特別拝観

銀閣寺|春と秋の特別拝観2024詳細(開催日時・申込方法・拝観ルート・見どころ・レビュー)

銀閣寺では春と秋の年2回特別拝観が行われています。特別拝観では通常非公開の「本堂」「国宝・東求堂(とうぐどう)」「弄清亭(ろうせいてい)」の内部が拝観ができます。

2011年と2023年の春の特別拝観に参加した経験から、銀閣寺の特別拝観の詳細を紹介します。

現地で撮った写真もふんだんに使っているので目次を開いて気になる項目から読み進めてくださいませ。

目次
  1. 開催日【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  2. 拝観基本情報【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  3. 公開エリアと内容【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  4. 見どころ【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  5. 申し込み方法【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  6. 受付の場所と外観【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  7. 受付までのルート【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  8. 拝観ルートに沿って当日の様子を紹介【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  9. 拝観レビュー【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  10. 交通アクセス【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】
  11. 駐車場・駐輪場【世界遺産・銀閣寺(慈照寺)】
  12. あなたにおすすめの記事

開催日【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

秋の特別拝観開催日

銀閣寺(慈照寺)|秋の特別拝観
開催期間 ・毎年10月~12月初旬
→2024年10月1日(火)~ 12月1日(日)

※原則休止日はなしですが、法要や行事で特定の時間帯の案内が休止される場合があります。

【過去の開催日】
・2023年10月1日(日)~12月3日(日)

春の特別拝観開催日

銀閣寺(慈照寺)|春の特別拝観
開催期間 ・毎年3月中旬~5月初旬
→2024年3月20日(水)~ 5月6日(月・祝)

※原則休止日はなしですが、法要や行事で特定の時間帯の案内が休止される場合があります。

【過去の開催日】
・2023年3月21日(火・祝)~5月7日(日)

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拝観基本情報【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

拝観料・拝観時間・定員・所要時間

銀閣寺(慈照寺)|春と秋の特別拝観
拝観料 2000円/ひとり
※特別御朱印とカラー冊子付
※別途通常の入山料が必要
(入山料:高校生以上500円/小・中学生300円)
拝観時間 1日6回のガイドツアー形式
10:00/11:00/12:00/13:30/14:30/15:30
定員 各回約20名 ※当日先着順
所要時間 約30分

※原則休止日はなしですが、法要や行事で特定の時間帯の案内が休止される場合があります。

銀閣寺の春と秋の特別拝観は1日に6回開催され、定員20名ガイドの案内によるツアー形式です。個別の自由拝観はできません。

公開される各部屋が小さく狭いので参加者を2~3組に分けて見学のスタート地点を変えて入れ替わりながら拝観します。

料金は銀閣寺の境内に入る入山料500円特別公開の拝観料2,000円合計2,500円が必要です。
入山料で一般公開エリアの拝観ができます。

Kico
Kico
銀閣寺の特別拝観の拝観料はかつては1,000円でしたが、その後1,500円になり、現在は2,000円です。今後も金額が上がる可能性があるので気になっている方は早めに行くのがおすすめです。

撮影・録音録画の可否

  • 特別拝観中は写真撮影・録音録画が禁止

銀閣寺の特別拝観中は、写真撮影・録音録画が禁止されています。
メモはOKですが、鉛筆が必須条件です。

Kico
Kico
銀閣寺の特別拝観に言った方のブログを見ると2011年や2013年は、室内以外の写真が撮れたみたいですが、2023年春は一切の撮影がNGでした。

参加者限定の御朱印と冊子

銀閣寺の春と秋の特別拝観に参加すると、参加者限定御朱印とカラー23ページの冊子がもらえます。

Kico
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2011年の春に参加した際には御朱印がなく、カラー冊子とは別に特別拝観用のミニ冊子がもらえたのですが、2023年春の特別拝観ではミニ冊子はありませんでした。

特別拝観が行われる春と秋は2022年から桜と紅葉の限定御朱印(書置き)も販売されているので気になる方はこちら↓の記事も併せてご覧ください。

銀閣寺御朱印|通常・春&秋限定・特別拝観限定の4種類(朱印所の場所・受付時間・オリジナル朱印帳)世界遺産「銀閣寺(慈照寺)」の御朱印に特化して2023年の最新情報をお届けします。 銀閣寺のどこで・いつ・どんな御朱印がいただける...

