御朱印

仁和寺の御朱印2025!直書きは8種・限定御朱印は17種以上(値段・デザイン・受け付け時間・場所・交通アクセス)

世界遺産・仁和寺の御朱印は直書きだけでも8種あり、その他「切り絵」や「黒猫シリーズ」、その年の行事にちなんだ限定御朱印などが積極的に授与されています。

しかも桜シーズン以外は拝観料なしで御朱印をいただくことができるのがうれしいところ。

ただ、仁和寺公式サイトやSNS、境内の案内板だけではいつどこでどの御朱印がいただけるのか分かりずらい状況。

そこで、はじめて仁和寺で御朱印をいただく方に向けて本記事では写真や図をふんだんに使って紹介していきます。

■お知らせ
・白書院の修繕工事の為2025年は御殿内授与所(朱印所)は書置きのみ対応、直書きは金堂前納経所(朱印所)、OMURO88(朱印所)になっています。詳細は本記事をご確認ください。

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をタップ/クリックすると該当箇所にスクロールします)

定番の御朱印一覧(デザイン・値段・授与所)|仁和寺・世界遺産

【通年】直書き6種(金堂前納経所)

金堂前納経所の御朱印:全6種
1.阿弥陀如来 2.旧御室御所 3.弘法大師
通年 通年 通年
真言宗十八本山 6番 京都三弘法まいり
300円・直書き 300円・直書き 300円・直書き
授与所:金堂前納経所
※書置きは御殿内授与所(売店)
授与所:金堂前納経所
※書置きは御殿内授与所(売店)
授与所:金堂前納経所
※書置きは御殿内授与所(売店)
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4.勢至菩薩 5.水掛不動尊 6.御詠歌
通年 通年 通年
京都十三仏霊場 9番 近畿三十六不動霊場 14番
300円・直書き 300円・直書き 300円・直書き
授与所:金堂前納経所 授与所:金堂前納経所 授与所:金堂前納経所
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※2025年は白書院と庭園の部分修繕工事のため、御殿内授与所(売店)では1~3の書置き対応になります。なお、白書院の修繕工事は2026年3月末までの予定。

金堂前納経所の前に立っている看板や朱印受付のメニュー表には全部の種類が掲載されていませんが、直書き対象は上記表にある6種です。(2025/1/18朱印所の方に確認した情報)


(↑金堂前納経所にあるメニュー看板)

■御詠歌について
朱印所のスタッフによって「6.御詠歌」は「1.阿弥陀如来」または「4.水掛不動尊」とセットでなければ書いてもらえないことももあるようです。

  1. 金堂前納経所
    受付時間 9:00~16:00(3~11月)
    受付時間 9:00〜16:30(12~2月)

    ⇒上記6種の直書きに対応
    金堂前納経所の詳細へ
    ※時間は変更になる場合もあります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。
  2. 御殿内納経所(売店)
    受付時間 9:00~17:00

    ⇒上記6種のうち1~3の書置きに対応
    御殿内納経所(売店)の詳細へ
    ※時間は変更になる場合もあります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。

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【通年】直書き2種・書置き3種(OMURO88の朱印所)

OMURO88朱印所の御朱印:全5種
7.釈迦如来 8.薬師如来
通年 通年
御室成就山88ケ所霊場 1番 御室成就山88ケ所霊場 88番
300円・直書き 300円・直書き
授与所:OMURO88朱印所 授与所:OMURO88朱印所
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9.済仁法親王 10.修行大師 11.文殊菩薩
通年 通年 通年
500円・直書き 500円・直書き 500円・直書き
授与所:OMURO88朱印所 授与所:OMURO88朱印所 授与所:OMURO88朱印所
御室八十八ヶ所を作らせた天皇 修行大師は弘法大師の修行時代の名前

こちらの5種類の御朱印は、仁和寺の境外にあるOMURO88の朱印所で授与されます。

・「10.修行大師」は墨文字が弘法大師から修行大師に変更になっていました。

・「11.文殊菩薩」は、朱印所のメニュー表に「25日縁日」とかいてありますが、25日以外でも通年授与されています。(2025/1/18に朱印所の方に確認した情報)

