洋食

醍醐寺のフレンチカフェ詳細|ル・クロ スゥ ル スリジェ(場所・メニュー・店内・支払い方法など)

世界遺産「醍醐寺」にフレンチカフェがあるのはご存知ですか?

霊宝館があるエリアにトリコロールの旗がたなびくフレンチカフェができたのは2018年。

春には「しだれ桜」を楽しみながら食事やデザートをいただけます。

本記事では、醍醐寺のフレンチカフェに特化して詳細を紹介していきます。

来店時の「思ってたのと違う!」がなくなるよう、良いところも・ちょっとどうなの?と感じだこともお伝えしています。

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をクリックすると該当箇所にスクロールします)

行く前に知っておきたいこと|醍醐寺フレンチ

オープン当初のオシャレ家具がない

醍醐寺の公式サイトもそうですが、ネットで醍醐寺のフレンチカフェの情報を探すとこちら↓の店内写真がよく出てきますよね。

この写真をみて「家具が素敵!行ってみたい!」と思う方は多いですが、現在はこのようなトリコロールカラーのおしゃれソファーや椅子はありません。

現在はこちら↓のように普通のテーブルとイスが並んでいます。

現在の店内

2018年10月1日にオープンしてからしばらくは、IKEA(イケア)のソファーなどが置かれた空間だったようですが、2020年9月には内装が変更されていました。

コロナ対策で除菌しやすい家具に変えたのかもしれませんね。

奥のテーブル席は少し名残ありです。

Kico
Kico
SNSでこの家具を目当てにわざわざ行ったのに違ったとショックを受けてる方を見かけたので、最初にお伝えしました。

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桜の季節(3/20~GW最終日)は別途拝観料が必要

例年3月20日から5月のゴールデンウィークの最終日まで、醍醐寺のフレンチカフェで食事をする場合、別途拝観料が必要です。

醍醐寺のフレンチカフェがある「霊宝館庭園エリア」には桜の木が何本もあり、桜の季節(春期)はこのエリアも拝観対象エリアになるため期間限定で有料になるからです。

春期は醍醐寺のフレンチカフェで食事をする場合、「①三宝院庭園②伽藍③霊宝館庭園」の拝観がセットになった拝観料が必要です。

拝観券【通常期】 拝観券【春期】
期間 春期以外 例年3/20~5月GW最終日
拝観料 大人 1,000円 1,500円
中学・高校生 700円 1,000円
拝観料に含まれるエリア ①三宝院庭園
②伽藍
①三宝院庭園
②伽藍
③霊宝館庭園

※小学生以下は無料・団体割引あり (詳細は公式サイトをご覧ください)

Kico
Kico
お店の名前にもある桜の時期に行くか、その他の時期に行くかまよいますよね。桜の季節は通常より醍醐寺の拝観者は増え、必然的にフレンチカフェの利用者も増えます。とはいえ、醍醐寺のフレンチカフェを知らない方や他の場所で食事をする方も多いので、よほどのことがない限り長蛇の列にはならないと思います。

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基本の店舗情報|醍醐寺フレンチ

場所(境内図あり)

醍醐寺のフレンチカフェ「ル・クロ スゥ ル スリジェ」は、上の図にある霊宝館・霊宝館庭園エリアにあります。

醍醐寺の入口「総門」から上の赤い矢印を通っていきます。

お店の正式名称に「~桜の樹の下で~」とつく通り、お店のすぐ横には桜の木があります。


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営業時間・定休日・TEL・住所

醍醐寺|フレンチカフェ「ル・クロ スゥ ル スリジェ」~桜の樹の下で~
営業時間 11:00~16:00(ランチメニューは14:00ラストオーダー)
※季節によって変動あり(公式サイトにも詳細がないため店舗へ要問合せ)
定休日 毎週月曜日・年末年始(12/31~1/3)
※月曜日が祝日の場合、春期・秋期、2月23日、毎月29日は営業
※11/21、28は営業
TEL 075-571-1321
住所 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 醍醐寺 霊宝館
※醍醐寺の「霊宝館・霊宝館庭園エリア」にあります