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公開エリアと内容【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

特別拝観・公開エリア(境内図あり)

銀閣寺の春と秋の特別拝観は、「本堂(方丈)」「国宝・東求堂とうぐどう」「弄清亭ろうせいてい」の内部をガイドの案内付きで見学できます。

特別拝観・公開内容一覧

公開エリアと公開内容|銀閣寺(慈照寺) 春と秋の特別拝観 
1.本堂(方丈) 【公開内容】
■本堂 室中の間
・本尊「釈迦牟尼仏しゃかにぶつ」(宝冠ほうかん釈迦如来像)
・襖絵「飲中八仙図」(複製)与謝蕪村よさぶそん(1716-83)筆
■本堂 西の間
・「棕櫚しゅろ叭叭鳥図ははちょうず」(複製)与謝蕪村(1716-83)筆
■本堂 東の間
・襖絵「琴棋書図画きんきしょずが」(複製)池大雅いけのたいが(1723-76)筆
※本堂上官の間(山水人物図)は非公開
【建物概要】
・寛永年間(1624~44年)建築
・入母屋造り・こけら葺きの六間取方丈様式
2.東求堂とうぐどう

【公開内容】
■仏間
・阿弥陀如来像
・足利義政公法体(像)
■四畳半書院「同仁斎どうじんさい
・書院飾りの再現
→秘伝書「君台観左右帳記」に基づき付書院や違棚に茶器などが飾られる
【建物概要】
・足利義政の持仏堂じぶつどう(持仏を安置するお堂)兼、書院
・1486年(文明18年)に建立
・1895年(明治28年)再建
・1964年 – 1965年(昭和38〜40年)の解体修理で建立当時の姿に復旧
・日本最古の書院造りの建物として国宝に指定
・池に面して建てられた一層の入母屋造り檜皮葺
3.弄清亭ろうせいてい 【公開内容】
・襖絵「流水無限りゅうすいむげん」「薫園清韻くんえんせいいん」「湖畔秋耀こはんしょうよう」奥田元宋げんそ(1912-2003)筆
・弄清亭の庭園
【建物概要】
・1996年(平成8年)に再建
・足利義政の御香座敷

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見どころ【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

本堂:本尊と襖絵と景色

(↑銀閣寺本堂2023年4月撮影)

■特別拝観:本堂の見どころ

  1. 本尊:「宝冠ほうかん釈迦如来坐像(釈迦牟尼仏)」
  2. 襖絵:与謝蕪村よさぶそん飲中八仙図いんちゅうはっせんず」「棕櫚しゅろ叭叭鳥図ははちょうず」(複製)
  3. 襖絵:池大雅いけのたいが琴棋書図画きんきしょがず」(複製)
  4. その他:本堂の廊下から眺める銀沙灘ぎんしゃだん向月台こうげつだい・観音堂(銀閣)

本堂間取り

銀閣寺の本堂は6室からなり、春と秋の特別公開では「西の間」「室中の間」「東の間」に入ることができます。仏間は「室中の間」から見ることができます。

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この襖絵は、寺伝によると相国寺や銀閣寺の住職を務めた高層・維明周奎いめいしゅうけい(相国寺第115世)の依頼で描かれたものだそうです。最初に40歳前後の池大雅が「琴棋書図画」を描き、その後50歳前後の与謝蕪村が「棕櫚に叭叭鳥図」「飲中八仙図」「山水人物図」を描いたとのこと。維明周奎も寺務のあいま伊藤若冲に画を学び、池大雅と親交があったそうです。

※「上官の間」は2023年訪問者のブログに入れると書いている方もいますが私が参加した4月は入れませんでした。

本尊:宝冠釈迦如来坐像

銀閣寺の春と秋のでは、本堂の「室中の間」から「仏間」に安置されている本尊「宝冠釈迦如来坐像」が見られます。

仏間には他に「達磨大師坐像」や足利義政と妻日野富子の位牌も安置されてます。

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肉眼で3体の像が見えるのですが、冠釈迦如来坐像と達磨大師坐像以外はメモを取るのが追いつかず、わからない状態なのでまた今度特別拝観に行った際に確認しようと思います。

西の間:棕櫚に叭叭鳥図

こちらが銀閣寺の本堂「西の間」にある与謝蕪村作の襖絵棕櫚しゅろに叭叭鳥図」です。
特別拝観で見られるのは、残念ながら本物ではなくデジタル技術を使った複製です。

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与謝蕪村の「棕櫚に叭叭鳥図」は、一羽の叭叭鳥ははちょうが飛翔する姿がパラパラ漫画のように描かれています。ぜひ、部屋の中央にに立って視線を右から左へ走らせてみてください。
■「叭叭鳥ははちょう」について

襖に描かれている鳥は「叭叭鳥ははちょう」と呼ばれる中国原産のムクドリの仲間で別名は「八哥鳥はっかちょう」。
くちばしの根本にあるケバケバしたの毛と羽の中央にある白い斑点が特徴です。