  • OMURO88朱印所
    受付時間 9:00~16:00
    ⇒上記の2種の直書き、3種の書置きに対応

    OMURO88の朱印所詳細へ
    ※時間は変更になる場合もあります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。
Kico
Kico
OMURO88の御朱印は右上の拝奉部分の印が修行僧時代の弘法大師のお姿になっているのが特徴です。

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【毎月18日観音会限定】書置き5種(御殿内の売店)

観音会限定特別御朱印:全5種
1.千手観音 2.不動明王 3.降三世明王
毎月18日 毎月18日 毎月18日
500円・書置き 500円・書置き 500円・書置き
授与所:御殿内授与所(売店) 授与所:御殿内授与所(売店) 授与所:御殿内授与所(売店)
4.風神 5.雷神
毎月18日 毎月18日
500円・書置き 500円・書置き
授与所:御殿内授与所(売店) 授与所:御殿内授与所(売店)

こちらの御朱印は観音さまのご縁日、毎月18日限定の御朱印です。

御殿内授与所(売店)で購入できます。

  • 御殿内納経所(売店)
    受付時間 9:00~17:00

    御殿内納経所(売店)の詳細へ
    ※時間は変更になる場合もあります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。

観音堂の内陣に安置されている36体の仏像のうち5体が御朱印になっています。

縁日:特定の仏様・神様と、特にご縁が深くなる日

観音さまのご縁日である18日には、普段は内部非公開の観音堂内で「観音会かんのんえ」が行われます。

観音会は誰でも参加可能なので当日の受付時間に直接観音堂へ行き参拝受付を済ませれば参加可能です。

なお、観音会限定特別御朱印は、観音会に参加していなくても御殿内授与所(売店)で購入できます。

観音会かんのんえ(仁和寺僧侶による祈祷・法話)
開催日:毎月18日
会場:観音堂
参拝料(参加費):500円(季節の花の特別散華の付)
※特別祈祷料希望者は、一願につき1,000円(観音護符授与)
時間:11時~12時/13時~14時/15時~16時
受付時間:開始時間の20~5分前に観音堂にて
⇒11時の回は10:40~10:55
⇒13時の回は12:40~12:55
⇒15時の回は14:40~14:55

Kico
Kico
観音会には観音さまへの信仰が深い方が多くさんかされていますが、堂内の仏像がみたくて参加される方もいます。私も堂内が見たくて参加しました。観音堂の仏像と壁画はとても美しく1度は参加してみる価値ありです!

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【名宝展開催日限定】書置き7種(宝物館受付)

霊宝館前受付の御朱印:全7種
1.寛平法皇 2.阿弥陀如来 3.薬師如来
名宝展開催日の授与 名宝展開催日の授与 名宝展開催日の授与
500円・書置き 500円・書置き 500円・書置き
授与所:霊宝館前受付 授与所:霊宝館前受付 授与所:霊宝館前受付
寛平法皇は仁和寺を創建した宇多天皇の出家後の尊称。中央の文様は歴代門跡の袈裟に用いた三面宝珠羯磨ほうじゅかつま文様。 極楽往生、現世安穏の御利益の仏で仁和寺の本尊(国宝)。中央の朱印は梵字の「キリーク」 仁和寺霊明殿の本尊(国宝)。中央の朱印は梵字の「バイ」
4.愛染明王 5.朱雀明王 6.吉祥天
名宝展開催日の授与 名宝展開催日の授与 名宝展開催日の授与
500円・書置き 500円・書置き 500円・書置き
授与所:霊宝館前受付 授与所:霊宝館前受付 授与所:霊宝館前受付
煩悩を悟りに変えて導く仏で仁和寺所蔵の仏像(重要文化財)。中央の朱印は梵字の「ウーン」 人々の苦痛や災厄を取り除く仏で仁和寺仁和寺を代表する仏画(国宝)。中央の朱印は梵字の「バン」 特に財運・金運に関わるご利益がある天部の尊格で仁和寺所蔵の仏像(重要文化財)。中央の朱印は梵字の「シリー」
7.弘法大師
名宝展開催日の授与
500円・書置き
授与所:霊宝館前受付
真言宗の宗祖・空海が天皇から送られた名前(大師号)。仁和寺は真言宗御室派の総本山。中央の朱印は梵字の「ユ」