支払い方法・テイクアウト・予約の可否

醍醐寺|フレンチカフェ「ル・クロ スゥ ル スリジェ」~桜の樹の下で~
支払い方法 ・クレジットカード払い可
・電子マネー払い可
テイクアウト 全席禁煙
予約の可否 予約可能
・オンライン予約はこちら
※グルメメディア「ヒトサラ」からの予約

席数・禁煙喫煙・店内設備・駐車場

醍醐寺|フレンチカフェ「ル・クロ スゥ ル スリジェ」~桜の樹の下で~
席数 32席(個室なし)
カウンター席、テーブル席、テラス席
禁煙・喫煙 全席禁煙
店内設備 店内にはトイレなし
※お店を出てすぐ左にある醍醐寺霊宝館エリアのトイレを使用
駐車場 店舗専用なし
※醍醐寺の有料駐車場または近隣のコインパキングを利用

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お店の外観・店内の様子|醍醐寺フレンチ

外観

店舗入り口 テラス席側外観

醍醐寺のフレンチカフェがある建物を引きで見るとこちら↓のように長い平屋になっています。


こちら↑の建物の左側がフレンチカフェ、中央が売店、右側がトイレになっています。

店内

店内は、カウンター席、テーブル席が用意されています。

Kico
Kico
イスは残念ながらフカフカクッション素材なのではありませんでした。

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フードメニュー|醍醐寺フレンチ

一覧(メニュー名・セット・値段)

単品の値段が安い順に紹介しています。
※フードはランチタイムのみで(ラストオーダーが14時です)

NO メニュー名 単品・セットの種類 値段(税込)
1 フランスの
温かいバケットサンド
ポンムフリット添え
・バケットサンドの具材はチーズ、ベーコン
・細長いフライドポテト(ポンムフリット)

①単品(カレーとスープのみ) 1,090円
②ドリンク付き 1,520円
(単品に+430円)
③サラダ・デザート付き 1,880円
(単品に+790円)
④ドリンク・サラダ・デザート付き 2,210円
(100円お得)
2 ジューシーなハンバーグ
フランス人が考えた
和風クリームソース
薬膳ハーブスープ付き
①単品 1,270円
②バケットまたはライス付き 1,460円
(単品に+190円)
③ドリンク付き 1,700円
(単品に+430円)
④サラダ・デザート付き 2,060円
(単品に+790円)
⑤バケットまたはライス・ドリンク・サラダ・デザート付 2,580円
(100円お得)
3 醍醐寺 薬膳カレー
薬膳ハーブスープ付き
①単品(カレーとスープのみ) 1,270円
②ドリンク付き 1,700円
(単品に+430円)
③サラダ・デザート付き 2,060円
(単品に+790円)
④ドリンク・サラダ・デザート付き 2,390円
(100円お得)
4
フランスの
パスタ『ヌイユ』
薬膳ハーブスープ付
・平たいパスタ(ヌイユ)
・キノコとベーコンのクリームソース
・薬膳のハーブスープ
①単品(パスタとスープのみ) 1,330円
②ドリンク付き 1,760円
(単品に+430円)
③サラダ・デザート付き 2,120円
(単品に+790円)
④ドリンク・サラダ・デザート付き 2,450円
(100円お得)
5
フレンチ・ル・クロの
スペシャリテ
とろける牛ホホ肉の
赤ワイン煮込み
薬膳ハーブスープ付

①単品 2,540円
②バケットまたはライス付き (単品に+190円)
③ドリンク付き (単品に+430円)
④サラダ・デザート付き (単品に+790円)
⑤バケットまたはライス・ドリンク・サラダ・デザート付  (100円お得)

醍醐寺の本尊が「薬師如来」なので料理には全て「薬膳ハーブスープ」がつきます。

Kico
Kico
お料理の名前はフレンチっぽくつけられてますが、パスタ、カレー、ハンバーグ、サンドイッチなど一般受けするメニューですね。これぞフレンチ!みたいなラインナップ(キッシュ、ガレット、クロックムッシュ、オニオングラタンスープ)はないです。

セットドリンクのラインナップ

セットにできるドリンクメニューは、単品注文時に660円のものから選べます。
なので、で230円もお得!