ハッカチョウ(叭叭鳥ははちょう)は、日本には生息しない鳥ですが、江戸時代前期から飼い鳥として輸入された記録があるそうで、多くの画家がモチーフにしています。

■棕櫚について

襖絵のもう一つのモチーフ「棕櫚しゅろ」は、ヤシ科の植物で10メートルくらいになります。

■与謝蕪村について

与謝蕪村 (1716-1783年)は江戸時代中期の俳人で文人画家。江戸期の俳諧の三大巨匠のひとりであり、文人画の巨匠でもある。彼が描いた絵画の多くは重要文化財に指定されています。

■襖絵情報
部屋名 本堂・西の間
画題 棕櫚に叭叭鳥図(複製)
※複製は大日本印刷のデジタル技術を使って2007年に完成
面数 襖12面
材質技法 紙本墨画淡彩
作者 与謝蕪村(1716~1784年)
文化財レベル 本物は1992年(平成4年)に京都市指定文化財に指定

「室中の間」:飲中八仙図

こちらが銀閣寺の本堂の中央「室中の間」にある与謝蕪村作の襖絵飲中八仙図いんちゅうはっせんずです。
こちらも、残念ながら本物ではなくデジタル技術を使った複製です。

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与謝蕪村が描く「飲中八仙図」は、人々の顔が愛くるしく、見ているとなんだかフフッっと笑みがこぼれてしまうような、親しみやすさとかわいらしさがります。

飲中八仙図いんちゅうはっせんず」について
画題の飲中八仙は、中国唐の時代の詩人、杜甫とほ(712-770年)の詩「飲中八仙歌」に詠まれた文人で酒豪の8人(賀知章・汝陽王李璡・李適之・崔宗之・蘇晋・李白・張旭・焦遂)のこと。
多くの画家が飲中八仙をモーチーフとして描いているので「飲中八仙図」と名がつく作品は多くあります。

■襖絵情報
部屋名 本堂・室中の間
画題 飲中八仙図
面数 襖12面
材質技法 紙本墨画淡彩
作者 与謝蕪村(1716~1784年)
文化財レベル 京都市指定文化財

「東の間」:琴棋書図画

こちらが銀閣寺の本堂の「東の間」にある池大雅いけのたいがの襖絵琴棋書図画きんきしょがです。
こちらも、残念ながら本物ではなくデジタル技術を使った複製です。

■琴棋書画について

琴棋書画は琴を弾く・囲碁を打つ、書と絵(画)をかくことをさし、古来中国において知識人が楽しむ4つの遊びであり、身につけるべき必須の教養のこと。
琴棋書画も多くの画家がモチーフにした題材です。

■池大雅について

池大雅(1723-1776年)は、江戸時代中期に活躍した文人画の巨匠で書家の巨匠。
7歳にして宇治の萬福寺で書いた書を絶賛されるような天才肌。

■襖絵情報
部屋名 本堂・東の間
画題 琴棋書画図
面数 襖12面
材質技法 紙本墨画淡彩
作者 池大雅
文化財レベル 京都市指定文化財

本堂から見る庭の景色

(↑特別拝観中は撮影禁止なのでこちらは本堂の外で撮った写真)

本堂の廊下から見る銀沙灘・向月台・観音堂(銀閣)も特別拝観の見どころのひとつといえます。

上の写真は、残念ながら特別拝観後に撮影したものなので本堂の外から見た景色ですが、本堂の廊下に上がれるのは春と秋の特別拝観だけなので、いつもとは違った景色が見られます。

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銀閣寺型手水鉢(袈裟手水鉢)

国宝・東求堂と本堂(方丈)を繋ぐ廊下の前にある「銀閣寺型手水鉢(袈裟手水鉢)」も見どころのひとつ。

四面に異なる格子文様が彫られているのですが、特別拝観でこの廊下を通らない限り、全面の模様を見ることができません。

格子型の模様が袈裟に似ていることから、袈裟手水鉢と呼ばれ、銀閣寺のこの形をまねたものが多くあるため銀閣寺型と呼ばれます。

■銀閣寺型手水鉢(袈裟手水鉢)について
サイズ 高さ:81cm
縦・横:66cm
水穴:直径45cm
制作年代 不明

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東求堂:「同仁斎」と「仏間」

東求堂の見どころ

  1. 義政直筆の扁額
  2. 同仁斎どうじんさい(4畳半の書斎)と飾り
  3. 仏間の阿弥陀如来立像
  4. 仏間の足利義政像
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銀閣寺特別拝観のメイン処は、東求堂の四畳半の書斎「同仁斎」ですね!歴史の教科書にも登場する有名な部屋です。

