(薬師如来) 2.御詠歌ごえいか 3.荼枳尼天だきにてん(稲荷大明神)
根本中堂の御朱印  – 星峯稲荷の御朱印
500円・直書き 500円・書置き 500円・書置き
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B.大黒堂の朱印所
4.大黒天(三面大黒天) 5.大悲殿だいひでん(千手観音) 6.文殊菩薩もんじゅぼさつ
大黒堂の御朱印 萬拝堂まんばいどうの御朱印 文殊楼もんじゅろうの御朱印
500円・直書き 500円・書置き 500円・直書き
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C.大講堂の朱印所
7.大日如来だいにちにょらい
大講堂の御朱印
500円・直書き
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D.阿弥陀堂の朱印所
8.寂光殿じゃっこうでん(阿弥陀如来) 9.両界五佛りょうかいごぶつ
阿弥陀堂の御朱印 法華総持院東塔の御朱印
500円・直書き 500円・書置き
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E.延暦寺会館(宿坊)の朱印所
10.不動尊(不動明王)
正覚院不動の御朱印
500円・書置き
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※混雑具合や時間帯によって直書きの御朱印が書置きになることもあるようです

Kico
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東塔エリアは1番参拝者が多いエリアです。直近で延暦寺にいったのが、紅葉祭りが開催されている10月末だったのですが、この時は各朱印所で複数種の御朱印がある場合、1種は直書き、その他は書置きになっていました。御朱印ブーム以降、御朱印の種類が多い寺社で全種類を直書きしてもらえる機会がぐっとへりましたね。

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東塔エリア:縁日特別御朱印(8種)

A.根本中堂の朱印所
1.薬師如来 2.星峯稲荷堂
毎月8日 毎月 午の日
700円・書置き 700円・書置き
B.大黒堂の朱印所
3.千手観音 4.文殊菩薩 5.三面大黒天
毎月17日 毎月25日 毎月 子の日
700円・書置き 700円・書置き 700円・書置き
C.大講堂の朱印所 D.阿弥陀堂 E.比叡山会館の朱印所
6.大日如来 7.阿弥陀如来 8.不動明王
毎月28日 毎月15日 毎月28日
700円・書置き 700円・書置き 700円・書置き

※牛の日、子の日は十二支暦読みで毎年日付がことなります。本記事のこちらまたは、延暦寺公式サイトのこちらでご確認ください。

Kico
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写真では分かりにくいですが、少しボコボコと凹凸のある紙に金の墨で文字が書かれています。

西塔エリア:通常御朱印(3種)

F.釈迦堂(転法輪堂)の朱印所
11.大雄殿(釈迦如来) 12.大辨財天女 13.阿弥陀如来
釈迦堂(転法輪堂)の御朱印 箕渕弁天堂の御朱印 浄土院の御朱印
500円・直書き 500円・直書き 500円・直書き
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※混雑具合や時間帯によって直書きの御朱印が書置きになることもあるようです

Kico
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西塔は東塔に比べると人は減りますが、そこそこ拝観者がいるエリアです。すべての御朱印を釈迦堂(転法輪堂)でいただけます。

西塔エリア:縁日特別御朱印(1種)

F. 釈迦堂(転法輪堂)の朱印所
9. 釈迦如来
毎月30日
700円・書置き
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西塔エリアの縁日特別御朱印は1種類です。

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横川エリア:通常御朱印(5種)

G.横川中堂の朱印所
14.大非殿(聖観音) 15.御詠歌 16.無量寿
横川中堂の御朱印 新西国霊場第18番の御朱印 恵心堂の御朱印
500円・直書き 500円・書置き 500円・書置き
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H.元三大師堂(四季講堂)の朱印所
17.元三大師 18.箸塚弁財天
元三大師堂(四季講堂)の御朱印 箸塚弁財天の御朱印
500円・直書き 500円・直書き
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※混雑具合や時間帯によって直書きの御朱印が書置きになることもあるようです
Kico
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横川エリアは拝観者がかなり少ないです。エリア内の雰囲気も他の2エリアとは違い自然に近い感じです。前回10時30頃に元三大師堂(四季講堂)で御朱印をいただくときに「今の時間なら直書きします」といわれたので、時間帯によって書置きに変わる可能性があります。

横川エリア:縁日特別御朱印(1種)

