御朱印

清水寺の御朱印・朱印帳2025!種類・値段・場所・時間を写真と図解で紹介

世界遺産のひとつ清水寺の御朱印は授与所(朱印所/納経所)によっていただける種類が異なります。

清水寺の公式サイトに詳しい情報がなく、境内の掲示も大々的ではないため事前に予習した方がスムーズです。

本記事では清水寺の御朱印に特化して写真と図解で詳しく紹介しています。
※2025年8月12日に確認した情報を元に記載

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をタップ/クリックすると該当部分に移動します)

3つの御朱印所|清水寺

場所(境内図)|3つの御朱印所

※黄色い枠内は有料エリア(隋求堂は堂内の胎内巡りが有料)

  • 朱印所①:本堂横の納経所
    ⇒2025年12月末頃まで釈迦堂(①の臨時)で対応
  • 朱印所②:本堂横の納経所
  • 朱印所③:本堂横の納経所

清水寺で御朱印をいただける場所(朱印所)は3カ所あり、全て有料の拝観エリアにあります。(御朱印をいただくには拝観料も必要)

それぞれの場所でいただける御朱印や受付時間が異なります。

このあと↓3か所の違いを一覧にまとめて紹介しています。

外観・受付時間|3つの御朱印所

朱印所① 朱印所② 朱印所③
本堂横の納経所 阿弥陀堂横の納経所 音羽の滝前の納経所
8:00頃~18:00まで
※夜間拝観時は21:00まで
※7.8月は18:30まで
8:00頃~16:45まで 8:00頃~16:45まで
書き手:最大5名 書き手:1名 書き手:1名
霊場:西国・洛陽・神仏
霊場:法然・露奥阿弥陀 霊場:なし
御朱印:大悲殿、御詠歌
(朱印一覧へ)
御朱印:阿弥陀仏、御詠歌
(朱印一覧へ)
御朱印:不動明王
(朱印一覧へ)
(朱印所詳細へ) (朱印所詳細へ) (朱印所詳細へ)

※上記の受付時間は2025年8月に確認した情報です。変更になる可能性もあります。

朱印所①:本堂横の納経所だけ清水寺の拝観終了時間まで対応しているので、夜間拝観やライトアップの時にも御朱印をいただけます。

朱印所①:本堂横の納経所は最大5名の書き手の方が対応してくれますが、御朱印を求める人も多いので混雑します。

なお、3か所の朱印所の場所はメインの拝観ルート上にあるのですが、似たような納経所が複数あったり、観光客が多すぎで人の流れで見逃してしまうこともあります。

特に朱印所②「阿弥陀堂 横の納経所」は御朱印待ちしている人もほとんどなく、メインの順路に面していないので見逃しがちです。

また、朱印所①「本堂 横の納経所」は2025年12月末頃まで修繕工事をしているため、釈迦堂内が御朱印所になっています。

2025年8月の様子
Kico
Kico
朱印所が釈迦堂内に移っている期間は通常中に入れないお堂に入れて、直接釈迦如来に参拝できるのでお得です!

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御朱印一覧(種類・値段)|清水寺

本堂横でいただける御朱印

1.大悲閣 2.大悲閣【曼荼羅】 3.大悲閣 4.大悲閣.
   西国・第16番 洛陽・第12番 神仏・第117番
清水寺本堂 清水寺本堂 清水寺本堂 清水寺本堂
300円・直書き 500円・直書き
※用紙代は別
300円・直書き 300円・直書き
授与場所:本堂横の納経所
※修繕工事中は釈迦堂(2025/12末頃まで)
(詳細へ)
5.大悲閣 6.大悲閣【曼荼羅】 7.大悲閣 8.大悲閣.
洛陽・第10番 洛陽・第11番 洛陽・第13番 洛陽・第14番
清水 光寺堂 清水 寺奥の院 清水朝倉堂 清水 泰産寺
300円・直書き 300円・直書き 300円・直書き 300円・直書き
授与場所:本堂横の納経所
※修繕工事中は釈迦堂(2025/12末頃まで)
(詳細へ)
9.御詠歌 10.御詠歌【曼荼羅】
   西国・第16番
清水寺本堂 清水寺本堂
300円・直書き 500円・直書き
※用紙代は別
授与場所:本堂横の納経所
※修繕工事中は釈迦堂(2025/12末頃まで)
   