東求堂間取り

東求堂は1486年に阿弥陀如来像を安置するための持仏堂じぶつどうとして建立された建物です。
7m四方の一重入母屋造り檜皮葺で4室が田の字で配置されています。

創建当時から残る建物で、日本最古の書院造りの建物として国宝に指定されています。

義政直筆の扁額

扁額の「東求堂」の文字は、足利義政の直筆を写し彫ったものとされています。

東求堂の名前は義政が決めたもので「東方の人、念仏して西に生まれんことを求む」という法語が由来。

同仁斎(4畳半の書斎)と飾り

東求堂内の四畳半の部屋は「同仁斎どうじんさいと呼ばれ、足利義政が書斎として利用していた部屋です。
この書斎で義政は書物を読んだり、和歌を詠んだり、お茶を飲んだり、お香をたいたりしていたそうです。

また、この部屋には身分の分け隔てなく才のある人々を招き入れて交流をしていたとのこと。

2011年の春の特別拝観でもらったミニ冊子によると以下の意味があるとのことです。

同仁斎の名は「聖人一視而同仁」(韓愈)に因んだ言葉。
だれかれの差別なく、すべてのものを平等に愛することを意味している。

足利義政の名前に込めた思いと行動が一致しているということですね。

なお、銀閣寺の春と秋の特別拝観期間は、秘伝書「君台観左右帳記」に基づき、美術工芸品からなる書院飾りが再現されます。

付書院には義政愛用の硯を中心に、墨・筆・巻物などが飾られ、違い棚には天目茶碗などが飾られます。

(↑2011年4月に特別拝観に参加した際にもらった資料)

こちら↑は2011年の4月に春の特別拝観に参加した時にもらった書院飾りの品目資料です。ちなにみ、2013年4月の春の特別拝観では残念ながらこの資料はもらえませんでした。

仏間の阿弥陀如来立像

仏間の阿弥陀如来立像は、四畳の畳の部屋から遠目に見学します。

仏間の足利義政像

仏間の足利義政の像も四畳の畳の部屋から遠目に見学します。

■足利義政像について
制作時代 室町時代
サイズ 像高118.0cm
特徴 木像・彩色・玉眼
両手を膝前で重ね禅定印ぜんじょういんを結ぶ

弄清亭:襖絵と庭園

■弄清亭見どころ

  1. 襖絵「流水無限りゅうすいむげん」奥田元宋げんそ・筆
  2. 襖絵「薫園清韻くんえんせいいん」奥田元宋げんそ・筆
  3. 襖絵「湖畔秋耀こはんしょうよう」奥田元宋げんそ・筆

弄清亭は残念ながら外観の写真がありません。

弄清亭の襖絵は、文化勲章を受賞し日本画壇の巨匠・奥田元宋が90歳で亡くなる6年前、1996年(平成8年)84歳の時に完成させた襖絵・障壁画が見どころです。

■奥田元宋について

奥田元宋(1912-2003年)は、日本画家。自然の風景を「元宋の赤」と呼ばれる独特な赤色で描くのが特徴。近代ヨーロッパの色彩表現と水墨画の伝統を融合した「新朦朧派」という画法を確立。1984年(昭和59年)には文化勲章受章。
銀閣寺の庫裏、大玄関にも障壁画を描いている。
銀閣寺の弄清亭・庫裏の障壁画・襖絵は奥田元宋が84歳の1996年(平成8年)に完成した作品。

弄清亭間取り

※こちらの間取りは正確ではありません。

襖絵「薫園清韻(くんえんせいいん)」

弄清亭ろうせいていの入口すぐの3畳の部屋の1面4枚の襖に描かれているのがこちらの薫園清韻くんえんせいいん(奥田元宋・筆)。
白い牡丹の古木と、赤い牡丹の若木が描かれていいます。

モチーフの牡丹は、奥田元宋がたびたび訪れた「須賀川牡丹園(福島県須賀川市)」で見た牡丹の花を作品に描いたそうです。

須賀川牡丹園:全国で唯一の国指定名勝に登録された牡丹園で10ヘクタールの園内で290種・7,000株の牡丹が植えられている。

この縁から奥田元宋没後10年目の2013年(平成25年)に須賀川牡丹園から銀閣寺へ牡丹の苗木寄与され境内に植樹されました。

濃紫色の牡丹「島大臣しまだいじん」 が「向月台」と「銀沙灘」の横にある花壇 「仙草壇 せんそうだん」 に10株、弄清亭の裏庭に2株が植えられています。

仙草壇 せんそうだん」の牡丹の花は4月中旬~下旬くらいに実際に見ることができます。
こちら↓が「仙草壇 せんそうだん」の牡丹です。

2023年4月17日撮影

 