こちらの御朱印は宝物館で開催される「名宝展」の会期中に授与される特別御朱印です。

名宝展は年3回(冬・夏・秋)に開催されますが冬は開催しないこともあるようです。

宝物館(名宝展)の拝観をしない人でも購入できます。

  • 霊宝館前受付(朱印所)
    受付時間
    9:00~16:00(3~11月)
    9:00~16:30(12~2月)

    ⇒名宝展会期中のみ上記7種の御朱印を授与
    霊宝館前受付の詳細へ
    ※時間は変更になる場合もあります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。

【名宝展】
■会場

霊宝館(宝物館)
■拝観料
一般500円・高校生以下無料(次世代への文化支援として)
■会期
・冬季:1月中旬~2月中旬頃
※冬季は開催されないこともある
・夏季:7月中旬~8月中旬頃
・秋季:9月中旬~12月初旬頃
※具体的な開催日時は会期が近くなったら仁和寺公式サイトやSNSで発表があります。
※本サイトでも開催日時がわかったものはこちらに掲載します。

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限定の御朱印(デザイン・値段・期間)|仁和寺・世界遺産

黒猫シリーズ・書置き・見開きサイズ(金堂前の朱印所)

最新の黒猫シリーズ

■「雪と黒猫」(2025/1/1~なくなり次第終了)

黒猫シリーズ「雪と黒猫」
値段 1,300円
タイプ 書置き・見開きサイズ
授与場所 金堂前納経所
授与期間 2025/1/1~
※なくなり次第終了
※2025年1月18日はまだ販売されていました

黒猫シリーズは2024年の8月からシリーズ化されている書置きの見開きサイズ御朱印。

モチーフの黒猫は仁和寺を創建した宇多天皇の日記『寛平御記かんぴょうぎょき』に登場する猫。
即位前に父親からもらった猫で、日記の中に事細やかに猫のことが記されているそうです。

黒猫シリーズのイラストを担当されているのは、漫画家でイラストレータの湯浅みきさんです。

【過去の履歴】黒猫シリーズ

2024年
8月8日(木)〜
※8/19に完売
夏限定・孔雀と黒猫
8月8日(木)〜 夏限定・かんぴょうと黒猫
10月3日()~ 秋限定・紅葉と黒猫

切り絵シリーズ(御殿内の売店)

最新の切り絵御朱印

季節限定の切り絵シリーズ「巳と五重塔」(25/1/1~なくなり次第終了)

 

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切り絵御朱印「巳と五重塔」
値段 1,300円
タイプ 書置き
授与場所 御殿内 授与所(御所庭園納経所)
※2025年は修繕工事により御殿内の売店(9:00~17:00)
授与期間 2025/1/1~
※なくなり次第終了
※2025年1月18日はまだ販売されていました
デザイン 参道から見た仁和寺の五重塔の風景・2025年の干支「蛇」、梅の花、雪の結晶

■最新の切り絵御朱印について
記事の更新が追いつかない場合もあります。お出かけ前に仁和寺の公式サイトお知らせ(こちら)やInstagram(こちら)も合わせてご確認ください。

仁和寺の切り絵御朱印は年に4回新しいデザインが授与されています。

  1. 1月~:冬限定
  2. 3月中旬頃~:春限定
  3. 6月中旬頃~:夏限定
  4. 10月~:秋限定

【過去の履歴】季節限定の切り絵御朱印

2023年
1月1日(日)~
冬限定:冬の五重塔
3月18日(土)〜 春限定:御室桜と五重塔
  夏限定:水面と金魚~涼~
6月20日(火)~
夏限定:夏の夜空と五重塔―粋―
10月1日(日)~
秋限定:秋の仁和寺〜花鳥風月〜
2024年
1月1日(月)~
冬限定:冬の五重塔
3月23日(土)~
春限定:春の仁和寺
6月1日(土)~
夏限定:紫陽花と五重塔
6月8日(土)~
夏限定:鯉と波紋
10月3日(木)~
秋限定:龍と五重塔

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木の御朱印(御殿内の売店/金堂前の朱印所)

■御室杜の御朱印

木の御朱印(御室杜の御朱印)
値段 3,000円
授与場所 ①御殿内授与所(売店)
※2025年は修繕工事により御殿内の売店(9:00~17:00)
②金堂前納経所
授与期間 2024年3月23日~
※なくなり次第終了
※2025年1月18日はまだ販売されていました