(詳細へ)    

※ほかの寺院で西国の御朱印は500円に値上がりしていますが清水寺は曼荼羅台紙以外であれば300円で対応されています。※洛陽の御朱印の左上の印は2025年12月末までの記念印です。不要な場合その旨を伝える必要があります。

清水寺にある3カ所の御朱印所のうち「本堂横の納経所」でいただける御朱印の墨文字は「大悲閣」「御詠歌(松風や音羽の滝の清水をむすぶ心はすずしかるらん)」です。

「大悲閣」は観音様が安置されているお堂のことです。

清水寺の境内には観音様を祀る複数のお堂と塔頭寺院があり、複数の巡礼対象(霊場)に該当するため、「大悲閣」と書かれた御朱印が複数存在します。

Kico
Kico
本堂横の納経所で普通の御朱印帳(各霊場専用の納経帳以外)を渡して御朱印お願いすると上記一覧の1番の御朱印になります。それ以外希望する場合、どれを書いて欲しいのか伝える必要があります。清水寺は朱印所にメニュー表が置いてないので注意が必要です。

「御詠歌」は仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌にして曲に乗せて唱える仏教音楽です。

清水寺の「本堂横の納経所」では、西国三十三霊場の御詠歌を書いてもらえます。

Kico
Kico
御詠歌は2025年8月に確認したところ、普通の朱印帳にも書いていただけるとのことでした。個人的には御詠歌の御朱印にはテンションがあがります!

■霊場:神仏の不思議な力(霊験れいげん)が顕著であるとされ、参拝や巡礼の対象となっている聖地
寺院の場合、西国三十三所霊場や洛陽三十三観音霊場など
■西国三十三所巡礼:
観音菩薩を祀る近畿地方2府4県と岐阜県の33寺院の巡礼。京都は11寺院。
■洛陽三十三所観音霊場:観音菩薩を祀る京都府京都市の33寺院の巡礼。
■神仏霊場会(神仏霊場巡拝の道):和歌山・奈良・大阪・兵庫・京都・滋賀の152社と伊勢2社の巡礼。

八角形の台紙は「西国観音曼荼羅」と呼ばれる西国三十三所観音霊場が企画し、販売しているものです。

■西国観音曼荼羅の用紙
8角形の用紙(納経札)は、西国三十三所観音霊場33か所分の用紙と集めた用紙(納経札)を貼る専用台紙のセットで3,000円。京都では六角堂、革堂(行願寺)、醍醐寺の3寺院で購入可能。
※清水寺では買えないので事前に購入して用紙を持参する必要あり
▶公式情報はこちら

西国観音曼荼羅のセットを購入すると8角形の台紙が入った箱と曼荼羅台紙を貼る大きな用紙が入った筒を渡されます。筒は長さが80cm、直径が約8cmです。
Kico
Kico
六角形の台紙がかっこよくて存在を知ってすぐさまセットを購入しました。京都だと11カ所あります。京都だけはコンプする予定です!

阿弥陀堂の横でいただける御朱印

11.阿弥陀如来 12.阿弥陀如来 13.御詠歌
法然上人・第13番 洛陽六阿弥陀・第3番 法然上人・第13番  
300円・直書き 500円・直書き 300円・直書き
授与場所:阿弥陀堂の納経所  
(詳細へ) (詳細へ)  