F. 横川中道の朱印所
10. 観世音菩薩
毎月18日
700円・書置き
Kico
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横川エリアの縁日特別御朱印も1種類です。2019年頃まで毎月3日に元三大師の縁日御朱印も授与されていたようですが今は公式サイトに記載がありません。

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3エリア:縁日特別御朱印(日付順)

毎月固定の縁日

縁日 仏様・朱印の文字 仏様が安置されているお堂 朱印所
8日 薬師如来 根本中堂 根本中堂
(東塔エリア)
薬師如来 滋賀院門跡 滋賀院門跡
(坂本エリア)
15日 阿弥陀如来 阿弥陀堂 阿弥陀堂
(東塔エリア)
17日 千手観音 萬拝堂 大黒堂
(東塔エリア)
18日 観世音菩薩 横川中堂 横川中堂
(横川エリア)
20日 十一面観音 生源寺 生源寺
(坂本エリア)
25日 文殊菩薩 文殊楼 大黒堂
(東塔エリア)
28日 大日如来 大講堂 大講堂
(東塔エリア)
大日如来 法華総持院東塔 阿弥陀堂
(東塔エリア)
不動明王 正覚院 延暦寺会館
フロント
(東塔エリア)
30日 釈迦如来 釈迦堂
(転法輪堂)
釈迦堂
(転法輪堂)
(西塔エリア)

※かつては3日の元三大師の縁日にも紺紙金文字の特別御朱印の授与があったようですが2024年現在は授与がないようです。※坂本エリアは比叡山の山内(境内)には該当せず門前町として栄えたエリアですが上記には含めています。

年によって変わる縁日(十二支暦読み)

朱印 荼枳尼天 三面大黒天
朱印所 星峰稲荷神社 大黒堂(東塔エリア)
縁日 午の日(うまのひ) 子の日(ねのひ)
2024年1月 7、19、31日 1、13、25日
2024年2月 12、24日 6、18日
2024年3月 7、19、31日 1、13、25日
2024年4月 12、24日 6、18、30日
2024年5月 6、18、30日 12、24日
2024年6月 11、23日 5、17、29日
2024年7月 5、17、29日 11、23日
2024年8月 10、22日 4、16、28日
2024年9月 3、15、27日 9、21
2024年10月 9、21日 3、15、27日
2024年11月 2、14、26日 8、20日
2024年12月 8、20日 2、14、26日

※上記の日程は延暦時サイトより転機したもので誤記などで修正される可能性もあるのでお出かけ前に公式サイト(こちら)もご確認ください。

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その他の限定御朱印(値段・デザイン・タイプ)|比叡山延暦寺

秘仏・釈迦如来像ご開帳記念特別御朱印

秘仏・釈迦如来像ご開帳記念特別御朱印
授与期間 2024年9月14日(土)~12月8日(日)
※なくなり次第終了
値段 500円
タイプ 書置きのみ
朱印所 釈迦堂(転法輪堂)(西塔エリア)
受付時間 9:00~16:00
Kico
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行われているプロジェクションマッピングのタンポポが御朱印にもあしらわれてます。私が拝観した日は釈迦堂(転法輪堂)朱印所の男性が特別御朱印をすごくオススメしていて、圧に押されて購入している方がいました。

GW限定:にない堂特別御朱印

GW限定:にない堂特別御朱印
授与期間 2024年4月27日~5月6日
※なくなり次第終了
値段 1,000円(2枚セット)
タイプ 書置きのみ
朱印所 大講堂(東塔エリア)または釈迦堂(転法輪堂)(西塔エリア)
受付時間 9:00~16:00

2023年からゴールデンウィークに授与されている特別御朱印です。

おそらく2025年も授与があるのではないかと思います。

Kico
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ゴールデンウィークは『比叡の新緑めぐり』と題したイベントが行われ、にない堂での座禅体験やオリジナルグッズなどが当たる無料抽選会などが行われます。秋の紅葉ばかりが注目されますが、4月5月の新緑の紅葉もめちゃくちゃオススメです!