ドリンク(ホット) ドリンク(アイス)
コーヒー アイスコーヒー リンゴジュース
カフェオーレ アイスオーレ グレープフルーツジュース
ダージリンティ アイスダージリン オレンジジュース
アルコール
グラスワイン 赤 グラスワイン 白

なお、セットのデザートはデザートメニューにある「スイーツ三種盛り(730円)」です。3種がなにになるかはその時によって違います。

料理の写真

単品メニュー(写真)
1.バケットサンド
ポンムフリット添え
2.ハンバーグ
和風クリームソース
3.薬膳カレー
4.パスタ 5.牛ホホ肉の
赤ワイン煮込み
6.薬膳スープ
※すべてのメニューにつく
セットメニュー(写真)
1.パン 2.ライス 3.サラダ 4.デザート

薬膳スープとパスタ以外はお重(箱)に入って提供されます。

メインの料理とサラダ・デザートセットを注文するとトリコロールカラーの三段重になります。

お店のメニュー表(フードページ)

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デザートメニュー|醍醐寺フレンチ

一覧(メニュー名・値段)

メニュー名 値段(税込)
ソフトクリーム バニラ 600円
ソフトクリーム 抹茶
ソフトクリーム ミックス
スイーツ三種盛り
※内容は当日スタッフに確認
730円
醍醐寺マカロン(3個) 730円
醍醐寺特製マカロン添え
ガトーショコラ『醍醐寺の石畳』
抹茶を使ったソフトクリームと一緒に
850円
醍醐寺特製マカロン添え
濃厚なチーズケーキ
バニラたっぷりのスフとクリームとご一緒に
850円

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ドリンク・アルコールメニュー|醍醐寺フレンチ

一覧(ドリンク&アルコール名・値段)

ドリンク

値段が安い順に並んでいます。(★)はセットのドリンクとして選べるものです。

ホット アイス
ドリンク名 値段(税込) ドリンク名 値段(税込)
コーヒー(★) 660円 アイスコーヒー(★) 660円
カフェオーレ(★) 660円 アイスオーレ(★) 660円
ダージリンティ(★) 660円 アイスダージリン(★) 660円
カプチーノ 660円 リンゴジュース(★) 660円
抹茶ラテ 790円 グレープフルーツジュース(★) 660円
茶匠最高位の
十段が選定した
最高位のお茶『玉露』
790円 オレンジジュース(★) 660円
アイス抹茶ラテ 730円

アルコール

値段が安い順に並んでいます。(★)はセットのドリンクとして選べるものです。

アルコール名 値段(税込)
グラスワイン 赤(★) 600円
グラスワイン 白(★) 600円
ハートランドビール 790円

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注文方法・流れ|醍醐寺フレンチ

入店から退店まで

  1. お店の入り口で人数を伝える
  2. 案内された席に座る(すいていれば好きな席)
  3. メニューを見て注文
  4. 注文したメニューが運ばれてきたら喫食
  5. 食事が終わったらお支払いカウンターで会計

