二条城・二の丸御殿内にある障壁画(襖絵)は複製で撮影禁止ですが、実は本物(原画)が見られて写真も撮れる機会があるのをご存知ですか?

二条城の敷地内にある「二条城障壁画 展示収蔵館」で年4回、異なる部屋の障壁画の原画(本物)が展示され、写真も撮り放題です。

狩野派絵師による本物を堪能できるだけでなく写真におさめられるすごい場所ですが、その存在はまだまだ知られていません。

そこで、本記事では二条城の「二条城障壁画 展示収蔵館」に特化して会期や場所などの基本情報だけでなく、館内の様子や過去の履歴などを写真と図を交えて紹介していきます。

■直近の開催日時
2025年12月23日(火)~2026年2月23日(月・祝)
※12/29~31は休城日のため休館

では、目次を開いて気になる項目から読み進めてください。
(項目をタップ/クリックすると該当部分にスクロールします)

外観・場所・ルート|二条城障壁画展示収蔵庫・原画展

外観

↑こちらが二条城障壁画 展示収蔵庫です。

右側1/3が展示スペースで左の2/3が障壁画を収納する収蔵庫になっています。

↓図面にするとこんな感じ。

建物自体は60×12mくらいの長方形ですが、展示スペースは1/3以下のスペースです。
上の図面のグレーのところは非公開で入れません。

入口 券売機

入口で靴を脱いで下駄箱に入れ、エントランスホールの入口でチケットを購入します。

ちなみに、非公開の収蔵庫部分には1982年(昭和57年)に重要文化財に指定された二の丸御殿障壁画の原画が保管されています。

Kico
Kico
二条城障壁画 展示収蔵庫は築城400年を記念として建てられた建物で、2003年(平成15年)着工、2004年(平成16年)3月竣工、2005年(平成17年)10月10日開館です。なので建物はまだまだきれいです。二条城を何度も訪れている方でも展示収蔵庫の存在を知らない方も多いかもしれません。

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場所・ルート(城内図あり)


※PCの方はクリックで拡大

二条城障壁画 展示収蔵館は有料エリアの入口(東大手門)から入って右側(北側)にあります。

東大手門をくぐってから最初に行くなら❶のルート、二の丸御殿を見てから行くなら❷のルート、本丸御殿を見てから行くなら❸のルートです。

二条城障壁画 展示収蔵館は、売店やカフェが入っている建物「大休憩所」のお隣です。

大休憩所(売店)では、二条城の御城印や朱印帳も購入できますよ!

二条城の御朱印(御城印)と御朱印帳2025!毎月更新・種類・料金・販売場所と時間も図と写真で紹介二条城の年パスで毎月足を運んでチェックしている「御城印(入城記念符)」「御朱印帳」情報を紹介します。販売場所も写真や図解で詳しく紹介!...

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館内の様子を紹介|二条城障壁画展示収蔵庫・原画展

館内間取り図

こちらは二条城障壁画 展示収蔵庫の展示エリアの間取り図です。

このあとこちらの間取りに合わせて館内の様子を紹介していきます。

館内の様子(写真)

エントランスホールエリア:展示A

↑こちらは先ほどの図面の展示Aエリアの写真です。

こちら側のガラスケースには↓このように発掘調査時に出土したもが展示されています。

エントランスエリア:展示Bとモニタ①②

↑こちらは先ほどの間取り図の「展示Bエリア」の写真です。壁の左側の黒枠がモニタ①②です。

こちら側のガラスケースには↓このように錺金具かざりかなぐがどのようにつくられるかの展示があります。

↓拡大鏡で細かい細工も見られるようになってます。(写真はボケてます実際はちゃんと見れます)

2つのモニタには別々の動画が流れます。

展示Bエリアの左側のモニタ① 展示Bエリアの左側のモニタ②

左のモニタ①は展示替えの様子、モニタ②は修復する際の工程の様子が紹介されます。

Kico
Kico
個人的にはモニタ①で紹介されている展示入替の動画をぜひ見ていた大来たいです!