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御朱印帳一覧(値段・デザイン・サイズ)|比叡山延暦寺

3エリアの朱印所で販売(6種)

Ⅰ.各エリアの朱印所で販売
※朱印所によっては取り扱いがないものもあります
1.不滅の法灯(紺地) 2.不滅の法灯 3.寺紋「菊輪宝」
1,500円 1,700円 1,700円
大判サイズ
(約12×18cm)
大判サイズ
(約12×18cm)
大判サイズ
(約12×18cm)
詳細へ 詳細へ 詳細へ
4.伝教大師
1200年大遠忌記念
5.蒔絵 6.伝教大師
1200年大遠忌記念・木製
1,700円※ 3,000円 6600円※
大判サイズ
(約12×18cm)
大判サイズ
(約12×18cm)
大判サイズ
(約12×18cm)
詳細へ (詳細へ) 詳細へ

※印の値段は実際の金額を忘れてしまったので目安としてください。※値段は今後変更になる場合があります

Kico
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朱印所によって朱印帳のラインナップが違っていました。覚えているものは詳細でどの朱印所にあるのか記載しています。

奥比叡ドライブウェイの売店で販売(1種)NEW

 Ⅱ.奥比叡ドライブウェイの売店
7.世界遺産登録30周年記念
2,200円
大判サイズ(約12×18cm)
詳細へ
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2024年11月からが世界遺産登録30周年です!延暦寺以外の会社が企画した商品のせいか、シャトルバスの停留所があるドライブウェイの売店で販売されていました。

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東塔エリアの朱印所5カ所(外観・受付時間)|比叡山延暦寺

A~Eを境内図で確認

東塔エリアには御朱印をいただける建物が5か所あり、各朱印所で頂ける御朱印の種類が異なります。

なお、東塔エリアをめぐる場合、延暦寺境内のシャトルバス「延暦寺バスセンター」で下車します。

「東塔」というバス停もありますが、こちらは坂本ケーブル「ケーブル延暦寺駅」の最寄りバス停なのでご注意を!

では、東塔のそれぞれの朱印所についてこの後紹介していきますね。

A.根本中堂(総本堂)の朱印所

根本中堂朱印所|東塔エリア
受付時間 9:00~16:00(通年)
※東塔エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
授与品 御朱印3種醫王殿いおうでん(薬師如来)、御詠歌、荼枳尼天だきにてん(稲荷大明神)
朱印帳:複数種
備考 ・根本中堂を拝観する前に預ける
・御朱印帳をあずけると番号札を渡される
・支払いは後払い(現金のみ)

根本中堂は延暦寺のメインのお堂です。

2016年から2026年まで修繕工事のため、御朱印所はお堂の向かい側に建物がたてられています。

位置関係は↓こんな感じです。

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根本中堂に向かう坂道と階段は延暦寺のなかでは傾斜が緩やかな方です。工事中の

根本中堂は2026年まで修繕工事中ですが、堂内の参拝と工事中の屋根の様子が見学できます。(限定日に行われる「根本中堂改修現場見学会」とは別に個々人で修学ステージに上って上から屋根を見下ろせます)

(↑2013年9月撮影)

根本中堂は建物が国宝で廻廊は国の重要文化財です。

ご本尊は薬師如来で内陣には1,200年燃え続けている「不滅の法灯」があります。

■不滅の法灯
延暦寺を創建した最澄が平和を祈願して備えた火で1,200年もの間一度も消えたことがない灯明。※1571年(元亀2年)の延暦寺焼き討ち後は、山形県の立石寺に分灯されていた灯火を延暦寺に移し現在に至る。

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B.大黒堂の朱印所

大黒堂朱印所|東塔エリア
受付時間 9:00~16:00(通年)
※東塔エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
授与品 御朱印3種:大黒天(三面大黒天)、大悲殿だいひでん(千手観音)、文殊菩薩
備考 支払は現金のみ

大黒堂の朱印所は大黒堂の左側に位置します。

大黒堂の本尊は、最澄が彫ったと伝わる「三面出世さんめんしゅっせ大黒天(三面六臂大黒天さんめんろっぴだいこくてん)」。

(出典:延暦寺のPDF資料

Kico
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豊臣秀吉が開運を祈願し豊太閣になったことから、三面出世大黒天と呼ばれるようになったそうです。ちなみに秀吉の妻・北政所きたのまんどころの住まいだった高台寺塔頭・圓徳院には秀吉の念持仏「三面大黒天」が祀られている三面大黒天御堂があります。

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C.大講堂の朱印所

大講堂朱印所|東塔エリア
受付時間 9:00~16:00(通年)
※東塔エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
授与品 御朱印1種:大日如来
朱印帳:複数種
備考 支払は現金のみ