こちらの御朱印は、仁和寺裏山「成就山」の倒木を板状に加工したもの。

御朱印の収益は成就山の再生基金(整備費)として活用されます。

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御朱印帳(デザイン・値段・サイズ)|仁和寺・世界遺産

1.菊紋(朱・紺)

菊紋|朱印帳
値段 1,400円(朱印代別)
カラー 朱と紺の2色展開
タイプ 蛇腹式
サイズ 大判サイズ(縦18.3×横12.2×厚さ1.3cm)
ページ 61P(61ヵ所記入可能)
素 材 ハードカバー クロス(布)
販売場所 ①御殿内授与所(売店)
②金堂前納経所
③仁和寺オンラインショップ
Kico
Kico
菊紋入りの朱印帳は朱色と紺色の2種類で、61ページとかなりコスパのいい御朱印帳です。菊紋入りの御朱印帳を作っている寺社は少ないので貴重ですね。菊紋入り御朱印を集めるようにもオススメ!

2.御室桜・五重塔(西陣織)

御室桜・五重塔(西陣織)|朱印帳
値段 1,680円(朱印代別・ビニールカバー付き)
タイプ 蛇腹式
サイズ 小判サイズ(縦15.9×横11.2×厚さ1.6cm)
ページ 48P(48ヵ所記入可能)
素 材 ハードカバー 西陣織
販売場所 ①御殿内授与所(売店)
②金堂前納経所
③仁和寺オンラインショップ

こちらの仁和寺の御室桜おむろざくらと五重塔がモチーフの御朱印帳は、サイズが小さく御朱印帳の中でもページ数も少ないタイプです。

4.二王門・五重塔(西陣織)

二王門・五重塔(西陣織)|朱印帳
値段 1,680円(朱印代別・ビニールカバー付き)
タイプ 蛇腹式
サイズ 小判サイズ(縦15.9×横11.2×厚さ1.6cm)
ページ 48P(48ヵ所記入可能)
素 材 ハードカバー 西陣織
販売場所 ①御殿内授与所(売店)
②金堂前納経所
③仁和寺オンラインショップ

こちらの仁王門と五重塔がモチーフの御朱印帳もサイズが小さく御朱印帳の中でもページ数も少ないタイプです。

5.竜王戦開催記念

竜王戦開催記念(大判サイズ)|朱印帳
値段 2,500円(朱印代別)
タイプ 蛇腹式
サイズ 大判サイズ(縦18.1×横12.3×厚さ1.4cm)
ページ 48P(48ヵ所記入可能)
素 材 ハードカバー クロス(布)
販売場所 ①御殿内授与所(売店)
②金堂前納経所
③仁和寺オンラインショップ

仁和寺の寝殿が2018年以降将棋のタイトル戦のひとつ「竜王戦」の会場になっています。

竜王戦を記念した御朱印帳は2020年にも限定販売されていました。

6.Kazari かざり箔(見開きサイズ)

Kazari かざり箔(見開きサイズ)|朱印帳
値段 3,800円
タイプ 蛇腹式
サイズ 見開きサイズ(横22×縦15.5cm×厚さ1.4cm)
ページ 表裏46面
素 材 ハードカバー アルミ箔と真鍮屑2種類の箔
販売場所 ①御殿内授与所(売店)
②金堂前納経所

広島で金属の箔加工の貴重な技術を継承している株式会社 歴清社で制作した仁和寺オリジナルご朱印帳。

1冊1冊手作りなので箔の破れ方やシワの入り方が全て違っているので世界に1つの特別なご朱印帳が欲しい方にはおすすめです。

なお、金堂前朱印所にあるサンプルがすごくボロボロですが、実際はとてもきれいなのでこちらのInstagramの写真をご覧ください。

 

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朱印所の詳細(場所・外観・受付時間)

境内図で4か所を紹介


(★1~3は拝観受付の場所・黄色四角は出入口)
※御朱印は拝観しなくてもらうことが可能

A:御殿内授与所(売店) B:金堂前納経所
9:00~17:00 9:00~16:00(3~11月)
9:00~16:30(12~2月)
詳細へ 詳細へ
・2025年は御殿の一部(白書院)が修繕工事をするため売店が授与所になり、切り絵御朱印の授与と書置きの対応になっています。(書置きは阿弥陀如来、御室御所、弘法大師の3種のみ)
※仁和寺の公式サイトやSNS、案内板で「御殿内授与所」「御殿入口」「仁和寺御所庭園大玄関 納経所」と書かれていたらここのこと
・直書きと黒猫シリーズを授与
・朱印の受付窓口と返却窓口に分かれています。朱印帳を預けると番号札を渡されます。