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展示室エリア

展示室エリアに入るととこんな感じの空間が広がっています。

二の丸御殿内の実際の配置をそのままで鑑賞できるよう設計されていて、左右と正面に障壁画の原画(本物)が展示されています。

狩野派絵師による作品をこの大迫力で堪能できるのは二条城の他にありません。

ちなみに、展示室に並ぶ原画は30面前後です。年4回の会期毎に展示される障壁画が変わります。

↓こんな感じで展示される障壁画は入れ替えられるので、毎回部屋の雰囲気がガラっと変わります。

部屋の天井は折上格天井仕様になっていて、正面の四角いところは畳2帖分の座れるスペースになってます。

↑この畳のところに座ると実際の部屋と同じ目線で障壁画が見られるようになっています。

↓展示エリアの入口側を向くとこんな感じ。

扉の左側に展示の概要のパネルがあり、右にはモニターがあります。

モニターには、その時展示されている障壁画についての解説動画が流れます。

パネル モニタ

パネルの右の表示に×印がついたカメラマークがありますが、フラッシュ撮影がNGという意味で、展示品はすべて写真撮影OKです。

Kico
Kico
2023年から毎回展示を見に行ってたのですがカメラにバツ印がついてるのでずっと撮影NGなのだと勘違いました。2025年の夏に海外の観光客の方が写真を撮っていたのでスタッフの方に撮影したていいのか聞いたらOKだと言われたときは衝撃でした。めちゃくちゃ写真におさめたかった襖絵があったので非常に悔しいです。

↑各展示ガラスの前には展示作品が二の丸御殿のどの部屋のどこの部分にあたるのかの解説があります。

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開催日時と展示内容|二条城障壁画展示収蔵庫・原画展

直近の開催日時

 二条城障壁画展示収蔵庫|直近の開催日時
期間  2025年1223日(火)~2026年223日(月・祝)
 ※12/29~31は休城日のため休館
時間  9:00~16:30(展示収蔵庫の閉館は16:45)
   ※二条城の入城受付16:00まで
テーマと
展示内容
 御殿の奥の花鳥 ~〈白書院〉四の間・帳台の間~
⇒白書院・四の間「雪中梅竹柳小禽図」、白書院・帳台の間「秋草図」

上記の展示期間は2025年度の冬期になります。

年度ごとに春期・夏期・秋期・冬期の4回、60日間テーマに合わせた障壁画(襖絵)が展示されます。

2026年度の開催日時 ※公表され次第追記

 二条城障壁画展示収蔵庫|2026年度の開催日時
春期 例年4月20日頃~6月20日頃の60日間
⇒2026年
夏期 例年7月中旬~9月10日頃の60日間
⇒2026年
秋期 例年10月初旬~12月初旬の60日間
⇒2026年
冬期 例年10月20頃~翌2月20日頃の60日間
⇒2026年

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料金・支払方法|二条城障壁画展示収蔵庫・原画展

 二条城障壁画展示収蔵庫
料金 100円(未就学児無料)
※上記とは別に入城料が必要
支払方法 ・現金
⇒新紙幣対応可
・クレジットカード

⇒VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
・電子マネー
⇒交通系ICカード、WAON、nanaco、楽天Edy、iD、QUICPay
・QRコード決済
⇒PayPay、au PAY、d払い、メルペイ、Alipay、Wechat Pay、楽天Pay※、J-coinPay、ゆうちょペイ
チケット
購入方法
展示収蔵館入口の自動券売機で「展示収蔵館観覧券」を購入
※WEBチケットの販売はなく当日購入

※支払い方法は変更となる場合があるため現金の持参をおすすめします。※QRコードは、(株)デンソーウェブの登録商標です。

二条城障壁画 展示収蔵庫の拝観料は100円です。

二条城障壁画 展示収蔵庫に入ってから券売機でチケットを購入します。

支払方法は現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済といろいろ選べます。

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展示の履歴|二条城障壁画展示収蔵庫・原画展

2025(令和7)年度

春期 2025年4月24日(木)~6 月22日(日)
将軍の鷹 ~〈大広間〉四の間~
⇒大広間・四の間『松鷹図まつたかず』37面
夏期 2025年7月18日(金)~9月15日(月・祝)
聳え立つ檜 ~〈遠侍〉勅使の間(下段)~
⇒勅使の間(下段):『楓檜桃小禽図かえでひのきももしょうき んず』24面
秋期 2025年10月9日(木)~12月7日(日)
〈黒書院〉の秋 ~〈黒書院〉四の間~
⇒黒書院・四の間『菊図きくず』『秋草扇面散図あきくさせんめんちらしず
冬期 2025年12月23日(火)~2026年2月23日(月・祝)
御殿の奥の花鳥 ~〈白書院〉四の間・帳台の間~
⇒白書院・四の間『雪中梅竹小禽図せっちゅうばいちくしょうきんず』『秋草図』
※障壁画数計31面