大講堂に入って右側にある納経所が朱印所を兼ねています。

大講堂は僧侶が法華経の講義を聞いたり、問答をして勉強する修行道場で、ご本尊は胎蔵界の大日如来です。

堂内には大日如来と右に十一面観音菩薩、左に弥勒菩薩の三尊がお祀りされています。

なお、延暦寺の大講堂は昭和31年(1956)に焼失し、昭和38年(1963)に山麓坂本にあった讃仏堂さんぶつどうを解体して移築したものになります。

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D.阿弥陀堂の朱印所

阿弥陀堂朱印所|東塔エリア
受付時間 9:00~16:00(通年)
※東塔エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
授与品 御朱印:2種(寂光殿じゃっこうでん(阿弥陀如来)、両界五佛)
備考 ・御朱印をお願いすると番号札を渡されます
・後払い(現金のみ)

阿弥陀堂の朱印所は建物の外側に面したところにあります。

建物全体像でみると↓こんな感じです。

延暦寺の阿弥陀堂は昭和12年(1937)に建立された檀信徒の先祖回向の道場で、ご本尊は丈六の阿弥陀如来です。

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E.延暦寺会館(宿坊)

延暦寺会館(宿坊)|東塔エリア
受付時間 9:00~16:00(通年)
※東塔エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
授与品 御朱印1種:不動尊(不動明王)
備考 支払は現金のみ

延暦寺会館の左前にあるお堂「正覚院」の御朱印はホテルのフロントのような場所でいただきます。

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延暦寺会館の1階にはオシャレなカフェ「喫茶・れいほう」があり、2階にはレストラン「望湖」があります。境内を歩き回って疲れたときに琵琶湖を眺めながらホッと一息つけます。2024年9月にリニューアルオープンしたばかりなのでとてもきれいです。

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西塔エリアの朱印所1カ所(外観・受付時間)|比叡山延暦寺

Fを境内図で確認

西塔さいとうエリアの朱印所は1か所のみです。

なお、西塔エリアをめぐる場合、延暦寺境内のシャトルバス「西塔」で下車します。

F.釈迦堂(転法輪堂)の朱印所

釈迦堂(転法輪堂)(転法輪堂)の朱印所|西塔エリア
受付時間 【1月~2月・12月】9:30~16:00
【3~11月】9:00~16:00
※西塔エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
授与品 御朱印:通常3種(大雄殿(釈迦如来)、大辨財天女、阿弥陀如来)
御朱印帳
備考 支払は現金のみ

釈迦堂(転法輪堂)の朱印所は、1番右側の扉から入ってすぐです。

建物全体でみると↓こちらです。

釈迦堂(転法輪堂)は、西塔エリアの本堂になります。

現在の釈迦堂(転法輪堂)の建物は、延暦寺に現存する建築中最古のもので、豊臣秀吉が秀吉が文禄四年(1595年)に三井寺(園城寺)の金堂を移築したものです。

釈迦堂(転法輪堂)は、西塔鐘楼とあわせて国の重要文化財に指定されています。

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横川エリアの朱印所2カ所(外観・受付時間)|比叡山延暦寺

G~Hを境内図で確認

横川よかわエリアの御朱印所は2か所です。

横川エリアをめぐる場合、延暦寺境内のシャトルバス「横川」で下車します。

ちなみに、横川エリアは他の2つのエリアからかなり離れた位置にあるので参拝者が少ないです。

G.横川中堂の朱印所

横川中堂の朱印所|横川エリア
受付時間 9:00~16:00(通年)
※横川エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
備考 朱印所を預けると番号札が渡される
支払は先払い(現金のみ)

H.元三大師堂(四季講堂)の朱印所

元三大師堂(四季講堂)の朱印所|横川エリア
受付時間 9:00~16:00(通年)
※横川エリアに入る巡拝受付(拝観受付)は15:45まで
備考 朱印所を預けると番号札が渡され、番号を呼ばれたら朱印帳をとりに行く
※朱印所の担当者によって違うかもしれないため呼ばれなかったら自分で撮りに行く必要があります
支払は後払い(現金のみ)

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御朱印帳(値段・サイズ・販売場所)|比叡山延暦寺

1.不滅の法灯(紺地)