清水寺の「阿弥陀堂横の納経帳」でいただける御朱印は「阿弥陀如来」「御詠歌(阿弥陀仏と十声称えてまどろまん 永き眠りになりもこそすれ)」の2種類です。

清水寺の阿弥陀堂が2つの霊場(法然上人二十五霊場・洛陽六阿弥陀)になっているので、同じ文字で印が異なる2種類が存在しています。

Kico
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「阿弥陀堂 横の納経所」で普通の御朱印帳(専用の納経帳以外)を渡した場合、上の一覧11番「阿弥陀如来」が朱印帳に書かれます。他のを希望する場合、指定する必要があります。清水寺は朱印所にメニュー表が置いてないので注意が必要です。

■法然上人二十五霊場:浄土宗の開祖である法然ゆかりの25寺院の巡拝。京都は13寺院。
■洛陽六阿弥陀:
京都市内の阿弥陀如来像を祀る6つの寺院の巡拝。

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音羽の滝前の御朱印でいただける御朱印

14.阿弥陀如来
     
300円・直書き
授与場所:音羽の滝の納経所
(詳細へ)

「音羽の滝」前でいただける御朱印は、音羽の瀧のご本尊「不動明王」1種です。

他の御朱印と違い霊場になっていないので1個だけです。

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御朱印帳一覧(デザイン・値段・サイズ)|清水寺

オリジナル御朱印帳:6種

1.清水寺(朱) 2.清水寺(紺)
大判サイズ・約234g
(幅12.3cm 高さ18.4cm 厚み1.7cm)
大判サイズ約234g
(幅12.3cm 高さ18.4cm 厚み1.7cm)
1,650円・朱印代別 1,650円朱印代別
3.仏足石 4.法輪
大判サイズ・約184g
(12.3cm 高さ18cm 厚み1.5cm)
大判サイズ・約184g
(12.3cm 高さ18cm 厚み1.5cm)
1,650円・朱印代別 1,650円・朱印代別
5.舞台 6.青龍
大判サイズ・約187g
(幅12.3cm 高さ18cm 厚み1.5cm)
小判サイズ・約168g
(幅11.2cm 高さ16cm 厚み1.5cm)
1,650円・朱印代別 1,650円・朱印代別

清水寺の御朱印帳は公式オンラインストア(こちら)でも購入可能です。

オンラインストアでは上記の一覧で紹介しているもの以外も販売されています。
(上記は実際に寺院の朱印所に見本があったものです。)

なお、オンラインストアで購入した場合、御朱印は書かれていないものが届くのでご注意ください。(清水寺はお参りした方にのみ御朱印は授与する考えの為)

清水寺オリジナル朱印帳以外の各霊場の御朱印帳も「本堂横の納経所」で購入できます。

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朱印所①:本堂横の納経所|清水寺

外観(本堂横)


※2025年12月末頃まで↑こちらの建物が修繕工事のため、朱印所が釈迦堂に移動しています。本記事で釈迦堂の朱印所についても紹介しています。

受付時間・支払い方法(本堂横)

朱印所①:本堂横の納経所
受付
時間
8:00頃~18:00まで(夜間拝観・ライトアップ時は21:00頃まで))
※7.8月は18:30まで
※清水寺の開門時間は6:00
支払
方法
現金のみ
授与
対象
・西国三十三所の「大悲閣」と「御詠歌」
・洛陽三十三所の「大悲閣」
・神仏霊場の「大悲閣」
・オリジナルの御朱印帳
・西国専用納経帳(朱印帳)
・洛陽専用納経帳(朱印帳)
・神仏霊場専用納経帳(朱印帳)
特記
事項
2025月12月末頃まで改修工事のため、釈迦堂内で対応
※2025年8月に確認した情報です。今後変更になる可能性もあります。

清水寺のには3カ所御朱印所があり、1つ目が「本堂横の納経所」です。

「本堂横の納経所」だけは、清水寺の拝観時間終了まで御朱印の対応をされているので、夜間のライトアップ拝観時も「本堂横の納経所」の御朱印を書いてもらえます。

Kico
Kico
いままで夜間は対応していなかったと思ったのですが、清水寺に時間を確認したところ本堂横の御朱印所は拝観終了まで対応しているので夜も書いてもらえるということでした。