襖絵「流水無限(りゅうすいむげん)」

弄清亭ろうせいていの10畳の部屋(香席・茶室)の襖絵がこちらの「流水無限りゅうすいむげん」(奥田元宋・筆)。

モチーフは奥田元宋が何度も描いている「奥入瀬渓流おいらせけいりゅう(青森県)」。
奥田元宋は、奥入瀬が大好きで新緑や紅葉の時期になると「体がうずうずしてくる」と述べていたそうです。

右の床の間から左の襖に向かって流れていく奥入瀬の激流の先には桜の木があり、右下の草むらには一羽の鳥の姿があります。「鳥になって画の中で景色を見ていたかった」という奥田元宋の思いが込められているそうです。

襖絵「湖畔秋耀(こはんしょうよう)」

弄清亭ろうせいていの6畳の部屋の2面、襖8枚に描かれているのがこちらの「湖畔秋耀こはんしょうよう」。

こちらのモチーフは、晩秋の「十和田湖とわだこ(青森県)」。

「元宋の赤」と呼ばれる独特な赤色で力強く描かれた作品です。

弄清亭の庭園

弄清亭の室内から眺める苔が美しい庭園も見どころのひとつです。

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申し込み方法【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

申し込みの流れ(概要)

  1. 拝観受付を済ませる
  2. 本堂(方丈)前に設置される「申込表」に氏名を記入
    ※「申込表」は各回の約1時間前に設置される
  3. 開始時間10分前に本堂(方丈)前に集合し受付(支払い)
    ※手荷物は預けて番号札を受け取る

まずは、通常の境内拝観を済ませ、本堂前まで行きます。

本堂正面に向かって左手に特別拝観用の「申込表」が設置されているので、そこに名前を書き込みます。

あとは、開始時間の10分前に本堂前に戻り、時間になったら受付で特別拝観の料金を支払い、荷物を預けます。

STEP1:拝観受付を済ませる

銀閣寺の春と秋の特別拝観は、通常の境内拝観とは受付が異なります。

まずは、銀閣寺の拝観受付で入山料500円を支払い、拝観チケットとパンフレットを受け取ります。※小・中学生は入山料300円

銀閣寺の拝観受付 銀閣寺の拝観チケットとパンフ
Kico
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銀閣寺の拝観チケットはお札です。パンフレットは、2011年から2023年の間に3つ折りタイプから4つ折りにバージョンアップしていました。

STEP2:本堂前で「申込表」に氏名を記入

次に、本堂(方丈)に向かい、本堂に向かって左側に設置されている「申込表」に氏名を記入します。

ガイドツアーの開始時刻の1時間前に「申込表」が設置されます。

 銀閣寺特別拝観「申込表」設置時間とガイド開始時間
「申込表」
設置時間
9:00 10:00 11:00 12:30 13:30 14:30
ガイド
開始時刻
10:00 11:00 12:00 13:30 14:30 15:30

銀閣寺特別拝観の「申込表」はこんな感じです。↓

(2023年4月14日撮影)

銀閣寺特別拝観の「申込表」は、飲食店の順番待ちの際に名前を書くボードのようなものになっています。名前を記入した順番で特別拝観のツアーに参加できます。

各回の定員は約20名で、当日の申し込み順で締め切りになります。
6名以上のグループは、団体あつかいで断られる場合があるので注意が必要です。

Kico
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拝観料が高く国宝が1か所の見学のせいか、20名がすぐに埋まることはない傾向です。ちなみに、9時で1番のりで10時の参加者は10名でした。

なお、「申込表」が設置される時間より前に行くと↓こんな感じ。

「申込表」記入後は境内を散策したり、売店(圓通殿)でお土産を見たり、お茶をしながら待ちます。

STEP3:開始10分前に本堂前に集合・受付

ツアー開始10分前に本堂前に集合します。

時間になると本堂廊下にある受付に通されて、特別拝観の拝観料を支払いをします。
拝観料支払い時に貴重品以外の荷物を預け、番号札を受け取ります。

Kico
Kico
お財布がポケットに入らない方は、小さいバックや巾着を持っていくのがおすすめです。私は朱印帳袋にお財布を入れて他の荷物を預けました。

特別拝観を事前に予習したい方は本記事で当日のルートに沿って見どころも解説してるのでご覧ください。(こちらをクリックで該当箇所にジャンプします)