不滅の法灯(紺地)|延暦寺・御朱印帳
値段 1,500円(朱印代別)
サイズ 大判サイズ(約12cm×18cm)
タイプ 蛇腹式
販売場所 ①根本中堂(東塔エリア)
②大講堂(東塔エリア)
③釈迦堂内朱印所(西塔エリア)
④横川中堂(横川エリア)

※値段と販売場所は変更になる場合があります。

根本中堂の内陣にある不滅の法灯がモチーフの御朱印帳です。

紺色のベースに金地の文字と柄でシンプルなデザインです。

2.不滅の法灯(紺地)

不滅の法灯|延暦寺・御朱印帳
値段 1,700円(朱印代別)
サイズ 大判サイズ(約12cm×18cm)
タイプ 蛇腹式
販売場所 根本中道(東塔エリア)

※値段と販売場所は変更になる場合があります。

先ほどと同じく根本中堂の内陣にある不滅の法灯がモチーフの朱印帳。

黒地のベース全体に模様が入った重厚感のあるデザイン。

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3.寺紋「菊輪宝」(6色展開)

不滅の法灯|延暦寺・御朱印帳
値段 1,700円(朱印代別)
サイズ 大判サイズ(約12cm×18cm)
タイプ 蛇腹式
バリエーション 6色(青・紫・白・黄色・ピンク・黄緑)
販売場所 ①根本中道(東塔エリア)
②大講堂(東塔エリア)
③釈迦堂内朱印所(西塔エリア)
④横川中堂(横川エリア)

※値段と販売場所は変更になる場合があります。

菊輪宝(きくりんぼう)という延暦寺の紋が入った御朱印帳で、次の6色あります。

寺紋の「菊輪宝」は、菊に仏教の法輪を重ねて紋としたものだそうです。

4.伝教大師1200年大遠忌記念

木製|延暦寺・御朱印帳
値段 1,700円?(朱印代別)
サイズ 大判サイズ(約12cm×18cm)
タイプ 蛇腹式
販売場所 ①根本中道(東塔エリア)
②大講堂(東塔エリア)
③釈迦堂内朱印所(西塔エリア)
※値段と販売場所は変更になる場合があります。

2022年(令和4年)の伝教大師1200年大遠忌に合わせてつくられたデザインです。

このデザインのモチーフが何を意図して作成されたのか調べても分からずでした。

正式な値段を忘れてしまったので参考としてください。

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5.蒔絵(2色展開)

蒔絵|延暦寺・御朱印帳
値段 3,000円(朱印代別)
サイズ 大判サイズ(約12cm×18cm)
タイプ 蛇腹式
バリエーション 2色(縁取り黒・縁取り赤)
販売場所 ①根本中道(東塔エリア)
②大講堂(東塔エリア)
③釈迦堂内朱印所(西塔エリア)

※値段と販売場所は変更になる場合があります。

日本独自の伝統工芸であり蒔絵を施した御朱印帳で熟練した職人がひとつひとつ手作りされています。

こちら↓のように枠が赤もあります。

表面は根本中堂が描かれ、裏面には延暦寺の寺紋「菊輪法きくりんぼう」の下には、比叡山の山紋「鎹山かすがいやま」の紋章がほどこされています。

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6.伝教大師1200年大遠忌記念・木製

木製|延暦寺・御朱印帳
値段 6,600円(朱印代別)
※上記は博物館で販売していた際の金額で延暦寺ではもう少しお安いはずです。
サイズ 大判サイズ(約12cm×18cm)
タイプ 蛇腹式
バリエーション 2色(縁取り黒・縁取り赤)
販売場所 ①根本中道(東塔エリア)
②大講堂(東塔エリア)
③釈迦堂内朱印所(西塔エリア)

※値段と販売場所は変更になる場合があります。

延暦寺の御霊木でつくられた木製の御納経帳(御朱印帳)。

伝教大師1200年大遠忌「最澄と天台宗のすべて」で販売されていたもので、用紙の題字は市川猿之助さんが書かれたものです。

Kico
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以前高山寺のご住職が、博物館のショップグッズ用につくったアイテムは会期後に、他で販売することができないためお寺で定価より安く販売するとお話されていたので、こちらも同じく会期後から延暦寺で販売されているのだと思います。