本堂横の納経所では、清水寺オリジナルの朱印帳と各霊場の納経帳(朱印帳)が購入できます。

窓口が5つあり最大5名の書き手の方が対応してくれます。

御朱印窓口の様子 御朱印を乾かすドライヤー置き場

1つ目の朱印所「本堂横の納経所」は、清水寺の舞台(本堂前)を通り過ぎたエリアにあり、引きの外観写真はこちらです。

ただ、2025年12月末頃まで修繕工事中のため、↓このように釈迦堂へ行くよう誘導されます。

釈迦堂には↓このように向かいます。

Kico
Kico
普段、釈迦堂内は非公開なので朱印所が釈迦堂に移動している間に行く方がお得ですね。今なら御朱印をいただいた後に釈迦堂内の釈迦如来像にお詣りもできます。なお、堂内は撮影不可です。

場所・境内図(本堂横)


※黄色い枠内は有料エリア(隋求堂は堂内の胎内巡りが有料)

清水寺1つめの朱印所「本堂横の納経所」は上記マップの「朱印所①」の建物になります。

ただ、2025年12月末頃まで修繕工事のため上記マップの「①の臨時」の釈迦堂内が御朱印所になります。

拝観受付 チケット確認場所① 回廊
清水の舞台 朱印所① 朱印所①と臨時の釈迦堂

ちなみに、清水寺の仁王門からのマップで紹介すると↓このようになります。


※黄色い枠内は有料エリア(隋求堂は堂内の胎内巡りが有料)

清水寺の拝観受付には複数のルート(水色点線)から向かえます。

王道は、仁王門をくぐり、隋求堂の前を通り拝観受付に向かうルートです。

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朱印所②:阿弥陀堂横の納経所|清水寺

外観(阿弥陀堂横)

受付時間・支払い方法(阿弥陀堂横)

朱印所②:「阿弥陀堂」横の納経所|清水寺
受付
時間
8:00頃~16:45
※朱印所①本堂横の納経所とは違い、朱印所②「阿弥陀堂横の納経所」は16:45までなのでご注意ください。
※清水寺の開門時間は6:00
支払
方法
現金のみ
授与
対象
・法然上人二十五霊場「阿弥陀如来」と「御詠歌」
・洛陽六阿弥陀巡拝の「阿弥陀如来」
特記
事項
※2025年8月に確認した情報です。今後変更になる可能性もあります。

清水寺2つ目の御朱印所は「阿弥陀堂 横の納経所」です。

建物の横側が朱印所になっているので、あらかじめ場所を把握していなければ通り過ぎてしまう可能性大なのでご注意ください。

阿弥陀堂も含めた写真で紹介すると、↓こちら画像の納経所の看板がある建物が「阿弥陀堂 横の納経所」(画像左)で、手前側面が御朱印の受付(画像右)になってます。

普段でも分かりづらい場所にあるのですが、今は1つ目の朱印所「本堂横の納経所」が修繕工事中のため釈迦堂に移動しているので↓こんな感じでごちゃごちゃしています。

場所・境内図(阿弥陀堂横)


※黄色い枠内は有料エリア(隋求堂は堂内の胎内巡りが有料)

清水寺2つめの朱印所「阿弥陀堂 横の納経」は上記マップの「朱印所②」の建物になります。

拝観受付 チケット確認場所① 回廊
清水の舞台 朱印所② 阿弥陀堂

ちなみに、清水寺の仁王門からのマップで紹介すると↓このようになります。


※黄色い枠内は有料エリア(隋求堂は堂内の胎内巡りが有料)

清水寺の拝観受付には複数のルート(水色点線)から向かえます。

王道は、仁王門をくぐり、隋求堂の前を通り拝観受付に向かうルートです。

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朱印所③:音羽の滝前の納経所|清水寺

外観(音羽の滝 前)

受付時間・支払い方法(音羽の滝 前)