申し込み前に知っておきたい7つの注意点

  1. 事前予約なし
    ※特別拝観は当日申し込みのみ
    ※参加希望時間の1時間前に設置される「申込表」に記入
  2. 団体申し込み不可・当日も6名以上のグループは断わられる場合あり
  3. ガイド開始後の途中離脱は不可
  4. 撮影、録音不可
  5. 本堂内の襖絵は複製
  6. 大きな荷物の持ち込み不可
    ※当日カバンなどは本堂受付で預ける
  7. メモを取りたい場合は「鉛筆」を使用
    ※文化財保護のため鉛筆以外の筆記具はNGです

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受付の場所と外観【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

拝観受付と特別拝観受付の場所(境内図あり)

銀閣寺の春と秋の特別拝観は、通常の境内拝観とは受付が異なります。

先に拝観受付で入山料を支払い、その後本堂前で「申込表」に記入後、開始直前に本堂受付で特別拝観の拝観料を支払います。

拝観受付と特別拝観受付の外観(写真あり)

拝観受付

こちら↑が銀閣寺の通常の拝観受付です。

本堂前の特別拝観受付

こちら↑が、銀閣寺の特別拝観の「申込表」が設置される場所。

特別拝観の開始時刻になったら本堂廊下にある受付↑で、特別拝観料の支払いをします。
貴重品以外の手荷物はここで預けます。

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受付までのルート【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

入口から拝観受付まで(写真あり)

銀閣寺の拝観入口は「総門」のみになります。総門の前の様子は上の写真の通りです。

まずは入口の「総門」を目指して石畳を直進します。

こちらが「総門」です。

総門をくぐると入口・出口の2ルートに分かれているので入口側を進んでいきます。

総門をくぐって右に曲がると「銀閣寺垣(ぎんかくじがき)」と呼ばれる竹垣で囲まれた細長い道が続きます。

拝観受付はこの道の左側、突き当り手前にあります。

ちなみに、低い竹垣の上側には、四角く刈り込まれた椿や山茶花さざんかなどです。

こちら↑が拝観受付です。
窓口は3つありますが、桜や紅葉時期などの観光ハイシーズン以外は窓口1つで対応している場合もあります。

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拝観受付から特別拝観受付まで(写真あり)

拝観チケットを購入したら、拝観受付の奥を左に曲がります。

拝観受付を左に曲がると「中門」が見えるので、中門をくぐりります。

御朱印は中門をくぐって右へ 朱印所外観

春と秋の特別拝観では、参加者限定の御朱印がいただけますが、通常の御朱印や春限定・秋限定の御朱印も欲しい場合、中門をくぐってすぐ右側にある朱印所に立ち寄ります。

銀閣寺の御朱印については↓こちらの記事をご覧ください。

銀閣寺御朱印|通常・春&秋限定・特別拝観限定の4種類(朱印所の場所・受付時間・オリジナル朱印帳)世界遺産「銀閣寺(慈照寺)」の御朱印に特化して2023年の最新情報をお届けします。 銀閣寺のどこで・いつ・どんな御朱印がいただける...

通常の御朱印などが不要な場合、中門をくぐった後はしばらく直進します。

こちらの壁の左手には立派な松の木と庫裏があります。

松の木 庫裏

直進すると突き当り右側に扉があるのでそちらに進みます。

なお、こちらの扉の左側には「宝処関ほうしょかん
ちょうどこの裏側が特別拝観の申し込み場所になっています。

扉を出たら左に曲がりに曲がります。
上の写真はひきで撮った写真に矢印を入れています。

こちら↑が特別拝観用の「記入表」が設置されている場所です。
この場所を引きで撮った写真は↓こちらになります。

特別拝観の拝観料の支払いやに手荷物を預ける場所は本堂廊下にある受付です。
受付の様子は↓こちら。

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拝観ルートに沿って当日の様子を紹介【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

2023年4月に参加した春の特別拝観の経験をもとに紹介します。
※参加者を2組に分けて別々の部屋から見学するので、順路はこの通りとは限りません。

順路1:本堂(方丈)「室中の間」で全体説明

  • 本堂「室中の間」
  • 扁額「東山水上行」
  • 襖絵「飲中八仙図」与謝蕪村(複製)

特別拝観の受付(支払い)を済ませたら、本堂正面中央の部屋「室中の間」に通されます。
ここで全員が受付を済ませるのを待ち、ガイドさんから銀閣寺の解説を聞きます。

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2023年の4月の晴れた日でしたが堂内はひんやり涼しかったです。

銀閣寺の解説が終わったら、参加者を2~3個のグループに分けて拝観していきます。
私が参加した日は10名で2組に分かれました。

この日は東求堂からの拝観だったので、廊下を通って東求堂に向かいました。

(2011年撮影)

Kico
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こちらの写真は、2011年の春の特別拝観に参加したとき撮ってもらった写真ですが、本堂から廊下を通って東求堂へ向かう様子です。