醍醐寺のフレンチカフェは一般的なお店とオーダー方法などは同じです。

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実食・来店レビュー|醍醐寺フレンチ

味・値段・接客サービスの満足度

醍醐寺|フレンチカフェ
味の満足度
値段の満足度
接客サービスの満足度

前提として次のメニューを頂いたうえでの満足度だと思ってください。

  • フランスのパスタ『ヌイユ』薬膳ハーブスープ付
  • カフェオーレ

実をいうと、そこまで期待せずにお店に入ったのですが、薬膳スープもパスタもいただいた瞬間脳内で「おいしい!」と声を上げたほどでした。

お値段は単品の価格と比べるとセット割引がちょっとバグってるのでは?と思うくらいお得です。

接客サービスは来店日のスタッフによると思いますが、私が行った日は可もなく不可もなく普通でした。

若いスタッフの子は飲食で働くの初めてかな?とちょっとハラハラしましたが、飲食店慣れされてるだろう年配のスタッフさんもいたので安心感がありました。

再び醍醐寺に行った際には、寄りたいと思っています。

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このお店が向かない人・向いている人

このお店が向かない人

  1. おしゃれ空間を求めている人
  2. フレンチの定番メニューを求めてる方
  3. 京都らしさを求めている人

あくまでも私の独断と偏見ですが、上記の3タイプの方はあまり向いていないと思います。

残念ながら、現在はオープン当初にあったIKEAのソファーなどは置かれていません。正直、インテリアのおしゃれさがあるとは言えないです。

メニューを見た方はお分かりかもですが、これぞフレンチ!みたいなラインナップ(キッシュ、ガレット、クロックムッシュ、オニオングラタンスープ)はないです。

世界遺産の醍醐寺なので「京都らしさ」と言えばそうですが、「霊宝館庭園」は日本庭園みたいな作りではないので京都らしさを味わえるお店は他で探す方が良いと思います。

このお店が向いている人

  1. 世界遺産という空間での食事に価値を置ける人
  2. 醍醐寺周辺でそれなりの予算で体によさそうなものが食べたい人
  3. フレンチっぽさを楽しめる人

「世界遺産の醍醐寺内でご飯が食べられるなんて嬉しい!」という価値観を持ってる方にはおすすめです。

醍醐寺周辺は住宅街で観光者向きの飲食店はないので、拝観してすぐ近くでご飯が食べたい方のうち、それなりのお値段で体によさそうなものが食べたい方にはおすすめです。

先ほどの向いていない人のところに書きましたが、これぞフレンチ!みたいなメニューがない代わりに、みんなが大好きなメニューでフレンチっぽさが楽しめればOKな方にはオススメです。

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豆知識|醍醐寺フレンチ

料理のプロデュース担当

  • 「ル・クロ」グループのオーナーシェフ黒岩 功さん
    →ル・クロはパリ・大阪(心斎橋)にあるフレンチレストラン

醍醐寺のフレンチレストランのお料理は、フランス・パリと大阪にあるフレンチ「ル・クロ」でオーナーシェフを務める黒岩功さんがプロデュースされています。

黒岩功:1967年鹿児島県生まれ。19歳で調理師免許を取得し21歳で全国司厨士協会の調理師派遣メンバーとしてスイスに渡る。ヨーロッパで3年間、三ツ星レストラン「タイユヴァン」「ラ・コート・サンジャック」、二ツ星レストラン「ジラール・ベッソン」のシェフらに師事し、本場のフランス料理を学ぶ。帰国後、いくつかの有名料理店でスーシェフ、料理長を勤めたのち、2000年にフレンチレストラン「ル・クロ」をオープン。『三ツ星で学んだ仕事に役立つおもてなし』より抜粋

店名の由来

醍醐寺のフレンチカフェの店名は「ル・クロ スゥ ル スリジェ」。

  • ル・クロ:黒岩 功さんがオーナーを務めるお店の名前
  • スゥ ル スリジェ:フランス語で「桜の樹の下で」という意味

醍醐寺は、豊臣秀吉が醍醐の花見を行ったことで有名ですよね。

醍醐寺のフレンチカフェの周りには「しだれ桜」が植えられています。

これに合わせて名付けられた名前なのでしょうね。

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お店までの順路(写真付)|醍醐寺フレンチ

醍醐寺総門(入口)から行く場合

まず、醍醐寺駅から歩いた場合の入口「総門」をくぐります。

総門をくぐったら拝観受付(こちらの看板がある場所)を目指します。
(上の写真であれば、矢印があるあたりまで進む)

 

拝観受付(拝観受付の看板)が見えたら、右側の道へ進みます。
(↑の画像に右の道がうつってなくてすみません。)

今度は「霊宝館の看板」を目指し進みます。
看板の左奥が「霊宝館・霊宝館庭園」の入り口です。

「霊宝館・霊宝館庭園」の入り口の紋をくぐってすぐに右に曲がります。

右に曲がったら、建物沿いにまっすぐ進みます。

フレンチレストランまでにトイレと売店を通過します。

 

こちらが醍醐寺のフレンチカフェの入り口です。

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