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7.世界遺産登録30周年記念

世界遺産登録30周年記念|延暦寺・御朱印帳
値段 2,200円
サイズ 大判サイズ(約12cm×18cm)
タイプ 蛇腹式
販売場所 ①延暦寺シャトルバス「峰道」前の売店
(奥比叡ドライブウエイ売店)
②延暦寺シャトルバス「延暦寺バスセンター」前の売店
(奥比叡観光売店)

こちらの御朱印は延暦寺ではなく外部の会社さんが企画して制作されているからか、延暦寺の朱印所では販売されていませんでした。(2024年10月26日現在)

表紙と背表紙に延暦寺のお堂が4つ描かれています。(表に東塔と阿弥陀堂、裏に横川中堂、釈迦堂)

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各御朱印の詳細(墨文字・朱印)|比叡山延暦寺

1.醫王殿(薬師如来):根本中堂

1.醫王殿(薬師如来):根本中堂の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 根本中堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 醫王殿
※根本中堂のこと
比叡山 根本中堂
朱印 比叡山
中央 火焔宝珠印・梵字「ベイ」
※ベイは薬師如来を表わす梵字
比叡山根本中堂之院

2.御詠歌

2.御詠歌
値段 500円
タイプ 書置き
授与所(朱印所) 根本中堂
墨文字
中央 明きらけく後の佛の御世までも光り伝へよ法のともしび
⇒訳:仏の光であり、法華経の教えを表すこの光を、末法の世を乗り越えて弥勒如来がお出ましになるまで消えることなくこの比叡山でお守りし、すべての世の中を照らすように
朱印 比叡山
中央 不滅の法灯がともる灯籠
延暦寺印

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3.荼枳尼天(稲荷大明神):星峯稲荷

3.荼枳尼天(稲荷大明神):星峯稲荷の御朱印
値段 500円
タイプ 書置き
授与所(朱印所) 根本中堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 荼枳尼天
星峯稲荷
朱印 比叡山 神使の狐のイラスト
中央 五芒星
中央:梵字のキリーク
梵字の周り:星峯稲荷
比叡山星峯稲荷社印

かつては中央の墨文字がなく、朱印だけだったようですが最近は荼枳尼天の文字が入ります。

4.大黒天(三面大黒天):大黒堂

4.大黒天(三面大黒天):大黒堂の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 大黒堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 大黒天
比叡山 大黒堂
朱印 比叡山 神使の狐のイラスト
中央 火焔型梵字印:上が大黒天の「マ」、右下が弁財天の「ソ」、右下が毘沙門天の「ベイ」
比叡山大黒堂

前述しましたが、大黒堂の本尊は最澄が彫ったと伝わる「三面出世さんめんしゅっせ大黒天(三面六臂大黒天さんめんろっぴ)」です。

名の通り3つの顔を持ち、正面が大黒天、右が弁財天、左が毘沙門天です。

御朱印の梵字印はこれに合わせてあります。

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5.大悲殿(千手観音):萬拝堂

5.大悲殿(千手観音):萬拝堂の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 大黒堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 大非殿
比叡山 萬拝堂
朱印 比叡山
中央 梵字印:キリーク
※千手観音を表す
萬拝堂印

萬拝堂は東塔エリアにあるこちらのお堂で、本尊が千手観音です。

6.文殊菩薩:文殊楼

6.文殊菩薩:文殊楼の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 大黒堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 文殊菩薩
比叡山 文殊楼
朱印 比叡山
中央 梵字印:キリーク
※千手観音を表す
比叡山文殊楼

文殊楼はこちら↓の建物です。

2階部分にこちらの文殊菩薩が安置されています。

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7.大日如来:大講堂

7.大日如来:大講堂の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 大講堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 大日如来
比叡山 大講堂
朱印 比叡山
中央 火焔型梵字印:バン
※大日如来を表す
延暦寺大講堂

大講堂はこちらの建物です。

8.寂光殿(阿弥陀如来):阿弥陀堂

8.寂光殿(阿弥陀如来):阿弥陀堂の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 阿弥陀堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 寂光殿
※阿弥陀堂の別名
比叡山 阿弥陀堂
朱印 比叡山
中央 火焔型梵字印:キリーク
※阿弥陀如来を表す
阿弥陀堂

こちらの建物が阿弥陀堂です。

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9.両界五佛:法華総持院東塔(東塔)

9.両界五佛:法華総持院東塔の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 阿弥陀堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 両界五佛
比叡山 東塔
朱印 比叡山
中央 火焔型梵字印:キリーク
※阿弥陀如来を表す
法華総持院東塔之印