・2025年から朱印所と拝観受付を兼ねるようになったため時間によっては長い列ができることがあります。
・朝いちは割とすいているので拝観前に朱印帳を預けるのがオススメ。
C:OMURO88朱印所 D:霊宝館前受付
9:00~16:00 9:00~16:00(3~11月)
9:00~16:30(12~2月)
※朱印の授与は霊宝館で名宝展が開催される期間のみ
詳細へ 詳細へ
・仁和寺の境外にあるOMURO88の1番札所にある朱印所
・仁和寺の西門から徒歩約1分
・宝物館の前にある受付が名宝展開催期間だけ朱印所も兼ねる
※ここで授与される朱印は名宝展開催日限定の7種のみ

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A.御殿内授与所(売店)

御殿内授与所(売店)
受付時間 9:00~17:00
授与品 ・書置き3種(阿弥陀如来・旧御室御所・弘法大師)
・18日限定御朱印(一覧を見る
・切り絵御朱印(詳細を見る
・木の御朱印(詳細を見る
・朱印帳(一覧を見る
・お守り
・その他仁和寺グッズ
メモ ・仁和寺の公式サイトやSNS、案内板で「御殿内授与所」「御殿入口」「仁和寺御所庭園大玄関 納経所」と書かれていたらここ
・御朱印帳やグッズはクレジットカードやICカードで購入可能


(↑売店で使えるクレカ・ICカード・電子マネー2025/1/18撮影)

2025年は御殿の白書院の修繕工事があるため、いままであった朱印所が↓このようにグッズ売り場に変わり、御朱印は売店で購入するスタイルに変更になっています。

白書院修繕工事前 現在

場所

境内図内のAが「御殿内授与所(売店)」で、正面の入口(仁王門)から一番近い朱印所がです。

御殿内は有料拝観エリアですが、「御殿内授与所(売店)」までは無料で入ることができます。

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B.金堂前納経所

金堂前納経所
受付時間 9:00~16:00(3~11月)
9:00~16:30(12~2月)
授与品 ・直書き6種(一覧を見る
・黒猫御朱印(詳細を見る
・木の御朱印(詳細を見る
・朱印帳(一覧を見る
・お守り
メモ 朱印の受付窓口と返却窓口に分かれています。朱印帳を預けると番号札を渡されます。朝いちは割とすいているので拝観前に朱印帳を預けるのがオススメ。

2025年から金堂前納経所が朱印と拝観受付の両方をを兼ねるようになったため、時間によっては長い列ができることがあります。

朝いちは割とすいているので拝観前に朱印帳を預けるのがオススメ。

場所

境内図内のBが「金堂前納経所」で、正面の入口(仁王門)から中門を通り階段を2つ上がったところの右側にあります。

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C.OMURO88朱印所

OMURO88朱印所
受付時間 9:00~16:00
授与品 ・直書き2種、書置き3種(一覧を見る
メモ ・仁和寺の東門をでて約1分くらいのところにある
・時々OMURO88だけで授与される限定御朱印が登場します

OMURO88は御室成就山88ケ所霊場のことで1番札所(最初の巡礼場所)「霊山寺」に朱印所があります。

「御室成就山88ケ所霊場」は、江戸時代の1827年(文政10年)頃に仁和寺29代目の住職・済仁法親王が四国八十八ヶ所霊場の巡礼ができない人のために、同じご利益を得られるようにつくらせた巡礼地(四国八十八ヶ所の写し)です。

OMURO88の朱印所では、御室成就山88ケ所霊場に因んだ御朱印がいただけます。

■四国八十八ヶ所霊場の巡礼
祈願の目的で四国の弘法大師空海の霊場(神聖な土地)八十八箇所を巡り歩くこと。

Kico
Kico
現在もお堂があり2時間くらいで巡礼することができます。ただ、足場が悪かったり、熊が目撃されて入山禁止になったりしているので、一人で巡るのはちょっと不安な場所ではあります。時々巡礼ツアーなどが開催されているのでツアーなどに参加して複数名で行くのがいいかもしれません。