順路2:国宝・東求堂内の見学

  • 阿弥陀如来を祀るお堂として建てられた東求堂
  • 拝観のメインは「同仁斎どうじんさい」と呼ばれる4畳半の書斎
  • 阿弥陀如来立像と足利義政像も見られる

東求堂ではこちら↓の4部屋を見学します。

仏間だけは中に入れず4畳の部屋から見学します。
東求堂の見どころはすでに紹介したので割愛します。(東求堂の見どころ詳細はこちら)

同仁斎 足利義政像
同仁斎の書院飾り詳細(2011年にもらった資料)
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同仁斎は歴史の教科書にも登場する部屋なので、ここを見るために特別拝観に参加する方も多いですね。こちらに掲載している写真だと殺風景ですが、実際の特別拝観では様々な美術品が陳列され素敵ですよ!

次は弄清亭の見学です。

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順路3:弄清亭内の見学

弄清亭はこちら↓の3室を見学していきます。室内から苔が美しいお庭も眺めることができます。

※こちらの間取りは正確ではありません。

  • 襖絵「流水無限りゅうすいむげん」奥田元宋げんそ・筆
  • 襖絵「薫園清韻くんえんせいいん」奥田元宋げんそ・筆
  • 襖絵「湖畔秋耀こはんしょうよう」奥田元宋げんそ・筆

最初の3畳の部屋にあるのがこちら↓の赤と白の牡丹が描かれた「薫園清韻くんえんせいいん」。

襖絵を見ながらガイドさんの解説を聞きます。

次の10畳の部屋にあるのが春の「奥入瀬渓流おいらせけいりゅう(青森県)」が描かれたこちら↓の「流水無限りゅうすいむげん」。

こちらの部屋でも襖絵を見ながらガイドさんの解説を聞きます。

次の6畳の部屋にあるのが晩秋の「十和田湖(青森県)」が描かれたこちら↓の「湖畔秋耀こはんしょうよう」。

こちらの部屋でも襖絵を見ながらガイドさんの解説を聞きます。

弄清亭を出る前に室内から苔が美しい庭園を眺めます。

弄清亭の見学が終わったら再び廊下を通て本堂へ向かいます。

順路4:袈裟型手水鉢

弄清亭から本堂に戻る際に「袈裟型手水鉢」の解説がありました。

江戸時代になって作られたもので、花崗岩でできています。4面に市松模様のようなデザインが施されおり、それが僧侶の袈裟の模様に似ていることから「袈裟型手水鉢」と呼ばれています。

4面のデザインはすべて異なるので、特別拝観に参加しないと2面のデザインを知ることができません。

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順路5:本堂(方丈)内の見学

本堂に戻って各お部屋の襖絵を見ていきます。
本堂では「西の間」「室中の間」「東の間」の襖絵をガイドさんの解説と共に見学します。

こちら↓が「室中の間」にある与謝蕪村が描いた「飲中八仙図」です。
残念ながらデジタル技術で制作された複製です。

  • 画題:飲中八仙図(複製)
  • 面数:襖12面
  • 材質技法:紙本墨画淡彩
  • 作者:与謝蕪村

こちら↓が本堂「西の間」にある与謝蕪村が描いた「棕櫚に叭叭鳥図」です。
残念ながらこちらもデジタル技術で制作された複製です。

  • 画題:「棕櫚に叭叭鳥図(しゅろ-に-ははちょうず)」(複製)
  • 面数:襖12面
  • 材質技法:紙本墨画淡彩
  • 作者:与謝蕪村

こちら↓が本堂「東の間」にある池大雅が描いた「琴棋書画図」です。
残念ながらこちらもデジタル技術で制作された複製です。

  • 画題:琴棋書画図(複製)
  • 面数:襖12面
  • 材質技法:紙本墨画淡彩
  • 作者:池大雅

本堂で襖絵を見た後は、本堂の廊下に敷かれた毛氈に座り境内を見学です。

順路6:本堂廊下から庭園と観音堂(銀閣)見学

本堂の廊下には赤い毛氈が敷かれているので、そこに座ってガイドさんの解説を聞きながら境内の庭を眺めます。

ガイドさんからは、観音殿(銀閣)、銀沙灘、向月台の説がありました。

これですべての拝観がおわるのであとは受付で参加者限定の御朱印と冊子、預けた荷物を受け取ります。

順路7:参加者限定御朱印と冊子を受け取り解散

一般公開エリアの拝観がまだの方は、特別拝観を終えた後にここで境内を巡ります。

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拝観レビュー【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