朱印所②:「音羽の滝」前の納経所|清水寺
受付
時間
8:00頃~16:45
※朱印所①本堂横の納経所とは違い、朱印所②「阿弥陀堂横の納経所」は16:45までなのでご注意ください。
※清水寺の開門時間は6:00
支払
方法
現金のみ
授与
対象
・不動明王の御朱印
特記
事項
※2025年8月に確認した情報です。今後変更になる可能性もあります。

場所・境内図(音羽の滝 前)


※黄色い枠内は有料エリア(隋求堂は堂内の胎内巡りが有料)

清水寺3つめの朱印所「音羽の滝 前の納経所」は上記マップの「朱印所③」の建物になります。

「朱印所③」は、釈迦堂や奥の院の前を通って向かう方法と、上のマップ「朱印所①」の前にある階段を下りてショートカットする方法があります。

拝観受付 チケット確認場所① 回廊
階段 朱印所③ 音羽の滝

上からから見た音羽の滝と朱印所の位置関係はこんな感じです。

ちなみに、清水寺の仁王門からのマップで紹介すると↓このようになります。


※黄色い枠内は有料エリア(隋求堂は堂内の胎内巡りが有料)

清水寺の拝観受付には複数のルート(水色点線)から向かえます。

王道は、仁王門をくぐり、隋求堂の前を通り拝観受付に向かうルートです。

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各御朱印の詳細(墨文字・朱印・参拝場所)|清水寺

1.大悲閣(霊場:西国/洛陽/神仏)

西国三十三所 洛陽三十三所 神仏
第16番 第12番 第117番
清水寺本堂 清水寺本堂 清水寺本堂 清水寺本堂
300円・直書き
※西国用は他寺院では500円
500円・直書き
※用紙代は別
300円・直書き 300円・直書き
授与場所:本堂横の納経所
※修繕工事中は釈迦堂(2025/12末頃まで)
墨文字 右:奉拝 和暦〇年〇月〇日
※八角形の用紙(曼荼羅)は日付なし

中:大悲閣
左:清水寺
朱印 右:霊場名札所番号(西国十六番/洛陽十二番)
※神仏霊場は専用の納経帳に記載

中:梵字印(キリーク)
左:清水寺納経印(西国と神仏用)、清水本堂(洛陽用)
※洛陽の左上は再興20周年限定の印(2024/10/8~2025/12限定)

こちらは清水寺の代表的な御朱印「大悲閣」観音さまをお祀りするお堂の意味です。

清水寺本堂の本尊が観音様(十一面千手観音)です。

同じ墨文字が複数ある理由は清水寺の本堂が複数の霊場になっているためです。

八角形の用紙は西国三十三所が企画している「西国観音曼荼羅」です。

事前にセットを購入して用紙を持参する必要があります。

■西国観音曼荼羅の用紙
8角形の用紙(納経札)は、西国三十三所観音霊場33か所分の用紙と集めた用紙(納経札)を貼る専用台紙のセットで3,000円。京都では六角堂、革堂(行願寺)、醍醐寺の3寺院で購入可能。
※清水寺では買えないので事前に購入して用紙を持参する必要あり
▶公式情報はこちら

本堂 本堂の本尊(御前立)

清水寺の境内には、観音さまをお祀りするお堂や塔頭が複数あり、洛陽三十三所の札所になっているので上記の本堂用以外に4つのお堂用も書いていただけます。↓こちら。

洛陽三十三所
 18番札所  11番札所 13番札所  14番札所 
善光寺 奥の院 朝倉堂 秦産寺
如意輪観音 三面千手観音 十一面千手観音 十一面千手観音

こちら↑の御朱印は中央の墨文字は「大悲閣」で同じですが、左下のお堂の名前と印、右の印の札所番号が違います。

■西国三十三所
観音菩薩を祀る近畿地方2府4県と岐阜県の33寺院の巡礼。京都は11寺院。
第10番札所:三室戸寺、第11番札所:醍醐寺(上醍醐 准胝堂)、第15番札所:今熊野観音寺、第16番札所:清水寺、第17番札所:六波羅蜜寺、第18番札所:六角堂(頂法寺)、第19番札所:革堂(行願寺)、第20番札所:善峯寺、第21番札所:穴太寺、第28番札所:成相寺、第29番札所:松尾寺