場所

境内図のCが「OMURO88朱印所」です。

仁王門から直進して中門をくぐり、金堂前の道を左にまがり、西門をでて直進すると1分程で着きます。

ルート1 ルート2
西門をでる 西門をでてすぐ前の道(左側)に進む
ルート3 ルート4
ゆるい坂を下る そのまま直進
ルート5 ルート6
階段を上がる 直進して左(敷石に沿って歩く)
ルート7 朱印所受付
お堂の右側手前が朱印所 こちらが朱印所

OMURO88の朱印所までくる人がすくないので、↓こちらのように閉まっているときもありますが、中に人がいるので声をかけます。

Kico
Kico
OMURO88の朱印所の方は結構丁寧に御朱印やOMURO88について説明してくださる方が多い印象です。私が御朱印の違いとか質問するからだと思いますが。。

D.霊宝館前受付

霊宝館前朱印所
受付時間 9:00~16:00(3~11月)
9:00~16:30(12~2月)
※朱印は宝物館で名宝展が開催される期間のみ
授与品 ・名宝展開催期間限定御朱印7種(一覧を見る)
メモ ・宝物館の前にある受付が名宝展開催期間だけ朱印所も兼ねる

場所

境内図のDが霊宝館前受付です。

こちらは、霊宝館で名宝展が開催されている期間だけ限定御朱印の授与場所になります。

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御朱印の詳細(墨文字・朱印・参拝場所)|仁和寺・世界遺産

1.阿弥陀如来

値段
300円
タイプ・授与所
①書置き:御殿内授与所
②直書き:金堂前納経所
霊場・札所 真言宗十八本山
参拝場所 金堂(金堂の本尊が阿弥陀如来)
墨文字
大内山おおうちやま 和暦日付
⇒大内山は仁和寺の山号
中央 本尊 阿弥陀如来
仁和寺
朱印
一味和合
中央 火焔型梵字印(キリーク)
※阿弥陀如来を表す梵字
総本山仁和寺

阿弥陀如来は「金堂」の本尊です。

創建時の阿弥陀如来坐像(国宝)は霊宝館に安置され、年2~3回の名宝展(春・秋・冬)で公開されます。

金堂内部は通常非公開ですが、特別公開で内部が公開されることもあります。

Kico
Kico
仁和寺の金堂は御所の紫宸殿を移築したもので、現存する最古の紫宸殿です。内部の特別拝観は不定期ですが拝観はオススメです。

2.旧御室御所

値段
300円
タイプ・授与所
①書置き:御殿内授与所
②直書き:金堂前納経所
霊場・札所
参拝場所 御殿(仁和寺御殿)
墨文字
奉拝 和暦日付
中央 旧御室御所
⇒御室は天皇の住居という意味
仁和寺
朱印
舊御室御所
※舊は旧の古い字体
中央 菊紋
総本山仁和寺

仁和寺は代々天皇家が住職を務めた門跡寺院なので皇室ゆかりの菊紋が御朱印に使われています。

仁和寺を作った宇多天皇が寛平法皇となり仁和寺の住職になった際、境内に御室(御座所)を設けて居住したことから仁和寺は「旧御室御所」「御室御所」と呼ばれています。

現在の御殿は1887年(明治20年)に焼失したあと再建されたもので、白書院・宸殿・黒書院・霊明殿が渡り廊下でつながっています。

Kico
Kico
御殿(仁和寺御殿)の拝観は有料ですが、御殿の入口にある売店には拝観料なしで入れます。

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3.弘法大師

値段
300円
タイプ・授与所
①書置き:御殿内授与所
②直書き:金堂前納経所
霊場・札所 京都三弘法まいり
参拝場所 御影堂
墨文字
奉拝 和暦日付
中央 御室 弘法大師
⇒御室は天皇の住居という意味
仁和寺
朱印
舊御室御所
※舊は旧の古い字体
中央 火焔型梵字印(ユ)
※弥勒菩薩を表す梵字
(弘法大師弥勒菩薩の生まれ変わりと信じられているためこの梵字が使われることが多い)
総本山仁和寺