行ってよかったこと・残念だったこと

行ってよかったこと

  • 教科書にも掲載させる国宝・東求堂の「同仁斎」に入れる
  • 国宝・東求堂「同仁斎」の飾りが美しい

文化財保護の観点から考えれば、4畳半しかない国宝・東求堂の「同仁斎」に入れてもらえることはかなり価値が高く、行ってよかったと思えることですね。

特に、秘伝書をもとに再現される飾りが美しいですし。

残念だったこと

  • 本堂襖絵がすべて複製
  • 東求堂「同仁斎」の飾りの詳細リストがもらえなくなった
  • 室内以外も写真撮影不可

やはり、本堂の襖絵が複製というのは残念ですね。
特別拝観のだいご味は「本物」だと思っている派なので、これは1番残念です。

あとは、2011年に比べると特別拝観用のミニ冊子がなくなり東求堂「同仁斎」の飾りの詳細リストがもらえなくなったことと、室内以外の写真撮影もNGになってしまったのは残念ですね。

拝観料2000円の価値はある?

銀閣寺の特別公開は、値上がりして2000円になったのでちょっと高いと感じる方は多いかもしれませんね。

ただ、500円相当の限定御朱印やカラー冊子がもらえることを考えると拝観料は1000円くらいと思えば十分価値ありですね。

国宝・東求堂「同仁斎」の4畳半という狭い空間の中に入れてもらえて、見学できる価値は高いです!

日本がが好きな方であれば奥田元宋の晩年の襖絵が3つも見られることも価値がりだと思います。

オススメの時間帯は?

特別拝観に行くのであれば、平日の10時の回に参加するのがオススメ!

土日祝日じゃないといけない方は、秋の紅葉シーズン・春の桜のシーズ・ゴールデンうぃーっくを避ければ、拝観受付も混みあわず、境内の一般公開エリアもゆったり見学できます。

特別拝観は開始の1時間前から申込表で予約ができるので開門時間に行って名前を書いてから境内を見ておのがいいですね。

銀閣に開門時間
夏期( 3月~11月) 8:30~17:00
冬期(12月~ 2月) 9:00~16:30
Kico
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個人的には、秋の色づいたモミジより、新緑の青もみじのシーズンにあたる春の特別拝観に行くのをお勧めします。青モミジは4月下旬から8月末が見ごろとされますが、4月から6月くらいまでが透明感とみずみずしさが段違いで美しいです!京都に移住して青モミジの美しさのとりこになりました。

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交通アクセス【銀閣寺(慈照寺)春と秋の特別拝観】

最寄りの駅

銀閣寺(慈照寺)交通アクセス
最寄り駅
(バス)


・京都市営バス(市バス)「銀閣寺」下車、徒歩約9分
→5系統・17系統・32系統・203系統・204系統の5路線
・京都市営バス(市バス)「銀閣寺」下車、徒歩約5分
→32系統・100系統の2路線
※100系統は2022年3月から休止
住所 京都市左京区銀閣寺町2

銀閣寺に1番近いのはバス停「銀閣寺前」なのですが、このバス停に停車するのは32系統のバスのみで1時間に2~3本の運行です。

なので、「銀閣寺道」が最寄りだと考えるのがおすすめです。

京都駅からのアクセス(所要時間)

京都駅からバスで向かう場合

銀閣寺(慈照寺)京都駅からのアクセス(バス)
A1乗り場 京都市営バス(市バス)5系統「岩倉操車場前行」
※河原町五条経由と四条烏丸経由のどちらもOK
21駅目・乗車時間約43分
A2乗り場 京都市営バス(市バス)17系統「錦林車庫前行」
17駅目・乗車時間約37分

京都駅から銀閣寺に向かう場合、京都タワー側のバスターミナルの「A1」「A2」乗り場からバスにのります。

京都駅から電車とバスで向かう場合

  • 京都市営地下鉄烏丸線「京都」駅
    ↓(5駅目・乗車約9分)
  • 京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅下車
    ↓(徒歩6分)
  • 京都市営バス「烏丸今出川」バス停
    ↓(203系統乗車・7駅目・乗車約15分)
  • 京都市営バス「銀閣寺道」下車
    ↓(徒歩約9分)
  • 銀閣寺

京都駅から銀閣寺に電車とバスで行く場合は、地下鉄「今出川」駅を経由するアクセスルートがよく使われます。

「烏丸今出川」のバス停から203系統のバスは1時間に約5~6本運行しています。

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駐車場・駐輪場【世界遺産・銀閣寺(慈照寺)】

駐車場・駐輪場

銀閣寺には拝観者用の駐車場・駐輪場はないため、近くの市営駐車場やコインパーキングの使用が必要です。

  • 京都市営銀閣寺観光駐車場
    →銀閣寺まで徒歩3分の距離
    →サイトはこちら

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