■洛陽三十三所観音霊場
観音菩薩を祀る京都府京都市の33寺院の巡礼。
▶該当寺院はこちら(公式サイト)

■神仏霊場会(神仏霊場巡拝の道)
和歌山・奈良・大阪・兵庫・京都・滋賀の152社と伊勢2社の巡礼。
京都は52カ所(楽土の道81~132番)。

ちなみに清水寺の十一面観音は一般的な千手観音と異なる特徴をもつため、「清水型十一面観音」と呼ばれています。

どこが違うかというと、2本の腕を頭上に伸ばして釈迦如来像形の化仏捧ているところです。

十一面千手観音(御前立) 本堂内陣

清水寺本堂の千手観音は秘仏なので直接見ることはできませんが、毎年8月のお盆に行われる千日詣りの期間だけ本堂内陣に入れるため、お前立(本物の写し)を見ることができます。

千日詣りについてはこちら↓をご覧ください。

清水寺・千日詣り詳細!本堂の内々陣を日中と夜間に特別拝観できる!(開催日時・受付・拝観ルート・現地レポ)1日のお参りで1000日分のご利益がいただける清水寺の千日詣り。 千日詣りが行われる8月9日から16日の期間だけ、普段は非公開の国宝・...

2.御詠歌・松風や~(霊場:西国)

西国三十三所
16番札所
300円・直書き
授与場所:本堂横の授与所
※2025/12末までは修繕工事のため釈迦堂で対応
墨文字 松風や音羽の滝の清水をむすぶ心はすずしかるらん 朱印 右:西国十六番
中:梵字印(キリーク)
左:清水寺納経印 

御詠歌は仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌にして曲に乗せて唱える仏教音楽です。

西国三十三霊場のお寺には寺院に因んだ御詠歌があり、一部の寺院で御朱印に書いていただけます。

■西国三十三所
観音菩薩を祀る近畿地方2府4県と岐阜県の33寺院の巡礼。京都は11寺院。
第10番札所:三室戸寺、第11番札所:醍醐寺(上醍醐 准胝堂)、第15番札所:今熊野観音寺、第16番札所:清水寺、第17番札所:六波羅蜜寺、第18番札所:六角堂(頂法寺)、第19番札所:革堂(行願寺)、第20番札所:善峯寺、第21番札所:穴太寺、第28番札所:成相寺、第29番札所:松尾寺

清水寺の西国の御詠歌は「松風や音羽の滝の清水をむすぶ心はすずしかるらん」で、意味はこちらになります。

■御詠歌訳
心地よい音羽山の松風がそよぐ音羽の滝の清水を両手ですくって飲みますと、観音さまとご縁が結ばれて、自然と心が涼しくなり、清々しくなります。(「慈悲の道」)より

清水寺のこちらの御詠歌は西国三十三所専用の御朱印帳(納経帳)でなくても、書いていただけるとのことです。(2025年8月に確認)

なお、御詠歌に出てくる音羽の滝は↓こちらです。

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3.阿弥陀仏(霊場:法然上人/六阿弥陀)

法然上人二十五 洛陽六阿弥陀
第13番札所 第3番札所
各300円・直書き
授与場所:阿弥陀堂横の納経所
墨文字 右:奉拝 和暦〇年〇月〇日
中:阿弥陀如来
左:清水寺 阿弥陀堂
墨文字 右:奉拝 和暦〇年〇月〇日
中:阿弥陀如来
左:清水寺 阿弥陀堂
朱印 右:圓光大師二十五霊場第十三番
中:梵字印(キリーク)
左:清水寺阿弥陀堂
朱印 右:洛陽六阿弥陀第三番
中:梵字印(キリーク)
左:清水寺阿弥陀堂