2024(令和6)年度

春期 2023年4月25日(木)~6月23日(日)
二条離宮の大広間 ~〈大広間〉一の間~
⇒大広間『松竹錦鶏図しょうちくきんけいず』24面、『花卉図かきず』4面、『水仙図すいせんず』6面
夏期 2024年7月18日(木)~9月15日(日)
障壁画再生 ~式台の間 ~
⇒式台の間『松図まつず』15面、『花鳥図かちょうず』18面
秋期 2024年10月10日(木)~12月8日(日)
葵から菊へ ~ <白書院> 一の間・二の間 ~
⇒白書院・一の間/二の間『西湖図せいこず』29面『撫子図なでしこず』4面
冬期 2024年12月23日(月)~2025年2月23日(日・祝)
御所から来た障壁画 ~〈大広間〉・〈黒書院〉帳台の間 ~
⇒大広間・帳台の間『竜田風俗図』『武蔵野図』
⇒黒書院・帳台の間『名所風俗図』『秋草図』『松柳白鷺図』
※障壁画数計32面
※12/29~31日は休城日のため休館

2023(令和5)年度

春期 2023年4月20日(木)~6月18日(日)
花の回廊かいろう ~〈黒書院〉牡丹の間~
⇒黒書院・牡丹の間『牡丹図ぼたんず』12面
⇒黒書院・牡丹の間『梅図うめず』10面
夏期 2023年7月13日(木)~9月10日(日)
勅使ちょくしを迎える青楓あおかえで ~〈遠侍〉勅使の間~
⇒遠侍・勅使の間『楓檜桃小禽図かえでひのきももしょうきんず
※障壁画面数29 面
秋期 2023年10月5日(木)~12月3日(日)
菊と扇 ~〈黒書院〉四の間~
⇒黒書院・四の間『菊図きくず』『秋草扇面散図あきくさせんめんちらしず
※障壁画面数30 面
冬期 2023年12月21日(木)~2024年2月21日(水)
松に囲まれ春を待つ ~〈黒書院〉三の間~
⇒黒書院・三の間『松図まつず』『浜松図はままつず
※障壁画面数33面
※12/29日~31は休城日のため休館

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2022(令和4)年度

第1期 2022年4月21日(木)~6月19日(日)
黒書院くろしょいん〉の桜と山水 ~対面所に見る和漢の競演~
⇒黒書院・一の間/二の間『桜花雉子図おうかきじず』『楼閣山水図ろうかくさんすいず
第2期 2022年7月14日(木)~9月11日(日)
松鷹 ~将軍の武勇を示す障壁画~
⇒大広間・四の間『松鷹図まつたかず』、廊下杉戸絵『松鷲図まつわしず
3期 2022年10月6日(木)~12月4日(日)
よみがえる狩野派の美 ~模写事業50周年記念展~
⇒式台・廊下杉戸絵『獅子図ししず』原画と模写
⇒黒書院・牡丹の間『牡丹図ぼたんず』原画と模写
⇒白書院・四の間『雪中梅竹小禽図せっちゅうばいちくしょうきんず』原画と模写
第4期 2022年12月23日(金)~2023年2月23日(木・祝)
新春を寿ぐ ~松竹梅~
⇒式台・式台の間『松図まつず
⇒遠侍・三の間『竹林群虎図ちくりんぐんこず
⇒黒書院・一の間『松柴垣禽鳥図まつしばがききんちょうず

2021(令和3)年度

第1期 2021年4月22日(木)~6月20日(日)
将軍から見た桜と山水~〈黒書院くろしょいん〉対面所の障壁画~
⇒黒書院・一の間/二の間『桜花雉子図おうかきじず』『楼閣山水図ろうかくさんすいず
第2期
前期
2021年7月15日(木)~8月23日(月)
歴史の舞台〈大広間〉の対面所 将軍が見た二の間
⇒大広間・二の間『松孔雀図まつくじゃくず
※8/23~9/30休城のため休館 ※緊急事態宣言で後期は9/3~9/26から変更になった
第2期
後期
2021年10月1日(金)~10月19日(火)
歴史の舞台〈大広間〉の対面所 将軍を取り囲む一の間
⇒大広間・一の間『松竹錦鶏図しょうちくきんけいず』『花卉図かきず』『水仙図すいせんず
3期 2021年10月22日(金)~12月12日(日)
江戸絵画を切り拓く。探幽の大画〈大広間〉三の間《松孔雀図》
⇒大広間・三の間『松孔雀図まつじゃくず
※10/7~12/5が変更になった
第4期 2021年12月20日(月)~令和4年2月20日(日)
遠侍とおざむらい〉虎の間の障壁画 ~御殿をまもる竹林の王者~
⇒遠侍・一の間/二の間『竹林群虎図ちくりんぐんこず』杉戸絵『竹虎図ちっこず
※12月29日~31日は休城日のため休館