こちらが法華総持院東塔(東塔)です。

10.不動尊(不動明王):正覚院

10.不動尊(不動明王):正覚院の御朱印
値段 500円
タイプ 書置き
授与所(朱印所) 延暦寺会館
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 不動尊
比叡山 正覚院
朱印 比叡山
中央 火焔型梵字印:カー
※不動明王を表す
比叡山正覚院

こちらが正覚院です。

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11.大雄殿(釈迦如来):釈迦堂

11.大雄殿(釈迦如来):釈迦堂の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 釈迦堂(転法輪堂)
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 大雄殿
比叡山 釈迦堂
朱印 比叡山
中央 火焔型梵字印:バク
※釈迦如来を表す
比叡山釈迦堂

12.大辨財天女:箕渕弁天堂

12.大辨財天女:箕渕弁天堂の御朱印
値段 500円
タイプ 書置き
授与所(朱印所) 釈迦堂(転法輪堂)
墨文字 西塔 和暦〇年〇月〇日
中央 大辨財天女
箕渕弁天堂
朱印 比叡山
中央 火焔型梵字印:ソ
※弁財天を表す
箕渕弁天

こちらが箕渕弁天堂です。

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13.阿弥陀如来:浄土院

13.阿弥陀如来:浄土院の御朱印
値段 500円
タイプ 書置き
授与所(朱印所) 釈迦堂(転法輪堂)
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 阿弥陀如来
比叡山 浄土院
朱印 比叡山
中央 梵字印:キリーク
※阿弥陀如来を表す
比叡山浄土院

こちらが浄土院です。

14.大非殿(聖観音):横川中堂

14.大非殿(聖観音):横川中堂の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 横川中堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 大非殿
比叡山 横川中堂
朱印 比叡山
中央 梵字印:
上段「サ(聖観音)」
中段左「カーン(不動明王)」中段右「ベイ(毘沙門天)」
下段左から「キリーク」「?」「キリーク」「キャ(十一面観音菩薩)」「?」
※横川中堂内陣に安置されている仏像の梵字だとおもうのですが、すべては解読できませんでした(内陣の仏像名もしらべられず)
横川中堂

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15.御詠歌:新西国霊場第18番札所

15.御詠歌:新西国霊場第18番札所の御朱印
値段 500円
タイプ 書置き
授与所(朱印所) 横川中堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 ちよかけてちょをばすくひの かねのねを おくりたえせぬ ひえいのやまかぜ
(千代かけて 世をば救ひの 鐘の音を 送り絶えせぬ 比叡の山風)
比叡山 横川中堂
朱印 比叡山
中央 梵字印:
上段「サ(聖観音)」
中段左「カーン(不動明王)」中段右「ベイ(毘沙門天)」
下段左から「キリーク」「?」「キリーク」「キャ(十一面観音菩薩)」「?」
※横川中堂内陣に安置されている仏像の梵字だとおもうのですが、すべては解読できませんでした(内陣の仏像名もしらべられず)
横川中堂

16.無量寿:恵心堂

16.無量寿:恵心堂の御朱印
値段 500円
タイプ 書置き
授与所(朱印所) 横川中堂
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 無量寿
比叡山 恵心堂
朱印 比叡山
中央 梵字印:
恵心堂印

こちらが恵心堂です。

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17.元三大師:元三大師堂(四季講堂)

17.元三大師:元三大師堂(四季講堂)の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 元三大師堂(四季講堂)
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 元三大師
四季講堂
朱印 比叡山横川
中央 火焔型梵字印:キリク
※如意輪観音を表す(元三大師が如意輪観音の化身とされているため)
上段:角大師のイラスト
下段:比叡山横川元三大師堂之印

18.箸塚弁財天:箸塚弁財天

18.箸塚弁財天:箸塚弁財天の御朱印
値段 500円
タイプ 直書き
授与所(朱印所) 元三大師堂(四季講堂)
墨文字 奉拝 和暦〇年〇月〇日
中央 大辯財天
箸塚弁財天
朱印 比叡山横川
中央 火焔型梵字印:上段「ソ」、左下「ベイ」、右下「マ」
※上段弁財天、左下が毘沙門天、右下が大黒天
比叡山横川箸塚弁財天之印

こちらが箸塚弁財天です。