こちらの御朱印は阿弥陀堂の御朱印「弥陀如来」です。

阿弥陀堂横の納経所でいただけます。

清水寺の阿弥陀堂は2種類の霊場(法然上人二十五と洛陽六阿弥陀)になっているので印の文字が違う2種類になっています。

阿弥陀堂

■法然上人二十五霊場
浄土宗の開祖である法然ゆかりの25寺院を巡る霊場巡拝。京都は13寺院。
第13番札所:清水寺の阿弥陀堂、第14番札所:正林寺、第15番札所:源空寺、第16番札所:光明寺、第17番札所:二尊院、第18番札所:月輪寺、第19番札所:法然寺、第20番札所:誓願寺、第21番札所:勝林院、第22番札所:百萬遍知恩寺、第23番札所:清浄華院、第24番札所:金戒光明寺、第25番札所:知恩院

■洛陽六阿弥陀
京都市内の阿弥陀如来像を祀る6つの寺院を巡る霊場巡拝。
第1番札所:真如堂、第2番札所:永観堂、第3番札所:阿弥陀堂(清水寺)、第4番札所:安祥院、第5番札所:安養寺第6番札所:誓願寺

御詠歌・阿弥陀佛と~(霊場:法然上人)

各300円・直書き
授与場所:阿弥陀堂横の納経所
墨文字 阿弥陀仏と 十声唱えて まどろまん 長き眠りとなりもこそすれ 朱印 右:圓光大師二十五霊場第十三番
中:梵字印(キリーク)
左:清水寺阿弥陀堂

こちらの御朱印は法然上人二十五霊場の「御詠歌」御朱印です。

法然上人が詠んだ歌で、阿弥陀堂横の納経所でいただけます。

阿弥陀仏あみだぶと 十声唱えて まどろまん 長き眠りとなりもこそすれ」の意味はこちらになります。

■御詠歌訳
夜やすむ時には、南無阿弥陀仏と十遍お唱えいたしましょう。この眠りが、そのまま永き眠りになるかもしれないのですから。
(引用元:浄土宗大本山光明寺FaceBook

清水寺のこちらの御詠歌は法然上人二十五霊場専用の御朱印帳(納経帳)でなくても、書いていただけるとのことです。(2025年8月に確認)

阿弥陀堂

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不動明王

各300円・直書き
授与場所:音羽の滝前の授与所
墨文字 右:奉拝 和暦〇年〇月〇日
中:不動明王
左:清水寺 瀧之堂
朱印 右:-
中:梵字印(カーン)
左:清水寺音羽瀧

こちらの御朱印は清水寺の音羽の滝にお祀りされている本尊「不動明王」の御朱印です。

不動明王の御朱印は「音羽の滝前の納経所」でいただけます。

↓こちらが音羽の滝で上の赤い祠にご本尊の不動明王がお祀りされています。(祠の下の滝の裏側にも3体不動明王がお祀りされている)

書き手の方によって墨文字が変わります。

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交通アクセス

清水寺の最寄り駅と所要時間

交通アクセス|清水寺
バス ・京都市営バス「五条坂」または「清水道」下車、徒歩約10分
・京阪バス「五条坂」または「清水道」下車、徒歩約10分
電車 ・京阪電鉄「清水五条」駅下車、徒歩25分
住所 京都市東山区清水1丁目294

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清水寺関連記事

本記事の中で紹介しましたが、年に1度本堂の内陣でお参りできる「千日詣り」が開催されます。この期間にお詣りすると1000日お詣りしたのと同じご利益がえられます。

詳細は↓こちらをご覧ください。

清水寺・千日詣り詳細!本堂の内々陣を日中と夜間に特別拝観できる!(開催日時・受付・拝観ルート・現地レポ)1日のお参りで1000日分のご利益がいただける清水寺の千日詣り。 千日詣りが行われる8月9日から16日の期間だけ、普段は非公開の国宝・...