2020(令和2)年度

第1期 2020年4月23日(木)~6 月21日(日)
花咲く対面所 ~〈黒書院〉に描かれた春 ~
⇒黒書院・一の間『松柴垣禽鳥図まつしばがききんちょうず
⇒黒書院・一の間/二の間『桜花雉子図おうかきじず』『楼閣山水図ろうかくさんすいず
第2期 2020年7月16日(木)~9月13日(日)
松と浜松 ~〈黒書院〉三の間の障壁画 ~
⇒黒書院・三の間『松図まつず』『浜松図はままつず
3期 2020年10月8日(木)~12月6日(日)
秋の景物 ~〈白書院〉障壁画選 ~
⇒白書院・二の間『西湖図せいこず
⇒白書院・三の間『山水人物図さんすいじんぶつ
⇒白書院・帳台の間『秋草図あきくさず
第4期 2020年12月21日(月)~2026年2月21日(日)
桃山の花木~〈遠侍〉勅使の間 の障壁画~
⇒遠侍・勅使の間(下段)『楓檜桃小禽図かえでひのきももしょうきんず
⇒遠侍・杉戸絵『芍薬図しゃくやくず』『桜小禽図さくら

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2019(平成31年/令和元年)年度

第1期 2019年4月18日(木)~6月16日(日)
梅と牡丹の障壁画 ~ 廊下を彩る花たち ~
⇒黒書院・牡丹の間『牡丹図ぼたんず』『梅図うめず
※障壁画面数20面
第2期 2019年7月11日(木)~9月8日(日)
松鷹 ~ 桃山の遺風いふう
⇒大広間・四の間『松鷹図』
※障壁画面数37面
3期 2019年10月3日(木)~12月1日(日)
御所からきた名所絵 ~ 帳台の間の障壁画 ~
⇒大広間・帳台の間『竜田風俗図たつたふうぞくず』『武蔵野図むさしのず
⇒黒書院・帳台の間『名所風俗図めいしょふうぞくず』『秋草図あきくさず』『松柳白鷺図まつやなぎしらさぎず
※障壁画数計32面
第4期 2019年12月16日(月)~2020年2月16日(日)
うつりゆく季節 ~ 老中の間の花鳥図 ~
⇒式台・老中一の間/二の間『芦雁図ろがんず
⇒式台・老中三の間『雪中柳鷺図せっちゅうりゅうろず
※12月29日~31日は休城日のため休館

第2期は二条城二の丸御殿障壁画の中でも代表格の『松鷹図』を9年ぶりに御殿での配置を再現して公開されました。

2018(平成30)年度

第1期 虎豹けものたちの楽園 ~〈遠侍〉三の間《竹林群虎図ちくりんぐんこず》~
第2期 松と花鳥 ~ 式台の間、2つの時代の障壁画 ~
3期 きらめく秋草 ~〈黒書院〉菊の間の障壁画 ~
第4期 2018年12月17日(月)~2019年2月17日(日)
探幽たんゆうの孔雀 ~ 美しき写実と創作 ~
⇒大広間二の間/三の間『松孔雀図』他
※12月29日~31日は休城日のため休館

冬期の『松孔雀図』の公開は10年ぶりの公開でした。

2017(平成29)年度

第1期 虎豹けものたちの楽園 ~〈遠侍〉三の間《竹林群虎図ちくりんぐんこず》~
第2期 大政奉還150周年記念展示第1弾
絵画の舞台 ~〈黒書院〉一の間・二の間の障壁画 ~
3期 大政奉還150周年記念展示第2弾
歴史の舞台 ~〈大広間〉一の間・二の間の障壁画 ~
第4期 湖畔こはん眺望ながめ ~〈白書院〉の水墨山水図 ~

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2016(平成28)年度

第1期 出を待つひととき、冬の景~〈黒書院〉三の間<<松図>><<浜松図>>一挙公開~
第2期 障壁画流転るてん~二条城でよみがえる障壁画たち~
3期 季節をでる~御殿を彩る秋の草花~
第4期 冬から春へ~障壁画にみる雪景色~

2015(平成27)年度

第1期 待ち受ける虎たち、再び ―〈遠侍〉虎の間の障壁画―
第2期 〈式台〉のオモテとウラ ―〈式台〉障壁画選―
3期 権力の荘厳 ―〈大広間〉に描かれた鳥と巨松―
第4期 開館10周年記念特別展示 ―尾張と京の<<桜花雉子図>>―