仁和寺の宗派「真言宗」をつくった弘法大師(空海)の御朱印です。

仁和寺をつくった宇多天皇が弘法大師の教えを信仰していたとのこと。

弘法大師の仏像は「御影堂」に安置されています。

「御影堂」は建物の中(外陣)で参拝が可能です。

Kico
Kico
2023年と2024年は御影堂の内陣特別公開もあったので、今後また公開される可能性があります。

4.勢至菩薩

値段
300円
タイプ・授与所
直書き:金堂前納経所
霊場・札所 京都十三仏霊場第9番
参拝場所 金堂
墨文字
大内山 和暦日付
中央 勢至菩薩
仁和寺
朱印
京都十三佛 第九番
中央 火焔型梵字印(サク)
※勢至菩薩を表す梵字
総本山仁和寺

金堂の本尊・阿弥陀如来の脇侍が勢至菩薩です。

仁和寺創建時の勢至菩薩は、阿弥陀如来とともに霊宝館に安置され、年2~3回の名宝展(春・秋・冬)で公開されます。

金堂内部は通常非公開ですが、特別公開で内部が公開されることもあります。

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5.水掛不動尊

値段
300円
タイプ・授与所
直書き:金堂前納経所
霊場・札所 近畿三十六不動霊場 14番
参拝場所 水掛不動尊
墨文字
大内山 和暦日付
中央 水掛不動尊
仁和寺
朱印
近畿第十四番
中央 火焔型梵字印(カーン)
※不動明王を表す梵字
総本山仁和寺

仁和寺境内の「水掛不動尊」の御朱印です。

水掛不動尊は石像の不動明王で、長い柄杓を使って水をかけながら祈願するので「水掛」がついています。

また、こちらの不動明王の下にある石は「菅公腰掛石」と呼ばれる菅原道真ゆかりの石です。

菅原道真が大宰府流刑となった際に、宇多上皇に冤罪を訴えるため仁和寺に立ち寄り、この石に座って上皇待っていたと伝わっているそうです。

お堂の外観はこちら↓。

6.御詠歌

値段
300円
タイプ・授与所
直書き:金堂前納経所
霊場・札所
参拝場所
墨文字
わけのぼる 花のあらしの 梢より 御室の山に 月ぞかがやく
朱印
舊御室御所
※舊は旧の古い字体
中央 火焔型梵字印(キリーク)
※阿弥陀如来を表す梵字
総本山仁和寺

■御詠歌について
朱印所のスタッフによって「6.御詠歌」は「1.阿弥陀如来」または「4.水掛不動尊」とセットでなければ書いてもらえないことももあるようです。

Kico
Kico
私が御詠歌を依頼した日は書き手の方にセットの話をされましたが、別の日に阿弥陀如来も水掛不動尊も書いてもらってるので単独で書いてもらえないのかと確認したら、渋々書きますと言われました。

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7.釈迦如来

値段
300円
タイプ・授与所
直書き:OMURO88朱印所
霊場・札所 御室成就山88ケ所霊場 1番
参拝場所 第1番札所 霊山寺
墨文字
奉拝 和暦日付
中央 釈迦如来
仁和寺
朱印
修行姿の弘法大師のイラスト
成就山一番札所
中央 火焔型梵字印(バク)
※釈迦如来を表す梵字
御室八十八所霊場

OMURO88の朱印所があるのが、第1番札所「霊山寺」です。

8.薬師如来

値段
300円
タイプ・授与所
直書き:OMURO88朱印所
霊場・札所 御室成就山88ケ所霊場 88番
参拝場所 第88番札所 大窪寺
墨文字
奉拝 和暦日付
中央 薬師如来
仁和寺
朱印
修行姿の弘法大師のイラスト
成就山八十八番札所
中央 火焔型梵字印(ベイ)
※薬師如来を表す梵字
御室八十八所霊場

御室成就山88ケ所霊場の最後の札所「大窪寺」の本尊が薬師如来です。

「大窪寺」はOMURO88の朱印所からすぐに行ける場所です。


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交通アクセス|仁和寺・世界遺産

最寄り駅・所要時間

仁和寺|交通アクセス
バス ・市バス「御室仁和寺」下車、徒歩約1分
・JRバス「御室仁和寺」下車、徒歩約1分
※2つのバス停は同じ位置にあります
鉄道 ・嵐電(京福電鉄)「御室仁和寺駅」下車、徒歩約3分
住所 ・京都市右京区御室大内33