2014(平成26)年度

第1期 2014年4月24日(木)~6月22日(日)
待ち受ける虎たち ―〈遠侍〉虎の間の障壁画―
第2期 2014年7月11日(金)~9月15日(月・祝)
〈白書院〉水墨画傑作選 ―将軍の居室に描かれた風景・人物・花鳥―
3期 2014年10月2日(木)~11月30日(日)
咲き渡る菊、舞い散る扇 ―〈黒書院〉の秋を楽しむ―
第4期 2014年12月20日(土)~2015年3月1日(日)
壮麗なる鳥たち ―〈大広間〉に棲む鷹と孔雀―

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2013(平成25)年度

第1期 春の野山 ―〈遠侍〉の花木図―
第2期 〈式台〉はめ替え完了記念第1弾 ―式台の間の障壁画―
3期 〈式台〉はめ替え完了記念第2弾 ―老中の間の障壁画―
第4期 威光を示す空間 ―〈大広間〉上段の間・将軍を取り巻く松―

2012(平成24)年度

第1期 歴史の舞台・大広間 ―将軍が見ていた松孔雀図―
第2期 将軍の背景 壮麗な床の間 ―大床どこどこ揃い踏み―
3期 秋の名所と冬の花鳥 ―非公開区域の障壁画―
第4期 二の丸御殿・松づくし ―永久の繁栄を願って―

2011(平成23)年度

第1期 牡丹と桜の障壁画 ―戦国の花 江戸の花―
第2期 鳥たちの宮殿 ―描かれた気高さ、優しさ、勇ましさ―
3期 <武者隠し>と名所絵 ―闇(くらがり)の間の伝説と謎―
第4期 将軍の居室・白書院 ―くつろぎの空間を飾る水墨画―

2010(平成22)年度

第1期 黒書院 桜の障壁画展 ―大政奉還の舞台裏―
第2期 菊と扇の協奏曲展 ―黒書院四の間障壁画 修理完了後初公開―
3期 将軍の目で見る歴史舞台展 ―大広間二の間の松孔雀図―
第4期 新春特別展 ―これが松鷹図だ!―

2009(平成21)年度

第1期 黒書院 桜の障壁画展 ―大政奉還の舞台裏―
第2期 黒書院 松の障壁画展 ―修理完了後初公開―
3期 秋冬の景物展 ―初公開!白書院の水墨花鳥図―
第4期 新春特別展 ―これが松鷹図だ!―

2008(平成20)年度

第1期 二の丸御殿 鳥尽くし展 ―初公開!探幽の孔雀―
第2期 黒書院障壁画展 ―将軍の視点で観てみよう―
3期 秋の景物展 ―御所から来た名所図と黒書院の花鳥画―
第4期 新春特別展 ―これが松鷹図だ!―

2007(平成19)年度

第1期 白書院の非公開障壁画展 ―将軍と天皇の居間―
第2期 狩野尚信生誕400年記念特別展(前期)―歴史の舞台を飾った花と鳥―
3期 狩野尚信生誕400年記念特別展(後期)―和の変相―
第4期 新春特別展 ―これが松鷹図だ!―

2006(平成18)年度

第1期 2022年4月21日(木)~6月19日(日)
黒書院くろしょいん〉の桜と山水 ~対面所に見る和漢の競演~
⇒黒書院・一の間/二の間『桜花雉子図おうかきじず』『楼閣山水図ろうかくさんすいず
第2期 2022年7月14日(木)~9月11日(日)
松鷹 ~将軍の武勇を示す障壁画~
⇒大広間・四の間『松鷹図まつたかず』、廊下杉戸絵『松鷲図まつわしず
3期 2022年10月6日(木)~12月4日(日)
よみがえる狩野派の美 ~模写事業50周年記念展~
⇒式台・廊下杉戸絵『獅子図ししず』原画と模写
⇒黒書院・牡丹の間『牡丹図ぼたんず』原画と模写
⇒白書院・四の間『雪中梅竹小禽図せっちゅうばいちくしょうきんず』原画と模写
第4期 2022年12月23日(金)~2023年2月23日(木・祝)
新春を寿ぐ ~松竹梅~
⇒式台・式台の間『松図まつず
⇒遠侍・三の間『竹林群虎図ちくりんぐんこず
⇒黒書院・一の間『松柴垣禽鳥図まつしばがききんちょうず

2005(平成17)年度

第1期 大広間四の間 松鷹図:桃山の遺風・将軍の武勇
第2期
よみがえる名画 ―復活!黒書院障壁画―